768 :
日出づる処の名無し:2005/06/20(月) 14:36:25 ID:Fr8doG0j
769 :
日出づる処の名無し:2005/06/20(月) 14:49:12 ID:Fr8doG0j
>>764 私なら
>>734 ですでに回答していますが、お師匠様にききたいみたいなので
お任せします(w
しかし、あなたが AA 会議でのスピーチを批判する理由は日本が「侵略」
をしていないからだそうですが、少なくとも国際的にはそうじゃない。
その証拠に総理のスピーチは国際社会で歓迎され、WSJ なんかは
今度は支那が謝るべきって社説を書いてた希ガス。
> それにしても、こういう人が保守を名乗る時代になったとは
呆れてしまいますね。 誰も言ってないし(w
>>761 「自分では説明をしたつもり」というのは、陥りがちな過ちであり、恥じ入ることはありません。
説明とは、相手に自分の意図が「伝達された」ことを持って、「説明ができた」とするものであり、
相手に自分の意図通りに受けとられないうちは、いくら説明しようと「説明が済んだ」ことには
なりません。
そして、先にこちらが述べた意見をもう一度確認していただきたいところですが、
「正論と正しい選択肢は同じではない」
ということが重要であるわけです。ここで、私は「正論」について議論するつもりはありませんが、
あなたは「正論」に執着しておられるわけですね?
私の主張は、「正論を証明することは、学術的には結構だ(歴史の調査証明は学術的な行為だ)」
しかし、「現実の、及び現代の現在進行形の政治・外交を進めるに当たって、学術的な正しさを
追及する【正論】にこだわる必要はない」という意味で、「正論と正しい選択肢は同じではない」と
いうことを繰り返しています。
そうした理由から言えば、あなたが執着している「正論=歴史的正しさへのこだわり」は、私が
それを差し止めるものではありませんし、間違っている、と指摘する性質のものでもありません。
ただ、その「正論」にこだわることは、必ずしも現在進行形の外交・政治に対して「正しい選択肢」
になるとは限らない、ということを理解していただけると大変ありがたいのですが……
これは、「過去を証明することが仕事」の人と、「過去からの積み重ねを、今後に生かさなければ
ならないのが仕事」の人とで、考え方が分かれるところです。
よい学者がよい政治家たり得ることは誠に希有である、ということでしょうかw
>>762は拘泥する必要のない主張のようでしたので、コメントしません。
>>763はあなたの憶測と希望的観測にすぎないようでしたので、コメントしません。
>>764ですが、
>>692,723以前の発言は私のあずかり知らないものですから、元の発言者の方にどうぞ。
>>765 自分の思い通りに議論が進んでいないと思ったときは、その議論の経緯や出ている意見、
注目すべき対立点、選択肢、そういったものを洗い出し、箇条書きで書き並べてみる=まとめる
ことを、あなたご自身がすべきだと思いますよ。
匿名掲示板に限ったことではありませんが、不特定多数の「沈黙の観客」がいることが前提と
なっている場所での意見の発露は、反論をする相手を屈服させたり、論破したりすることが主眼
にあるわけではありません。
黙って聞いている=ROMの人々に、「なるほど」と思わせ、聴衆が自分の発言の意図を理解して
その他の第三者に再説明ができるように促すことで、自分の主張の拡散を図る、ということが
最大の目的であると言えるでしょう。
「ここは教室ではない」「おまえは間違っている」「話にならない」というだけでは、黙って聞いている
人に理解や共感を促すことは難しいでしょう。
が、あなたが「自分の考えを深めることが目的」であるならば、別にどういった態度を採ろうと、
それは私が関知するところではありません。ご自由にどうぞ。
あなたが、「自分の考えが正しく、自分の考えを支持する人を少しでも増やしたい」という潜在的
願望を持って、「正論を正論と主張する」のであれば、聞き手を口説くことをどこかで考慮して
いないと、「正論であっても、受け入れられない」「選択してしては正しくない」という判断を下され
てしまうかもしれません。そしてそうなっていくでしょうね。
議論の途中で「ここまでの整理」を行うことは無駄ではありません。
思い通りに話が進まない、相手が思った方向に議論を進めようとしないなら、相手の非をなじる前に、
