◆外国人参政権付与に大賛成!!2

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>>459
>ある程度の定住によって、今後数年間(選挙の間隔)の政治に責任を持ってしかるべきだと
>認められた選挙権保有者を「主権者」とする方が適切だろう。

責任については23さんの指摘などがありましたが、私なりに説明させてもらいます。

そもそも今後数年間の責任など有りえないでしょう。
仮に議員の任期が4年であっても、これは有権者からの委任期間が4年なのであって
その結果に対して有権者が被治者として引き受ける責任は無期限です。
被治者として無期限の責任を引き受ける有権者がいるから委任期間を越える権限が与えられるのです。

期限付選挙権から選出された議員の権限はすべて期限付になってしまいます。
制定した法律等は任期終了後にすべて無効になり、
公共事業等はすべて任期中に計画し、完了しなければならず、予算も任期分しか使えません。
環境問題等、現状復帰義務も考慮すれば任期中でも何もできなくなります。
外交であれば、条約も任期終了後にすべて失効します。
相手国との任期がずれも考慮しなければならず、締結した翌日に失効することもありえます。

「民主主義の原理:治者と被治者は同一」におけるの被治者は「無期限の被治者」と考えるべきでしょう。

地方選挙の場合は、外国人参政権は国民主権の侵害さんが指摘していましたが、
結局、最終的な責任は国が負担するという合意があるので、利便性を優先しているだけです。
国家間でこの様な合意はありません。

国籍との関連で考えるなら、国籍所有をもって無期限の責任を引き受けるとみなしているわけです。
船虫Jrさんは無機質とか書かれていましたが、国籍の放棄は無機質に行われているでしょう。
これは民主主義の原理からすると本来おかしなことです。無期限で引き受けた責任を放棄するわけですから。
しかし民主主義的に許されなくても、出て行きたいと思う人を無理やり拘束するのは道義上問題です。
国籍の放棄が自由になるなら、国籍の取得にそれなりの条件があるのは仕方が無いでしょう。
条件については考慮の余地はありますが。
「権利の取得」も「責任の放棄」も無制限になれば倫理も秩序も無くなるでしょう。