★ヒトラーから学ぶ極東地域における方法論★

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1カゼラ ◆SONY/ZIFXU
(,,゚‐゚)/ 石原都知事は言う「ヒトラーと言っても良い事もしたし
     悪い事もしたある意味天才だった」と。
     20世紀最大の政治的怪物アドルフ・ヒトラーから
     極東での戦略を学ぼう。

・ 我々が世論と言っているものは大半が絶え間無い啓蒙によって呼び起されたものである。
 世論は人為的に作られ、移ろい易く、絶えず啓蒙しておく必要がある。
・ マスコミは下衆である。この下衆が所謂世論の2/3を製造し、
 その泡から議会主義という神の愛が生まれたのだ。
 口当たりの良い言葉を用いるマスコミや人間は自己の利益のみに動くか、
 単なる馬鹿である。用心すべし。
・ 宣伝とは、鈍感な人々に間断無く興味のある変化を供給してやる事ではなく、
 大衆を確信させるため、最も単純な概念を何千回と繰り返し憶えさせる事である。
 短期で民衆の前から姿を消すという事は、宣伝効果の面では非常にマイナスである。
 鈍感な人々に興味ある変化を提供しているだけ、や民衆を面白がらせたり、
 びっくりさせる事を宣伝の第1義に考えてはならない。
 飽きられて1〜2ヶ月の寿命で終わる。
・ 宣伝は学問ではない。知的水準は最低限の者が判る程度にするべきだ。
 単純である事ではなく、出来る限り理屈を削いで分かり易くすることである。

前スレ:     ヒトラーに学ぶ    
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/asia/1101722526/
2カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 01:22:28 ID:SyDl0OT3
前スレスレストかかったんで立てました。
多少のスレタイテンプレ変更は御了承下さい。
3日出づる処の名無し:04/12/09 01:25:49 ID:sud5Zrl1
>>1
乙でした!
4カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 01:28:43 ID:SyDl0OT3
前スレ、パピヨンさんが書いた『わが闘争』のコピペ。

「議会制民主主義について」

まず第一に、なにより多く私を考えさせたことは、個々人がおよそ責任というものを
明らかに欠いているということであった。
議会が何かを決議する。その結果が非常にとんでもないことであっても、
だれもそれに対して責任をとらず、だれも責任を問われることがない。
一体破綻したあとでも、罪のある政府が総辞職すればそれで責任をとったというのか?
あるいは連立を変更したり、そればかりでなく議会を解散すればそれでいいのか?
一体全体、多数の優柔不断の人間にいつか責任を追わすことができるだろうか?
指導的な政治家の課題は、創造的な思想や計画そのものを生み出すかわりに、
むしろ彼の企画の独創性を空っぽの頭をもった羊の群れに理解させ、
さらに彼らの行為ある賛成を請い求める為の技術においてのみ見られるのだろうか?
また、政治家は自分たちの目の前にちらついている役職の更迭を待ちこがれ、
そして彼らの順番を早くしてくれるどんなスキャンダルでもありがたがる。
その為、国家制度の最重要な地位や役職における驚くべき早い更迭が行われる
という結果が生じる。どんな場合にもその結果は好ましくなく、
往々にしてまさしく破滅的に作用する。
客観的に観察すれば、この議会主義ほど誤った原則はない。
                 
               1925年発行アドルフ・ヒトラー【我が闘争】より
5カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 01:29:08 ID:SyDl0OT3
「ドイツの誤った同盟政策」
(これはつまり、負け組にまわった第一次大戦前の政策のこと)

ドイツには毎年ほぼ90万人の人口増加がある。
この新しい国民の大群を養う困難さは、年々大きくなり、
もしこの飢餓貧困化の危険を避けられねば、いつかは破局に終わるに違いないのだ。
その方法の一つに国土開発がある。
疑いもなく、土地の収益力は一定限度まで引き上げることができる。
しかしただ一定の限度までであり、無限にということではない。
大いに節約し、一生懸命働いたところで、それでもなお土地自体から生産される限界がくる。
それに対し、この地上には全く巨大な面積の土地が依然として利用されないまま残されており、
そして開拓者を待ちこがれているだけという状態がある。
しかしこの土地はもともと自然にある国の保留地帯として残されているのではなく、
それを獲得するだけの力をもつ民族の為の土地である。
すべてのドイツ国土開発は、まず第一に社会的弊害を除き、なかんずく一般的な
思惑から土地をひきはなすのに役立っただけである。たが新しい土地や土壌なくしては
国民の未来に対して十分ではありえない。
6カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 01:29:52 ID:SyDl0OT3
「ドイツの誤った同盟政策」(続き)

また、人々は過剰な幾百万人を毎年人口移住させるために、
新しい土地を手に入れ、そして自給の原則でずっと国民を養っていくか、
あるいは外国の需要に応じて商工業を起し、その売上高によって生活を
まかなっていくかであった。
つまり、領土拡大政策か植民地政策、商業政策をとるかのいずれかである。
この二つの道は種々の方面から注目され、検討され、そしてついに後者が採用された。
しかし両者の中でより健全な道はもちろん前者であったろう。
人々がヨーロッパで土地と領土を欲するのならば、そのさいは大体において
ロシアの犠牲でのみ行われえた。
かかる政策の為にはイギリスと組んでのみ、背面を保護されて、
新しいゲルマンの行進をはじめることができたのである。
イギリスの好意を得る為にはどんな犠牲でも大きすぎることはなかった。
植民地と海上戦力を断念し、そしてイギリス工業に対して競争をさし控えるべきだった。
すなわち、ドイツ海軍を断念し、陸軍に対して国家の全勢力を集中することであった。
そして、懸命なドイツ外交が1904年の日本の役割を引き受けていたと考えてみよう。
(日露戦争のことやね。)
1904年の血は1914年から1918年にかけて流した血を何十倍も節約したのだ。
そうすればドイツは、今日世界でどんな地位を占めていたことだろう!
7カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 01:30:43 ID:SyDl0OT3
「反ユダヤ主義」

新聞、芸術、文学、演劇における活動をわたしが知った時、
わたしの目に移ったのはユダヤ人が持っている重荷であった。
すべての文学的汚物、芸術上のキワ物、演劇上のバカ騒ぎの9割が
国内の全人口の百分の一にも達していない民族の債務勘定に帰する
という事実は、簡単には否定されなかった。
また、どんな形式のものであれ、まず第一に文化生活の形式において
不正なことや、破廉恥なことが行われたならば、少なくともそれに
ユダヤ人が関係していないことがあっただろうか?
ユダヤ人が大都市の廃物たるこのにくむべき淫売業の、氷のように冷たく、
また厚顔無恥な仕事をしている支配人であることを知った時、
背筋がかすかにゾッとするのを覚えた。
さらに、社会民主党の新聞が圧倒的にユダヤ人によって指導されていることを
わたしは通暁した。他の新聞の状況も同じようであった。
しかし、真に「国家主義的」と称される新聞でユダヤ人が関係しているものは
一つもなかった。
8カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 01:31:07 ID:SyDl0OT3
「ユダヤ人の発展過程」

ユダヤ人を知るためには、かれらが多民族の内部で、また数百年の時の流れの中で
歩んできた道を研究するのが最上の方法である。

(a)最初の確定的な定住地が成立するとともにユダヤ人は素早くも「そこに」いるのである。
   かれらは商人としてやってきて、はじめはまだ自分の民族性を隠すことに
   あまり注意を払うことはない。異国の人は親切に歓迎されるのだ。
(b)次第にかれらは生産者としてではなく、もっぱら仲売人として経済活動をはじめる。
   千年にわたる商人としての老練さにおいて、かれらは正直なアーリア人種よりも
   はるかに勝っている。はやくも商業はかれらの独占になりそうである。 
   かれらは金貸しをはじめるが、それも相変わらずの高利貸しをするのである。
   この新しい制度の危険ははじめは認識されず、かえって当座の利益によって歓迎される。
(c)ユダヤ人は完全に定着してしまい、ますます国家の中に国家を形成する。
   商業も全金融業もかれらの固有な特権と考えられ、容赦なくそれを利用し尽くす。
(d)金融業と商業はあますところなくかれらの独占となってしまう。
   かれらの富はねたみを引き起こすが、かれら自身は土地を耕さず、
   ただ搾取のための財貨とだけみなしている。
   かれらの吸血鬼的非道さは大変なものであって、かれらに対する嫌悪は
   暴挙となって現れることになる。
9カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 01:34:45 ID:SyDl0OT3
「ユダヤ人の発展過程」(続き)

e)いまやユダヤ人は自分の本性を隠さなくなりはじめる。
  かれらは政府に近づいて金の力を働かせ、ますますかれらの犠牲者を
  新しく搾取するための特許状を確保する。
  この吸血鬼に対する民族の激怒が炎々と燃えあがるにしても、
  どんな迫害もかれら流儀の人類搾取をやめさせることはできず、
  どんな迫害もかれらを追放できないのであり、追放されるごとに
  かれらはすぐ戻ってくるのであり、また昔の姿のままである。
  搾取された大衆はすっかり落ちぶれてしまう。

この現象はドイツのみならず、ヨーロッパ全土、アメリカでも行われているのである。
ところで、ユダヤ人は自分たちの千年にわたる順応によってイギリス人、ドイツ人、
フランス人、そしてアメリカ人のふりをすることはできるが、
黄色いアジア人に通じる道はかれらには欠けている。
10カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 01:36:01 ID:SyDl0OT3
「日本とユダヤ人」(ここが重要なのだ)

ユダヤ人は自分たちの至福千年王国の中に、日本のような
国家主義国家が残っているのをはばかり、
きっちり日本が絶滅されるように願っているのだ。
したがってかれらは、以前にドイツに対してやったように今日日本に対して
諸民族を扇動しており、それゆえ、イギリスが今も日本との同盟を頼りにしようと
試みているのに、イギリスのユダヤ人新聞はすでにこの同盟国との戦争を要求し、
民主主義の宣伝と「日本の天皇制打倒!」の声の下に
絶滅戦を準備するということも起こりうるのである。
このようにして今日のユダヤ人はイギリスでは不従順となってしまった。
したがって、ユダヤ人による世界の危難に対する闘争はイギリスでも行われるだろう。
この運動は(反ユダヤやね)民族の目を他国民に向けてやらねばならぬし、
わえわれの今日の世界における本当の敵を再三再四思い出さなければならない。
格闘するアーリア人種の幸福のための道を、他の諸国民族にも示しうるように
心を配らなければならない。
11カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 01:39:32 ID:SyDl0OT3
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   動画。
  ミ__ノ     \_______

ヒトラーとバーデンヴァイラー行進曲
http://members.tripod.co.jp/standarte/dream.html
12日出づる処の名無し:04/12/09 01:40:44 ID:Ak1TCWJx
>>8
そう言えば、ユダヤがどうしてもアラブとの間が築けない理由の一つに、
(c)と(d)に関わるところがあったね。

コーランでは「利子」というか「利息ビジネス」が禁じられているそうで、
例の偉い坊さん達が「今日までの利息チャラ」みたいな宣言だしてしまうと
徳政令になるんだそうな。

勿論、アラブ系の銀行もあるが、内部処理としては「手数料」だったかで
理屈を逃がしているらしい。

ユダヤは確かに強いが、「法と契約」は誰でも従うものだ、と言う依存がある。
その根底を覆すような方法論を保っているアラブの宗教とは、絶対に
融和できないとかなんとか。
13カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 01:41:56 ID:SyDl0OT3
では、板違いにならぬよう
極東の話題も混ぜながらいきましょう。
14日出づる処の名無し:04/12/09 01:58:43 ID:sud5Zrl1
ヒトラーの政治を論じる時必ず上がるのは外交交渉による領土返還ですね。
いま日本が直面してる危機を、回避するヒントがヒトラーにあるかもしれません。
15日出づる処の名無し:04/12/09 02:01:20 ID:sud5Zrl1
>>1>>2>>4>>5>>6>>7>>8>>9>>10>>11
お疲れでした。
16日出づる処の名無し:04/12/09 02:15:46 ID:559riIQd
良スレ。他民族の性質を理解するという事が
いかに重要であるかということを軽んじた為に
大日本帝国はコミンテルンの罠に落ち、崩壊させられてしまった。
同じ轍を踏まない為にも民族的特徴の精緻な分析は必須だと思う。
17ケンペーくん:04/12/09 02:22:29 ID:8uNnVmTe
ユダヤに対して先立ってドイツがやったこと。
全面的ではないが肯定するところは多々ある。
18ごくとう:04/12/09 02:28:47 ID:d8w7XOpf
>>1
糞スレをたてるなコゾウ!!

19ごくとう:04/12/09 02:30:33 ID:d8w7XOpf
極東板関係ないべ
20ごくとう:04/12/09 02:37:15 ID:d8w7XOpf
自分の興味がある話題を自分のテリトリーの板でやりたいという気持ちはよくわかる
でもな自治云々を率先して行っている固定があからさまな板違いのスレッドをムキになって
立てるのはどうかと思う    じじいからの忠告。
21日出づる処の名無し:04/12/09 02:53:11 ID:5I8TsIcG
>>20
「和食」の内容は、そんなに偉いもんなのか?
22日出づる処の名無し:04/12/09 03:02:25 ID:AyyWsZFc
第三帝国のヒットラーを語るには軍備が必須なんだがな。外交交渉も

糞法がある日本じゃ当てはまらんべ?鉄血宰相も見当たらんし

スレは生き物だから俺は放置すればいいと思うがな。

ニーズがあれば伸びるし無けりゃ落ちる。それだけ
23日出づる処の名無し:04/12/09 03:15:01 ID:Q/pxI3ne
世界中から嫌われていたソ連と表の外交では非難しまくり
裏の軍事では協力していたと言う話を聞くにつれ
普通の政治家じゃないずら。
24日出づる処の名無し:04/12/09 04:01:34 ID:bP4LwLYn
>>23
それが「世界のスタンダード」なんだろうけどな。
25日出づる処の名無し:04/12/09 05:09:46 ID:ah7l4JFY

レス主さん、長文御苦労だが、極東に何の関係も無いよ。

日本人は歴史も世界観もメンタリティーも文化もゲルマン人なんかとは全く違う。

他所でおやりなさい。
26カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 06:11:11 ID:SyDl0OT3
>>20
板違いの批判は受けなきゃいかんけど、
俺は自治固定じゃないってw

>>21
俺自身、雑談スレで愚にもつかない事を書いてるので
何とも答えようがないw

板違いを主張される皆様。
俺としてはヒトラーを通した東アジア議論になれば
極東でいけるのではないかと思ってます。
需要があるならこのスレ使ってほしい。

以降板違いに関する議論は自治スレで
【極東板】ローカル・ルールその1【考えよう】
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/asia/1090071832/
27日出づる処の名無し:04/12/09 06:34:13 ID:/q279oNH
>>25
×レス主
  ↓
〇スレ主 ね。

ま、どっちにしろクソスレだ罠。
28日出づる処の名無し:04/12/09 07:26:12 ID:ZpC6aQ14
欧 州 情 勢 は 複 雑 怪 奇
29日出づる処の名無し:04/12/09 09:29:42 ID:XrzvII6P
まぁなんだ、そもそもヒトラーが何をしてきたかってのが、
客観的に分析され論じられてないのが問題だろう。

だからプロパガンダが元で捏造誇張がクローズアップされ、
「ヒトラー=史上最悪のヒール」って図式が出来上がってて、
話の初めから対話が成立しないつーか。
30日出づる処の名無し:04/12/09 10:45:36 ID:Q/pxI3ne
ワイマール憲法で軍事的に抑圧されていたドイツ
日本国憲法で軍事的に無力な日本。

共産主義を掲げ、世界中から目の敵にされていたソ連。
中国。

日本と中国の関係の悪化が叫ばれているが、そのうらで
極東・東南アジアからアメリカを排除するために軍事的密約を
結んでいたとかそういうオチはないんだろうな。
31大陸浪人:04/12/09 14:57:10 ID:rCZkzQHH
そのことは口に出してはならぬ。
32日出づる処の名無し:04/12/09 15:24:50 ID:x01cQYmv
>>30
ありえそうだな…北鮮にペコペコする小泉が
なぜその北鮮の親分である中国には大きく出るのか。
不思議すぎる。

ブッシュも寝首掻かれないように用心すべきだ。小泉は本当に友人なのかどうか。
33パピヨン ◆cj3xBEc0QM :04/12/09 16:52:28 ID:0iUPs6Dn
>>1 カゼラさん乙です。
漏れのコピペを貼っていただけて光栄です。
板違いにならないように運営していきましょう。

さて、現在でも在日チョンに参政権を与えるとか言ってるバカがいますが、
これはヒトラーの時代のユダヤ人と全く状況は同じなのです。
現在の日本では在日チョンがいて、帰化した元朝鮮人の日本人がいます。
当時のドイツでも在独のユダヤ人がいて、ドイツの国籍を取得したユダヤ人がいました。
この人種と国民という問題について、ヒトラーは素晴らしい考えを持っていました。
34パピヨン ◆cj3xBEc0QM :04/12/09 17:23:44 ID:0iUPs6Dn
「国籍所有者と国家の市民」

国家と称せられている構造の中には2種類の人間がいる。
すなわち国民と外人だ。
国民とは、出生によって、あるいは帰化によって国籍を得た全ての人をいう。
外人とは、これと同じ権利を他の国家でうけた全ての人をいう。
(また、稀に無国籍者という人もいる)
国籍は、まず第一にある国家の国境内で生まれることによって獲得される。
この場合、人種とかどの民族に属しているかということは一切問題にならない。
以前はドイツの保護領に住んでいた黒人が、今ではドイツ国内に住んでいるとする。
そうすると彼は自分の子供を「ドイツ国民」として世に出す。
同様に、黄色人種でもユダヤ人でも、どんな人種でも無造作にドイツ国民になりえる。
さらに、国籍を所有する第二の方法として帰化がある。
帰化はなるべく犯罪者や娼婦のヒモでないこと、危険思想の持ち主でないこと、などが
考慮されるが、特に問題がなければ国籍をえる全過程は、自動車クラブに入会するのと
たいした違いのない簡単な手続きで認められてしまう。
今までズール族だた人間に「あなたは本日よりドイツ国民になりました」
という一片の紙切れが届くのだ。
その際、人種やその人間の人格が問われることは一切ないのである。
35青識亜論 ◆dOVJx0gl0k :04/12/09 17:29:47 ID:6tS4RhSm
良スレだな。題材がなんであれ、マクロな国家戦略を論じられるスレがあるのはいいことだ。
36パピヨン ◆cj3xBEc0QM :04/12/09 17:43:59 ID:0iUPs6Dn
「国籍所有者と国家の市民」(続き)

さて、さらに国民は実に2種類に分類することができる。
すなわち「国籍所有者と国家の市民」である。
出生によっては国民には原則として国籍だけが与えられる。国籍を持つというだけだは、
まだ公的な官職に就く資格が無く、選挙権も被選挙権も与えられることはない。
ドイツ人でドイツの国籍を持つ国民はドイツの規定する義務教育を受ける義務がある。
かれはそれによって、人種意識と国家意識を持った民族同胞となるための教育を受ける。
そしてより一層の訓練を受けるために軍隊に入る。
それらの義務を終えて、身体的にも精神的にも非の打ち所のない青年には、堂々と
「国家市民権」が授与される。これがこの世の全生涯において最も価値のある証書である。
これによって彼は国家市民の全ての権利を保障され、市民としてあらゆる特権に関与する。
「国家市民権」の授与は民族共同体と国家による厳かな宣誓と結びつかねばならない。
道路清掃夫としてドイツ国の市民である方が、他国の王であるよりも大きな名誉でなければならない。
国家の市民がドイツ国の主人である。国家市民はあらゆる点で外人に優先権を持っている。
だが、この高い地位には義務がある。卑劣な犯罪人や売国奴等はいつでもこの権利を剥奪される。
彼はこれによって、ただの国籍所有者に戻ってしまうのだ。

37パピヨン ◆cj3xBEc0QM :04/12/09 18:08:08 ID:0iUPs6Dn
まあ、要するにヒトラーの言う「国民」の条件は非常に厳しかったんだ。
現在の日本ではなんでもかんでも日本人だからね。
以下の条件を全て満たして初めて本当の民族同胞として認められた。

・純粋な民族の血が流れていること
 (日本人なら、朝鮮人の血が流れてなければ大丈夫だね)
・義務教育を終えていること
 (引きこもってて卒業してません〜とかいうのはダメってこと)
・成人していること
 (日本なら20歳以上から成人って定義だろうね)
・犯罪者や自己破産者でないこと
 (こういう人間は国家の恥として国民の権利を認められない)
・健康な身体と頭脳を持っていること
 (極端な話、狼に育てられた少年とか、脳死状態の人は人間として認められない)
・民族の歴史観・国家観を持った愛国者であること
 (もし、自分が日本人であるという認識がなければそれは国民と言えない。
  自分が属している民族についての帰属意識がなければダメ。
  例えば、ワールドカップや戦争の時には自然と自分の国を応援するでしょ)

う〜ん。オレはヒトラーの定義でもちゃんとした日本人だな。よかったw
38日出づる処の名無し:04/12/09 18:11:36 ID:UKwR3se3
成人してないとダメですか
39パピヨン ◆cj3xBEc0QM :04/12/09 18:19:04 ID:0iUPs6Dn
>>38
ダメだろうね。
未成年は保護下にあるってことになるから。
一人前と認められてないから、酒もタバコも×だし、
選挙権もないしな。
40日出づる処の名無し:04/12/09 18:22:38 ID:UKwR3se3
まあ国民予備軍ということでここは一つ。
41パピヨン ◆cj3xBEc0QM :04/12/09 18:43:58 ID:0iUPs6Dn
>>40
大人になって「国家市民権」を得られるようにガンガレ。

ってゆーか、良く考えてみるとこの定義は首尾一貫してるよな。
例えばさ、日本で生まれたけど、日本国籍のまま、その後ずーーっとアメリカで暮らしてて、
20歳ぐらいになって日本に戻ってきたとする。
この人間は日本人として認められないんだろうな。
『民族の歴史観・国家観を持った愛国者であること』
っていう条件でひっかかる。日本語を話せないし、アメリカ人の意識だろうから。

あと、サッカー選手のラモスも本当の日本人じゃない。
民族の血が流れてないから。チョンは帰化してもダメということだな。

『純粋な民族の血が流れていること』ってのも厳しいよな。
日本で生まれて、育った黒人は日本人じゃないとみなされる。
ヒトラーは『血統主義』だった。優秀な民族や劣等民族は教育だけでなく、
生まれながらの血にして決まっていると考えていた。
競馬の馬なんかはそうだよな。駄馬はいくら調教しても駄馬だもん。
血液型によって性格が違うってのも完全に血統主義だもんなぁ。
哲学的な要因がいっぱいだよね。
自分の国家のこと、歴史のこと、日本人であるということを考えさせられまつ。

42日出づる処の名無し:04/12/09 19:24:39 ID:/wBRtw9M
もし、ヒトラーが、「地球市民」とまでいかんでも、
今のEUを見たらどう思うんだろ?
43カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 22:52:34 ID:SyDl0OT3
>>33
パピヨンさんに喜んでもらえて、こちらこそ光栄でつw
でもスレタイについてはちょっと反省。
こういうスレタイにすれば
いろんな意味で全然板違いじゃなかったのに。

★独裁者から学ぶ極東地域における方法論★

板違いにならぬよう。
ヒトラー以外の独裁者も話題にしていこう!
スターリンや毛沢東の手腕にも学ぶべきものはあると思う。
44カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 22:55:27 ID:SyDl0OT3
さっそくネタ投下。

毛沢東『矛盾論』より

複雑な物事の発展過程には多くの矛盾が存在しているが、
そのうち必ず一つが主要な矛盾であって、
その存在と発展によってその他の諸矛盾の存在と発展が
規定されまたは影響される。
日中戦争の場合、日本と中国の間の矛盾が主要な矛盾となり
中国国内の共産、国民両党の間の矛盾を含むすべての矛盾は、
いずれも一時的に第二義的で従属的な地位にさがる。
どのような過程においても、もし多くの矛盾が存在していれば
その中には必ず主要なものが一つあって指導的な決定的働きをし、
その他のものは第二義的で従属的な位置を占める。
45カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 22:59:29 ID:SyDl0OT3
>>44
矛盾ってーのは最強の矛と最強の盾で
互いに対立するものって意味だよな。
これは国家間の対立が主要なものになれば
幕末の藩同士の対立が解消し、
平和主義者の言う国家間の対立をなくした世界平和の実現には
地球対宇宙という構図が必要ってことだなw
毛沢東はこの方法論に基づいて国民党に敗れる前に
シナ対日本という構図をつくりだそうとしたんだろうなぁ。
46カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 23:01:06 ID:SyDl0OT3
毛沢東『矛盾論』より