自分が想うとおりの方向に引き戻すための努力を、あなた自身がなさるべきでしょう。
>>765 「合祀」の話は、基礎知識の一つとして。
さて、整理しましょうね。
【A級戦犯について
本来の意味……A/B/C級の戦犯とは、戦争犯罪の内容の区分であって、「重さの等級」ではない
A級戦犯(戦争犯罪と、その対象者)を定義(提訴)したのは、戦勝国である。
戦争遂行者を「戦争犯罪」という概念で裁く行為は、二次大戦以前には存在しなかった。
東京裁判(極東軍事裁判)、ニュルンベルグ裁判など、二次大戦の「戦争遂行者」を、裁くのは、
法の遡及性に触れるため、違法である。
というのが、東京裁判の違法性または「不公正である」という法学系の方、歴史学系の方の主張
であり、それは「正論」なのだと思います。
私は、「正論」について議論するつもりはなく、「正しい選択肢かどうか」という点を評価の対象として
いる点をお忘れなく。 ←ここ重要
・歴代の首相は「A級戦犯」「A級戦犯と呼ばれる方々」などのように表現している
つまり、「A級戦犯が犯罪人である、という認識を、歴代総理は示さなかった」と言いたいのですね。
なのに、
・小泉総理は「A級戦犯は戦争犯罪人である」と認識を示した
今まで明確に言わなかった、A級戦犯=犯罪人というのは戦勝国側の認識だったのを、追認した、
ということを、あなたは怒っているわけですね。
歴代首相の時代は、A級戦犯が犯罪人であるかどうかについて明確にする必要がなかったから、
明確にそうと言わなかった、ということで説明がつきますが。
国会決議で一致し、戦勝国の了解を得て赦免を受けた=「戦争犯罪人としての処断を受けたが、
回復された」ということであり、その「国会決議」というのも「国民の支持」があってのことですから、
戦争犯罪人「であり続ける」ということをことさら強調する必要がなかったわけです。歴代首相は。
つまりは、それを明確にしないのは「対国民向けの回答(態度表明)」という政治的態度であると言えます。
一方で、小泉総理の発言は「国民向けのもの」ではありません。
国会での質疑の中でされたものについても、発言内容が「国外から注目されている」ことを踏まえて
行われています。この「国外向けの発言」の中では、日本が国として受け入れた歴史的な事実について
は、すべて「踏まえて」いかなければなりません。
日本国首相というのは、過去の決定や歴史的認定、契約・条約を覆したりすることができるほど
独裁的かつ強力な権限を持っているわけではありません。前任者が交わした条約は守らねばならず、
過去に前任者が「日本」という国として受け入れた認識もある程度引き継がなければなりません。
村山談話にせよ、東京裁判の結果にせよ、そうしたものは「過去に、それが正しいものとして採用され、
日本国として受け入れた」以上は、一総理大臣に過ぎない小泉総理の判断だけで覆すことはできません。
(彼の口癖である「国民の議論の成り行きに注目して結論を出す」というのは、民主主義国の総理大臣
というものをよく表していると思いますよw)
翻って小泉総理が「A級戦犯は犯罪人である」と示した認識は、「日本はそれが不公正であったとして
も、東京裁判の結果を国として受け入れた事実(敗戦した事実)に変わりはない」ということに基づきます。
歴代総理のそれは「国内向け」の態度。
小泉総理のそれは「国外向けの態度」としましたが、靖国神社に詣る理由を「国外に示さなければならない」
という状況でされた質問に対する回答として、「不戦の誓いのために参拝している」とあります。
不戦の誓いという説明を説得力あるものにするためには、「A級戦犯は犯罪人」という【敗戦国が受け入れ
ざるを得なかった認識(戦勝国に対する担保、のようなものですね)】を改めて示す必要に迫られた、という
ことです。
そんな質問をしたほうがアホウだということと、「この問題についてはこれ以上質問しない方がいいと思い
ますけどねぇ」という小泉総理の言葉の意味がここで生きてくるように感じます<これは個人的感想
ちなみに、ここは私の個人的見解ということになりますが。
「A級戦犯は犯罪人である」という認識を内外に示すことは、外交政策上は政治的に正しいと思いますよ。
連合国=戦勝国の下した判断に、敗戦国である日本は従っている、ということを示しているわけですよね。
