>>525 名前: 208
>しかしルソーの理論は本来その様な理論的被治者、
>いわば理想被治者とでもいうものに対する理論でしょう。
そうではないぞ。ルソーの基本は文明によって失われた人間性の解放。
「理想的被治者じゃないから、人間性を解放すべきでない」なんて論調はない。
http://tomochan2002.at.infoseek.co.jp/rousseau.html#%82%CD%82%B5%82%AA%82%AB 「人間性の回復が目標で、諸障害は乗り越えるべきもの(ハードルはできる限り低くすべし)」ということだろう。
>国籍取得により無期限の責任を引き受け、既に行使した参政権により一方的な治者になることを抑制し、
>在外投票権と帰化制度により一方的被治者になることを抑制してるバランスのとれた制度です。
なんつーか。それじゃダメダメ制度じゃん。
国籍は何時でもどこでも離脱することができると保証してる→治者逃げができる(簡単に一方的治者になれる)。
国籍法による在外投票権→あからさまな一方的治者を認める。
希望による帰化制度→「投票のための治者」を許す→治者逃げができる(簡単に一方的治者になれる)。
「希望したから無期限の責任を引き受けた」なんてのは、
それこそ現実にそぐわない理想だろ?