矛盾する物事は互いに転化しあう。
即ち物事の内部の矛盾する二つの側面は一定の条件によって
それぞれ自己と反対の側面に転化し、
自己に対立する側面が占めている位置に転化していく。
帝国主義と対立していた日本は自身が帝国主義へと転化した。
一定の条件のもとでの結びつきと同一性があるゆえ
このような転化、変化がおこる。
国民党は反共であったが日本と中国との矛盾の尖鋭化という
条件によって抗日に賛成しないではいられなくなった。
矛盾する一方が他方に変わるのであり、
その間には一定の同一性が含まれているのである。
独裁を強くするのはまさに独裁をなくす条件を準備するのである。
戦争を行うのはまさに戦争を永遠になくする条件を準備するのである。
多くの相反するものは同時に相成るものである。
戦争と平和は互いに転化しあい戦争は平和に転化するし、
平和は戦争に転化する。
第一次大戦は世界の平和に転化し、世界の平和は第二次大戦に転化した。
戦争と平和のような矛盾した事柄も一定の条件のもとでは
同一性をそなえているからそうなる。
47カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/09 23:05:19 ID:SyDl0OT3
>>46
「独裁を強くするのはまさに独裁をなくす条件を準備するのである。
戦争を行うのはまさに戦争を永遠になくする条件を準備するのである。
多くの相反するものは同時に相成るものである。」
って部分には何か思い当たる節がある。
日本に戦争をもたらすのって
日本から戦争をなくそうとか言ってる手合いだろw
戦争を永遠になくす為に自衛隊を否定してる連中こそが
日本に戦争を招くのだ。
48日出づる処の名無し:04/12/10 12:09:54 ID:xa1K6uAB
ヒトラーの功績を真剣に考えて見る。

ザール地方 元ドイツ領、WW1の敗戦により、国際連盟の統治下にあったが
1935年、ザール地方の住民投票で90%以上がドイツへの復帰に同意し、ドイツに復帰。

ラインラント ドイツの正式な領土であるにも関わらず、WW1以降、ロカルノ条約により強制的に
非武装地帯にされており、ラインラントのドイツ国民は外国の侵略による生命の危険にさらされていた。
1936年にラインラント住民の圧倒的な支持を受けて、ドイツ軍が進駐。

オーストリア オーストリア併合についてはドイツと同じゲルマン民族の国家であり、1938年4月10日の国民投票で
99パーセント以上のオーストリア国民の同意を得ているので、法的に見ても、全く問題無い。
49カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/12 00:03:10 ID:WdDSGZcc
ちなみにこのスレ、
ヒトラーの是非を論じるスレじゃありません。
そういう話になるとどうしても
前スレみたく板違いの方向にいかざるをえんから・・・
>>14さんがスレの方向性を明確に示しているが、
ヒトラーに限らずスターリン、毛沢東、金日成、ポルポト
その他さまざまな独裁者から学ぶべきところは学び、
極東での戦略を見つけていこうというスレでヨロ。
50カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/12 00:22:29 ID:WdDSGZcc
俺がまず一番にヒトラーから何を学ばなきゃいけないかって言ったら、
「多くの者は、相当に長い文章を読むよりも、
むしろ具象的な表現を受け入れる用意ができているのである。」
という『わが闘争』の言葉であるw
つまりあんまり長々と書いてもあまり読まれないという事。
どれだけ内容を短く効果的にまとめれるかだなw
51日出づる処の名無し:04/12/12 18:02:13 ID:L0WHVuxW
如何にして交渉相手に自国の条件を飲ませるか。
ヒトラーの交渉術(才能)には眼を見張るものがある。
狡猾な中共に対抗するには中国よりも先に既成事実を作り上げることだ。
この点をとっても日本は中国より遅れている。
52日出づる処の名無し:04/12/13 18:37:38 ID:MuFMmhr/
ほしゅ
53日出づる処の名無し:04/12/15 00:14:00 ID:WJYt6A9a
>>52
もう、保守かよw
とりあえず保守。
>>1さんへ
明日は気合入れて書き込みまする。
54カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/15 00:19:47 ID:4PbubTKd
>>53
乙です。
俺もそのうち資料まとめてから
ヒトラーの方法論投下します。

とりあえず小ネタ。
ヒトラー1942年1月1日の発言。

私が物価を気にするのは貧しい消費者のことを心配する場合だけだ。
金持ちのためには金を使わせる機会をどんどんつくってやるといい。
ある日バーデンの大管区指導者がやってきて、保養地としてのバーデンバーデンの
行く末が心配だと訴えた。
保養地として独立独歩でやっていけるようにするにはカジノが一番だ。
私は躊躇することなくバーデンバーデンでのギャンブルを公認したさ。
55カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/15 00:21:57 ID:4PbubTKd
俺も東京都のカジノ構想には大賛成だったよ。
56ゆきだるま ◆mTjw0CyQU6 :04/12/15 21:54:04 ID:IzQiJNW6
マスコミ板のほうもスレスト食らいました。
57日出づる処の名無し:04/12/15 21:54:43 ID:kzHjpiFE
>>1
ヒトラーイラネ。キムジョンイルもイラネ。
58日出づる処の名無し:04/12/15 22:14:31 ID:cwPyL62R
>>57
そういう脊髄反射の思考停止厨こそ(゚听)イラネ
59日出づる処の名無し:04/12/15 22:15:09 ID:kzHjpiFE
>>58
ジョンイルがイイとか言ってる奴イラネ
60日出づる処の名無し:04/12/15 22:24:44 ID:cwPyL62R
>>59
ヒトラーとジョンイルを同列に語ろうとする思考停止厨(゚听)イラネ
61日出づる処の名無し:04/12/15 22:26:35 ID:RObo7jN+
62日出づる処の名無し:04/12/15 22:31:03 ID:lV44L2M8
ぶっちゃけヒトラーは尊敬できる
63日出づる処の名無し:04/12/15 22:33:14 ID:cwPyL62R
「ヒトラー=悪」っていう決めつけが生理的にダメ。
64カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/16 00:42:31 ID:awSIw4dY
ヒトラーの是非を論じるスレじゃなくて、
ヒトラーに限らず学ぶべきところは学ぼうってスレだってばw
65カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/16 00:53:28 ID:awSIw4dY
今、極東板ではこのスレで
韓国人観光客へのビザ免除のニュースについて
抗議のメールを送ろうって話題で盛り上がってる。

小泉首相 ビザ恒久免除表明へ
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/asia/1103002615/

だが昔からこうした行動しようという呼びかけに対しては
「どうせ何をやっても無駄」と熱を冷まそうとする者が必ず出てくるものさ。
その行動しようとする者達について『わが闘争』になんと書かれているか。
66カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/16 00:59:14 ID:awSIw4dY
わが闘争「世界史は少数のものによって作られる」

悪意はないが無批判で無関心な、
あるいは現状の維持にだけ興味を持っている無数の大群が、我々に対立している。
我々が強力に戦っても勝利の見込みはなさそうに思えるが、
まさしく我々の課題の偉大さやその成果の可能性の基礎がそこにあるのである。
小心者を、はじめから追い払ってしまうか、あるいは気おくれさせてしまうときの声、
これが真の闘士の集合の合図になるのだ。
そして、以下の事を、人々ははっきりしておかねばならない。即ち
ある民族から最高のエネルギーと実行力を持った一定数のものが、
一つの目標のために団結して現われ、
したがって、大衆の怠惰さから決定的にぬけだしたならば、
このわずかのパーセントのものは全体の支配者に高まったのである。
その時に世界史は少数者によって
(数におけるこの少数者の中に意志と決断の多数者が顕現するとき)
作られるのである。
それゆえ、今日多くのものには、困難に思えるかも知れないものが、
実際には、我々の勝利の前提なのである。
まさしく我々の課題の偉大さや困難さの中にこそ、
闘争のために最良の闘士だけが見いだされる確率が多いのだ。
そして、このような選抜の中にこそ成功に対する保証があるのだ。
67カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/16 01:06:36 ID:awSIw4dY
昔、あるテレビ番組の冒頭でさ
「昨日の放送に視聴者の皆様から
電話やファックスで400通にものぼる多くのご意見ご批判をいただきました。」
てな事を司会者が言ってたことを記憶してる。
まず俺が驚いたのは何百万何千万人が見ている一つのテレビ番組にとって
たかが400程度の抗議でも充分多いということなのだ。
それも電話やファックス、あるいはメールという
比較的実行するのに労力の伴わないことであっても、
実際に行動するのはこんなにも少ないのである。
それを考えれば実際に行動する者は、どんな少数であっても
けして無益な存在でない事がよくわかる。
だからこそ2chからの企画でTBSが都知事の発言を捏造した件に対し
抗議のビラを撒いた者達は、石原都知事が産経新聞に載せる
『日本よ』で触れられたのである。
まさに世界は少数の勇者によってつくられている。
68日出づる処の名無し:04/12/16 02:08:28 ID:PIBsnIxv
ドイツが第一次世界大戦で経済が破滅した時、
ヒトラーは、それでもドイツ人にプライドだけは
与えられたからなぁ。

一つの国家を維持する為には、プライド・・・要るよなぁ。
69日出づる処の名無し:04/12/16 12:55:15 ID:qKuRrujo
良いスレッドだと思う。
70日出づる処の名無し:04/12/16 16:29:32 ID:KI9r9Q4z
>>60
ヒトラーとジョンイルの同一性が見えない奴ってのは・・・

やっぱイラネ
71日出づる処の名無し:04/12/16 18:08:58 ID:gtyi9Tkp
>>70
申し訳ないが、貴方の言うヒトラーとジョンイルの同一性を
教えてくれまいか?
72日出づる処の名無し:04/12/18 21:07:18 ID:LCX33Hem
>>71
しょ〜もないウソとハッタリ。
理性と良識がそれを見破ると、ファビョって臆面の無い脅迫と暴力。
「全能なる無謬の指導者」「ウリ民族の絶対優秀性」といった小学生並みの世界観。

どれをとってもソックリさんだと思いますが何か?
73日出づる処の名無し:04/12/19 06:25:31 ID:5VzGw+cn
>>72
第一次世界大戦後の完全な経済破綻状態だったドイツを立て直した
経済政策だけとれば20世紀最高の政治家のひとり、と

東アジア屈指の大日本帝国の潤沢な遺産を無傷で受け継ぎながら、
朝鮮経済を世界最貧レベルまで落とした20世紀でもっとも無能な指導者、を

同列に扱うのは、いくらなんでも無理があると思われ。

プロパガンダを利用した独裁者としてみても、20世紀最高の演説スキルを持ち
かつ現代宣伝理論のほとんどを一人で築き上げたゲッベルスを抱えたヒトラー、と
アホの朝鮮人以外誰もだませない妄言を、壊れたラジオみたいに繰り返す豚、を
同列に扱うのは間違いでしょう。
74日出づる処の名無し:04/12/19 08:52:35 ID:aMmloctp
ヒトラーを評価してる学者は結構な数に上る。
将軍様を評価してるのは同志だけw
75日出づる処の名無し:04/12/19 12:09:56 ID:rWzKl3jW
方法論?
76日出づる処の名無し:04/12/19 13:10:44 ID:ctm+8SgU
>>74
見聞する限り、ヒトラーには「贅沢な食事」も「喜び組」もなかったからなぁ・・・
77日出づる処の名無し:04/12/20 07:38:58 ID:GZp1wskS
拝金主義のチョン社長に店に置いて来た現金を持ち出すように命令されたんだろ。
朝鮮民族は差別大好き民族だよ。でも差別されると怒り出す。
ああ言う民族は差別されて当然。何せ密航してきたのに強制連行
されて来たとウソを付いて、特別永住権を獲得する。
最初は序々なる同化と言う理由で3代限リの条件で永住権を
与えたのに、何時の間にか永代永住権にしてしまう。
日本人が韓国に住むと、5本の指全部の指紋を取られるのに、
そうしたことはほう被りで、差別だ!と騒ぎ立て、指紋
制度を廃止する。
5箇条の御誓文を盾に収めるべき税金を納めないで、北に送金する。
日本人の収入の無い人間を押し退けて生活保護をうける。
お陰で、日本人は生活に困り、一家心中をしているのに、
役所は知らん顔。
こうしたことが出来るのは、通名を使って身分を隠し、在日だけで
情報交換が出来るからだ。

78日出づる処の名無し:04/12/20 14:24:30 ID:f0iBUoQP
ヒトラーは、金玉一個しかなかったってほんと?
79日出づる処の名無し:04/12/20 16:00:47 ID:VY0IV/+W
スレ主、空気嫁。
もうここ閉じて、>>43で言ってたスレタイに換えろ。
みんなのメイワクになるぞ。
80カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/20 23:11:25 ID:Lz95Hx7m
>>79
極東の自治がやりたいなら
自治スレ立ててやれや。
81カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/21 00:05:23 ID:nb6+xgbZ
ヒトラーは完全な民主主義の中から
独裁体制をつくった政治家だが、
李登輝先生は独裁体制を民主化させた政治家である。
もうすぐ日本に来るという。
熱烈歓迎。

李登輝前総統 27日にも来日決定!
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/asia/1103213090/
82カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/21 00:20:55 ID:nb6+xgbZ
そうそう、今日は日テレで架空請求やらなんたらの
番組をやってたな。詐欺師の脅迫や
人を馬鹿にしたような挑発を聞いてたら腹立った。
ヒトラーの発言に習い犯罪者は死刑にすればいいのだ。
日本も最も優秀な人材をイラクで危険にさらしているわけだからな。

1942年5月22日のヒトラーの発言

戦時下の恥ずべき犯罪を犯す者に対して厳罰をもって当たるという態度を
明らかにする必要があると思う。例えば、灯火管制下での犯罪だ。
これに野蛮とも思えるほどの厳しい処罰を科さずして、灯火管制の暗闇でのひったくり、
婦女暴行、空き巣狙いなどをどうやって防げるというのだ。
こんな犯罪に対しての処罰は死刑のみ、犯人が七十であろうが十七であろうが
年齢には関係なしだ。戦時に銃後での犯罪を厳罰に処さないとどういうことになるか、
a.犯罪件数が増加し統制がとれなくなる。
b.まともな人間が前線で死に、銃後では犯罪者が生き延びるという矛盾が起きる。
犯罪者というものは、この程度の罪だと刑法何条で懲役何ヶ月などと熟知しているのだ。
戦時下では国民は三種類に分かれる。徹底的理想主義者、徹底的利己主義者、
そしてその中間という具合だ。
戦場では理想主義者たちがどんどん死んでいくのに、銃後で犯罪者どもを
慈悲をもって野放しにしていたのでは、わが国の人種選別政策は逆行することになってしまう。
第一次大戦の教訓を忘れてはいけない。そこで、私の結論は次の通り。
兵士は死ぬ可能性がある、犯罪者は確実に死ななければならない。
これに選択の余地はない。この原則を受け入れない国家には、
理想主義に燃える兵士を戦場での死の危険にさらす権利などないのだ。
83カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/22 00:08:50 ID:dnWnw1EZ
中国大使、取り消し要求 台湾前総統のビザ発給
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=KHP&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2004122101003011

今、台湾の李登輝前総統へのビザ発給のニュースで盛り上がってるが、
石原都知事はかつて台湾に行かれた際
「江沢民が気でも狂って軍をそそのかして台湾を武力侵攻するなら、
それはもうヒトラーだ。中国のヒトラーだ」
と言った事があった。ポーランドのダンチィヒに絡めた発言である。
ポーランドのダンチィヒは住民の90%以上がドイツ人で、
それを武力で併合しようとして世界大戦を起こしたのがヒトラーだから、
この発言は実に的を得ている。
この世界で誰が戦争を起こす存在かもヒトラーから学ぶことができる。

中共の王大使は
「彼はもはやトラブルメーカーではなく、戦争メーカーになるかもしれない」
と李登輝先生の来日を強く牽制したが、
それはそっくりお前たちの事だ。
84日出づる処の名無し:04/12/23 18:01:52 ID:RzACiA2u
>>83
>「彼はもはやトラブルメーカーではなく、戦争メーカーになるかもしれない」

蘆溝橋の再演ですか?

と、ビシッと言ってやればよかったのにな・・・


※蘆溝橋
日本軍と蒋介石軍がにらみ合っているさなか、両方に銃弾を発射し、煽ったのが、当時の支那共産党。
翌日早々に、自分たちが撃った銃弾で、両方がガチをやりはじめた。と、煽り成功を自慢したチラシを
撒いていた(用意していた、と言うことだ)。
85カゼラ ◆SONY/ZIFXU :04/12/25 01:15:28 ID:JBhRX/MQ
保守。
そのうち
まとめて書くぜ。
86ゆきだるま ◆mTjw0CyQU6 :04/12/27 23:35:31 ID:8IH0Qxh0
てゆーかパクリスレだけどね
87日出づる処の名無し:04/12/28 02:52:18 ID:LM9gne2n
朝鮮人が優れている理由

1.大脳が発達している
アウストラロピテクスからクロマニヨン人へ進化する過程を見れば分かるように、
人間はしだいにアゴが小さくなるにつれて、脳の容積が大きくなって発達していく。
だからアゴが小さい朝鮮人は、人類の進化の最終形態であり、大脳が発達している。

2.細胞の構造が緻密で繊細である
朝鮮人をはじめ黄色人種の肌を見れば分かるように、白色人種や黒色人種と比較して、よりなめらかで繊細である。
これは細胞の構造が緻密にできているからであり、脳細胞なども同様である。

3.少産少死型は生物的高等さを示す
一般に下等生物ほど、運動能力や生殖能力が高く、個体の寿命が短くなるという、いわゆる多産多死の傾向がある。
逆に高等生物ほど、卵や子供の数は減少し、個体の寿命が長くなる。
このことは、人間の生物的高等さの序列が 1.黄色人種 2.白色人種 3.黒色人種 であることを示す。

以上のことから分かるように、一般にモンゴロイドは進化の進んだ人種であり、とりわけアゴの小さい北方モンゴロイドは最優秀の人種である。
故に、北方モンゴロイドの血統を純粋に保持している朝鮮人は、全生物の中で最も進化の進んだ、アーリア人種である。
残念ながら日本人の場合、半分は北方モンゴロイドの血統(弥生人)を受け継いでいるものの、
あとの半分はアゴが大きく浅黒い劣等な南方モンゴロイドである、マレー・ポリネシア系(縄文人)の血が混入している。

優秀なる北方民族よ、東方に大帝国を築け!!
88カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/01 11:55:57 ID:UU7wjTQG
新年保守
今年こそちゃんと書くぜ。
89カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/05 23:43:47 ID:VZoE9v54
時空警察なる番組で、
ちょうどヒトラーの事をやってたよ。
その描かれ方、気に入ったねw
「悪は滅びる」か・・w
こういう番組を見れば見るほど俺は反抗心から
ヒトラーの優れた側面をみつめるようになったのだ。
東条首相の功罪にシナ人が口を挟む権利がないように、
原則としてヒトラーの事もドイツ人が決めればいい事。
しかし、国家主義的な強い指導者(石原都知事など)を
必ずヒトラーに例える
筑紫哲也などの馬鹿なマスコミについては、
つついてみたくもなるというものだ。

「マスコミというゲスどもが、
いわゆる世論の三分の二以上を製造していて、
その泡から議会主義という愛の神が発生したのだ。」
わが闘争より
90日出づる処の名無し:05/01/08 04:18:09 ID:0xnYoWAJ
保守あげ
91日出づる処の名無し:05/01/08 11:33:55 ID:iefts63g
ドイツ人はヒトラーをどう思ってるのかね?本音では。
どう考えてもいまのドイツがあるのはヒトラーのおかげなのだが。
92カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:02:45 ID:ZpFyS42g
認識あるいは理論が真理であるかどうかは、
社会的実践の結果がどうであるかによって客観的に決まる。
真理の基準は社会的実践でしかありえない。
毛沢東『実践論』より

これはその通りだ。
だからヒトラーのやり方というものは、
真理に満ちている。
まず大切なのは知る事だ。
93カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:05:19 ID:ZpFyS42g
                        _,,,,,,_
 ______________    '-ニ、l,    ______________
 ヽ二二二二二二二二二二二二ニ)    | ノ l    (二二二二二二二二二二二二二ノ
  ヽ-------------|-----|三三 ||、  /vvvvヽ  .ノ/三三|-----|--------------'
   \ニニニニニニニニニkニニニ-ヽ三三ヽヽ-':vvvvvv:i--'/ 三三ノ二二ノニニニニニニニニニ/
     ''---、------ヽ-=ニ~-ヽニ-~/.l.>、vvvvv/;-',ヽヽ-ニノ~ニ=-ノ------,,,--'''''~
        ~~~~~~~~~ヽニ-~,-',`-、// |.--vv--,|| lヽヽ/ヽニ-/'''''''''''''''''
               ヽ',-''ノ.// l l-l  .|:::|  :|--'~~lヽヽ,ヽ'~
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                  /  / / / .,- 、\  ヽ,
                  /  l' <  ヽ/  \ ヽ  l
                   |  |, -、\    /\ >|  :|
                  l  .l\ ヽ/ , 、.\   .l  l
                 .ヽ ヽ \  / >  .>  ノ  ./
                  .ヽ .ヽ  `'  / ./ ノ  ノ
                   \  \  \/ ,-'  /
                     ヽ ~~''''''''''''~  /
                      ''-=======-'
                                    _______
                        ∧,,∧     / 
                       ミ゚Д゚彡 <   最初はヒトラーについて大まかに書こうと思う。
                       <  y~|⊃   \ 
                     / ̄ ̄ ̄ ̄\     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
94カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:08:38 ID:ZpFyS42g
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   「無名の者」
  ミ__ノ     \_______

1889年4月20日
ドイツ国境に近いイン河畔のブラウナウでヒトラーは生誕する。
リンツの学校に通い。息子を官吏にしようとした父の死により画家を目指そうとする。
しかし美術学校への入学を失敗し、ヒトラーは浮浪者としてウィーンを彷徨っていた。
浮浪者収容所に入り、絵を描きそれを売ってわずかな金銭を得ていた。
この悲惨な数年にヒトラーの世界観は形成される。
「この時代に私には世界像と世界観が形成された。それが私の目下の行動の基礎になった。
かつて私が作りあげたものに、それ以上学ぶべきものはなく、変更すべきものもなかった。
今日、一般にすべての創造的思想というものは、早くも青年の時代に原則として
現れるということを固く信じている。」(わが闘争より)
ヒトラーはオーストリアの議会を傍聴し、政治への考察を深めていく。
議会主義の無責任を嫌悪し、当時ウィーン市長だったカール・ルエガーに好意を寄せる。
ルエガーの魅力はその演説にあり振り上げた腕、あらゆる身振りがヒトラーを感動させた。
ルエガーは言う
「自由経済の中でユダヤ人だけが勝利を収める。
我々はそのユダヤ人から自己の財産を守らなければならない。」
ウィーンからミュンヘンに移った後、第一次大戦勃発。
ヒトラー、「私は、嵐のような熱狂に圧倒され、ひざまずいて心の底から神に感謝した。」
戦争では勇敢に働き、第二級鉄十字章、第三級軍事功労十字章、連隊賞状、
第三級服務勲章につづき第一級鉄十字章を受章。兵士の階級では極めて稀な事例だった。
ヒトラーはこの勲章を生涯の終わりまで誇らしげに胸に飾っていた。
大戦末期に毒ガスで目を負傷。陸軍病院でドイツの降伏、革命、皇帝退位の報を知る。
ヒトラー、激しい怒りを覚える。
「かくしてすべては無駄であった。あらゆる犠牲も、あらゆる苦労も無駄だった。
果てしなく幾月も続いた飢えもかわきも無駄だった。
しかも我々が死の不安に怖れながらも、なお我々の義務を果たしたあの時々も無駄だった。
その時倒れた200万の死も無駄だった。」
95カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:10:28 ID:ZpFyS42g
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   「敗戦の祖国で」
  ミ__ノ     \_______