「正論」かどうか、「法上、歴史上正しいと言えるか」「日本人として受け入れられるか」と言われたら、別の
感情を持つ人もいるでしょうし、そうした熱気に溢れた血気盛んな「怒り」もまたあってもよいでしょう。
ただ、政治的にどうか、と問われたら、そうした「A級戦犯は犯罪人じゃない」ということに拘泥するのは、
あまり賢いとは言えません。
中国(実際には中華民国が戦勝国であって、中華人民共和国は当事国=戦勝国ではないんですが)や
韓国を相手に「靖国問題(敗戦国の戦争遂行者の処遇と事後の対処)」を語る場合、彼らは当事国(戦勝国)
ではないにも関わらず、戦勝国側のポジションを取って日本に様々な要求を行っています。
これに日本が対抗するために、「戦勝国が敗戦国を裁いた裁判の結果を日本が率先して否定する」という
行動を取ってしまうと、本来の戦勝国であったはずのアメリカの決断(それが正しいかどうかに拘わらず)を
敗戦当事国が否定する形になってしまいます。
敗戦国が戦勝国の決断を否定する、という動きが活発化した場合、「アメリカの軍事力に対する恐怖」に
よって封じ込められている、いくつかのパンドラの箱を開けることになってしまいます。「あの敗戦国だった
日本に、戦勝国だったアメリカがひっくり返されている(正義・正当性の問題で)」という事態を、今及び今後
の世界に示してしまうことは、 「アメリカの軍事力に対する脅威」 によってバランスが保たれている側面が
ある現在の世界そのものを不安定にしてしまう恐れがあります。アメリカに負けたって、勝ったアメリカが
悪いんだ、という考え方は、テロの正当性に口実をあたえてしまう事にもなりかねません。
過去は過去として不満もあり、通じない正論もあったでしょう。
けれども、今及び今後の日本は、その安全保障上、台頭する中国と不安定の度を強める朝鮮半島両国
を相手にしなければなりません。自衛隊による独自防衛が画餅である以上、再編の進む米軍の軍事力を
「数のうち」に入れて考えていかなければならないのは自明の理です。
「米軍の軍事力は凄いぞ」「負けた国は、勝った国の判断に従わなければならないぞ」という態度(それが
リップサービスであったとしても)を示した上で、「勝った国であるアメリカは、負けた国である日本がいないと
困るし、日本もそうだ。お互いうまくやっていこう」ということを当事国双方が認識し、「うまくやっている日米」
を世界に示す必要もあります。
そうした多くの要因を配慮した上での「A級戦犯は犯罪人」という認識の表明であるということをお考えに
なってみるとよいかと思います。
>>772 ×選択してしては正しくない
○選択肢としてはただしくない
それと、少なくとも公職にある人が現職で在任中であるならば、少なくとも
こうした議論を行う際には呼び捨てでなく職業上の肩書きくらいは付けても
よいかと思いますよ。
小泉総理、ブッシュ大統領、岡田代表、アナン議長、などなど。
もしくは「敬称略」と付けるとか。
ありえないほどの良スレになってるな、ここw
>>780 まったくですね。 私はあぼーんして頂くとして。。
お師匠様と小泉外交の方に感謝!
782 :
日出づる処の名無し:2005/06/22(水) 05:32:27 ID:XEgHyl3H
783 :
日出づる処の名無し:2005/06/22(水) 05:37:45 ID:MDA+DcdX
時間の無駄だな
784 :
日出づる処の名無し:2005/06/22(水) 05:55:50 ID:nZ2u/v81
小泉なんて日本をメチャクチャにしただけじゃん
あいつこそ売国奴だよ
「正道を歩み、正義のためなら国家と共に倒れる精神がなければ、外国と満足できる交際は期待できない。
その強大を恐れ、和平を乞い、みじめにもその意に従うならば、ただちに外国の侮蔑を招く。その結果、
友好的な関係は終わりを告げ、最後には外国に仕えることになる」
「とにかく国家の名誉が損なわれるならば、たとえ国家の存在が危うくなろうとも、政府は正義と大義の
道にしたがうのが明らかな本務である。……戦争という言葉におびえ、安易な平和を買うことのみに
汲々するのは、商法支配所と呼ばれるべきであり、もはや政府と呼ぶべきではない」
786 :
日出づる処の名無し:2005/06/22(水) 11:18:16 ID:ThjYx8aQ
アメリカには犬
中国には強硬、
韓国、北朝鮮には弱気な理由って何?
