◆外国人参政権付与に大賛成!!

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328船虫Jr ◆.Tg2yBtH66
ここまでの議論で、国民主権では主権者たる国民が憲法制定以前に
決まっているということが示された。
(詳しくは、「憲法制定権力」や「憲法改正の限界」をググれ)。
では、いったい国民主権は、誰が国民だと言っているのか?
それは国民主権と密接な関係にある民主主義の理念に示されている。
言うまでもなく、日本は民主主義で、自由を尊重する国である。
これは憲法にも謳われているし、自由と民主主義を党名に使った妙な集団もいる。
民主主義は、人間固有の権利である自由と、
社会が成立するために必要なルールとの衝突を
回避する理念である。つまり、
Q:自由である個人はいかにしてルールによって規制されるのか?
A:そのルールはその個人の自由を奪ってはいない。なぜなら、そのルールは彼自身が作ったものだから。
また、これは日常的に用いられている民主主義の理念と合致している。
「あそこの公共区域の掃除は何時しようか?」
「それは民主的に、関係者によって決めよう」
「関係者って誰?」
「そのルールによって、掃除させられる者だろ?」
と、こういう具合に、ルールによって自由が規制される者に、
ルールの決定権があるとするのが民主主義。
これを端的に表現すれば、

「民主主義では治者と被治者が同一である」。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/1503/kokuminsyuken.html

治者や被治者という言葉の定義だが、これは上でも分かるように
管轄(あるいは、「治める」「制御する」)の実状に従って決められるべきものである。
そうでないと、自由の剥奪を回避する理念にならないし、実状を無視して
勝手に決めても良いなら、民主主義は規範として成り立たない。