第一次大戦にドイツは敗れたがヒトラーはまだ軍に在籍していた。
1919年8月13日
ヒトラー、命令に基づきバイシュラーク啓発教育分遺隊で指揮。
革命によって動揺した兵士に国家主義、祖国愛を教えるこの仕事に
ヒトラーは熱意と愛情をもって取り組んだ。
ヒトラーの雄弁と才能と活躍は際立っていた。
そして以前から純粋な感情として感じてはいたが今まであいまいだった
「わたしは話すことができた」という事実を確信する。
この時の仕事で後にナチスの同志として戦う多くの戦友を知る。
同年9月12日
上司であるヒアール少佐からシュテルンエッカーブロイにある
「ドイツ労働者党(DAP)」の調査を指示される。
同党集会にてヒトラーはバイエルンの分離を主張した
バウマン教授を痛烈に非難してやり込める。
ヒトラーの発言に注目したドレクスラー(同党議長)から再来を懇願される。
その後あなたをドイツ労働者党に加入せしめたからそれについて話したい。
委員会に来られたい旨書いた手紙を受け取る。
9月16日
ヒトラー、そういう党員獲得方法に呆れるも好奇心が勝ち再び参加。
ヒトラーの同党への最初の印象
「ガス灯の薄明かりの中で、一つのテーブルを囲んで4人の若い人々がすわっていた。
私はいささか唖然とした。総計7マルクとわずかがこの団体の全財産だった。
そして届いた2通の手紙に対する回答文が読み上げられ全員がそれに了解した・・・。
ひどい!ひどい!これは確かに最もひどいインチキな団体マニアだ。
とにもかくにもこんなクラブに加入しなければならないのか?」
96カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:10:50 ID:ZpFyS42g
同年10月19日
ヒトラー熟考のすえ、運動が小さければ小さいほど
早く正しい形にする事ができるとの考えのもと同党への入党を受諾。
最初この数人の小さなサークルには何もなかった。
幸運にも自分達に届いた一通の手紙の事で際限もない話し合いが始まる。
世間はこれらすべてについて何も知らなかった。
ヒトラーはまず自分達を知ってもらう事から始める。
集会を催す事を企画し、タイプライター、あるいは手書きのビラを自分達で配り
来るはずの民衆を待つが誰も来なかった。
それにも諦めずタイプで打った招待状を複写し配る事を続けた。
その結果、聴衆は自分達7人から11人、11人から13人、遂には17人、23人と上昇した。
そして、仲間内で僅少な金を持ち寄りようやくミュンヘンの独立新聞
「ミュンヒナー・ベオバハター」の広告で集会を告知する。
集会はミュンヘン・ホーフブロイハウスケラーで開催される。
そこは130人を収容する小さなホールであったが、まだヒトラー達にとっては
でっかい建物であり、人が集まるか不安だった。
しかし、111人が出席し首尾よく集会を開くことができた。
ヒトラーはそこで初めて大勢の聴衆の前で演説することになる。
演説は出席者に衝撃と感激を与え、その結果は300マルクの寄付金となって現れた。
それにより一番の悩みだった党の財政問題が取り除かれた。
ヒトラーは自分の軍隊生活で得た仲間を党の委員会に連れ込み組織を固めてゆく。
一回目の示威集会の成功でヒトラーは立場を強め、2回目も大成功に終わる。
妨害が企てられてもヒトラーの同僚達によってすぐに制圧される。
ヒトラーは集会での成功を重ね党を大きく成長させてゆく。
1920年2月20日
「ドイツ労働者党(DAP)」は「国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP)」に
党名変更される。同年2月24日には党大会で25ヵ条の党綱領を発表。
97カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:12:55 ID:ZpFyS42g
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   「フューラー」
  ミ__ノ     \_______

ヒトラーの活躍により党は大きく成長するが、
まだ党はヒトラーが克服しようとした議会主義のままであった。
1921年6月初め
ヒトラー、ナチス党機関紙『フェルキッシャー・ベオバハター』の資金獲得のため
六週間ベルリンに赴く。
これは当時、党指導部にいた反ヒトラー派の敵対者に
わざと軽率な行動をとらそうという意図からである。
ヒトラーは自分に忠実なヘルマン・エッサーとディートリヒ・エッカートを
あとに残し党情勢について絶えず連絡をとっていた。
同年7月10日
ナチス党首ドレクスラーと反ヒトラー派の党委員会メンバーが、
ヒトラー不在中に、ヒトラーが反対していたドイツ社会主義党との提携を画策。
ヒトラー急遽ミュンヘンに戻る。
翌7月11日
ヒトラー、ナチスからの脱党を宣言。
ヒトラーは他政党との結合は自己の立場を弱める結果になると考えていた。
(『わが闘争』にある「強者は単独でこそ最も強い」という理論)
ナチスの党指導部はヒトラーの脱党行動は予想外で、
ヒトラーを失うか、ヒトラーに無条件降伏かの選択を迫られることになった。
7月14日
ヒトラー再入党の条件として党委員の即時辞職と
自分に独裁的権限を持った議長の地位を要求。
また、ミュンヘンこそが党の本拠地であり、他の地区の支部に対しての
絶対的な優越が保証される事なども要求した。
ヒトラーには自分を抜いてはナチスは存続できないという自負があった。
98カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:13:18 ID:ZpFyS42g
翌7月15日
ナチス党委員会、ヒトラーに無条件降伏。
以下回答文書
「貴下の非常な博識、運動を成功させる為に払われた世にも稀な献身と名誉ある貢献、
さらに希有の弁舌の才能を認識する本委員会は、貴下に対し独裁的権限を譲渡し、
復党後、ドレクスラーも以前から繰り返しご提唱申し上げておりました
議長のポストにつかれんことを熱烈に歓迎いたすものであります。
・・・万一貴下がドレクスラーが完全に運動から離脱すべきであるとお考えであれば、
次の年次総会でこれを討議しなくてはならないことになるでありましょう。」
7月26日
ヒトラー、ナチスに再入党。
7月29日
ナチス臨時党大会がホーフブロイハウスの記念会場で開催され、
554名中553名の支持を得て、ヒトラーをナチス党首に選任する。
従来の党首ドレクスラーは名誉議長の地位に移り、
実際上の独裁的指導権が第一議長ヒトラーに与えられる。
これを機にヒトラーの指示により新しい称号として
フューラー(総統)が用いられるようになる。
99カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:15:22 ID:ZpFyS42g
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   「ミュンヘン一揆」
  ミ__ノ     \_______

1923年1月2日
パリ連合国会議開催。イギリスはまずドイツ経済の復興を提案するが
フランスの強硬な賠償提案により議会決裂。
同年1月10日
ドイツ政府、一切の賠償の支払いの四年間延期申し入れ。
翌1月11日
フランス・ベルギー軍、未納の賠償支払義務不履行を理由にルール地方を占領。
(これが史上空前の大インフレ発生の原因となる)
ドイツ、クーノ政府は国民に消極的抵抗を呼びかける。
ドイツ共産党も含む挙国一致でドイツ国民全体が憤怒。
同1月11日
ヒトラー、「フランス打倒より、十一月革命の犯罪者(政府)打倒を!」と演説。
同年4月10日
ヒトラー一万人の聴衆を前に演説
「いかなる経済政策も剣なくしては不可能である。いかなる工業化も力なくしては不可能だ。
今日我々は、最早なんらの剣ももたない。」
4月30日
ヒトラー、レーム大尉を同道してバイエルン駐在国防軍ロッソー司令官に
「共産革命切迫!武器貸与を!」と要請するが拒絶される。
5月10日
ヒトラー、政府への攻撃をにおわせるような演説を行う。
「我々はわが民族に対する愛において狂信的であり、
いわゆる国民的政府もまたこの事実を意識せんことを念じている。
この我々の愛を愚弄し得ると信ずるものに対しては、狂信的憎悪をもって追撃する!」
100カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:15:46 ID:ZpFyS42g
8月12日
ドイツ、クーノ内閣崩壊。
翌8月13日
ワイマール大連立内閣成立。
内政は絶望的な状況、経済破綻、左右過激派による市街戦前夜の様相、
1ドル1億マルクのインフレーション。
9月2日
ヒトラー、突撃隊(SA)および他団体に武装闘争に備えた団体を結成させる。
名誉総裁にルーデンドルフ将軍が就任。
9月12日
ヒトラー、政府との対決姿勢をますます強めていく演説を行う。
「十一月共和国の本質は、敵に対する屈従、ドイツ人の面目の放棄、
平和主義的卑怯、あらゆる侮蔑の寛容、もはや何も残らないまでの妥協、
これらがそこにあるのだ。この十一月共和国は、これを創造した人々の
特徴をそのまま背負っている。」
11月7日
ヒトラー、ナチス単独行動による武装蜂起を決意し突撃隊に動員令を発令。
(ムッソリーニの劇的なローマ進行の成功を手本としたものであった
ナチスはその時には5万5千人の党員を擁していた)
101カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:16:05 ID:ZpFyS42g
翌11月8日
午後八時三十分、ヒトラーは武装した突撃隊員を率いビュルガーブロイ・ケラーに
現れ国民革命を宣言、バイエルンの総監、国防軍司令官、警察長官を監禁して
革命参加を要請する。最初同意していなかったがルーデンドルフ将軍の登場と説得で
革命に一旦は同意するが、ヒトラー外出中にルーデンドルフが
疲れた彼らを帰宅させてしまい、その後ヒトラーへの叛意を決意する。
11月9日
ラジオ放送でヒトラーの蜂起の否認声明を布告。
ヒトラー、レーム、ヘス、ヒムラー、ルーデンドフルは武装した約3000人の
突撃隊員と行進を開始するが警察隊の発砲に阻まれ四散した。
ヒトラーはその後、裁判で罪を問われたが全責任を引き受け答えた。
「小鳥は小鳥であるがゆえに歌わなければならない。
独裁者たるべくして生まれた人間にはしゃにむに前進する権利がある。」と。
ヒトラーは獄中で『わが闘争』を執筆し、
この失敗の反省により100%合法的に権力をつかもうと決意する。
後にゲーリングは話す
「もしこの一揆が成功していたらドイツ国民の全幅の信頼を得る事はできなかっただろう。
この不成功はまさに神の配慮の結果である。」と。
102カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:17:59 ID:ZpFyS42g
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   「ゲッベルス」
  ミ__ノ     \_______

ランツベルク収監から釈放されたヒトラーはナチスを再結党。
しかし、投獄中敵に寝返った党員も多く、
ヒトラーは完全に自分に忠誠を誓う部隊の必要性を感じ、SS(親衛隊)を組織する。
一方南部ミュンヘンのヒトラーに対して北部では
その秘書にゲッベルスという男を抱える北部指導者のシュトラッサーが力を持つようになっていた。
1926年1月24日
シュトラッサー主催の会議で今までの党綱領に代わる新しい党綱領が採択される。
これは公然としたヒトラーへの謀反であり、ヒトラーはこれに激怒。
ゲッベルスは「プチブルジョアのアドルフ・ヒトラーがナチスから追放されるべき」と提案。
同年2月14日
南ドイツのバンベルクに党全指導者を招集。
北部ナチスの制圧を策謀し反撃。圧倒的に勝利する。
そしてゲッベルスを引き抜きにかかる。
103カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:18:19 ID:ZpFyS42g
3月9日
シュトラッサー自動車事故で入院。
4月8日
ヒトラー、ゲッベルスを主要演説者としてミュンヘンに招く。
翌日にはヒトラー自らがゲッベルスの為に党本部を案内し、
ゲッベルスは興奮のあまり寝付けぬほどだった。
この滞在でゲッベルスは完全にヒトラーに心酔する。
4月20日
ヒトラー、37歳の誕生日にゲッベルスと再会し、個人的な親愛の情を示す。
5月22日
党員総会を開催。
満場一致でヒトラーの指導権を認めさせる。
同時に党大管区指導者、下部指導者に対する任免権も認めさせる。
党新規約を採択。(シュトラッサー入院中にヒトラーに都合よい内容に変更する)
今までの25カ条の党綱領は不変と決議される。
6月30日
シュトラッサーの基盤を解体し、復帰したシュトラッサーに党新規約へ合意させる。
ヒトラーの全面的支配権が再び確立。
そしてゲッベルスをベルリンの大管区指導者に任命する。
104カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:20:14 ID:ZpFyS42g
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    (,,゚ー゚) <   「選挙戦」
  ミ__ノ     \_______

ヒトラーは、ラジオ、演説をふきこんだレコードなどの
新しいメディアを活用し支持を広げていくも国会でのナチスの議席は
1924年の選挙では14議席
1928年の選挙では12議席
と、この段階では、まだ小政党にすぎなかった。
1929年10月24日
ニューヨーク株式取引所大暴落。世界恐慌始まる。
1930年7月18日
国会解散。ヒトラー、飛行機を使って各地へ猛烈な選挙戦を展開。
選挙遊説に飛行機をとり入れたのもヒトラーがはじめてだった。
選挙演説(動画)
ttp://www.earthstation1.com/pgs/wwii/dov-Hitler_-_Intolerance.ram.html
ヒトラー自身はまだオーストリア国籍の外国人で立候補資格はなく、
ナチスはプラカードにアドルフ・ヒトラーの名前の代わりに「フューラー」と書いていた。
1930年9月14日
ナチス地滑り的大躍進。107議席獲得して第二党になる。
9月17日
ヒトラー、選挙で勝利したにもかかわらず議会主義を軽蔑する演説。
「議会はそれ自身目的ではなく、ただ単に目的に至る一手段にすぎない。
我々は原則として、議会的政党ではない。我々は、仕方なく強いられて
議会的政党となっているにすぎない。」
1931年5月〜11月
ナチス各地選挙で躍進。
1931年10月14日
国会開催される。
ナチス、首相不信任案を提出が僅差で否決(295対270)
以後、ナチス党員の議員は議会に出席せず。
105カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:21:06 ID:ZpFyS42g
1932年2月25日
ヒトラー、ドイツ国籍取得。27日に大統領選挙に出馬発表。
2月13日
大統領選挙。
ヒンデンブルク1865万票、ヒトラー1133万票、過半数なしで再選挙。
4月10日
再選挙。ヒンデンブルク1939万票、ヒトラー1341万票(得票率36.8%)で
ヒンデンブルク再選される。
1932年7月31日
国会総選挙。
ナチス230議席を獲得、ドイツ第一党へと躍進。(全議席608議席)
政府側はナチスを懐柔する予定で総選挙を実施したが大敗に終わる。
ヒトラーは政界第一党の党首でありながら、
ヒンデンブルク大統領に首相に任命されない為、
いまだ権力を掌握できずにいた。
ヒンデンブルク「あの男に権力を渡す事はない。私は一党独裁を望んでないし
ドイツを実験用のウサギとしてヒトラーに提供するつもりはない。」
ヒトラーは政府を支持するいかなる約束も拒絶している。
1932年8月13日
ヒトラー、大統領から連立政権の副首相として入閣を説諭されるが、
首相就任以外は拒絶。
8月30日
国会議長選挙開催。ゲーリングが議長に就任。
9月12日
国会開催。内閣不信任案提案が可決。
パーペン首相はゲーリング議長に無視されその場で解散権の行使ができず、
屈辱を受けた後に大統領令の解散権を行使。
国会解散。
1932年11月6日
国会総選挙。ナチスは第一党を維持したが196議席に後退。
11月9日
政府、ヒトラーに副首相就任を再要請。ヒトラーは完全に拒絶。
106カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:22:44 ID:ZpFyS42g
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   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   「ヒトラー内閣成立」
  ミ__ノ     \_______

1933年1月1日
ケルン会談。
ヒトラー、前首相のパーペンと極秘に会談。
ヒトラーの首相就任で一致。
1933年1月30日
ヒンデンブルク保守派との連立を条件に不本意ながらヒトラーを首相任命。
副首相の保守派パーペン「我々はナチスを政府に取り込んだ。」
保守派の誰もがヒトラーを自分達の為に利用できると考えた。
ヒトラー内閣成立。ナチスからの入閣は2人のみ。
ゲッベルス、即座にたいまつによるパレードを行う。
同年2月1日
ヒトラーの要請でヒンデンブルク大統領は国会を解散。
首相になってわずか二日、ヒトラーは現状の弱い権力に満足せず
絶対的な力を得るため総選挙に打って出る。
2月4日
ヒトラー、ドイツ国民保護のための大統領令を発令させる。
政治活動を禁止させ新聞その他の出版物の発行を停止させる。
同日に地方議会の解散も命令。
2月6日
ヒトラー、プロイセンにおける秩序ある統治関係設定のための大統領令を発令させる。
ゲーリングにプロイセンの全面的支配権を与えるための法令。
2月8日
ヒトラー、ドイツの新聞編集者達に、新聞の発行量と報道の範囲は政府が決めると伝える。
107カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:23:18 ID:ZpFyS42g
2月10日
ヒトラー、首相就任演説を選挙演説として利用。
首相就任後はじめてラジオで国民に話しかける。
ヒトラー首相就任演説(動画)
ttp://www.earthstation1.com/pgs/wwii/dov-Hitler_021033.ram.html
「ドイツ国民よ!われらに四ヵ年の歳月を与えよ!
しかるのち判断し、われらに裁断をくだせ!」
選挙期間中は精力的な演説、八万回にも及ぶ党大会を行う。
2月27日
国会議事堂、放火により炎上。
ヒトラー捜査を待たずに共産党の犯行と断定。
翌2月28日
ヒトラーの要請で大統領緊急令が出される。事実上の戒厳令。
同日ゲーリング4000人の共産党員の逮捕を命令。
3月3日
ゲッベルス、共産党党首逮捕をラジオ放送。
3月5日
国会総選挙。
全議席647議席のうち
ナチス288議席を獲得、得票率43.9%
社会民主党120
共産党81
中央党73
ドイツ国家人民党52
バイエルン人民党19
3月9日
ヒトラー、共産党員の国会議席を剥奪、81名の共産党国会議員資格を抹消。
議席総数が566に減少して、ナチスが単独で過半数を獲得することになった。
3月23日
ヒトラー、帝国議会で全権委任法を要請し審議を求める。
441票対94票で可決。翌24日には発効されヒトラーは合法的に独裁権を獲得した。
108カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:23:52 ID:ZpFyS42g
5月1日
ヒトラー、ナチスへの入党申し込み受付停止。
100万以上の入党希望者が待機していたが「わが闘争」で書かれた
党員採用の制限に基づいて行動。
5月10日
ゲッベルス焚書を扇動、指揮。
政府、社会民主党の資産没収。
6月22日
社会民主党禁止令発布。
1933年7月4日
カトリック人民党、ドイツ人民党、バイエルン人民党、解党宣言
7月5日
ドイツ中央党自発的解体消滅。
これによってドイツにはナチス以外の政党がなくなった。
7月14日
諸党派新規形成取締りの為の法律公布。
ナチスがドイツ唯一の合法政党となる。
12月12日
ナチス一党独裁による国会開催。
ハイル・ヒトラーを叫び、国歌党歌を合唱し、わずか9分間で閉会。
109カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:25:22 ID:ZpFyS42g
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   「長いナイフの夜」
  ミ__ノ     \_______

1934年1月2日
ヒトラー、彼に次ぐ実力者であるエルンスト・レームSA幕僚長に
別格の友情と親愛の情が溢れた私信を送る。
レームは突撃隊を国防軍に取って代わる軍隊にする構想を持っており、
当時300万を数えるSA(突撃隊)と国防軍の間に摩擦が起きていた。
1934年2月28日
ヒトラー、国防省の講堂に、SAと国防軍の幹部を集めて、双方の妥協と、
軍事面での国防軍優位性を強調した演説を行ない、協定書に署名させた。
レームはSA首脳部に
「私はいささかも協定を守るつもりはない。ヒトラーは反逆者だ。
少なくても暇をとるべきである。もし、彼が一緒に来ないなら、
我々は彼を置き去りにして進むだけである。」と語る。
その内容はヒトラーに内報された。
4月11日
ヒトラー、海軍演習で国防相、陸海軍最高首脳に大統領死後、
自分を支持するよう要請。代わりにSAを抑制する事と陸海軍が唯一の武器の担い手
である事を保証。
1934年6月5日
ヒトラー、私的にレームと5時間の会談。これが最後の会談となる。
6月8日
国防軍、突撃隊の武装蜂起に備えて武装待機。
6月9日
レーム、健康上の理由から静養を宣言。
110カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:25:40 ID:ZpFyS42g
6月21日
国防相からSAとの緊張問題が解決されないなら、大統領戒厳令を布告して、
ヒトラーの支配権を陸軍に引き渡すと警告される。
6月28日
ヒトラー、すべてのSA上級指導者に6月3日ヴィースゼーでの会議に参集を命じる。
SS(親衛隊)全部隊に極秘に動員令発令。
6月30日
午前2時、ヒトラー、ゲッベルスと少数の側近でミュンヘン郊外ヴィースゼーへ飛ぶ。
午前7時前に到着しヴィースゼーのホテルを急襲。
「余は本日付をもって幕僚長レームを免職処分に付し、党およびSAから追放した。」
ヒトラー指揮下のゲシュタポ、SSがSA幹部と反政府分子を襲撃銃殺。
ヒトラー、ベルリンに戻りゲーリング、ゲッベルス、ヒムラーらのレーム処刑進言を
受け入れる。レームは自殺を強要されるが拒絶し射殺される。
7月1日
国防相、全国の非常事態宣言を解除。
ヒンデンブルク大統領と国防相はヒトラーに感謝の意を表明。
1934年8月2日
ヒンデンブルク大統領死去。
ヒトラー、大統領と首相を兼任、国民投票で88.9%の賛成、圧倒的な信任を得る。
全軍兵士ヒトラーに忠誠宣言。
111カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:27:39 ID:ZpFyS42g
>>109-110について、
反政府側の過激派の弾圧はどの政権でも良くやることであるが、
政府側に立つ過激派を粛清するということはなかなか難しい。
誰もが自分の味方をしてくれる者を攻撃したくはないものさ。
だがヒトラーは過激派を等しく邪魔と判断し政府側であり親友でもあったレームを
反政府側の過激派もろとも始末した。彼がクーデターを考える前に。
日本は2.26事件を起こされるまで何もしなかったわけだから
その政治手腕の違いが分かる。
112カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:29:09 ID:ZpFyS42g
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   「第三帝国」
  ミ__ノ     \_______