軍事力 アメリカ>中国>朝鮮
貿易 中国>アメリカ>朝鮮
であり、韓国に譲歩する理由なんて何にもないと思うのだが。
>>786 推測するに、キチガイに対して強気に出るよりも
下手に出てるふりして適当にあしらう方が良いと思ってるんじゃないかな
どうせ墓穴ホロンだし。いつでもどうにでもできるという余裕かもしれない
しかし、それが国民にもたらす被害は無視してそう・・
>786
朝鮮は放っておいても問題ないから。
危険なのは北朝鮮が崩壊して難民が押し寄せたり、軍部が先鋭化して
自殺的な軍事活動に突入したりする事。
合衆国は潜在的に言って最悪の敵手なので、犬になっておく。
中国は厳しい敵手になりつつあるが、直接の利害関係上も対米関係上も
同盟国にはなれない。従って強硬な態度で直接対峙する必要がある。
朝鮮半島は、急激に変質→不安定化しないほうが、日本の国益にかないます。
>>788 のような懸念もありますが、現状の日本は朝鮮半島で武力行使が行われ
日本に何らかの軍事的な圧力が半島側(北からも南からも)掛けられることがあって
も、日本自身が独自にそれを「実力排除する」ということはできません。
能力の問題(自衛隊は敵地攻撃をする装備も訓練も行っていません)もありますが、
それ以上に、そうした行動を取ることの正当性を確保する法律が未整備です。
言うなれば、「有事法制」でひとくくりにされることの多い一連の問題や、集団的自衛権
の問題、生存権と9条の撞着、もっとミニマムなところではROEの問題などなど。
そうした問題に対応するためには、憲法改正も含めて多くの「軍事力を実際に行使
できるような体制への進化」を日本自身が進めなくてはなりませんが、これは、
一朝一夕には解決できる問題ではありません。
小泉内閣になってからようやく改憲論議も「できる」ようになってきましたが、5年かかって
も充分な結論を出すに至っていないことからもわかるように、「今日の世論で明日の結論」
というわけにはいかないのです。
朝鮮半島が不安定を通り越して潰れ始めてしまうと、現状の法整備の速度では対応が
間に合いません。「武器はあるが使うことはできない」という状態に陥るか、「超法規的措置」
の名の下に、無法行為をせざるを得なくなるかのどちらかです。
かといって、朝鮮半島が日本に対して安全な存在になってしまうと、「それなら急がなくてもいいか」
となって、ますますそうした安全保障上必要な法整備が棚上げされて遅れてしまうことになります。
(日米安保条約締結後、自衛隊という実務部隊の整備が進む一方で、自衛隊運用のための
法規=有事法制各種の整備が進まなかったのは、朝鮮半島が「触れてはいけないパンドラの箱」
であり、蓋を閉じ続けていたこと、に起因していると思われます)
朝鮮半島が日本に対して不安、または脅威でなければ、有事法制の整備に拍車は掛かりません。
そのためには、「準備を進めるための口実としての脅威」として、朝鮮半島の二国は必要です。
ではなぜ、朝鮮半島二国に小泉総理は「下手」に出ている(ように見える)のでしょうか。
知っての通り、小泉総理は自身の意見を「押し通すための派閥、支持団体」
を持っていません。最大の武器は、「最終判断を下す資格(総理大臣という立場)」
と「閣僚の人事権」。
そして、ある物事を諮るに当たっては、必ず「世論という圧力」を利用します。
また、世論を喚起するために、当事者である諸外国を「圧力」に見立てる場合もあります。
世論を喚起する(=問題の存在を気づかせ、考えさせ、強い意志を持たせる)ための方法
にはいろいろな手段がありますが、小泉総理がよく採る方法としては、
「対立する相手に強きの攻撃をさせ、自分は防戦に立っているように見せる。
自分の劣勢によって、日本国内に多くの不利益が発生する、という報道を引き出す。
これによって初めて「損得が掛かっていて、自分たちは損をするかもしれない」という
共感と問題意識を揺り起こす。問題意識は先鋭化して強硬論になるものと、譲歩して
相手にへりくだるものとに分かれる」
この世論が沸騰した状態というのが重要で、「問題の存在を知らなければ、または
興味を持たなければ、世論は沸騰しませんし、圧力にもなりません。様々な、これまで
伏せられていた問題を白日の下に晒して、興味を持たせ、意見を沸騰させるためには、
どのような方法がよいか。
ここで小泉総理は、「理不尽な要求を飲まされつつある日本(=自分)」という姿を見せ
ることで、「そんなことじゃ困る!」という危機感を煽っています。
過去に小泉総理が「弱腰に見える譲歩」をした場合、世論はその反動で「政府の弱腰を
批判する」という反応を採ってきました。結果的に、世論は「小泉総理をやりこめた相手に
対する対抗心」を持つことになるわけで、その対抗心を小泉総理当人にダブらせます。
総理の支持率が思いのほか下がらないカラクリはこのあたりにあるようです。
朝鮮半島に話を戻します。
朝鮮半島二国(南北ともに)は、国力(経済力その他)では日本に劣りますし、
世界の中で重要なプレーヤーとは言えませんが、日本と対立しかつ経済的な
伸張を遂げ、世界の中でも重要なプレーヤーの一角を成す「中国」と日本の