1934年6月6日
ヒトラー、国防軍を10万から30万に増員を命令。
1935年3月16日
ヒトラー、ヴェルサイユ条約の軍備制限条約を破棄。再軍備宣言。
フランス、イタリアは抗議。
1935年4月26日
ドイツ、ヴェルサイユ条約海軍条項を破棄。
1935年6月26日
英独海軍協定締結。
イギリスはドイツの再軍備を容認。
1935年10月1日
国防法による徴兵制実施。
1935年10月21日
国際連盟脱退。
1936年3月2日
ラインラント占領準備を命令。
3月6日
ヒトラー、翌朝にラインラント進駐するよう命令。
3月7日
午前5時、ヒトラー、ドイツ軍をラインラント非武装地帯に進軍させ占領。
ヴェルサイユ条約、ロカルノ条約を破棄。
午後、ヒトラー国会で演説「現在ドイツ軍は進軍中である。」と発表。
国会は興奮のるつぼ。
政策の承認を国民投票に委ねると宣言し国会を解散。
後にヒトラーは占領後の48時間はフランスの反撃を恐れ、一生で一番神経を痛めた
時間であったと語る。「私なら反撃し、一名のドイツ兵もライン河を渡すことはない」
と自分で言うほどドイツ軍はまだ弱かった。
113カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:30:08 ID:ZpFyS42g
1936年3月29日
国民投票。98.8%がヒトラーを支持。
1936夏ベルヒテスガーデン
四ヵ年計画覚書。ドイツの軍隊は四年間で投入可能となっていなければならない。
ドイツの経済は四年間で戦争可能となっていなければならない。
1936年11月25日
日独防共協定調印。
1937年11月6日
日独伊防共協定、ローマで調印。
ヒトラー、ムッソリーニからオーストリア問題の譲歩を得る。
1938年1月26日
国防相、ブロンベルク元帥を罷免。
2月4日
ヒトラー、陸海空三軍を統括する国防軍最高司令官に就任。
1938年2月12日
オーストリア首相をベルヒテスガーデンに招き併合を要求。
2月14日
ヒトラー、オーストリアに軍事圧力を加えるよう命令。
2月20日
ヒトラー、満州国を承認及び日中戦争に関して日本を支持。
見返りとして日本側はオーストリア併合を承認約束。
114カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:31:27 ID:ZpFyS42g
1938年3月10日
ヒトラー、オーストリア侵攻計画の実行準備を軍に指令。
3月11日
ヒトラー、作戦開始指令。
ドイツ軍オーストリア国境に出動。
ゲーリング、オーストリアに国内安定の為にドイツの援助を要請するよに最後通牒。
午後7時、オーストリア首相降伏「我々は力に屈服す。」
イタリア特使からムッソリーニの「何もかも友好的に受け入れる」との報告が伝わる。
ヒトラー
「決して、決して、決して忘れない。どんなことが起こっても。
あの人が援助を求める場合とか危険に陥った場合には、どんなことが起こっても、
世界中を敵に回したとしても、私だけは味方だと信じていいのです。」
とムッソリーニに感謝。事実ヒトラーは終生この約束を忘れなかった。
3月12日
ドイツ軍、オーストリアに侵入開始。
ヒトラー、オーストリアへ自動車でゆっくりと進む。
ブラウナウの近くの国境を越え、教会の鐘の音と熱狂的群衆に祝福され
生まれ故郷に入る。リンツ市役所のバルコニーから歓喜する群衆に演説。
「もし神がドイツ国家の指導者たるべく私をこの町から召されたのだとすれば、
それは私に一つの任務を授けられたのである。その任務とは、
わが愛する故郷をドイツ国家に還付することであった。私はこの任務を信じた。
私はそのために生き、そのために戦ってきた。そして今その任務を果たしたと信ずる。」
ヒトラーは、こうして、わが闘争の冒頭に書かれた言葉を果たした。
「私は、イン河畔のドイツ国境に近いブラウナウで生まれた。この地が、私の
生誕地となった事を、私は幸福な運命だと思っている。
この小さな町は、ドイツとオーストリアの両国家の境にあり、我々青年には、
両国家の合併こそ、どんなことをしてでも遂行しなければならない、
一大使命と考えられるからである。」
115カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:32:12 ID:ZpFyS42g
3月15日
ウィーンの英雄広場の20万の大群衆に演説。
オーストリア併合
「ドイツ帝国の総統として、わが故郷のドイツ帝国参入を
ドイツ史の一ページに書き加える。
ドイツ民族にとってもっとも古いこの東方の地を
ただ今をもってドイツ帝国のもっとも新しい砦とする。」
日本、率先してオーストリア併合を承認しウィーンの大使館を閉鎖。
3月16日
ヒトラー、ベルリンへ凱旋。熱狂的な大群衆に迎えられる。
「ドイツは今や大帝国であり、今後もそうであり続けるだろう。」
4月10日
国民投票。
オーストリア併合をドイツで99.08%、オーストリアで99.75%の賛成で承認。
1938年8月15日
ヒトラー、上級将校に「年内に武力でチェコ問題を解決する。」と語る。
9月12日
ヒトラー、チェコのズデーテン地方のドイツ人が迫害を受けていると演説。
ズデーテンのドイツ人に民族自決権の付与を主張。
9月14日
イギリスのチェンバレン首相から平和的解決のための会談申し入れを受ける。
9月15日、22日にヒトラー、チェンバレンと会談。
チェンバレンの妥協条件を拒否して、
「まもなく軍をチェコに進める」と言い残し会談は決裂。
116カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:32:40 ID:ZpFyS42g
1938年9月26日
ヒトラー、ベルリンのスポーツ宮殿で武力介入をちらつかせる演説。
「チェコスロヴァキアに要求する。すでに約束したことを実現せよ。
戦争か平和か、チェコスロヴァキアが決めるのだ。
我々の申し出を受諾してドイツ人に自由を与えるか、
それとも我々が自分で自由を求めるか。
今や私は最初の兵士として、我が民族の先頭に立つ。
我が民族は、先の大戦で敗北したときとは違う。」
チェコ、戦争に備えて動員令。
9月28日
ヒトラー、ムッソリーニの調停申し入れを受諾。
9月30日
ミュンヘン会談。
フランスからはダラディエ、イタリアからはムッソリーニ
ヒトラーは終始会談を自分のペースで進める。
領土的要求はこれが最後と明言。
ヒトラーの要求をほぼすべて認める形で終わる。
帰国したチェンバレンは平和の天使としてイギリス国民は熱烈に歓迎される。
チェンバレンは一方的な妥協の産物でしかないヒトラーとの共同声明を手に掲げ
「平和が守られた」と誇らしげに語った。
117カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:35:55 ID:ZpFyS42g
>>116のチェンバレンについて、
俺はこれを小泉首相が北鮮に米と多額の医療支援を約束して拉致された者の
残った家族を帰国させた時の事を思い出すよ。
拉致被害者家族会は小泉首相が北鮮に妥協したことを責めた。
俺も盗人に追い銭だと思ったね。相手が一方的に拉致した問題なんだから、
何故それを取り返すのにこちらが米と金を送る?
でも馬鹿な大衆世論は逆に家族会を責めたのさ。家族が帰ってきたのだから
小泉首相に感謝しろと。そん時はこの極東板にも変なのがいっぱい紛れ込んでた。
そいつらは目先の事だけで、本来の原則を忘れたイギリスの大衆世論と変わらん。
118カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:36:52 ID:ZpFyS42g
1938年10月1日
ヒトラーはその翌日ズデーテンに進駐
ドイツ系住民から熱烈な歓迎を受ける
「私を通じて全ドイツ国民は諸君を歓迎する。この土地は将来断じて
ドイツ国よりもぎ取られることはないのだ!
ドイツの楯が保護を加え、ドイツの剣がこれを守護するのである。」
1939年3月15日
ミュンヘン協定を破りチェコ合併協定調印。
ドイツ軍チェコに侵入。プラハを無血占領。
3月17日
チェンバレン
「イギリスはもはやいかなる条約もドイツと結ぶ事はない。」
1939年4月3日
ヒトラー、ポーランド侵攻作戦を発令。
作戦開始は9月1日以降とする。
イギリス、ドイツを上回る軍備増強にのりだす。
ヒトラー、イギリスとの海軍協定を破棄。
新たな軍事協定を模索。
日本、イタリアとの軍事協定を計画するが
日本はアメリカ、イギリスとの対立を恐れ躊躇する。
ヒトラー、新たな奇策に乗り出す。
最大の敵とみなしていたソ連との不可侵条約を模索。
119カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:37:11 ID:ZpFyS42g
8月20日
ヒトラー、スターリンに「不可侵条約締結は両国の新しい関係を構築する」
と個人メッセージを打電。ヒトラーが直接関与するのは異例。
8月21日
スターリン、ヒトラーに返信。
「リッベントロプ外相との会見に同意する。」
ヒトラーは夕食中にその報告を聞き、テーブルを叩き
「彼らが承諾した!」と叫ぶ。
8月23日
独ソ不可侵条約締結。
これはドイツの明確な日独伊防共協定違反。
8月25日
日本、ドイツに抗議。
三国同盟交渉打ち切り。
8月28日
日本、内閣総辞職。
首相声明「欧州情勢は複雑怪奇なり」
9月1日
ヒトラー開戦演説。
ドイツ軍、ダンツィヒ自由都市に進駐。
フランス、イギリスがドイツに宣戦布告し
ここに第二次世界大戦がはじまる。
「わが民族の子孫の為、領土獲得はもはや権利ではなく義務である。
この世でもっとも神聖な血は土地の為に流される血である。」
120カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:38:34 ID:ZpFyS42g
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   「第二次世界大戦」
  ミ__ノ     \_______

1939年9月3日
フランス、イギリスの宣戦布告の報を聞いて
ヒトラー「これはどういうことだ」と発言。
9月27日
ワルシャワ降伏。
ヒトラー、できる限り早く西方に進撃し、フランスを粉砕する意図を披瀝。
10月2日
ポーランド降伏。
1940年4月9日
ドイツ軍、デンマーク、ノルウェーに侵攻。
5月10日
西部戦線作戦開始(ニュース動画)
ttp://hep0720.hp.infoseek.co.jp/westsront.html
ドイツ軍、フランス、オランダ、ルクセンブルク、ベルギーに侵攻。
5月17日
アルデンヌ侵攻(日本のニュース動画)
ttp://hep0720.hp.infoseek.co.jp/westsront3.html
ドイツ軍、フランスマジノ線を突破。
北フランス進撃(日本のニュース動画)
ttp://hep0720.hp.infoseek.co.jp/westsront4.html
6月14日
ドイツ軍、パリ入城。
6月22日
フランス降伏。
1940年9月27日
日独伊三国軍事同盟調印。
121カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:39:37 ID:ZpFyS42g
1941年1月9日
ヒトラー訓示
「ロシアの支配者スターリンは利口な男のようだ。彼は公然とドイツに反対
するようなことはしないだろうが、しかし、情勢がドイツに不利になると、
やはり彼はドイツにとって厄介者と化すものと予想しておかねばならない。
スターリンはヨーロッパの相続人になろうと欲しており、しかも成果をあげる
必要があり、西方進撃を志しているのだ。従来の我々は、一歩前進するためには
敵の最も重要な陣地を粉砕するという原則によって、行動してきた。
それ故、今やロシアを粉砕せねばならないのである。」
1941年5月5日
スターリン、陸軍士官学校卒業生1000名に非公開の演説。
「我々の戦争計画はできている。飛行場と着陸場は構築され、
前線の航空機はすでにそこにある。
こうした事から2ヶ月以内に我々はドイツとの戦いを
始めることができるといえる。
おそらく私が諸君に我々の戦争計画を告げることに諸君は驚くだろう。」
1941年6月3日
日本の大島大使にヒトラー自ら独ソ戦の開始の国家機密を伝える
バルバロッサ作戦開始後は、それによって日本は一変し大島情報を完全に信頼。
1941年6月14日
将軍28名にヒトラー演説。
「ロシアの軍隊の大半はいま国境にいる。これは我々にとってまさに
そこで彼らを破る好機である。」
122カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:40:24 ID:ZpFyS42g
1941年6月22日
バルバロッサ作戦。
ドイツ軍、ソ連に奇襲攻撃。
解放軍として迎えられるドイツ軍(日本のニュース動画)
ttp://members.at.infoseek.co.jp/leibstandarte/kk1.html
ヒトラーは後に
「スターリンはいつでも戦争を始めることができた。
冬の間ずっと、とりわけ41年新春の最初の何日間かは、ソ連軍が私を出し抜いて
攻撃してくるかもしれないと考えると、私は眠れなかった。」と語っている。
スターリンは戦争の準備をしていた。進撃準備完了の1941年7月10日に始める予定で
軍を国境に集結させてあったが十数日の差で逆にヒトラーに出し抜かれる。
ヒトラーとスターリンは互いが互いの峻烈な政治手腕に一目おく存在であり、
ヒトラーは1943年1月にはスターリンを尊敬できる唯一偉大な敵と讃えている。
1941年11月5日
御前会議
アメリカとの交渉がまとまらなければ戦争に踏み切る事を決定。
ドイツがソ連、イギリスを降伏させればアメリカは戦争を継続する意志を失うという考えがあった。
例年より一ヶ月早い寒波とシベリアからの増援でモスクワ近郊でドイツ軍苦戦。
スウェーデン駐在のオノデラマコト大使からはドイツ不利の情報。
日本、大島大使からのドイツ有利の情報を信じる。
1941年12月8日
日本軍真珠湾奇襲
1941年12月11日
ドイツ、アメリカに宣戦布告
「我々は戦争に負けるはずはない。
我々には三千年間一度も負けたことのない味方ができたのだ。」
123カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:44:08 ID:ZpFyS42g
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                       ミ゚Д゚彡 <  次はヒトラーの演説。
                       <  y~|⊃   \ 
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                     ,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|
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124カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:45:50 ID:ZpFyS42g
演説の技術

○くだらない決まりきった言葉でも病的に熱を込めることによって聴衆は、
 さも偉大なことのように感じる。
○演説の手順は、はじめ、ためらいがちに・・はにかみながら・・手探りに・・
 そして、出し抜けに声を響かせる。
○自分の言葉を自分自身が完全に信じきる。
○こきざみに興奮、恍惚をあたえる。
○ジェスチャー、ポーズによって聴衆に印象をうえつける。
○演説の流れは、静と動、動と静のくり返し。
○ビックリ箱の様に重大なことを最初に話さず聴衆をひきつけてから話す。
○拍手喝采は、あえて静止することによって次の拍手喝采の呼び水とする。
125カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:47:06 ID:ZpFyS42g
言葉

1:同じ意味の言葉を続けて言うことによって言葉を強調する。
例:偉大で天才的な・・・ ・・・を理解し把握する 
・・・の周到さと正確さ エネルギーと大胆さで・・・

2:話し言葉と書き言葉は区別しない、
広汎な大衆に働きかけ少数の論点に集中し同一の事柄を
絶えずくり返し反論し得ない主張になるまでテキストを
確実に把握し影響が広がることを望みながら辛抱強く忍耐すること。
特定の時期に特定のテーマにあまり言及しないことで
政治状況に自己を適合させていく。
126カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:49:08 ID:ZpFyS42g
3:A断定的主張 Bくり返し C単純化 D一般化

A:断定的主張
常に絶対的、主観的、一方的であることが有利、
大胆で断定的な主張は懐疑や反論の余地を与えない。
現実はまさに主張された通りでなければならない、立証されねばならない事実は、
すでに一般に承認された事実として先取りされる。
聴衆は断定された事実関係に強く固定される結果、
続いて語られる理由付けそのものは重要性を失う。
確信に充ちた態度は完全に信じきってない者にすら感銘を与える。
こうしてヒトラーは独断的に主張する
「ドイツ国民は今日一致団結して事実上世界最強の国民である」と。
想定された相手との対話形式もある、特定の問題や事実について
自ら一連の疑問を数えたて、あるいは賛否両論を展開してみせる、
そして疑問や批判を、確信を持ってかたづける。見せかけの問題提起、
論点の微妙な移動、同じ非難の繰り返しによって当初の断定が
再確認され弁舌全体の力強さを演出して見せる。
例:「私は常にドイツの未来を信じてきた。
彼らは当時言った、あなたは空想家だ…
私はわが国の経済危機を除去できると信じた。彼らは言った、
それはユートピアだ。さて誰が正しかったか空想家か、それとも彼らか。
私が正しかった、そして私は将来についても正しいだろう。」
1937年5月20日の演説
127カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:51:05 ID:ZpFyS42g
B:くり返し
くり返しは、ヒトラーの演説の最も重要な一つ、
徹底的なたたみ込みの効果を挙げ聞き手の情緒的反応を強める。
例:「当時我々は、みな知っていた。
このドイツは過去のドイツより美しくなるに違いないと、
ドイツは過去のドイツよりよくなるに違いないと、
ドイツは過去のドイツより強くなるに違いないと、
そしてドイツは、より美しく、よりよく、より強くなった。」
1937年4月29日の演説
言葉のリズム化は、思考や反省する力を弱める。
実際個々の言葉も定式のようにくり返される。
「偉大で天才的な」・・・こうした定式がくり返されるうちに言葉は、
独立したスローガンとなる。

C:単純化
大衆の感受性は複雑ではなく、きわめて単純で閉鎖的である。
そこにはニュアンスの相違はなく肯定か否定か、愛か憎か、正義か不正か、
真か偽かの区別しかない、一切の中途半端を忌避し黒白図式に塗り分ける
極端な単純化への志向があるばかりである。
例:「国家はデモクラシーに対する最も活力ある対立物である。
デモクラシーが勝利するか、その時は国家が没落するであろう。
それとも国家が存立することを欲するか、
その時にはデモクラシーが没落するであろう。
ここには何らの妥協の余地はない。」
1937年4月29日の演説
大衆の全注意力を単一の敵にふり向ける集中化も単純化のひとつである。
128カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:52:30 ID:ZpFyS42g
D:一般化
ヒトラーの演説には日常的視点の欠けたものが多かったが、
日常的視点の欠落を逆用し弱みでなく、それを強みへと転換する。
彼は言う「広汎な大衆の望むのは我々が日常的事項に多く考慮を払い
毎日新しいプログラムを用意することではない。むしろそこで望まれているものは、
いつまでも踏みとどまりうるプラットホームであり政治的進行である。」と。
大きな視点、世界観はここにのみ救いと再建が保証されているという感情を起こす。
漠然とした時間規定も一般化バリエーションの一つ
例:「しだいしだいに」「遅かれ早かれ」「徐々にそして確実に」「つぎつぎと」「ますます」など。
「ドイツ帝国はすべてのドイツ人の国家として徐々に
そして確実に支配的地位に上っていくはずである。」
漠然としているゆえに反論できない。
「人口の大きさとそれを養いうる土地の広さとが均衡した状態こそ健全な関係である。
それ以外の状態はたとえ数百年、実際数千年つづくことがあるとしても、
にもかかわらず不健全な状態であり遅かれ早かれ
当該民族を損なうことになるであろう。」
129カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:54:17 ID:ZpFyS42g
4: A仮定法 B比較法 C択一法 D一人称複数形

A:仮定法
例:「もしも諸民族が、この遊星上で自己の生存の為に闘うならば、
したがって生か死かという運命的問題が登場するならば、
人道性とか美とかの考量はすべて消えうせてしまうであろう。」
科学において法則を仮定するのは仮説に過ぎないが、ここでは定説など存在しない。
仮定法の文章は時に断定的、時に命令法的、
時に因果律的な性格を示しながら一義的に確定し得ない。
種の保存について仮定法で彼は言う
「なぜならもしこの法則が支配しないとしたら、
あらゆる有機生物について思いつかれる
いずれの進化もまったく考えられなくなるだろうから」と。

B:比較法
例:「我々が運動の力全体をますます政治的に集中すればするほど、
いよいよ多くの成功を我々は全戦線にわたって予期することが許されよう。」
「多くなればなるほど」「ますます偉大な」「ますます少なく」などの
比較法的表現をいたるところで使っている。
いわば無制限に比較的表現が氾濫するにいたる。
「ますます劣等になればなるほど、いよいよ偉大に」など元来独立した、
あるいは矛盾した性質や判断や状態が矛盾命題でない
一つの文章に取り入れられる。定式化された言葉はスローガンとなる。
「臆病者よりも勇気ある男性のほうが女性の心を征服しやすいように
臆病な運動より英雄的な運動のほうが大衆の心を獲得しやすい。」
130カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:56:24 ID:ZpFyS42g
C:択一法
「ではなく・・・である」といった二者択一の形を展開している。
例:「ドイツ人はもはや直接的に自分自身のために働くのではなく
自分の活動とともに社会全体の枠に組み込まれる。
それは、単に自らの利益のためというのでなく全体の利益のためである。」
二者択一が執拗に繰り返されることによって思考への叩き込みが行われ
選択が一つに強制される。ここでは世界は二つに分けられ、
その間になんらの妥協も融和も作り出されない。
エゴイズムに対して英雄的美徳、ユダヤ的に対してゲルマン的、
こうしてスローガン化した言葉ははっきりとあれかこれかを宣告する
「ユダヤ人との間には、協定などではなく、ただ苛烈なあれかこれかがあるだけである。」
ユダヤ人達ではなくユダヤ人と集合体の単数形を用いるのは単純化、
集中化、または両極化を強めるのに役立つ。

D:一人称複数形
「私」ではなく「我々」を好んで用いる。
聞き手との間の距離をはずしあたかも聞き手自身の見解であるかのような
錯覚をあたえる。共通性の感情を強め多くの人々が
自分に語りかけているかのように感じ取る仕組み。
例:「我々はドイツのもろもろの種族、身分、職業さらに
これまでの諸階級から別の共同体を建設したいと思う。
農民達、市民達、労働者達から再びドイツ民族が成立しなければならん。
かくして我々の信仰と我々の文化そして我々の名誉と
我々の自由をドイツ民族は永遠に忠実に守っていかなければならない。」
聞き手に別の立場をとることを許さず、そもそも別様に考える可能性すら与えない。
語り手の見解にのみ固定される。一人称複数形は多くの代弁者たらんとする
信念告白といっそう強く同調を強制する命令法が共鳴している。
131カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:57:50 ID:ZpFyS42g
1936年のヒトラーの演説

「ドイツ国民に向かって尋ねる。
ドイツ国民よ、汝は、我々とフランスの間では今やついに戦いの斧は葬られ、
平和と理解がもたらされることを望むか。
汝がそれを望むなら「賛成(ヤー)」といえ」
歓声「賛成(ヤー)!」。
「ドイツ国民にさらに尋ねる。
『我々はフランス国民を圧迫してその権利を削減することを望んでいるか』と」
すると、聴衆はいう「いや、我々はそれを望まない。」
「私は自らに問う。平和を望まない輩はいったい誰かと。
泰平を望まず、和解を望まず、絶えず扇動し、
不信の種をまかずにいないものは、いったい誰か。」
会場からの合唱「ユダヤ人だ!」「その通り!」数分間、歓声が続く。
ヒトラーは明らかにこう答えがくるのを望んでいるが、
この段階ではまだ、直接名指して告発するのを避け、
時をかせいで、無害な一般論でその文章をしめくくろうと、
こんないい方を繰り返す。
「もし、こうした扇動分子が彼らの意図を果たそうとするならば、
武器をとって戦わなければならなくなるのは、この幾百万の人々だけではない‥‥」
132カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/08 23:59:31 ID:ZpFyS42g
国民的労働の日ヒトラーの演説前の前説

        「われらは、汝の言葉を聞いた」司会
コーラス「フューラー♪」
        「いずれの胸も高鳴り誓約する」司会
コーラス「フューラー♪」
        「労働を妨げるものは呪われよ」司会
コーラス「フューラー♪」
        「汝こそすべてである」司会
コーラス「フューラー♪」
        「われらは汝の一部である」司会
コーラス「フューラー♪」
        「汝の業と汝の帝国・・ジーク!!」司会
全員が一斉に声を揃えて「ハイル!!」
133カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:00:50 ID:yaqfc9KM
1936年9月11日党大会でのアピールにおけるヒトラーの演説

君達はかつて一人のひとの声を聞いた。その声は君達の心を打った。
その声は君達を目覚ませ、君達はこの声に従った。
君達はその声の主を見ることなしに、その声を聞いただけで、それに従った。
我々がここに集まる時、この結集のもつ奇跡が我々全てを充たす。
君達のうち誰も私を見ず、君達のうち誰をも私は見ない。
しかも私は君達を感じ、君達は私を感じとっている!
我々小さな人間を偉大にし、貧しいものを富ませ、よろめき意気阻喪して
不安になる我々人間を勇敢にしたもの
それはわが民族に対する信仰である。
これこそ、我々迷う者を見うるようにさせ、我々を共につなぎ合わせたものである。
今、我々は共にいる。我々は彼の元におり、彼は我々の元にいる。
そして我々は今やドイツである!!
134カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:01:55 ID:ZpFyS42g
1936年9月13日SA・SSにむけてのヒトラーの演説

現代における奇跡とは、君達が私を見出したこと
(ここで長く続く拍手のため中断)
君達が数百万もの人々の中で私を見出した事である。
そして、私が君達を見出したこと、
それがドイツの幸福である!
135カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:03:04 ID:ZpFyS42g
1933年2月1日ヒトラー首相就任演説(動画)
ttp://www.earthstation1.com/pgs/wwii/dov-Hitler_021033.ram.html

ヒトラーがバーデンヴァイラー行進曲の音楽と共に会場に現れる。
バーデンヴァイラー行進曲(動画)
ttp://members.tripod.co.jp/standarte/dream.html
ゲッベルスがその様子を実況する・
「総立ちです。会場は熱気に包まれました。」
ドラムが鳴りアナウンスが入る。
「本日これよりアドルフ・ヒトラー総統の演説がはじまります。」
ヒトラーはなかなか話し始めず観衆がすすんで聞くようになるまで待つ。
そして静かに話し始める。
「本年1月30日、国家を統合する新政権が樹立された。
私、そして国家社会主義運動は政権に参加した。
いまや私の過去数年間の闘争はその目的を達成した。
この数百万人による運動の目的は周知のものだ。
今一度、この運動の経緯について、そしてドイツ復活の闘争の
第2段階について大まかに述べようと思う。」

「いったい14年もの間、政府はドイツをどこへ導いたのだ。
国家財政を混乱させおびただしい物品を浪費し、何億とあった金はすっかりなくなった。
インフレーションという愚行を犯し、国が荒れ果て、
不当な利子が外国から突きつけられた。
昔ならいかなる国家でも処罰されるほどの高い利子も当たり前のことであった。」

「失業者は次々と増えた。百、二百、三百、四百、五百、六百、七百万
・・・今日では七百から八百万人だ。」

「我々は嘘を言わぬ。我々は欺かぬ。私は常に空虚な約束をする事を、
かたくなに拒んできた。私は今までただの一度も口にしたことがない。
ドイツの復興が一日にして成るなどと。」
136カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:03:20 ID:yaqfc9KM
「私は我が民族の復興が自然にできるとは約束しない。国民自らが全力を尽くすべきだ。
自由と幸福は突然、天から降ってこない。すべては諸君の意志と働きにかかっている。
我々自身の国家のみが、我々自身の国民のみが頼りとなる。
ドイツ国民の未来は我々自身の内にのみ存在するのだから、
国民自身が国民を向上させるのだ。
勤勉と決断と誇りと屈強さとによって、
ドイツを興した祖先と同じ位置に上ることができる。」

「ドイツ国民よ、我に四年間の時を与えよ。
されば私は誓おう、私利私欲の為ではない、全て国民の為である。」

「私は国民を愛している。その証を立てる時がきた。
いま我々を呪う数百万に及ぶ人々が、やがては我々が努力し、築いた、
ドイツ帝国に対し心の底から敬意を表し、感謝する日が必ずやくるであろう。
新しく生まれるドイツ帝国の栄誉と権力と栄光と正義とに。アーメン!」
137カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:04:06 ID:yaqfc9KM
総選挙による政権獲得後 の演説(音声)
ttp://vega2468.hp.infoseek.co.jp/hit.wma

SA(突撃隊)そしてSS(親衛隊)よ、ハイル!

…ハイル!

偉大なる時は始まれり。ドイツはいま目覚めた。
我々はドイツの政権を勝ち得たのだ。
今こそドイツの民衆を説得しなければならない。
私にはわかる、我が同志たちよ。苦難の時が続くに違いない。
諸君らが望んだ変革は、向こうからはやってこなかったのだ。
ゆえに再び、何度でも訴えなければならない、奮闘を続けなければならない!
己が為に働いてはならぬ!
従わなければならぬ!
屈せねばならぬ!
断固として服従が、服従が必要なのだ!

…ハイル! …ジーク・ハイル! ジーク・ハイル!
…共産主義者を打ち倒せ、突撃隊は道を行進する…。
138カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:04:50 ID:yaqfc9KM
労働者への演説(動画)
ttp://www.earthstation1.com/pgs/wwii/dov-Hitler_-_Courage_&_Intellectuals.ram.html

私は君達の中にいた。君達の中で成長した。
4年半の戦争も共に経験した。
私に勇気を与えたのは知識人階層ではない。
この大きな仕事を始める勇気は、農民と労働者から得たのだ。
139カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:05:17 ID:yaqfc9KM
選挙演説(動画)
ttp://www.earthstation1.com/pgs/wwii/dov-Hitler_-_Intolerance.ram.html

我々は寛大ではない。他の政党をドイツから排除すべきだ。
彼らは私をブルジョワかマルクス主義者、または社会主義者、
時には民主主義者、最後には経済主義者、
そう思うかもしれぬが、目標は一つだ。
容赦なくそれを追求し、追い続ける。
140カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:05:48 ID:yaqfc9KM
オーストリア併合時の演説(動画)
ttp://www.earthstation1.com/pgs/wwii/dov-Hitler_welcomes_Austria_into_Reich.ram.html

我々がこの国に来たからといって、
諸君は屈辱を感ずる必要はない。
私が自ら先頭に立って諸君を導く。
141カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:06:12 ID:yaqfc9KM
ヒトラーユーゲントへの演説(動画)
ttp://www.earthstation1.com/pgs/wwii/dov-Hitler_prepares_the_youth.ram.html

我が国土のなんという美しさ、なんという素晴らしさ、
諸君の顔を見渡すと、私の闘争が無駄でなかった事が分かる。
諸君の忠誠は今後も変わるまい。
この町には次代を担う青年が次々と現れて、ますます明るい将来への
希望が諸君の上に開けて行くであろう。
私は不平を言う代わりに警告する、怖れる代わりに備えを固める。
いかなる時期にも私はたじろがない。私はこのように強くなってみせる。
大地の上にしっかりと足を踏まえて襲いかかる嵐に打ち勝ってみせる。
必ずや諸君は、わが同志として私の身辺から離れる事はあるまい。
その時こそ勝利は我々のものとなろう。
142カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:07:58 ID:ZpFyS42g
1942.5.30
ベルリンのシュポルト・パラストで
ドイツ軍将校候補者を前にしての非公開の演説

かつて偉大な軍事哲学者がいった。
『闘争は、それゆえに戦争は、万物の父である』と。
自然界を眺めると、この命題が真実であることがよく分かる。
永遠に選択が行われ、強者が常に生命を保持し、
かつまた生きる権利をも保持するのであり、弱者は滅んでゆく・・・
これは自然界の鉄則である・・・歴史をみると、そこでもいろいろな民族が
弱くなってやがて痕跡もなく消えうせたことや、他の諸民族が強者として
生き残ったことを知りうる。
地球上には人間の住んでいない地域など、どこにもない。
ある民族が弱くなれば他の民族が必ずとって代わってその場所をふさぐ。
生存競争は、弱者を除去しつつ、強者をますます力強く頑健にすることによって、
生物を進歩発達させている。弱者や忍従する者のための世界秩序などというものは
ありえない。彼らには、ただ服従の運命があるのみである。
143カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:21:55 ID:yaqfc9KM
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                       ミ゚Д゚彡 <  次はヒトラーの発言。
                       <  y~|⊃   \ 
                     / ̄ ̄ ̄ ̄\     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     ,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|
                     .|        |
                  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
144カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:23:01 ID:yaqfc9KM
1941.7.26

民衆は思いを集中できるアイドルを求めている。フリードリヒ大王を主君に
いただいていた人々は幸せだった。だが平凡な君主を奉じるくらいなら
共和制の方がいい。

1941.9.14

法律家は責任を取りたがらず、勇気は出し渋るのだ。
国の法をないがしろにする者も法の保護を受けられるとは呆れた話ではないか。

1941.9.17

決断とはがむしゃらに行動する事ではない。
内なる確信が行動せよと命じる時にためらわない事である。
昨年、私は精神力をふりしぼってソ連を攻撃する決断を下した。
私はスターリンが1941年には攻撃に転じるだろうと予測できた。
だからこそ先手を打って始める必要があったのだ。
145カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:23:39 ID:yaqfc9KM
1941.9.22

料理が次々と出てくる正餐では、一晩中隣に座った女に悩まされ、他の男性客と
話す事もできないのだ。好きな料理は十分食べられない。他の料理はまずいときている。
パーティの接待には冷たいビュッフェが一番だ。
類は友を呼んでグループをつくる。あちらこちらと渡り歩いて話をすればいいのだ。
こうすればテーブルの上座を争う必要もない。

1941.9.23

恋人と喧嘩して自棄を起こして死にたいという男がいれば、一年待ってみろとすすめよう。
きっと気が変わるだろう。それ以外の理由で死にたいというのなら止めはしない。

1941.10.13

私は手紙を口述してから十二時間ほっておく事にしている。
翌日訂正し、次の日にもう一度訂正する事もある。
そのあたり私は非常に用心深くやっている。
先日、私の仲間が無礼な手紙にはどう返事したらいいかと相談してきた。
私は返事など書くなといってやったよ。
146カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:25:41 ID:yaqfc9KM
>>145の手紙での用心深さは
2chに書く時でも役立つ。
勿論ほとんどの場合、2chにそこまで気を遣って書く必要はないが、
責任の伴う書き込み、また書いた事でトラブルが起こるだろう書き込みには
それなりに時間をおき訂正を加えてから書き込む方がいい。
そして無礼な書き込みには、いちいちレスなど返す必要もない。
147カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:27:13 ID:yaqfc9KM
1941.11.30

コーブルクは我々が初めて積極的な招待を受けた町だった。
こんな絶好のチャンスを逃す手はない。すぐにその招待を受ける事にした。
1922年の事だ。まず800人でミュンヘンを出発し、途中でゼクセンやチューリンゲンから
も同志が加わった。コーブルク駅では出迎え部隊が我々を待ち受けていた。
私が出て行くと何千人という群衆が「ごろつき!」「ならず者!」と叫んだ。
そう、これぞ本物の群衆だ。いよいよ緊張が高まってきた。
私は行進の先頭に立った。周りの群衆は罵声を張り上げていた。
ビアホールの入り口は警官達に封鎖されていた「畜生!」と私は怒鳴った。
一人の警官がやってきて、安全を保証できないので外へ出てはいけないというでは
ないか。警官の安全保障などあてにしていないし自分の安全くらい自分で守れる
といって、入り口を開けるよう命じた。彼はブツブツ文句をいいながらも門を開けた。
「もしわが隊の者が一歩でもひるんだりしたら、そいつの腕章を引きちぎってやる」と
私は自分に言い聞かせていた。我々が外に出るや、その勢いに気おされたのか、
ものの十分もしないうちに道路には誰もいなくなってしまった。武器は無事だったし、
楽器もひんまがったり凹んだりしながらも戻ってきた。共産主義者どもは雲散霧消した。
帰途につこうとすると、鉄道労働組合はミュンヘンへ帰る列車を出さないと言い張った。
「よろしい」と私は言った。「君達を人質にして列車を出発させよう。そうすれば
君達は集団で我々の側に寝返るだろうからな。機関車の運転は、機関士が我々の仲間内に
いるので問題ない。とにかく君達全員を一緒に乗せていく。何か起これば一緒にあの世
行きだ」。こうして全員を集めたところ、半時間後には私たちの出発を認めた。
あの頃は、何事にも躊躇せず行動する。これが何より大事だった。
新しい時代の始まりだったのだ。
148カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:27:45 ID:yaqfc9KM
わが党は当時、党員の90%が左派だったといってもいいのではないか?
私が必要としていたのは、とにかく闘える人間だったのだ。周りの人間の耳に
破壊的屁理屈を吹き込むような頭でっかちな臆病者はいらなかった。
自らの手を平気で汚せるような人間が欲しかったのだ。
わが党の始まりを知っている人にとって、我々がわずか四年間の間に成し遂げた
業績は仰天以外の何物でもないだろう。
この時期に我々は今日の「第三帝国」の基礎を築いたのだ。この時代こそが
我々の闘いの黄金時代だったという気がする。私がブラウンシュヴァイク州法務官に
なった時点でこの素晴らしい時代が終わったのだ。それまでは、私が接する人間の
十人中九人は庶民だった。それ以後は十人中九人が上層階級になってしまった。
今日、私は国民集会で庶民との接触を再び取り戻そうとしているのだ。
149カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:28:45 ID:yaqfc9KM
1941.12.1

すべての生き物は食うか食われるかの関係にあるというと眉をしかめる向きも
あるだろうが、それは自然の法則なのだ。ハエはトンボに食われ、トンボは小鳥に食われ、
小鳥は鷹に食われる。そして大きな鷹でさえ年を取ると微生物の餌食となって死ぬ。
では微生物が最後の勝利を収めるのかといえばそうでもなく、それにはそれの運命が
待ち構えているのだ。
確かなのは、誰にも何をもあるがまま以外に変えることはできないということだ。
自殺する人間でさえ最終的には自然に帰る。その体も魂も精神も。
ヒキガエルは自分のおたまじゃくし時代の事など何も知らない。我々人間だって、
人間になる前の記憶などないじゃないか。だからこそ、自然の法則を知るのが
有益だというのだ。知れば従うようになる。従わないのは神に対する反逆だ。

1941.12.13

マホメットの説く天国に夢中になる人間の気持ちは私にも理解できる。
また、自然の脅威を畏敬する人間の気持ちも分かる。だが、キリスト教の無味乾燥な
天国だけは分からん。生きている間はワグナーの素晴らしい音楽に聞き惚れていた
君らが、死後シュロの枝を振りながらハレルヤを歌うしかない世界、赤ん坊と老人しか
いない世界にいくのだぞ。キリスト教!これは腐った脳味噌の産物だ。
これ以上に無意味で酷いやり方で神を馬鹿にした宗教はない。
パンと葡萄酒がキリストの体と血だなどと真面目に信じている人間よりは、
タブーを信じている黒人の方が遥かに上等だ。
この点、日本人が羨ましい。日本人の宗教は非常にシンプルで自然との関わりを
大切にする。彼らはキリスト教をさえ上手く取り込んで、インテリ層にも
受け入れられるような形に変えてしまった。
150カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:29:32 ID:yaqfc9KM
1941.12.28

人の批判から逃れられる人間などいるだろうか。私自身も、もし今日死ぬようなことが
あれば、そう百年後とかには、おそらくひどい攻撃を受けるだろうと覚悟している。
歴史は私に都合のいいような例外を認めてくれないだろうからな。
しかしそれがどうだというのだ。その後また百年もすれば、
そんな批判も影をひそめるはずだ。私はそんな事気にしない。わが道をゆくのみだ。

1942.1.3

悲観主義者を憐れんでやろうじゃないか。自分自身を駄目にしているんだからな。
実際、人生なんて楽天的でなくちゃ耐えられんものだよ。悲観主義者は目的もなく
ただ人生をややこしくしているだけなのだ。
悲観主義の軍司令官は最低最悪だ。すべてを麻痺させてしまう。
これはもはや悲観主義なんてものじゃなく敗北主義だ。
山をも動かす信念そして楽観主義なくして私が今の成功を収められたと思うかね?
「もうだめ」という意識は人を意気沮喪させる。今も私は盲目的に国家を信じる。
もしこの信仰が失われればすべてが終わりだ。

「フューラー」という称号もいずれは、指導者としての徳を備えていない人間にも
使われるようになり、彼らの権威づけに役立つだろう。つまらない人間が組織の
長に選ばれることはありうるが、誰にでも「フューラー」の称号が相応しいわけでは
ないのだがな。よその国の人間は「フューラー」としかいえないのに、ドイツ人は
「マイン フューラー」と呼べる。これは良い事だ。
151カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:30:03 ID:yaqfc9KM
オリンピックに対するヒトラーの認識1942年4月12日の発言

ドイツでオリンピックが開かれると決まった時、
内務大臣がスタジアムの建設計画を提出した。
二つの案があって、一つは百十万マルクかかり、
もう一つは百四十万マルクかかるものだった。
関係者のうち誰もオリンピックが国外での信用を上げ、
我々の威信を高めるまれに見る機会である事を
考慮していないようだった。
ベルリンスタジアム建設の予備的助成金として
二千七百万マルクを提案した時の閣僚の顔は忘れられないな。
実際にはスタジアムは七千七百万マルクかかったが、
五億マルク以上の外貨を呼び込んでくれたのだよ!
152カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:33:31 ID:yaqfc9KM
ヒトラーの政治姿勢1942年4月8日の発言

私は政治活動のそもそもの最初からブルジョアの御機嫌取りはしないことにしている。
ブルジョア階級の政治姿勢の特徴は臆病という点にあり、
とにかく秩序と平穏を求めるのである。
私が目指すのはそれとは違い、私の理念の為に労働者階級の熱情をかき立てることなのだ。
だからわが闘争の最初の時期はこの点に集中していた。
労働者をナチ党に勝ち取るのである。私はこのように始めた。

1.マルクス主義の真似をして、一番目立つ赤いポスターをつくった。
2.宣伝用トラックには真っ赤なポスターを文字通り全面に張り付け、
  赤い旗を立て、音の大きなラウドスピーカーを取り付けた。
3.運動の参加者が集会に来るときは堅いカラーやネクタイなしで気楽な格好で来るように計らった。
  労働者に自信を持たせるためである。
4.ナチ党の要職につきたいという有産階級の人間については、
  本当の情熱がない限り、排除するように努めた。宣伝文句をがなりたて、
  乱れた服装をするなどしたのである。
  羊の皮をかぶった革命家から脱却するのが、当初から私の目的だった。
5.警護係には、敵対者は手加減せずに扱い、集会から追い出す時も手荒にするように言いつけた。
  こうすれば相手の論評も、我々の集会を黙殺するどころか、自分達の受けたケガや暴力を取り上げ、
  結果として集会の宣伝をしてくれるからである。
153カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:33:49 ID:yaqfc9KM
6.他の党が運営している講習会で、何人かの仲間に人前での話し方の講習を受けさせた。
  このおかげで、我々の集会を野次り倒そうと送り込まれる連中の議論の仕方がよく分かり、
  彼らが口を開いた途端に黙らせることができるようになった。
  マルクス主義グループから来た女達が討論に加わった時は、
  ストッキングに穴が開いているとか子供が不潔だとか言って馬鹿にしてやったものだ。
  女を論理的な議論で納得させるのは不可能だし、
  集会の会場係が手荒に応対しても民衆の義憤を買うだけである。
  一番いいのは馬鹿扱いすることで、実際すばらしい効果があった。
7.集会ではいつも私は準備なしで話をした。その代わり、党のメンバーを何人か聴衆の中に紛れ込ませ、
  あらかじめ打ち合わせたセリフのところで発言するようにした。
  大衆が自分の意見を自発的に述べるという印象を与えて、私の演説の効果をいっそう高めるためである。
8.警察の邪魔が入った時は、党の女性達の出番である。
  敵陣営の奴らか、たまたま入り口付近にいた無関係な人間に警察の注意を引き付けるのである。
  こういう時、警察は猟犬の群れのようにめくらめっぽう動くので、このやり方が一番効果があるのだ。
  聴衆の中の好ましくない人物も追い払えるし、警察も追い払えるのである。
9.わが党のメンバーに警備員の格好をさせて他の党の集会に送り込み、混乱させた。
  騒動を起こさせて、集会をぶち壊すのである。

これらの手段を上手く駆使して、私は立派な労働者階級の人々の多くの支持を得ることができ、
権力掌握前の最後の選挙では党の集会を八万回も開くことができたのである。
154カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:34:29 ID:yaqfc9KM
女性についてヒトラー1942年3月1日の発言

ご婦人方にとっては、最高のドレスさえ、もし別人が同じものを着ているのを見ると、
たちまち魅力が失せてしまうものらしい。
いつだったか突然、一人のご婦人がオペラ劇場から立ち去った場面を目撃した事がある。
ライバルが同じドレスを着て升席に座った途端だった。
いわく「なんて図々しい!わたくし帰りますわ!」
ご婦人の着飾る喜びには必ずトラブルが伴う。ライバルの持っていないものを
見せびらかす事によって嫉妬を買おうとするからだ。
女には我々男にはない才能がある。女友達にキスしながら、鋭い短剣で
相手の心をグサリと一突きにする才能だ。
こんな女心を変えようなんて甘いぞ。女は女なのだ。
女達の弱点と何とか折り合いをつけてやっていくしか手はない。
女が幸せになる為にこの種の満足感が必要だというのであれば、
与えてやればいいじゃないか。私個人としては、哲学を論じるような女よりは
こんな女の方が好みに合うな。女が口角泡を飛ばして思想を論じている姿なんて、
幻滅これに極まるじゃないか。同様に美に無頓着な女性画家なんてのも幻滅だよ。
美こそが画家の命だというのに!
スタイルを異常に気にする女もいる。ただし夫を見つけるまでの話だ。
結婚するまではスタイルの事しか頭になく、
グラム単位で体重の目盛りをにらんでいる。
ところが結婚したとたん、キロ単位で太りだすのだ。
155カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:35:23 ID:yaqfc9KM
官僚についてヒトラー1941年8月1日の発言

官僚を褒めてほしいと言われることがあるが、私にはそれはできない。
わが行政機関は清潔で腐敗のないのは結構だが、四角四面のところがある。
組織が固まりすぎており、いくつかの部門では仕事が多すぎる。
最大の欠点は目標達成を目指すものがいないこと、
責任を負おうとしない者が多すぎる事である。
役人はイニシアティブをとることを何より恐れている。
自分はオフィスの机に縛られているのだといわんばかりの連中のやり方はどうだ。
ああいった文官組織より軍の方がよほど柔軟性がある。
もっとも国防軍は別だがな。
しかも軍よりいい給料を取っているのだ!
156カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:37:31 ID:yaqfc9KM
1941.8.2

わが刑法制度の最大の欠点は最初の判決が極端に重要視されることだ。
禁固刑より体刑の方が遥かに望ましいという場合がよくある。
刑務所や更生所は犯罪者にすれば恵まれた学校と同じである。
所内で会う常習犯が「捕まるなんて馬鹿な奴だ。今度はうまくやれよ。」と教え諭す。
結局服役中に悪の道の講習をみっちり受けることができるのだ。
凶悪事件では、誰に責任があるとかないとか、形式にこだわって審理を長引かせることはない。
不可抗力であろうとなかろうと犯罪を犯したものは消してしまうがいい。

1941.8.19

ドイツ民族のためを思えば十五年か二十年に一度ぐらいは戦争があったほうがいい。
平和を維持するだけの軍隊は兵隊ゴッコに成り下がってしまう。

1941.10.15

偉い経済学者の提唱する科学を聞いて人々は夢中になり信頼をよせる。
分からないといえば無知だと決めつける!結局こういった概念は、
すべて物事を混乱させるためにある。
私の単純な考え方は今日では何百万もの血肉に浸透している。
金の価値は金の背後にある物資の価値によって決まるということを
理解していないのは教授連中だけである。
お偉い経済学者としては複雑怪奇な論理とわけの分からない御託宣なしでは
話ができないのだろう。
157カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:38:34 ID:yaqfc9KM
1941.10.21

近しい仲間達が華やかに装うなら、私は目立つように何の飾りもつけないのである。
祭りや行事に手をかけて体裁を整えれば、それだけ印象に残るようになる。

1941.10.24

この地球上のどの生命も、どの物質も、人間のつくった制度も、
いつかは古びて朽ち果てる運命にある。だが理論としては、どの制度も永続するべく
つくられているのである。最も崩壊の種をすでに持っていることもあるが。
最も固い鉄もいつかはもろくなる。地球もいつかは消滅する。
人間の業も無に帰するのだ。

1941.11.16

スペインではフランコの義理の兄弟が外相になるというではないか。
ある一族が国中の才能を独占しているなどということはありえないことだ。
身内びいきが上手くいったためしもない。国民の血によって固められた
国家の礎がこんなふうに組織的破壊の憂き目にあうのだ。
158カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:39:21 ID:yaqfc9KM
1942.1.4

わが国にも二種類のドイツがあるように日本にも二種類の日本がある。
一つが資本主義的、親英的日本。もう一つは「日出づる国」「侍の国」としての日本だ。
日本海軍は後者の具現化だ。
日本はその2600年の歴史を通して一度もその国土での戦争を経験していない。
リッベントロップ外相に感謝しなくてはならないのは、彼が日本との条約の重要性を
理解した上で明晰な結論を引き出した事だ。海軍の方は同意していたが、
陸軍の方はどちらかといえば中国との協力を望んでいた。

1942.1.5

日本人は、すでにあるものを改良するのが上手い。役立つと思えばあっちからでも
こっちからでも遠慮なくアイデアを借用する。
しかし日本人は少なくとも慎重だ。貰った秘密情報を他に漏らすようなへまはしない。
これまでドイツと日本の海軍は協力体制をとって気持ちよく助け合ってきた。
我々も日本にはさまざまな貴重な情報を貰った借りがあるのだ。
159カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:40:05 ID:yaqfc9KM
1942.1.8

オーストリアでは宗教教育の教師は僧侶だった。私は教師泣かせの聞きたがり屋だった。
神父は私に朝、昼、晩とお祈りをしているかと聞いたのだ。私はこう答えたさ。
「いいえ、神父様。お祈りはしません。だいたい、神様が中学生のお祈りに興味を
持つなんて考えられません。」そこで「座りたまえ!」というわけだ。
告解の準備の授業があったが、これはもう完全に悪ふざけだった。
告白すべき罪の例を考えるのだが、みんな神父をからかうような例ばかり考え出した。
「先生に対して悪い思いを抱きました」と告白する者もいれば、
「悪意を持って先生を苛めました」という者もいるという具合だった。
どうしても教師達の偽善には我慢できなかったのだ。
私はベストを尽くして反駁しただけだ。
ある日のこと、母が学校にやって来ると、彼はこの機を逃すまいと母を責め立て、
私のことを地獄に堕ちた哀れな魂だなどというではないか。
「不幸な少年よ・・・」と彼がいうので、「僕は不幸じゃありません、神父様」と私。
「来世で、不幸だということが分かるだろうよ」と神父。
「来世がある、ということに疑問を抱いている科学者もいると聞いています」
「おまえはなんてことを!」
「神父様、僕のことを『おまえ』呼ばわりなさいましたが・・・」
「天国へは行けないぞ!」
「免罪符を買っても駄目でしょうか?」
という具合にやり合ったわけだ。
160カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:40:28 ID:yaqfc9KM
その頃、リンツには「別居婦人の会」というのがあった。当時オーストリアでは
離婚は法的に認められていなかったのだ。「別居婦人の会」はこの蛮風に抗議して
デモを組織したりしていた。私は集会に出向き、入り口で会員として登録した。
そして講演者の一人の話を聞いてたちまち義憤に駆られたのだ。
不品行の見本のような男でも妻たちは決して別れられないことに法律ではなって
いるのだという。その場で、この現実を知らせることこそ私の義務だと確信した。
そしてこれを題材に劇の脚本をかいたのだ。
最初に神父とこの問題でやり合ったのは、まだ当初の義憤冷めやらぬ頃だった。
「どうして君がこんな問題に関わるようになったんだろうね」
「興味があったんです」
「そんなはずはないと思うがね。君のお父さんはとっくに亡くなって・・・」
「父とは無関係です。『別居婦人の会』の会員は僕自身なんです」
「何の会だって?座りたまえ!」
ということになったよ。
最終試験が終わるとドンちゃん騒ぎをやった。
後にも先にも私が酔っ払ったのはこの時だけだ。修了証書も手にし、
翌日には母のもとに帰ることになっていた。級友達と一緒にこっそり地酒を飲んだの
までは覚えているが、その後何が起こったのか、気がつくと、夜明けの道端で眠りこけて
いるところを牛乳配達に起こされていた。
下宿にたどり着いた時はひどい状態で、修了証書を貰ったのかと聞くので、
見せようと思ってポケットをひっくり返して捜したが見つからない!
なんと、家に帰って母に見せるべき修了証書をなくしてしまったのだ。
私の修了証書はちゃんと学校に戻っていたのだが、四つに破れて何というか、
酷く汚れていたのだよ。酔っ払って大切な紙をなんとトイレットペーパーと
間違えたんだな。あの時はほんとにあわてた。校長が何と言ったかは、
いまだに恥かしくて人にはいえないよ。その時、決して二度と酔っ払わないと
自分に誓ったのだ。この誓いはずっと守っている。
私は模範生ではなかったが、忘れ難い・・・そう私の性格を物語るいい言葉だ・・・
生徒だったからな。
161カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:41:29 ID:yaqfc9KM
1942.1.10

目下、日本はあらゆる分野での独立を勝ち取りつつある。ゴム、石油、亜鉛、
タングステンなど、どんどん自給体制に持ち込んでいるのだ。
日本は世界の大金持ち国にのし上がるだろう。何たる変わりよう!
つい数週間前までは世界に名だたる貧乏国だった日本が!
世界の歴史でもこれほど急速で完璧な逆転の例はあまりない。

1942.1.16

全く無名の人間が一国を征服しようと決心し、十五年の苦闘の末に事実上、
彼の民族の長となることができたとは素晴らしいことである。
幸運だったのは強力な人材が何人も私を支持してくれたことである。

1942.1.18

帝国およびドイツ諸州の赤字総額は年間五十五億マルクに達していた。
その上に敵国に五十億も払わなければならなかった。
その時我々は次のような会話を交わした。
「どうやって払うつもりなのかね?」
「でもとにかく払わなければならないんだよ。さもないと我々は破産に追いやられる」
「どうやって?差し押さえるものなんて何もないんだぞ!」
再軍備のために三十億要求した時も、外国に借金があるからと反対された。
私は答えた。
「この金を外国人に払いたいのか?それよりも自分の国で使おうじゃないか!」
イギリス大使が信任状を見せにきた時にも、私は自分の意見をはっきりと
いってやった。
「つまり新生ドイツは前政府の負った責任を果たす気はないとおっしゃるのですかな?」
「自由意志で得られた合意なら勿論イエスだ!だが脅迫によるものについてはノーだ!
ヴェルサイユ条約の名目によるものはすべて強制によるものと考えている。」
それ以後今日に至るまで、イギリスもフランスも我々からびた一文でも搾り取れる
とは考えなくなったのだよ。
162カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:43:12 ID:yaqfc9KM
>>161について
国は指導者しだいでこうも変わる。
中共に金を貸してもそれを返さぬ場合、
誰がその金を取り立ててくれるのだろう?
国家を上から仲裁する神様など
どこにもいないのに・・・。
唯一の保険として軍隊があるのだろう。
日本はそれすらもない。
163カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:43:53 ID:yaqfc9KM
1942.1.24