「間」に挟まっている、という地政学的な問題は軽視できません。
現在、日米(台)の共通の戦略として、中国の南下(太平洋への進出)を脅威
と考えるものがあります。中国バブルはほぼ終わりつつある、と言われ、
今までと同じペースでの経済発展は難しいかもしれませんが、中国が依然、
大きな力を持ち続けていくだろうことは、現時点では否定できません。
この場合に、日本(+米台)は、「中国の脅威」に対する備えをしなければなり
ませんが、それに必要な国内法については、「朝鮮半島用」「中国用」とそれぞれ
別個に用意する必要はありません。対中にこそ備えなければなりませんが、
大国である中国が潜在的な脅威だからといって、あからさまに「中国に備える」
と言うわけにはいきませんから、さしあたっての脅威として「危険な国北朝鮮」を
口実として、国内の法整備、防衛装備拡充、加えて国民の意識変化を進め
なければなりません。
つまりは、対中の準備を、北朝鮮を口実に進めている現在、対中の準備が
整う前に口実である北朝鮮に潰れて貰っては困る、という考え方です。
「朝鮮半島二国」としましたが、韓国も遠からず(もしくはすでに)日本の潜在的
敵国になっている恐れはあります。「嫌韓」意識は日本全体の共通認識には
なっておらず、多くの日本人は未だ親韓のままでしょう。
韓国政府が北朝鮮を擁護することの目的に、北朝鮮の核兵器を取得したい、
という野望があるかどうかどうかはわかりませんが、現在の韓国大統領を
支持・選出した韓国の有権者の間には、「北朝鮮と一体化(=核兵器の獲得)
して、日本の優位に立つ」という意識もあります。(全体がそうかどうかは不明とします)
韓国を潜在的敵国から、「日本に対して不利益な行動を取る国」という認識に
変えるためには、先の「へりくだってみせる、もっと増長する、なんだコイツ!と思わせる」
という世論沸騰に持って行かなければなりません。
小泉総理が「下手に出ているとき」は、必ず何か別の目的を持っている、と見る
ほうがよいでしょう。
>>788 アメリカは「敵に回したら最悪の国」であることは明白です。
現状、世界で唯一の超大国であり、日本は先の大戦でアメリカに敗北した経験から、
「アメリカに敵視されることよりも、アメリカと抜き差しならない関係(懐刀)になった
ほうが得策」という外交思考を持っています。
事実、「アメリカにものを言える国」「アメリカ大統領の意志決定に影響を及ぼせる国」
という日本の立ち位置は、日本以外の中小国または「アメリカに便宜を図って貰いたい
と考えている国が、日本に口添えを頼む」という外交的恩恵を生み出しています。
日本人の感覚として、「大国以外は国じゃない」という外交儀礼上失礼な感覚をお持ち
の人もいるようですが、国連での一票は(P5の拒否権を除けば)大国も小国も同じ
重さです。
そうしたとき、「地球上唯一の勝ち組であるアメリカと仲がいい国」という看板は、親日国
を増やすもしくは対立する国を減らす、という意味でも無益ではありません。
「日本は、アメリカに一言言ってやってくれよ」という、言わばアメリカに取り次ぐための
執事のような役回りは、人によっては「アメリカの犬」「ポチ」「下僕」といった受け取り方
をすることもあるかもしれません。
が、「執事に取り次がなければ主に直接は話もできない」が故に、執事の地位が高まる、
というものでもあるわけで、日本はそういうメリットを最大限に生かすためにも、今の
「アメリカの犬」と蔑まれる地位を簡単に投げ捨てるべきではありません。
独自の軍事力や、独立した意志の強制力を持つこと=真の独立国家である、という
昭和20年以前の考え方は、世界が「強国が全てを取る」「弱い国は他国に奪われる」
という帝国主義時代にあって自国の独立性を担保するのに必要だったものと言えます。
現代では「適度な経済力と、影響力を互いに行使し合い、自分の価値を相手に
とって掛け替えのないものと強く認識させる」ことで、自国の維持を図るという手法に
シフトしつつあります。そうした世界では、日本がアメリカに拮抗する独自の戦力
を持つことよりも、アメリカと一体化した共通戦略を採るようにしたほうが、日本に
とってもアメリカにとっても有利となります。
>>788 の補足。
中国については、アメリカが中国を「ソ連崩壊後に台頭する、次の脅威」
と捉えています。中国がアメリカにとっての脅威であるのと同様、中国の
過度の伸張は日本にとっても脅威であるわけです。
この場合、日本は米(+台)と共同歩調を取る方が理に適います。
また、共同歩調を取ることで、中国も日本の背後にアメリカの影を意識
せざるを得なくなります。アメリカとしても中国を圧迫する材料としての日本
を味方に引き入れておいたほうが得です。
>>786 韓国への譲歩については、すでに述べた通りです。
795 :
sage:2005/06/22(水) 21:18:29 ID:TmwGytGE
>>794 「韓国人観光ビザ、免除恒久化へ 関係修復狙い」なんてニュースが
あり2chをしない人はこんなニュースは知らないんじゃないでしょうか?