ヒムラーがやったので一番なのは、放火犯人を消防士にしたことだよ。
これで消防士は火事が起こったら縛り首になると脅えて暮らすことになる。

1942.1.25

夫を愛する女は夫の為だけに生きている。だから妻は夫にも同じ様に妻だけのために
生きてほしいのである。妊娠して初めて、人生には彼女を求める他の存在もあると
気付くのである。一方、男は自分の思想の奴隷であり、自分のなすべきことは何か
という考えに左右される。だから何もかも、妻も子も、投げ捨てようとする時がある。

1942.2.6

シンガポールの陥落で極東にカーテンが下りた。
これまで以上に成果を上げるにも、我々は大変有利な状況にいる。
第一級の軍事国家である日本が初めて我々の側についた。
日本との同盟を破棄してはいけない。日本は信頼するに値する勢力である。
極東を日本に与えれば、日本は和平に反対しないだろう。日本にはインドを併合する
力はないし、オーストラリアやニュージーランドを占領したがるとも思えない。
我々との連携によって日本は大きな安心感を得られる。もはや何者も恐れる必要は
なくなるのだ。この同盟は我々にもかけがえのない平穏をもたらしてくれる。
特にフランスとの友好を維持するのに不可欠なものである。
日本とドイツには共通点が一つある。どちらも国の消化作業に50年から100年を
必要としていることである。我々はロシアを、日本は極東を消化するのである。
164カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:44:33 ID:yaqfc9KM
1942.3.27

女というものは、いかに聡明な女であっても、こと政治に関しては理性と感情を
切り離して考えられないものだ。これは歴史が証明している。
ここで恐ろしいのは女の憎悪だ。日本軍の上海占領後、日本は蒋介石政府に
次のような条件を提示して撤退を求めた。
a.上海の国際租借地内の守備隊駐屯を認める。
b.通商条約における最恵国待遇。
当初、中国の全将軍は蒋介石にこの条件の受け入れを勧めた。
ところが、日本に対する憎悪の念にこり固まった蒋介石夫人がひとたび意見を述べるや、
将軍の多くは前言を撤回してしまった。それで、
日本のこの極めて寛大な提案は却下されたのだ。

1942.5.12

愛と祈りの聖化として健康でかわいい赤ん坊の誕生以上のものがあるだろうか?
道理をわきまえた者から見れば、子供は2人の愛を祝福して自然が授けてくれるもの
だというのは明らかだが、陰険な堕落した連中は、夫や妻の地位には国の出す封印つきの
文書の裏づけがいると主張するのだ。愛し合う2人を結ぶ絆以上に意味があるとでも
思っているのだろうか。
私の考えでは2人が生涯を共にし、子供を授かることで愛が聖化されるのが
理想の姿である。
165カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:45:11 ID:yaqfc9KM
1942.5.14

軍事の分野で航空機が兵器となったように、マスコミは思想の分野での武器となった
のである。ほんの数日のうちにエンジンを逆転させ、ニュースの流れを時には
百八十度転換させられることがある。マスコミと呼ばれるあの並外れた力の道具を
しっかり掌握し、使い方を心得ていれば、このような素早い変わり身も可能なのである。
独ソ不可侵条約の締結の時、元々我々が主導で熱烈な反ロシア陣営となった人々を
正反対の意見に変えるという大仕事があった。長年の国家社会主義者にすれば、
これはいかにも支離滅裂に見えたことだろう。幸いなことに、党の団結の精神は健在で、
我々の突然の方向転換にも疑念なく皆に受け入れられたのである。
そして1941年6月22日、再び「回れ右!」何の予告もなく、その朝命令が出されたのだ!
この種の作戦を成功に導くには、マスコミを手中にした上でそれを戦術として
使いこなさなければならない。

優秀な人々が頭をかきむしっても解決策がまだ出てこない時、その問題を
大衆に発表するのは実に愚かなことだ。ことが収まるまで待つ方がずっといい。
軍事上の作戦の前に命令を部隊に教えて、下士官達が議論の結果作戦遂行の方法に
ついて意見を述べる、などという事を考える者はいない。
そのような行為は責任の放棄、権威の放棄、理性の否定そのものである。
どのような活動でも、専門家が迷っている時は、それより上位の者が決断を下す
べきである。国家にはリーダーシップが必要で、主導者達が躊躇すると権威は
何もかも無に帰してしまうのだ。権威を与えられた者にとっては、決断を下すこと、
その結果に対して責任を負うことは名誉なことなのである。
民衆は政府の犯す間違いは結構許してくれるものだ。間違いに気付かないことも多い。
だが、決断力のなさや自信のなさには我慢できない。
指導者達が決断を下す責任からしり込みしては、民衆は不安になるのだ。
したがって権力の座にある者はその決断について下位の者に批判を許してはいけない。
民衆もそのような権利を求めたこともない。そんな事を言い出すのは昔ながらの
やかまし屋だけである。
166カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:46:14 ID:yaqfc9KM
>>165について
俺が信奉する石原慎太郎都知事は、
まさにこの決断の人であり、
彼が動揺するなど見たことない。
銀行税の時など自分の決断に対し「小骨一本抜かない」と断言した。
だからこそ尊敬すべき権威なのだ。
167カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:48:08 ID:yaqfc9KM
1942.5.20

いわゆる「コメディアン」という連中は、劇場で十五分ほど品のないおしゃべりを
するだけで着きに三千とか四千マルクも稼ぐ。それなのに踊り子たちは七〜八十マルク
しか支払われない。しかも彼女らは十五分の出番の為に実力を保つべく、文字通り
一日かけて訓練や練習をするのである。このような矛盾は恥ずべきことだ。
私は踊り子たちの給料を百八十〜二百マルクほどに引き上げ、踊りだけに集中できる
ようにしてやった。

1942.6.24

私はナチ党を組織した当初から、適任者が見つかるまでは各ポストを埋めないと
決めていた。ベルリンの大管区指導者のポストに関してもこの原則を貫いた。
首都ベルリンでのリーダーシップがなくては困ると古参党員たちが再三文句を
いってきたが無視した。ゲッベルスに出会って、ようやく彼こそが私の求めていた
人間だと彼らにいうことができたのだ。
168カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:48:23 ID:yaqfc9KM
1942.7.1

大島とゲレデ(トルコ大使)、この2人が今ベルリンに駐在している外交官の双璧を
なすことに疑いの余地はない。ただ大島の方が確信に満ちている。というのも、
大島は世界情勢を左右しうる軍事力と知識とを備えた日本軍という大組織を後ろ盾
にしているからだ。
日本人がどれほど狡猾な外交上手であるかを物語るエピソードを披露しよう。
白状すると、私自身も危うく罠にはめられるところだった。日本人は平衡感覚の
混乱に対して過敏であり第一級のパイロットにはなれないとかいう説を、
いつだかどこかの誰かが打ち出したらしい。このもっともらしい説を各国のうぶな
軍首脳部がすっかり信じ込んでしまった。これを知った日本の政治家は、この説を
さらに広める努力をした。一方で日本軍は、これをカムフラージュにせっせと
空軍を充実させた。やがてその充実ぶりが世界をアッといわせることになったわけだ。
外交に関し私は一つの原則を守っており、それは多くの場合うまくいった。
その原則とは、外国外交官の下した結論は、それ自体としては間違ったものであっても、
わが国の国益の為には役に立つものであればそのままにしておく、というものだ。
わが党が権力を掌握すると直ちに私は再軍備にとりかかった。当然ながら
西ヨーロッパ諸国が対抗策を講じてくるのが予想された。ところが当時巷に流れていた
SSと国防軍との齟齬の噂がこの微妙な情勢下ではかえって幸いしたのだ。
フランス大使はこの噂にとびついた。そして、噂を煽ったわが方の手にのって、
SSと国防軍の緊張は近く両者の死活を決する内部闘争に発展する可能性大で
あるがゆえに、フランスによる軍事介入の必要はなし、との報告をパリに送って
いたのだ。童謡に1934年の「レーム粛清」の報も、かえってわが国に有利に働いたのだ。
フランス大使はレーム粛清はドイツ指導層を二分する中世的性格を帯びた内紛であり、
フランスが火中の栗を拾うかどうかはフランスが決めればいいことだと報告していた。
結果として英仏に対抗策を講じるのを先送りさせた。そしてその間にわが国は
軍備を両国の介入が不可能になるほどまでに増強できたわけだ。
169カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:49:46 ID:yaqfc9KM
1942.7.4

軍艦に私の名前をつけるというアイデアには反対した。というのは、万が一、
その軍艦に何かが起こった場合、迷信深い連中はそれが私の身への不吉な予兆だと
解釈するだろうからな。「ヒトラー」という名の軍艦が修理の為に6ヶ月もドックに
入っている光景を想像してみたまえ!ゼヴァストーポリの「スターリンの砦」陥落の
報がロシア軍の士気をどれほどひどく低下させたかを思い出すといい。
明確な政治理念に立脚する国家は、自国の軍艦のネーミングには極めて慎重にあるべきだ。
反面教師として私が念頭においているのは、ソ連海軍の「十月革命」「マラー」
「パリ・コミューン」などだ。わが国の巡洋艦「ドイツ」については、これを改名するよう
すでに命令を出した。「ドイツ」という船が沈没しようものなら、国民の狼狽たるや
他の船の場合とは比べものにならないだろうからな。
一方で過去の人物の名前であれば、好きなだけ使って構わない。名前そのものが
国民の間で人気があるのだから、万が一その名を持つ船が撃沈されても、
また何度でも新しい船に同じ名前をつければいい。そのたびに大歓迎されるだろう。

日本には、戦艦「大和」があった・・・。
よくも悪くも象徴だったのだろうな・・・。
170カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:50:36 ID:yaqfc9KM
1942.7.5

我々の権力掌握時、ドイツ国内には一万五千人にのぼるプロの浮浪者がたむろしていた。
工業活動が再開されたにもかかわらず、就労意欲を見せなかった一万人は強制収容所に
放り込んだ。こんな連中を一般人と同様に扱うなんて愚の骨頂だからな。
強制収容所送りになるという恐怖は効果てきめんだった。
これによってわが国の再軍備計画を推進する大規模な工業生産が大幅に促進されたのだ。

1942.7.22

私はスターリンという男に無条件の敬意を払う。彼は彼なりにどえらい奴だ。
チンギス・ハーンなど手本にすべき先達をよく研究している。
171カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:52:39 ID:yaqfc9KM
>>170でも分かるように
ヒトラーはスターリンを高く評価しているが、
スターリンとはこういう政治家である。

第二次大戦でポーランドを目前にしてソ連軍は
「ポーランドよ、時が来た。武器を取れ。」と武装蜂起を呼びかける。
1944年8月1日
ワルシャワ全土で国内軍が対ドイツ武装蜂起。
一時的に国内軍がドイツ軍を追いつめる。
ソ連軍進撃を停止。
ヒトラーのワルシャワ殲滅命令が下りドイツ軍が報復。
ソ連軍はそれを傍観する。
アメリカ、イギリスから国内軍への援助を依頼されるが、スターリンは回答を拒否。
10月2日
ポーランド国内軍降伏。
ソ連軍進撃を再開し、ドイツ軍敗退。
1945年1月にはポーランドを完全征服。
1945年2月のヤルタ会談では、
イギリスがポーランドの東半分をソ連のものと認めるかわりに
西半分をロンドンにあるポーランド亡命政権に還すよう求めるも、
スターリンは納得せずルーズベルトの自由選挙の提案におちつく。
チャーチルを除いたスターリン、ルーズベルトとの会談では、
ルーズベルトの対日参戦の要請に対して
ルーズベルトが国内世論に配慮してアメリカ軍の被害を減少させたい弱みと、
極東地域の領土への関心の低さを利用して、
参戦の見返りに満州の利権とサハリンや千島列島などの領土を要求し認めさせる。
ポーランド全土を占領した後は市民から武器を没収。
ポーランドに帰ってきたロンドン亡命政権の指導者達を逮捕。
イギリスにはドイツとの戦いで他所に向ける力はなく、
アメリカはソ連を対日参戦させる為に強くはでられないと判断し、
ヤルタ会談でのアメリカの妥協案すら無視して
ポーランドを完全に掌握する。
172カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:53:44 ID:yaqfc9KM
1942.7.22

どこかの医者が占領地での避妊具の販売禁止を提唱しているとかいう記事を読んだ。
もし大馬鹿野郎が本気でそんな措置をとろうとしているのなら、すぐさまそいつの首を
はねてやる。原住民の異常な高出生率を考えれば、女達に常に避妊をさせておくのが
何よりなのだ。避妊具の販売禁止どころか販売促進に努めるべきだ。
この仕事はユダヤ人に手伝わせればいい。
奴らの抜群の商才はこの仕事にぴったりじゃないか。
とはいえ、ドイツの監督下では原住民の生活環境が改善されるのは明らかで、
彼らの人口が急激に増加するという危険性は十分にあるわけだ。
そこで我々としては、非ドイツ人人口が増えすぎないようあらゆる手立てを講じる
必要がある。こんな中で、ドイツ国内で行なわれている医療サービスを彼らにも
与えるというのはいかにも馬鹿げている。また、予防接種なども原住民には必要ない。
むしろ予防接種は危険だとでも宣伝して、受けたいという彼らの意欲をなくして
しまった方がいい。さらに、原住民の優越感や人種的プライドを高揚させないように
するのも肝要だ。彼らをその反対の精神状態においておくことによって、
我々の計画達成の素地をつくることができるからだ。
彼らには高等教育機関はいらない。下手に高い教育を与えれば、ドイツ支配への
反抗の種を蒔くことにもなりかねないからな。勿論、彼らにも「学校」は必要だろう。
授業料も払ってもらおう。しかし、道路標識を理解する以上の知識を与える必要はない。
地理は「ドイツ帝国の首都はベルリンである」、これだけでいい。
ベルリンは彼らが一生に一度訪れるべき聖地だからな。
後はドイツ語読み書きの初歩だけで十分だ。算術など全く必要なし。
ウクライナ語での「列車に注意」という標識は不必要だとヨードルがいってるが、
至極もっともな発言だ。ウクライナ人の一人や二人、列車にひかれたからといって、
それがどうしたというのだ。
学校で多少のドイツ語を教える事には賛成だ。その方が行政がやりやすくなるからな。
ここで我々が犯す可能性のある最大の過ちは、原住民を手厚く庇護しすぎるということだ。
173カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:54:50 ID:yaqfc9KM
>>172をみれば
日本の朝鮮人への扱いは完全な誤りだ。
ヒトラーが警戒したことが見事に当たった。
高度な教育を与え日本への反逆者を養成し、飢餓がなくなり、
医療は朝鮮人の死亡率を大いに低下させた。
あの朝鮮人の死亡率を・・・
今日、反日に声をあげる朝鮮人の何割かは日本がいなければ確実に死んでいた者の
子孫達なのだろうよ。
174カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:55:55 ID:yaqfc9KM
1942.8.7

交渉に送り出す代表者に最終決断を下す全権を委任するのは大きな間違いである。
拒絶の方が好ましい時でも、拒絶しにくくなるからである。
私はこんな間違いは決してしない。私が交渉に代理人を送る場合は、
問題が起こったらすぐに交渉を中断し、戻って私の指示を仰ぐよう命令しておく。

#拉致問題を扱う時、田中均に対してもこのやり方をならっておけば、
あんな売国的な交渉はありえなかっただろう。
まぁ、小泉首相の拉致問題に関する指示もどうなるか分からないのではあるがね。

1942.8.20

突然に派手に遊び出す連中はなんとも気に入らない。
まともな人間はいきなり舞台に駆け上がって歌ったりしない。
こんな向こう見ずなタイプは大嫌いだ。私が何故遊びをしないのかと尋ねる人がいる。
答えは簡単で、私は遊びが上手ではないし、自分が間抜けに見えるのはいやなのだ。
ビスマルクは泳ぎに誘われた時こういった
「泳げる事は泳げるのだがね、皆は私が何か特別な事をすると期待するからね。
そんな事はできはしないから、行かないことにしよう」
有名人は自分の守備範囲以外では笑いものにならないよう用心しなければならない。

1942.8.26

臆病な政治家が国の指揮をとる事態になった時は、介入するのが務めだと陸軍に
教えておかねばならない。日本の陸軍がそのいい先例である。
一般的に見て、25年も平和が続くのは国家には有害である。
個人も民族も、時には少しばかり血を流して再生する必要がある。
175カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:57:08 ID:yaqfc9KM
1945.2.7

土の中に深く根をおろしている国民だけが、完全に開花するであろう。
およそ人間は、出生という幸福をあたえてくれた土地というものを疎外することは、
決してゆるされない。人間はたとえ異国にいても、常に故国へ帰ることを考え、
この考えを片時でも見失ってはならない。

我々ドイツ人が、かつて海外の植民地に対して実際に心ひかれた事は一度もなかった。
太古の時代の歴史から見ても、近代の歴史から見ても、海外に植民地をつくるという
事実は、長い目でみれば、それに深入りした国民を貧しくするために役立っただけである
ことがわかる。すべての国民は、植民地という事業に彼らの力を浪費した。
結局のところ彼らはすべて、均等を求めてやまぬ正義の代償として、彼ら自身が
呼び寄せたり、あるいは目覚めさせた勢力の圧力に屈してしまった。

#まさに朝鮮半島に金をつぎ込み本国と同等の教育を施した事は長い目でみれば、
つまりそれは半世紀たった今、災いとなって日本に降りかかってるな。
176カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:57:39 ID:yaqfc9KM
1945.2.17

起こった事をすべて冷静に判断してみると、私は、ドゥーチェ(ムッソリーニ)との
私のゆるぎない友情と、イタリアに対する盟邦としての誠意とは、誤りであったことを
不本意ながら認めざるをえない。イタリアとの同盟は、誰の目にもあきらかなように、
我々のために役立つよりも敵の助けになった方が多かった。

感謝の気持ちから(何故ならば、オーストリア併合した時のドゥーチェの態度を、
私はけっして忘れたことがなかった)私は、イタリアに対する批判的な判断は
いつも差し控えてきた。私はむしろその反対に、イタリアをいつも対等の相手として
扱うべく努力してきた。しかし生存の法則は、本当は対等でないものを対等にあつかう
ことが誤りである事を立証している。
ドゥーチェは私と同等であった。それどころか、彼の国民に関する野心の点では、
彼は私よりもまさっていた。しかしながら、野心ではなくて行為が問題なのだ!
困難な状況のもとでは、一人でいる方が常によりよいという事を、
我々ドイツ人は決して忘れてはならない。もしも我々が弱者に頼ったり、
たとえば優柔不断の点、すでにとっくの昔に試験ずみの人間を盟友に選ぶならば、
我々はすべてを失っても、得るものは一つもない。
私は、こんな意味深長な発言をたびたびしている。即ちイタリアが参戦した側では、
勝利がやってくる、と。しかし、私はもっとはっきりとこう言うべきであったと思う。
即ち、勝利のあるところには、イタリアも参戦する!

もっとも私は、彼がそのような態度を許さなかったであろう事は知っているし、
また、その時は不信と疑惑とによって彼がひどく傷つけられたに違いない事も知っている。
しかしながら、私のこの心づかいから、かえって重大な結果が生じることに
なってしまったが、それはもともと不可避的なことではなかったから、
避けることができたはずである。
生存ということは、いかなる弱さをもゆるしはしない!
177カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:58:25 ID:yaqfc9KM
>>176について
「困難な状況のもとでは、一人でいる方が常によりよいという事を、
我々ドイツ人は決して忘れてはならない。もしも我々が弱者に頼ったり、
たとえば優柔不断の点、すでにとっくの昔に試験ずみの人間を盟友に選ぶならば、
我々はすべてを失っても、得るものは一つもない。」
この言葉は北朝鮮との外交で決して日本も忘れてはならないだろう。
もし、北鮮とことを構えることになっても、優柔不断の点、
すでにとっくの昔に試験ずみの韓国などを盟友に選ぶならすべてを失う事になる。
都知事が紹介してる川柳「気をつけろ、北も南も、同じ朝鮮」ということだ。
178カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:59:04 ID:yaqfc9KM
1945.2.18

日本の参戦は、ルーズベルトのために絶好の口実をあたえ、アメリカ軍を
我々に対して動員するきっかけをつくったとはいえ、我々にとってはなんらの
不利な結果をともなわなかった。しかし、ルーズベルトは、ユダヤ人に
はっぱをかけられて、日本の参戦がなくても、国家社会主義を殲滅するための
戦争を決意していた。したがって、誰からもその根拠を指示してもらう必要はなかった。
彼は、アメリカ国民の中にあった健全な孤立主義を克服するために必要な口実を
つくりだすだけの才覚は充分にもっていた。
この場合、その分量が多かろうと、あるいは少なかろうと、
事実を改竄することなど問題ではなかった。
にもかかわらず、パールハーバーでおこなわれた破壊は、その範囲からいっても、
影響からいっても、彼にとってまさにうってつけのできごとであった。
アメリカ国民を戦争へと駆り立てるとともに、国内における最後の反対勢力を
排除するために彼が必要としていたものであった。ほんとうのところ、
日本の国民を挑発するために彼はあらゆる手をつくしてきたのである。
すべては・・もっとも、全世界的な規模にあわせてスケールが改められたとはいえ・・
すでに世界大戦においてウィルソンが見事な成功を収めた、あの謀略の再版に他ならない。
即ち、恥も外聞も忘れた挑発をつかってルシタニア号を雷撃させ、
それをドイツとオーストリア・ハンガリーおよびその同盟国に対する宣戦布告のために、
アメリカ国民向けの心理戦争に利用した、あの手法の再版にほかならない。
すでに1917年のあの時に、アメリカの介入を防げなかったとすれば、
それから25年後の今、今回の介入も必然的に同じ根拠に基づいていることが
明白である以上、事態はまったく同じである。アメリカとの戦争は不可避であった。
179カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 00:59:30 ID:yaqfc9KM
我々にとって日本は、いかなる時でも友人であり、そして盟邦でいてくれるであろう。
この戦争の中で我々は、日本を高く評価するとともに、いよいよますます尊敬することを
学んだ。この共同の戦いを通して、日本と我々との関係はさらに密接な、
そして堅固なものとなるであろう。
日本がただちに、我々とともに対ソビエト戦に介入してくれなかったのは、
確かに残念なことである。それが実現していたならば、
スターリンの軍隊は、今この瞬間にブレスラウを包囲してはいなかったであろうし、
ソビエト軍はブダペストには来ていなかったであろう。
我々両国は共同して、1941年の冬がくる前にボルシェビズムを殲滅していたであろうから、
ルーズベルトとしては、これらの敵国と事を構えないように気をつけることは
容易ではなかったであろう。
他面において人々は、すでに1940年に、即ちフランスが敗北した直後に、
日本がシンガポールを占領しなかったことを残念に思うだろう。
合衆国は、大統領選挙の真っ最中だったために、事を起こすことは不可能であった。
その当時にも、この戦争の転機は存在していたのである。
さもあらばあれ、我々と日本との運命共同体は存続するであろう。
我々は、一緒に勝つか、それとも、ともどもに滅ぶかである。
運命がまず我々を殲滅してしまうとすれば、ロシア人がアジア人の連帯という神話を
日本に対して今後も長く堅持するであろうとは、私にはまず考えられない。
180カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:00:02 ID:yaqfc9KM
1945.2.21

いつの時代にも、和解の不可能な陣営として対立している二つの戦線が存在している。
一方の人々は、抽象的な個人の幸福をめざして努力するとともに、その普遍的な解決
という虚像を追求している。他方の人々は行為の人間であり、現実の人間である。
国家社会主義が知っているのはドイツ人であることだけであり、したがって
国家社会主義にとって関心があるのはドイツ国民の幸福だけである。
普遍主義者、理想主義者およびユートピア論者には、確たる目標がない。
彼らは到達不可能なパラダイスを約束して、それで世界を欺いている。しかしながら、
彼らがどのように変身しようとも、あるいはキリスト教徒に、共産主義者にあるいは
自由主義者に、馬鹿正直な人間あるいは厚顔で悪意を持った詐欺師に変身しようとも、
彼らはことごとく人類を抑圧する為に働いている。
しかし、私は常にこの世界において可能なるもの、および我々の力の領域内にあるもの
だけを、私の国民のために目標として見失うことはなかった。
それは即ちドイツ国民の精神的および肉体的幸福ということである!
私は常に、私に守れる事、そしてまた守ろうと固く決意したことだけを約束してきた。
それは、私が自ら招いた底知れぬ深い憎悪の根拠の一つである。
まさに私が、私のすべての敵のように、不可能なことは約束しなかったために、
彼らの計画は台無しになってしまったのである。
私は、人類の使徒とか職業的政治家と称する人々の仲間から別のところにいる、
独立独歩の人間として終始した。彼らが極秘にしていた秘密とは、
実は人間の無知をとことんまで利用することである。
181カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:00:57 ID:yaqfc9KM
1945.2.25