> 「へりくだってみせる、もっと増長する、なんだコイツ!と思わせる」
> という世論沸騰に持って行かなければなりません。
このニュースも2chを知らない人の世論沸騰のためですか?
そうとは思えないんですが。
796 :
日出づる処の名無し:2005/06/22(水) 21:19:27 ID:NRtwHRMT
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i:::::::ソ|リ川 !!リリ ト;:::ヾ:::::::::::',
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|:::;ヘ, ヽ;:::`7''''''"フ;;;:::;イ_
|:::l |ー'"ヾ7 ヾハ、_
/|:::l | \`'-、,_ __ノ  ̄\
. / ノ|:::l | `'-、 ~~~ / ハ \ ヽ、
問題です。
東京・月島出身の女性モデルで
中学時代に男子生徒を自殺に追い込み、今でも反省せず
最近は自分の曲がオリコントップ10に入る活躍をした
父イギリス人のハーフといえば誰?
答えが分かった人はこのスレへGO
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/tv/1119353907/ 尚、亡くなった男子生徒に対して深くご冥福をお祈りします。
798 :
日出づる処の名無し:2005/06/22(水) 21:22:30 ID:eqe1nynK
799 :
795:2005/06/22(水) 21:24:50 ID:TmwGytGE
>>797 >>792です。
北朝鮮の部分とかは異論はないんですが、
韓国の部分については、譲歩するのはもっと他に理由が
あるんじゃないかと思い、意見を聞きたく質問しました。
>>799 ありがとうございます。
795さんの質問に充分に応えられるかどうか定かではありませんが、その方面については
以下のような考え方があります。
まず、韓国に対して譲歩することのメリット(または、韓国に対して融和的な態度を採ること
のメリット)として、現在のところもっとも大きく関係してくるのは、北朝鮮核問題(拉致問題は
この際、切り分けて考えるため、ここでは割愛します)と思います。
六カ国協議は、「日・米・韓vs北・中 +露」という図式になっている、と言われています。
「北・中」サイドはともかく、「露」はこの時点では態度を明確にはしていません。日・米に
なんらかの貸しを与えるために様子見をしている、とも考えられます(日露の間には、北方領土
問題という未解決の領土問題があります)。
すると、中国は北を「説得する係」または「後見人」という立場ではありますが、一応は北朝鮮
を擁護する側にあります。
すると、六カ国協議と言いつつ、北朝鮮に強い態度で出るのは「日・米・韓」の三国になるわけ
ですが、韓国はアメリカとの同盟から離脱しつつあり、反日的様相を強め始めています。
同時に、韓国は半島統一を目標に、北朝鮮に対して宥和政策(太陽政策)を取っています。
ここで、日・米・韓の3国同盟から韓国が離脱することは、日本にとって喜ばしいことではありません。
(北朝鮮と韓国が一致団結する形を取るとすると、北・中・韓の三国vs日・米の二国、という勢力図
に変わってしまう恐れがあります。
これを引き留めるために、韓国に融和的な態度を採り、韓国を三国同盟ないに引き留め、
また、韓国と北朝鮮の足並みを揃え【させない】というのが、韓国に譲歩する理由の【第一段階】です。
これは言わば「建前」といってもいいかもしれません。
>>796 カエラが自殺に追いこんだ云々はスレ荒らしの粘着野郎が捏造した全くの嘘です
コピペで誘導されてもスルーしてやってください
とても迷惑してます
802 :
日出づる処の名無し:2005/06/23(木) 00:16:30 ID:ZNOQxPW+
俺はけっこう総理支持派だが、総理は森先生を怒らせることが多々あっていかん。
ちなみに我が家は、祖父さんの代からの森派(当時は岸派?)支持。
>>802 森先生が本気で怒っていたのですか。 初耳です(w
804 :
日出づる処の名無し:2005/06/23(木) 04:00:15 ID:r3zDtfLk
小泉頃したい
805 :
日出づる処の名無し:2005/06/23(木) 04:45:28 ID:ZeUP/ET2
小泉GJ
その日、私は新大久保で馴染みの焼肉屋に居ました。
大画面テレビが用意されているのは珍しいことではありませんが、
私はサッカーが苦手なので隅の席に座りました。
店内は「李!李!李!」の大合唱。やがて「イギョッタ!!(勝った)」と
歓喜の声をあげ、客同士抱き合っていました。
私も「おめでとう」と声を掛けると、何とTVに映っていたのは
自民党総裁選の中継だったのです!
事態が呑み込めない私は、勘定を済ませながら「何がそんなに
嬉しいのですか?」と尋ねた。
オモニは笑顔で「これでウリラの預金が保護される」と答え、
頼もしそうにTVに目をやった。
私は決して忘れることが出来ないでしょう。
日本が日本でなくなった、あの日のことを・・・
807 :
795:2005/06/23(木) 08:52:51 ID:iqV/g8Rt
>>800 それはあるかもしれないですね。
ありがとうございます。
>>807 ただ、これは【第一段階】であって、そんな建前だけでいつまでも譲歩をし続けるか
と言われたら、それでは歴代の土下座外交と変わらなくなってしまいます。(政府の
弱腰を声高に叫ぶ批判者の指摘はそこになるのだと思います)
小泉政権は党内に支持基盤を持たず、「世論の圧力」を与野党議員への圧力に
使い、また、対立する相手(国)に意志を通す際の「口実」に使う、という手法をしばしば
取る、ということはすでに述べた通りです。
韓国への譲歩は、韓国の取る態度によっては「譲歩に効果無し」「譲歩は逆効果」
という印象を、少しずつ日本人の中に育んでいくことになります。一段目で述べた、
昨今増えている「政府への右側からの圧力」が顕現化しているのは、その効果が
実際に現れ始めていることの証左になっています。
小泉政権が韓国に譲歩する(下手に出る)→韓国はさらに強圧的な態度を採る→
日本国民は、韓国の強圧的態度を不快に思い、強く出ることを小泉政権に【許可する】→
小泉政権は「国民世論」を帆に受けて、【強く出る】
というからくりになっているのです。
すべてがこの方法というわけではありませんが、小泉総理が何か事を起こすとき、
必ずまず相手に勝ち点1を与える、または自分をわざわざ窮地に陥れる(ように見える)
行動を取ることがあります。それは、「問題点の顕現化」「問題に興味を持たせ、注目
を集める」「賛成・反対の対立する意見を沸騰させる」「その中から判断のタイミングを
掴んで、自分の【指針】を示す(その場合も、「議論をよく聞いて判断」と表現)」という、
意志決定の前段階の儀式のようなものと言えます。
小泉総理が何か「付け込みやすいようなポカ」を見せたときは、必ず何か別の目的を
持っている、と疑って掛かる必要があります。多くの批判的な人々は、そのポカ(の振り)
に、釣り込まれてしまっているケースが多く見られます。次の一手だけではなく、三手も
10手も先を考え、直接関係していないように見える諸問題を絡ませて考えていかなければ、
「衝突・対立する利害の中から、自分(味方)の利益を優先させる」という取り組みは
うまくいかない、ということが見えてくるものと思います。
809 :
日出づる処の名無し:2005/06/23(木) 14:30:36 ID:xFLbynKR
http://www.sankei.co.jp/news/050623/kok039.htm 国際海洋法裁判事に柳井氏 「平和解決が課題」と抱負
海洋の境界画定や資源開発などをめぐる紛争解決に当たる国際海洋法裁判所(ドイツ・ハンブルク)
の判事改選が22日、ニューヨークの国連本部で行われ、日本から立候補した柳井俊二(やない・しゅんじ)
中央大教授(前駐米大使)が当選した。
記者会見した柳井氏は「紛争の平和的解決が国際社会の大きな課題。(武力によらない)紛争解決の動きが