ドイツ国民のために陽のあたる場所を征服しようとして私が着手したこの仕事は、
ただ一人の人間にとってはあまりにも多すぎるし、一つの世代にとっては
あまりにも厖大で包括的である!しかしながら、私はドイツ国民に対して、
彼らの使命についての知識を伝えたし、また、大ドイツ・ライヒの中ですべての
ドイツ人が統一される為の、途方もなく大きな可能性についての認識を、
骨の髄までふきこんでおいた。このようにして私は、最上の種を蒔いておいた。
私はドイツ国民の頭の中に、国民自身の存亡を懸けたこの戦争の意味を叩き込んでおいた。
いつの日か・・・そして、その日は近いであろう・・・この種が熟して、
収穫がもたらされるであろうが、なにものも、これを妨げる事はできないであろう。
ドイツ国民は、若く、そして強い。それは、前途にまだ未来のある国民である。

1945.4.2

第三帝国が敗北した後、たがいに対等の立場で対立する事のできる力を持った
二つの大国だけが世界に存在することになろう。即ち、合衆国とソビエト・ロシアとが。
この両大国は力をきそいあうべく定められている。それが軍事的な領域であれ、
単に経済的またはイデオロギーの領域であれ。
同じ法則性からいって、この両大国は必ず独立ヨーロッパの敵となるであろう。
しかしアメリカにしてもソビエト・ロシアにしても、必然的な成り行きからいって、
晩かれ早かれ、ヨーロッパでこの戦争を生き延びるであろう唯一の大国民の助けを
確保しようとするであろう・・・ドイツ国民の助けを。
182カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:02:16 ID:yaqfc9KM
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                       ミ゚Д゚彡 <  次は『わが闘争』
                       <  y~|⊃   \ 
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                     ,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|
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183カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:03:28 ID:yaqfc9KM
ヒトラー『わが闘争』より

人を説得しうるのは書かれた言葉によるよりも話された言葉によるものであり、
この世の偉大な運動はいずれも偉大な文筆家にでなく偉大な演説家に
その進展のおかげをこうむっている。

すべての闘争においてどこでもいつでもそうであるように闘争には三層ある。
闘争者、日和見主義者、および反逆者がこれである。

歴史教育にこそ決して枯れることのない泉がある。
それはとりわけ忘却の時代において無言の警告者として刹那的な
栄華を超越し常に過去を思い出すことによって新しい未来をささやくのである。
歴史教育において歴史上の日付や事件の暗記や棒読みなど
神に誓ってそんなことは必要でない。
歴史を学ぶことは歴史的な事件として我々の目に見えるものを実際に引き起こした
原因としての力を発見し見出すことである。
184カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:03:52 ID:yaqfc9KM
確実な稼ぎに慣れている者は、新しいポストが少なくとも見込みがないならば
古いポストを捨てようとしない。

大都市に行く若者が初めからずっと篤実に故郷で生計を立てているものよりも
素質が悪いと信ずることは誤りである。
むしろその反対で、経験したところによると故郷を離れた分子がむしろ逆に
最も健全で最も実行力に富んだ素質を持っていることを示している。
未知の大都市へ行くため故郷の村を捨てようと決意した若者は不安な運命に
身をまかせる覚悟ができているのである。

読書や学習の技術というものも本質的なものを保持し本質的でないものを
忘れることにある。
際限もなく多く読む人、一冊一冊、一字一字読む人々を博識と言うことはできない。
彼らはもちろん多量の知識を持っているが、取り入れた材料を分類したり
整理したりする事を知らない。
彼には本の中から自分にとって勝ちあるものとそうでないものを選別する技術が欠け
更にあるものはいつも頭の中に保持しあるものはできるなら無視するというように、
無用な厄介者を引きずっていかないという技術が欠けている。
読書というものは、それ自身目的ではなく目的の為の手段である。
だから、読書は各人の素質、能力を引き出し助長すべきものである。
その時々に読んだ内容があまつさえ読んだ本の順序に従って記憶にとどめられるのでなく、
優先順位的に与えられるべき地位と場所を与える事が必要である。
そうでなければ覚えこんだガラクタから錯綜した混乱が生ずる、
それは無価値であるだけでなく、他方においてその不幸な持ち主をうぬぼれさせ、
何か理解したような気にさせ、この種の教養が新たに増すにつれ、
世の中の実際からますます遠ざけてしまう。
そうした頭を持っているものは、混乱した知識の中から時代の要求に適合したものを
引き出す事ができず、永久に正しいものを見出すことができない。
185カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:04:19 ID:yaqfc9KM
正しい読書技術を持っているものは、どんな本、どんな雑誌やパンフレットを読んでも
長く記憶すべきだと考える。すべてのものに直ちに注意するだろう。
こうした方法で得れたものが人生に突然なんらかの解決を要する問題が表れた時、
直ちに規準をとらえ問題を解決したり、検討したり、新しい検分をしたりするのに
必要な知性を提供するのである。
読書はその時にのみ意義と目的を持つのである。
間違った方法で必要な手がかりを自分の知性に提供している演説者は、
その見解がいかに正しく現実に適っていてもすべての討論の際に記憶に見捨てられ、
自分の主張の根拠も、反対者を反駁する根拠も見出せない。

今日、文筆にたずさわる騎士やうぬぼれ屋はみんな、次の事をよく覚えておくがいい。
即ちこの世界における最も偉大な革命は、決してガチョウの羽ペンで導かれたものでは
ないのだ!ということを。
そうだ、ペンは常に革命を理論的に基礎付けることだけが残されている。
だが、宗教的、政治的方法での偉大な歴史的なだれを起こした力は、永遠の昔から
語られる言葉の魔力だけだった。
民衆の運命はただ熱い情熱の流れだけが、転換させる事ができる。
そして情熱はただ情熱を自らの中にもっているものだけが
目覚めさせる事ができるのである。
しかし情熱がほとばしらず、口が閉じられているものを、神は自己の意志の告知者に
選んだ事はない。
186カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:05:33 ID:yaqfc9KM
大衆の心理はすべて中途半端な軟弱なものに対しては感受性がにぶい。
女性のようなものであり、かの女らの精神的感覚は理性の根拠などによって
定められるより、むしろ足らざるを補ってくれる力に対する定義し難い感情的な
あこがれという根拠によって定められる。
だから弱い者を支配するより強い者に身を屈める事をいっそう好む。
大衆もまた哀願するものよりも支配するものをいっそう好み、
そして、自由を是認するよりも他の教説の併存を許容しない教説によって
内心いっそう満足を感ずるものである。
大衆はまた教説をどう取り扱うべきかを知らないし、しかも大衆は容易に
見捨てられていると感ずるものである。
大衆は破廉恥な精神的テロや彼らが人間的自由を癪にさわるほど虐待されている事にも
気がつかず、教説にひそむ狂気にも気づかないのである。
そのようにして、大衆は目的のはっきりしている傍若無人な力を見て
いつも屈服しているのである。

#石原都知事が三国人発言の時に、もしやり方を誤り、
マスコミに媚びていたら今ほど力はなかったと思う。
また、韓国の選挙なんかで候補者が土下座して支持を訴えてる光景を
見たことがあるが、あれで支持されるとは到底思えん。
187カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:06:36 ID:yaqfc9KM
私は今日人間というものはまったく特殊な才能を持っている場合は別として
一般に30歳以前には公的に政治に関わるべきではないと確信している。
というのは、このころまでに大部分はまず一般的な土台がつくられ
そのころ始めていろいろの政治問題を吟味し、それに対する独自の立場を決定的に
確定しうるからである。こうした基礎的な世界観を獲得して内面的に充分成熟して
始めて国家の政治的指導に参加してもよいのである。
もし指導者が急変すれば導かれているものは途方にくれるしかなく
今まで戦ってきたもの対して羞恥の感情を持つこともめずらしくない。
何より指導者がもはや自分の語ったことを信じなくなり弁論は空虚になり、
そのかわりに手段の選択が卑劣になって自分の政治表明を真面目に考えなくなる。
何故なら人間は自分自身が信じていないもののためには死ねないからだ。
そうして自己の保身のためにだけ粘り強く戦うゲスになる。
188カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:07:05 ID:yaqfc9KM
「一人の敵への集中」

人々が一般に成果を戦い取ろうとするならば、純粋に心理的考慮からも、
決して大衆に二つまたはそれ以上の敵を示してはならない。
そうでなければ、闘争力を完全に分裂に導くからだ。
概してどんな時代でも、本当に偉大な民族の指導者の技術というものは、
第一に民衆の注意を分裂させず、むしろいつもある唯一の敵に集中する事にある。
民衆の闘志の傾注が集中的であればあるほど、ますます運動の磁石的吸引力は
大きくなり、打撃の重さも大きくなるのである。
いろいろの敵を認識することは、弱い不安定な性格のものにとっては、
自己の正当を簡単に疑わせるきっかけをつくりやすいから、別々にいる敵でさえも
ただ一の範疇に属していると思わせることが、偉大な指導者の
独創力に属しているのである。動揺している大衆は、自分が大勢の敵と争っているのを
見ると、すぐに客観的な態度をとり、実際に他のすべてのもの達が間違っていて、
ただ自己の民族や自己の運動だけが正しい状態にあるのかどうかと、
疑いを投げかけるものである。
しかしそれと同時に、はやくもまず自己の力が衰えてくる。だから内的には
異なっている敵をいつも一つにまとめてやらねばならない。
そうして自分の支持者たる大衆の目には、ただ一つの敵に対してだけ闘争が
なされているのだというように、まとめねばならない。
これが自己の正義に対する信頼を強め、正義を攻撃するものに対する
憤激を高めるのである。
189カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:08:54 ID:yaqfc9KM
>>188について
テレビなどで中共との関係を政冷経熱と称し、今中国と仲良くしないと
日本が孤立すると煽るインチキ学者は、まさにこの大衆の心理を利用しようと
しているのだ。北朝鮮との関係が緊張しているのに中国との関係まで悪化させるなと
言う者もそれである。しかし、中共と北鮮は決して複数の存在ではない。
まさしく共通の敵、日本にとって和解不可能な存在である中華主義的な一つの敵に
他ならない。
190カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:09:18 ID:yaqfc9KM
「感激の人為的抑制」

感激というものは一度砕けたら、もはや必要に応じて目覚めさせることができない。
感激は陶酔であり、そしてその状態でずっと維持すべきだ。

「唯一の課題への集中」

不可能に見える要求や、課題を満たすことが問題である場合には、例外なく、
一民族の全注意を、唯一つの問題に限って、統一しなければならない。
しかも、その解決に実際、生死がかかっているかのように、注意させなければならぬ。
ただそのような場合にのみ、一民族は真に偉大な仕事や、労苦を喜んで引き受け、
また、それを行うこともできるだろう。
個人もまた階段状に区切りをつけながら進んでのみ、
この目標を成し遂げることができるだろう。またその場合でも、彼は常にある特定の
限定された課題に到達することに、この課題が満たされたように思え、そして、
新しい区切りの測量が企てられうる時まで、前努力を集中しなければならないだろう。
征服されなければならない行程を、このような個々の段階に分割しようとせず、
またさらに諸段階を計画的に、あらゆる力を厳しく集中して、一つずつ克服しようと
努力しないものは、決して究極の目標まで到達する事はできず、どこか道の途中で、
おそらくは、道からそれてさえしまい、まごまごし続けるだろう。
目標に向かって近づこうとするこの努力は一つの技術であり、こうして、一歩一歩行程を
克服するため、最後の精力までも、時には注入することを必要とするのだ。
国民大衆はもともと、全行程をはっきり見届けるなどという事ができずに、
うんざりしてしまったり、その課題に絶望したりするものである。
大衆はある一定の範囲では目標に注意するだろうが、その行程をただ小さな区間だけ
見わたすことができるに過ぎない。
191カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:10:05 ID:yaqfc9KM
>>190について
この全行程を階段状に分けて一つの課題へ集中させるという事は、
倦怠感の克服の技術なのだろう。実にこの先の見えない時に湧き上がる
倦怠感こそがベトナム戦争でアメリカを苦しめたのだ。
石原都知事は会見で朝鮮総連への課税を発表し、実際に課税し、
総連の税金支払い拒否に対して総連施設を差し押さえ、総連施設の売却手続きを取り、
有無を言わせず総連に税金を払わせた。
この見るものを飽きさせない、決して行き詰らない、その手腕はあらかじめ戦略として
持っていたのだろうな。それでも全行程のすべてを提示する事なしに、
一つ一つの課題として分割して提示し、かたづけていったのである。
もっと小さい世界の話では、この極東板で俺は一週間で1001表示と
極東の紹介文の2つの課題をかたづけたが、決して行き詰る事のないように、
あらかじめ自分で決めていたアイデアを分割して一つ一つ提示していったにすぎない。
もし0からアイデアを募集し、やるべき課題を全部ぶちまけてしまい全行程が終わるのが
いつになるか分からなかったなら、みなしだいにうんざりし、飽きていただろう。
192カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:10:47 ID:yaqfc9KM
「三つの新聞読者グループ」

新聞の読者は一般に三つのグループに分類されうる。
第一は読んだものを全部信じる人々、第二はもはやまったく信じない人々、
第三は読んだものを批判的に吟味し、その後で判定する頭脳をもつ人々である。
第一のグループは数字の上からは桁外れの最大グループである。
彼らは大衆からなっており、したがって国民の中では精神的に
もっとも単純な部分を表している。そして、彼らは半ば無能から、半ば無知から
白地に黒く印刷して提供されたものを全部信じる。さらに、確かに自分の頭で
考える事もできようが、それにもかかわらず、考える事の単なる無精さから、
他人はきっと正しく頭を働かしたに違いなかろう、とつつましく仮定して、
その他人がすでに考えた事をありがたく全部そのままもらってしまうような、
無精者もまたこのグループに入る。ところで、大衆を意味するこれらすべての
人々にとって、新聞の影響はまったく驚くべきものであるだろう。
このことは新聞の啓蒙が、真剣で真理を愛する方面から企てるならば
有利であるだろうが、しかし人間のクズや、嘘つきがこれに手を出す場合は害悪となる。
第二のグループは数ではまったく少なくなる。彼らは最初第一のグループに
入っていたが、長い間の苦い幻滅を経験した後いまや反対側に移って、
もはや全然信じなくなってしまった分子から構成されている。
最後に第三のグループは桁外れて最小のグループである。
彼らはいつでも、自分の頭をたえず働かせながらでなければ新聞を読まないだろう。
ジャーナリストはこのような読者を実際括弧つきでしか愛しはしない。
とにかく、彼らは大抵生活の過程の中で、ジャーナリストなどは通例として、
真実をただ度々語るにすぎない詐欺師とみなす事に慣れてしまっている。
しかし残念な事は、このような優れた人間の価値が、まさに彼らの知能にだけ
あるにすぎず、その数にはないことである。
このことは賢明であることに意味がなく、多数がすべてであるような時代における
不幸なのだ。大衆の投票用紙があらゆることに判決を下す今日では、
決定的な価値はまったく最大多数のグループにある。そしてこれこそ第一のグループ、
つまり愚鈍な人々、あるいは軽信者の群集なのである。
193カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:11:22 ID:yaqfc9KM
「宣伝の心理」

大衆の受容能力は非常に限られており、理解力は小さいが、そのかわりに
忘却力は大きい。この事実からすべて効果的な宣伝は、重点をうんと制限して、
そしてこれをスローガンのように利用し、その言葉によって、目的としたものが
最後の一人にまで思い浮かべることができるように継続的に行わなければならない。
人々がこの原則を犠牲にして、あれもこれも取り入れようとすると
すぐさま効果は散漫になる。

大衆は外交官から成り立っているのではなく、また国際法学者のみから
成り立っているのでもなく、まったく純粋に理性的判断からでもなく、動揺して
疑惑や不安に傾きがちな人類の子供から成り立っている。
一度、自国の宣伝によって敵側の一抹の権利さえも認められるようになると、
すでに自己の権利に疑惑をもたらす根拠をおいたことになる。
大衆は相手の不正がどこで終わり、自分の不正がどこから始まっているか、その時
判断する立場にはいない。そういう場合に彼らは不安になり、邪推したりする。
194カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:12:32 ID:yaqfc9KM
>>193について
ヒトラーは国内の宣伝にも拘らず敵を弁護するそうした者を
「客観性気違い」と書いたが、中国の原潜が領海を侵犯した時、
それをミスかもしれないとか、事故の可能性だとか、
「自国の宣伝によって敵側の一抹の権利さえも認める」客観性気違いが
テレビに出るわ出るわ。
195カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:13:05 ID:yaqfc9KM
「自分の卑怯の自慢」

卑怯者はあくまで卑怯者とされ、それ以上の何物としても通用しない。
そして卑怯者に対する軽蔑は、人々が真の英雄に払う賛美とまったく同じく、
やはり一般的である。しかし、衛戍病院では、ある点でほとんど逆だった。
無節操な扇動者たちが大口を叩き、あらゆる方法であさましい雄弁を試み、
真面目な兵士の観念を笑うべきものとし、卑怯者の無節操を模範的なものとして、
言明しようとしたのだった。なかんずく若干のみじめな奴どもが調子をあげた。
一人は衛戍病院へ入る為に、自分で手を鉄条網でひっかいたと自慢した。
しかも彼は、こんな笑うべき負傷にも拘らず、ペテンで、ドイツへ輸送されたと
同じ手口で、すでに長い間ここにいるらしかった。その上この有害な奴は、
しかし、厚かましくも自己の卑怯さを、勇敢な兵士が雄々しい死をとげるよりも
勇敢な行為の発露だと広く言明していた。多くの者は黙って聞いていたが、
他のものは出て行った。しかし若干のものはやはり賛成していた。
私はのどまで吐き気をもよおした。
196カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:13:45 ID:yaqfc9KM
>>195について
これで俺が真っ先に思い浮かべるのはTBSのニュース23で若者を集めた企画で、
「日本が侵略をうけたらどうするか?」と質問し、「逃げます」と胸を張って答え、
堂々と自分の卑怯を自慢する若者に、筑紫が嬉しそうにさも嬉しそうにw
ニコニコとその回答を許容してた光景だな。
人間だから思いも人それぞれだが、そう思っていても普通は恥かしくて言えんものさ。
間違っても自慢できるような答えではなかった。
卑怯者はあくまで卑怯者だ、それ以上の何物としても通用しない。
197カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:14:20 ID:yaqfc9KM
「無名のもの」

いわゆる「インテリゲンツィア」はもともといつも、義務教育を完全に受けず、
そして必要な知識を注ぎこまれていないものをすべて、実にかぎりない
見下げた態度で見るものである。あの人間は何ができるかということは
決して問題にならず、かえってかれは何を学んだか?が問題になるのだ。
こういう「教育のある人々」には、どんなにひどいノロマでさえも、
彼が充分な免状にくるまれておれば、この貴重な紙袋をもっていない
最も頭脳明晰な青年よりも通りがよいのだ。私は、これらの「教養ある」
人々が私にどんな態度をとるか、容易に想像できた。
人間はそうしたものであるから、もちろんどこでもそうであるように、
例外者が常に光り輝くのである。
しかし、それによって私は、いつも永久に学生にとどまっているものと、
真にできる人との間を区別することを知ったのである。

「人間と観念」

人間はどんな事柄についても自然を征服したことなどなく、せいぜい、
自然の永遠の謎と秘密を覆い隠している途方もない、巨大なヴェールのあの端、
あるいはこの端をつかみ、持ち上げているにすぎない。また人間は、本当のところ、
なにものも発明などせず、全部発見したにすぎない。次に、人間は自然を支配せず、
個々の自然法則や秘密についての知識に基づいて、こうした知識がまったく欠けている
他の生物の支配者の地位に上ったにすぎない。
198カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:15:32 ID:yaqfc9KM
>>197について
俺は特定の宗教への関心はまったくないが、
実にこの考えのもとに人知を超越する存在を信じている。
それをどう呼ぼうと、すべてはこの自然の法則の支配者への信仰に他ならない。
199カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:16:31 ID:yaqfc9KM
「国家はそれ自体目的ではない」

根本的な認識として、国家は目的ではなく手段である。国家は勿論、より高い人類文化
を形成する為の前提ではあるがその原因ではない。その原因はむしろ文化を形成する
能力のある民族の存在にのみあるのである。
優秀な人類の存立の前提となるものは、国家ではなく、
この目的の為に能力を有する民族なのである。
国家は目的の為の手段であり、国家の目的は同種の人間の共同社会を肉体的および
精神的に維持し、助成する事にある。

#今日、北鮮に経済制裁することによって戦争になると不安を煽る者は
よく覚えておくがいい。国家は民族を守る為の手段にすぎないという事を。
それが何故、手段である国家の平和の為に、目的である拉致された日本人が
見捨てられなければならないのか?手段と目的が完全に逆転しているではないか。
この種の本末転倒現象は憲法にもいえることで国民の為の憲法であるのに
マヌケどもは憲法の為に自国民を犠牲にしようとしている。
だから石原慎太郎都知事は価値転倒の世の中で垂直に倫理を貫き
こう言ったのだ。
「私は国民の生命を守る為に憲法を無視してやります。」
「私は首をかけてやるんだよ。命がけでやるんだよ。命がけで憲法破るんだよ!
当たり前の事じゃないか!誰がつくった憲法なんですか。」と。
そして、拉致問題については安部晋三さんこそ手段と目的を間違う事無く
垂直に倫理を貫いている人だ。

そして平和についても『わが闘争』に書かれたように

平和というものは、めそめそした平和論者のような泣き女のシュロの葉によって
維持されるのではなく、世界をより高度の文化のために役立たせようとする
支配民族の勝利の剣によって樹立されるものだ。
200カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:17:16 ID:yaqfc9KM
「運動の指導原理」

運動の綱領は、その終局目標においては確かに絶対に正しいのであるが、
その表現においては心理的契機を顧慮しなければならず、時代がたつとともに
勿論個々の、あるいは一定の条項は他の表現を用いたほうがよく、
もっとよい表現を用いねばならないという主張も出てくるに違いない。
だがそういう試みは、たいていみんな悪い影響を及ぼす。
運動自体が動揺することなき確固とした不変さをもった綱領を基礎としてのみ
存立することができる。

#これはよりより理念を守る為の方法だが、悪い理念を守る為にも同様に働いている。
即ち憲法が一字一句変えられなかった日本国憲法が、反戦平和の腐った理念を
守り続けている。石原都知事の言う前文の日本語の間違いを正すだけでもいい。
とりあえずあの諸悪の根源たるマッカーサー憲法を変えなくてはな。
201カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:17:57 ID:yaqfc9KM
民族は敗戦で滅びるか?ヒトラー『わが闘争』より

つまり、軍隊の敗北は国民および国家のそのような徹底的壊滅にいたらねばならない
ものなのだろうか?壊滅が戦争に負けた結果であるというのはいつから始まった
ことなのか?いったい民族は敗戦それ自体によって滅亡するものなのだろうか?
これらに対してはきわめて簡単に答える事ができる。
民族が軍事的な敗北によって、自己の内面的な腐敗、臆病、無節操、
要するに無資格であることの報いを受けるのであるなら、
答えはイエスである。もしそうでなければ、軍事的な敗北はある民族がかつて
存在したことの墓碑となるより、むしろ未来のより大きな興隆の刺激となるだろう。

#そうだ。中共の李鵬が日本は消えてなくなるといったのも、
我々の父祖が戦争に敗北した為ではない。
自国の国益すら主張しない臆病な日本を内心侮蔑しての発言だろう。
周恩来は日本側の国益を何ら反映することのなかった
日中航空協定に最後まで反対した青嵐会を評して、
「彼らの言うことが当たり前だ、私が日本の政治家だったら
彼らと同じことを言っただろうと」周辺に語ったという。
臆病な国は表面的には歓迎されても内心軽蔑されているのだ。
202カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:18:31 ID:yaqfc9KM
演説の重要性ヒトラー『わが闘争』より