進展することは日本だけでなく国際的な利益になる」と語り、同裁判所の機能向上に努めたいと抱負を述べた。
国連海洋法条約に基づき、1996年に創設された同裁判所は各国出身の21人の判事で構成。
今回は初代判事を務めた山本草二(やまもと・そうじ)東北大名誉教授の任期満了などに伴い、7
人が改選となった。
そのうちアジア枠は2人で、改選前は竹島(韓国名・独島)の領有権をめぐって争う
日本と韓国が占めていた。アジアの改選枠には日韓両国とイラクの計3カ国が候補者を擁立、
柳井氏のほか韓国の候補が選ばれた。
判事は個人の資格で選ばれるが、各国とも自国の判事を送り国益擁護を図るのが通例。
非改選枠には日本との間で東シナ海ガス田開発や尖閣諸島(中国名・釣魚島)領有権問題を
抱える中国の判事もおり、日本政府はポスト維持に努めていた。
国連海洋法条約は日本など100カ国以上が批准。日本は裁判所創設以来、
全体の20%以上と最大の分担金を負担している。
その日、私は新大久保で馴染みの焼肉屋に居ました。
大画面テレビが用意されているのは珍しいことではありませんが、
私はサッカーが苦手なので隅の席に座りました。
店内は「李!李!李!」の大合唱。やがて「イギョッタ!!(勝った)」と
歓喜の声をあげ、客同士抱き合っていました。
私も「おめでとう」と声を掛けると、何とTVに映っていたのは
自民党総裁選の中継だったのです!
事態が呑み込めない私は、勘定を済ませながら「何がそんなに
嬉しいのですか?」と尋ねた。
オモニは笑顔で「これでウリラの預金が保護される」と答え、
頼もしそうにTVに目をやった。
私は決して忘れることが出来ないでしょう。
日本が日本でなくなった、あの日のことを・・・
権限をまたいでまで、靖国参拝を非難した河野洋平
村山政権期の外相時代にやった、利敵行為がばれて尻に火がつく
これも小泉法則なのか?...
813 :
日出づる処の名無し:2005/06/25(土) 16:34:09 ID:qwCUPiR7
814 :
日出づる処の名無し:2005/06/25(土) 16:52:18 ID:qwCUPiR7
815 :
日出づる処の名無し:2005/06/25(土) 17:58:06 ID:jQ8AiYax
>>802 青い。実に青いのう。
森氏は森派最大のエース、小泉を全面的に支持しているのさ。
しかし小泉路線には敵が多い。そこでその怒りを和らげるべく、森氏は小泉を叱責するポーズを
何度も取っているわけだ。そして小泉氏を支援し続けている。
そして森派の議席も閣僚ポストも増えていく。
実にしたたかなんだよ。あのビッグ・ダディは。
816 :
日出づる処の名無し:2005/06/26(日) 11:37:29 ID:UnPD6eVN
http://www.sankei.co.jp/news/050622/sei092.htm 日本の常任理入り支持 チェコ首相が表明
チェコのパロウベク首相は22日、小泉純一郎首相と官邸で会談し、
「日本は必ず国連安全保障理事会の常任理事国になると思っている」と述べ、
日本の常任理事国入りを支持する考えを表明した。
小泉首相は謝意を示すとともに「(日本、ドイツなど4カ国の)G4の決議案は
地域バランスのとれた安保理改革を進めるもので、夏までに採択したい」と述べた。
パロウベク首相は欧州連合(EU)の基本法となる欧州憲法について
「時間はかかるが、批准を進めていく必要がある」と強調した。
817 :
日出づる処の名無し:
>>739 P5?
サンフランシスコ平和条約
主たる占領国としてのアメリカ合衆国を含めて,次の諸国,すなわちオーストラリア,
カナダ,セイロン,フランス,インドネシア,オランダ,ニュー・ジーランド,
パキスタン,フィリピン,グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国及び
アメリカ合衆国の過半数により寄託された時に,その時に批准しているすべての
国に関して効力を生ずる。この条約は,その後これを批准する各国に関しては,
その批准書の寄託の日に効力を生ずる。