私は当時、短期間のうちにある重要なことを学んだ。
すなわち敵の手からただちにその抗弁の武器を叩き落すことである。
我々の相手は、特に討論する演説者の場合には、一定の脚本をもってあらわれる。
そこにおいては我々の主張に対する反駁がくり返してなされる。
だからこの過程がいつも同じなのは、目的を意識した統一的訓練がある事を
示しているのだ。我々はそこで、相手の宣伝が信じられないぐらい訓練されている事を
知る事ができた。この宣伝を単に無効にしたばかりでなく、
ついにはそれと同時に宣伝の首謀者すらも叩きつける手段を発見したことを、
私は今日でも誇りに思っている。二年後に私はこの技術を完全にマスターした。
どんな演説のときにも、討論のさいにでてきそうな相手の異論の内容や形式を想定して、
前もってはっきりとしておき、そしてこれを更に自分の演説の中で、
手回しよく残るくまなくやっつけることが重要である。
でてきそうな反駁自体をいつもただちにあげて、そしてその根拠の薄弱さを示す事が、
その場合有効であった。聴衆は、たとい教え込まれた異論で
もっていっぱいつまっていても、それとは別に正直な気持ちでくるものであるから、
彼らの記憶に刻み込まれた疑念を前もって解決しておく事によって、
比較的容易に彼らを獲得した。彼らに叩き込まれたものは、おのずから論駁され、
その注意はますます演説に引きつけられたのである。
203カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:19:10 ID:yaqfc9KM
>>202について
この技術が一番ある日本の政治家は言うまでもなく石原慎太郎フューラーである。
その議論のやり方を注意深く見ればいい。あのまったくの間髪いれずの相手への反撃。
そして田原総一郎や他でもテレビ司会者との議論においての
相手の言い分に相槌を打つことの無さ。一々を自分の言葉で言い換える慎重さ。
これら全ては、自分の主張に対する相手の反論を予想できているからできるのであり、
テレビ司会者どもが一定の脚本をもってあらわれ、誘導の意図がよめるから
そうするのである。
204カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:19:49 ID:yaqfc9KM
「演説の効力の心理的条件」

演劇に行って、何か一つの劇を午後三時と同じ配役の同じものを晩の八時に見ると、
人々はその異種の効果と印象に驚くであろう。この気分についてはっきりとしたものを
得るだけの感覚と能力のある人は、午後の上演の印象が晩の印象ほど大きくないことが、
すぐにわかるだろう。映画においてすら同じことが確かにいえる。
これは重要である。時間自体が一定の影響を及ぼしているのだ。
よくわからない理由からではあるが冷静にさせる会場というものがあって、
それがあらゆる気分の醸成に何か猛烈に反対するのだ。

「演説の重要性」

民衆に対する政治家の演説というものを、私は大学教授に与える印象によって
計るのではなく、民衆に及ぼす効果によって計るのである。
そしてこれのみがまた演説家の才能を計る基準なのである。

「民衆集会の必要性」

民衆集会というものは、まず第一に若い運動の支持者になりかけているが
さびしく感じていて、ただ一人でいることで不安に陥りやすい人に対して、
たいていの人々に力強く勇気付けるように働く大きな同志像を、
初めて見せるものであるから、それだけでも必要である。
同じ人間でも、中隊や大隊の中で、戦友のみんなに囲まれているほうが、
自分一人に頼ってするよりも楽な気持ちで突撃に参加できるであろう。
群をなしておれば、人間というものは実際にこれに反する千の理由があろうとも、
常に何か安心感を持つものなのだ。
205カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:20:27 ID:yaqfc9KM
「敵が我々を一般に知らせる」

敵が我々を笑おうと、罵ろうと、道化役として、あるいは犯罪者として言明しようと、
まったく同じである。彼らが我々に言及し、彼らが絶えず我々のことに没頭し、
我々が次第に労働者自身の目に実際に、目下唯一つだけ対決している力があるのだ
と思わせることが、主要事なのだ。

#安倍晋三という若い勇敢な政治家を我々に知らせてくれたのも、
あの下賎な北鮮の態度に他ならない。

「心理的に正しい集会管理」

警護をもっぱら警察にやってもらうような集会は、すべて大衆の目からみれば、
その開催者が信用を落とすということである。
ただ大動員した警官を配置する事によってのみ開催が保証されるような集会は、
下層の民衆を獲得する前提というものが、常に目に見えて存在している力であるかぎり、
勧誘的な効果はない。臆病者よりも勇気のある男の方が女性の心を征服しやすいのと
同じように、警察の警護によってのみ存続しているような卑怯な運動よりも、
勇ましい運動の方が、民衆の心を獲得しやすいのである。
206カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:21:47 ID:yaqfc9KM
「強者は単独で最も強い」

協力団体の形式によって、弱い同盟が強力な同盟に変わることは決してない。
だがおそらく強力な組合がそれによって弱化をこうむることは少なからずありうるし、
またあるだろう。弱いグループを集める事によって強力な要素が生ずるに違いないという
意見は、正しくない。何故なら経験によれば多数者というものは、
いかなる形式においても、あらゆる前提のもとでも、愚鈍と卑怯の代表であるだろうし、
したがって同盟が多く集まっているということは、それが自分達が選んだ多数者の
指導によって支配されるやいなや、卑怯さと弱さに引き渡されてしまうからである。
また、かかる結合によって諸力が自由に振る舞う事が阻まれ、最善のものを
選び出す闘争が排除され、かくしてより健全なもの、より強いものの必然的、
究極的な勝利が永久に妨害されるのである。だからこういうたぐいの結合は、
自然発展の敵である。とうのは、それはたいてい闘っているその問題の解決を
促進するよりは、妨げるからである。

#村山内閣を思い出すぜ。
自民党が権力にしがみつく為とはいえ、見事に今まで自分達が闘ってきた
問題の解決を妨げたよな。

「強者は単独で最も強い」

すべてこの世界では本当に偉大なものは、共同戦線によって闘いとられたものではなく、
常にただ一人の勝利者の成果だったということを、決して忘れてはならない。
共同戦線の結果というものは、すでにそのそもそものやり方からして、将来の崩壊、
またはそれ以上に、すでに到達したものを喪失するは萌芽をもっているのだ。
偉大な、本当に世界を変革させるような精神的な革命というものは、一般にただ、
単一の組織の巨人のような闘争としてのみ考えうるのであり、実現されるのであって、
決して共同戦線の企てとしてではないのだ。
それゆえまたまず第一に、民族主義国家はある民族主義的協力団体の妥協的意欲によって、
決してつくられるのではなく、ただあらゆるものに対して闘いぬいた唯一つの運動の
鋼鉄のような意志によってのみつくられたのである。
207カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:23:05 ID:yaqfc9KM
「権威の三原理」

権威を形成する為の第一の基礎は、常に人気である。けれどもこの基礎にのみ
基づく権威は、まだ非常に弱く、疑わしく、また動揺している。
それゆえこういう人気にだけ立脚している権威の担い手は、権力を形成する事によって、
権威の基礎を改善し、確実にしようと努力しなければならない。
権力、したがって強制力の中に、我々すべての権威の第二の基礎を見るのである。
それは、わずかに本質的により安定し、確かであるが、常に第一のものより
断じて力強くない。人気と強制力が結合し、それらがともに、ある期間継続することが
できると、権威はさらにもっと固い基礎の上で立ち上がることができる。
伝統の権威がそれだ。ついに人気と力と伝統が結合した時に、
権威は揺るがし難いものと見られてよいのだ。

#この第三の伝統というものが一番に憲法の権威を形作っている。
あの一字一句変えられず半世紀以上続いてしまった憲法である。
208カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:24:07 ID:yaqfc9KM
「民族体の三クラス」

いずれの民族体も、三つの大きなクラスにわけることができる。
即ち、一方の側では最良の人間性の極端で、あらゆる道徳の意味で善良で、
とりわけ勇気と献身によって特徴付けられる。
他方は、最悪の人間の屑という極端で、あらゆる利己主義的衝動と悪徳が
存在しているという意味で劣悪である。
両極端の間に、第三のクラスとして、大きな広範な中間層があり、
ここにおいては輝かしい英雄的精神も、卑劣極まりない犯罪者的根性も
具体化されていない。

#一時期社会の真理は弱肉強食だと思ってたことがあった。
まぁ、それもある意味においては正しいのだが、
それ以上に社会はバランスが支配している。
どんな強い動物も生態系のバランスが崩れれば滅びるさ。
シナ人、鮮人らの犯罪者が日本の民族の最悪の極端に加勢するなら
バランスが崩れ治安は一気に悪くなるだろう。
そしてこれは死刑の必要性を説明する根拠にもなるのだ。
勇敢な者が誰かを庇い、あるいは助ける為に命を投げだすのに、
明確な犯罪者が命の保護を受けていては社会のバランスが崩れるだろう。
209カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:24:31 ID:yaqfc9KM
「世界観は不寛容たるべし」

キリスト教も、自分の祭壇をつくるだけでは満足できず、必然的に異教の祭壇を
破壊するまでに進展せざるをえなかった。こういう狂信的な不寛容さからのみ
疑いを入れぬ信仰を形成することができたのであり、しかもこの不寛容さが
キリスト教のための絶対的前提なのである。
世界観というのは、決して他の世界観と並存しようとする意志はないのだから、
その世界観が有罪なりと判定をくだした現存状態と協働していこうという
つもりはなく、反対にこの状態と自分に敵対するすべての理念界に
あらゆる手段で闘うこと、即ちその崩壊を準備することを義務と感ずるのである。
政党は妥協に傾くが、世界観は決してそうではない。
政党は相手を考えにいれるが、世界観は自己の間違いのなさを自ら表明する。

#「世界観というのは、決して他の世界観と並存しようとする意志はない」というのは
当たり前すぎるほど当たり前の事なのだが政党的妥協を繰り返すとそれは忘れられてゆく。
だが、この原則を忘れぬ人間こそ指導者に相応しい。
210カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:25:51 ID:yaqfc9KM
「指導と服従」

ある軍隊の個々の兵士が、教養や見識だけをとってみた場合、例外なく将軍なみで
あったならば、役に立たないだろう。
政治運動もまた単なる兵卒を必要とする。そうでなければ内面的規律が
得られないからである。
まったく同じ知的能力をもつ200人の人間の団体は、190人の知的に劣った能力を
持つものと、10人のより高い教養をもつものからなる団体よりも
結局は訓練することがいっそう困難だろう。
組織の本質には、最高の精神指導者に、数多くの非常に感激しやすい大衆がつかえる
時にのみ、成立しうるということがある。

「最良の憲法」

最良の憲法と国家形成は、民族共同体の最良の頭脳を持った人物を、
最も自然に確実に、指導的重要性と指導的影響力をもった地位につけるものである。
すべての人々には相談相手というものはある。だが決定は一人の人間だけが
くだすのである。即ち全指導者の権威は下へ、そして責任は上へ、である。

#小泉総理のような優柔不断な指導者なら今の権力で充分だろうが、
もっと優れた偉大な指導者なら現行の総理大臣以上の権力を持ってほしいと思うのは
当然である。
211カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:26:31 ID:yaqfc9KM
「理論家、組織者、扇動者」

理論的認識が豊富であるからといって、指導者としての特性、指導者としての資質が
有能であるという特性的証拠であると見ようとするのは、まったく誤りであろう。
往々にしてこの逆がほんとうだ。偉大な理論家が偉大な組織者であるのは、
ごくまれな場合だけである。理論家や計画者の偉大さは、まず第一に抽象的に
正しい法則の認識と確認にあるのであり、一方組織者は、
まず第一に心理家であらねばならないからだ。彼は人間をあるがままに受けとらなければ
ならない。それゆえ彼は人間を知らねばならない。彼は人間を過大評価してもいけないが、
また大衆の中にいる人間を過小評価してもいけない。
弱点や獣性も計算にいれるように努めねばならない。
だが偉大な理論家が、偉大な指導者である事はもっとまれである。むしろ扇動者の方が
指導者にむいているだろう。というのは指導者であるということは大衆を動かしうる
ということだからである。理念を形成する才能とはまったく別のものである。
だが理論家と組織者と指導者が一人の人物の中に結合しているのは、この世の中で
このうえもなく稀に見出されうるものである。この結合が偉人をつくるのである。

「組織という必要悪」

組織の課題はある特定の理念を多数の人間に媒介するとともに、
その理念の現実化するのを監視することである。
したがって、組織はすべての点で必要悪であるに過ぎない。
それはせいぜいよくても目的の為の手段であり、最悪の場合に自己目的となる。
212カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:27:10 ID:yaqfc9KM
「支持者と党員」

いかなる運動も、獲得した人材をまず二大グループ、つまり支持者と党員とに
より分けねばならない。宣伝の任務は支持者を募集することであり、
組織の課題は党員を獲得することである。
運動の支持者とは、運動の目標に同意を明らかにするものであり、
党員はその目標のために闘うものである。支持者は宣伝によって運動に好意を
持たせられる。党員は組織によって、自分自身新しい支持者を募集する為に協働し、
その支持者の中からさらにまた党員をつくることができるようにうながすのである。
支持者たることがただ理念の受動的承認だけを前提とするのに対し、党員たることは
活動的な主張と弁護を必要とするのであるから、十人の支持者に対していつも
せいぜい一人ないし2人の党員がいるだけである。
支持者である事はたんに認識に根ざしているにすぎないが、党員たることは
認識されたものを自ら主張し、さらにこれを広める勇気に根ざしているのである。
受動的な形での認識は、怠惰でいくじのない大多数の人間にふさわしい。
党員たることは活動的志操を前提とし、それとともに少数の人間だけに相応しいのである。
したがって宣伝は、理念が支持者を獲得するよう、ししとして世話しなければならないが、
一方組織は支持者層自体の中から最も価値あるものだけを党員にするように
この上もなく鋭敏に心がけねばならない。それゆえ宣伝は、宣伝によって数えられる
各人の意義、彼らの才能、能力、理解力あるいは性格について頭を悩ます必要はない。
一方組織は、こういう分子の群の中から、運動の勝利を実際に可能にする者を注意深く
集める必要がある。
213カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:27:43 ID:yaqfc9KM
「宣伝と組織」

宣伝はある教説を全民族に押し付けようとし、組織はその枠内に、
心理的理由から理念のそれ以上の普及にとって障害となる恐れのないものだけを抱え込む。
宣伝は、全体を理念の意味において説得し、この理念の勝利の時の為に彼らを成熟させる。
一方、組織は勝利の為に闘う能力と意志があると思われるその支持者を、
絶えず組織的に、そして戦闘能力のあるように結合させることによって、
勝利を闘い取るのである。
理念の勝利は、宣伝が人間をその全体において説得する範囲が広ければ広いほど、
さらに闘争を実際に行う組織が排他的で締っており、堅固であればあるほど、
それだけ早く可能になるのである。
それゆえ支持者の数は、どんなに多くても充分すぎる事はないが、党員の数は
小さすぎるよりむしろ大きくなりやすいのである。
もし宣伝が全民族を一つの理念で満たしたならば、組織は少人数でその必然の
結果をひきだすことができる。それとともに宣伝と組織、即ち支持者と党員は
一定の逆比例をなしている。宣伝が上手く働けば働くほど、組織はそれだけ小さくてよい。
そして支持者の数が多ければ多いほど、それだけ党員の数は少なくてよい。
そして逆に、宣伝が拙劣であればあるほど、それだけ組織は大きくなければならない。
そして運動の支持者群が小さければ小さいほど、それだけ党員数は、彼らが一般に
そのうえある成果を期そうとするならば、より大きくなければならない。
宣伝の第一の任務は、その後の組織のために人を獲得することであり、
組織の第一の任務は、宣伝の継続のために人を獲得することである。
宣伝の第二の任務は、現状を打破することと新しい教説でもってこの状態を貫徹する
ことにあるが、一方、組織の第二の任務はこの教説の究極的な成果を達成するために
権力闘争をすることでなければならない。
一定数以上に成長した組織すなわち党員の数は、次第にその闘争力を失い、
理念の宣伝を決然として、攻撃的に支持し、
ないしは利用することがもはやできないのである。
214カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:28:51 ID:yaqfc9KM
「党員採用の制限」

運動も厳しい闘争をしなければならないかぎり、卑怯な利己的な素質を持っている
すべての人々から非常に敬遠されるが、その発展によって党の大成功が確実らしく
なってきたり、実際に成功が収められたとなると、急速に党員を獲得しうるのが
つねである。多数の常勝の運動が、成功を前にして、謎のような内的弱点から
突然落伍し、闘争を中止し、そして遂に倒れる理由はそこに帰するのである。
初期の勝利の為に多数の劣悪な、品位のない、だが特に卑怯な分子がその組織に
入ってくる。そしてこの劣等者が遂には闘争力を持った者よりも優勢になり、
今度は運動を自分達の利益に奉仕するように強制し、自分の貧弱な豪胆さの
水準にまで押し下げ、そして本来の理念の勝利を完成させる為には何もしないのである。
それとともに熱狂的な目標は抹殺され、闘争力はおとろえ、こういう場合
「酒が水で割られた」ことになる。それゆえ運動は、純粋な自己保存衝動から、
成果が自分の側にあがるやいなや、ただちに党員採用を阻止し、それ以後は
ただこのうえもなく慎重に、またこのうえもなく徹底的に吟味して、その組織の
拡大をはかることが非常に必要である。

#今の自民党がまさにこれだな。当初の理念を実行する者より、
今では利益を自分に誘導しようとする者が優勢になっている。
でもこれって2ch発の運動にも言えることで、折り鶴オフなんかも最初の理念は
純粋だったに違いないが盛り上がるままに人を取り込むとああなる。
215カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:29:18 ID:yaqfc9KM
「無気力者の威嚇」

私は党の宣伝主導者として、今後運動が大きくなるための基盤を準備するために、
非常に努力しただけでなく、この活動におけるたいへん過激な意見によって
組織が最良の人材のみを獲得するように活動した。
というのは、私の宣伝が過激であり、挑発的であればあるだけ、
ますます弱虫や小心者を威嚇して後退させ、
我々の組織の第一の核心に彼らが侵入する事を妨げたからであった。

「文化創造者と文化支持者」

われわれが今日、芸術、科学および技術の成果について目の前に見出すものは
ほとんど、もっぱらアーリア人種の創造的所産である。
すべての人間の創造物の基礎や周壁はアーリア人種によって作られており、
ただ外面的な形や色だけが、個々の民族のその時々にもつ特徴によって
決定されているにすぎない。
日本は多くの人々がそう思っているように、自分の文化にヨーロッパの
技術を付け加えたのではなく、ヨーロッパの科学と技術が日本の特性によって
装飾されたのだ。
今日以降、仮にアメリカとヨーロッパが滅亡したとして、すべてアーリア人の影響が
それ以降、日本に及ぼされなくなったとしよう。
その場合、短期間はなお今日の日本の科学と技術の向上は続くことができるに違いない。
しかし、わずかな年月で、はやくも泉の水が枯れてしまい、
日本的特性は強まっていくだろうが、現在の文化は硬直し、眠りにつくだろう。
このような人種はおそらく「文化支持的」と呼ばれうるが、「文化創造的」とは
呼ばれることはできない。
216カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:30:17 ID:yaqfc9KM
>>215について
俺は、本質的に民族は血ではなく精神と文化を共有する者だと思っている。
だから日本に帰化し精神的に日本に帰属する者を同胞と呼ぶのにやぶさかではない。
だが勿論その精神を共有する根底に血の共有があるのだ。
例えば唐突に自分が在日だと聞かされれば、
今の精神は非常に動揺し変わらざるをえないからな。
そして、ヒトラーの言う文化支持者というのは日本民族の人種的特徴などではなく、
あくまで文化的特徴だと思ってる。ノーベル賞をとった普通のサラリーマンの田中さんを
日本の側から発見できなかった事はヒトラーの言った事が当たっている証拠だろう。
217カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:31:18 ID:yaqfc9KM
「外交政策」

我々が常に忘れてはならない本質的な原則、主旨は、
外交政策もまたただ目的に対する手段に過ぎない、
そして目的はもっぱら我々自身の民族を振興させるものであること、この二点である。
現在あるいは将来においてわが民族に役立つものであるか、
あるいは害をもたらすものだろうか?という観点以外のどのような見地からも、
決して外交政策的考慮を行なってはならないのである。
この観点は、このような問題を取り扱う場合に妥当しうる唯一の先入観である。
政党政治的、宗教的、人道的、およそあらゆるそれ以外の観点は、
完全に問題外なのである。

#この観点が完全に欠落しているのが現在の日本外務省だな。
ただただ穏便に、友好的に、あるいは交流のない国と国交を回復させるという、
日本にとって役立つか害かの観点が欠落した仕事に終始している。
歴史的に日本を没落せしめる為にあらゆる努力をしてきた中華主義国(朝鮮も含む)への
朝貢が何をもたらすか考えてみるがいいさ。
218カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:31:35 ID:yaqfc9KM
「失地回復」

抑圧されている国土は激しい抗議でもって共通の国家のひざの元に戻ってくるのではなく、
戦闘力のある剣によって取り戻されるのだ。
この剣を鍛造することが、一民族の国内政策上の指導の課題であり、
鍛造作業を安全にし、戦友を探すのが外交政策指導の課題である。
失われた失地の回復は、神様にいかめしく請い求めても、あるいは国際連盟に
無邪気に期待を抱いてもなされるものではなく、武力によってだけ実現される
ということについて、ともかく、充分に知っていなければならない。

#確かに北方領土や不法に占拠された竹島が抗議によって帰ってくるとは思えないし、
尖閣諸島や沖の鳥島が抗議によって守れるとも思えない。
戦闘力のある剣によって守れるのであるし取り戻せるのだ。
そしてそれの安全を保証してくれる同盟国を探すのが外交なのだ。
アメリカのモンデールという大使が尖閣で紛争が起きても安保条約は発動しないと発言し、
石原都知事が騒いで共和党に同調させて首になったという話をしていたが、
これを本来やるのが外務省の仕事ではないか。
まぁ、日本の剣を錆びさせている憲法が韓国ごときに
竹島を占拠させた一番の原因なんだろうがな。
領土は武力によってのみ奪われたのであるから、取り返すのもまた武力でなければ
というのは当然の摂理だ。

外交は一民族が勇ましく滅亡することにではなく、実際に維持されてゆくことに
尽力しなければならない。後者に到達する道はしたがってすべて目的に相応しい
ものであり、それらの道を歩まぬ場合は、義務を忘れた犯罪といわなければならない。
219カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:33:10 ID:yaqfc9KM
「外交に感傷は不要」
国境は人間によって作られ、そして人間によって変えられる。

#日本の場合これは島々を指すのであろう。尖閣諸島、沖の鳥島、竹島、
そして北方領土、それらは放置しておいても自然に何時までも
日本の領土である事はなかった。誰かが体を張って守っている場所のみ
まだ、日本の領土として保てているに過ぎない。
しかし、日本はほんと一方的に奪われてるだけだよな、これも憲法のせいだ。

「同盟」
戦争意図を目的として含まないような同盟はナンセンスであり、また無価値である。

#単純な言葉だが意味深い。これが真理というものだろう。

「売国奴に対する論評」
ドイツ民族は、唯一無比の国土を売り渡し裏切った犯罪者達の責任を追及しない限り、
他の国々の態度について非難する道徳的権利をもたない。
なるほどイギリスやイタリア等々に対して遠方から毒づき抗議したとしても、
敵の戦時宣伝に雇われて我々から武器をかすめ取り、道徳的バックボーンを破砕し、
麻痺したドイツ国を銀貨三十枚の口銭で売り飛ばした無頼漢を国内でのさばらして
いるのでは、本当の真面目とはいえない。
敵は予想すべきことであったことをただ行なっているに過ぎない。彼らの態度と行為から、
我々は学んでもよさそうなものである。

#まったくそうだ。北鮮がいつまでたっても日本をなめきった態度をとるのは、
日本を北鮮に売り払った売国奴が国内で未だのさばっている現状からそう判断して
いるのだ。北鮮はその売国奴が誰であるか明確に認識しているだろうし、
そいつ等の責任が追求されてない限り、まだ拉致問題に対してペテンで通用すると
踏んだのだろう。日本は未だスパイを取り締まる法律さえできていないのだからな。
その売国奴を直ちに牢屋にぶちこむことで北鮮はようやく日本人の憤怒を知るであろう。
220カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 01:40:31 ID:yaqfc9KM
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   スレ主として書くべき事は書いたな。
  ミ__ノ     \_______
221日出づる処の名無し:05/01/09 02:39:29 ID:H7IpEJlP
乙っ!

でも長い杉。
途中で読むの諦めたほどだ。

また時間出来たら読むことにするよ。
222カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 20:33:35 ID:yaqfc9KM
>>221
完全に趣味の世界に突入しますた。
まぁ、ついてこれる人だけついてくるという事で。
223カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 20:40:20 ID:yaqfc9KM
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   ヒトラーのその言葉。
  ミ__ノ     \_______

余のつくりあげた帝国、この帝国は、今後1000年間つづくであろう。

私がなしとげたものを、かつてなしとげた者は、誰一人として存在しない。
全ドイツの命運は、かかって私個人にある。

我々が動物界に君臨できるのは、ひとえに、苛責のない不断の闘争の結果である。
それゆえ、闘争に勝利を収めなければ、この地球上において、生きる権利は消滅する。

理論家、組織者、指導者を、一個人の人物内に結合することはこの地上できわめて稀有な
現象であるが、そこにこそ、偉大さが存在する。

婦人教育の場合、重点はまず体育に、つぎには品性の陶治に、そして最後に知育に
おかれるべきである。唯一の絶対目的は、母性を養生することである。

偉大さへの途上にあって、手を汚さずに事をなし終えた者を私は知らない。
綺麗な手で何事かを行なうことは、後継者にゆだねることにしよう。

余は戦いを欲する。そして、その目的のためには、手段を選ばぬであろう。
実に戦いこそは、余にとって、この全人生の意味である。

かつて我々を笑っていた者は、今はもう誰も笑っていない。
今笑っている者も次期に笑えなくなるだろう。
224カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 20:41:41 ID:yaqfc9KM
かつてドイツはプライドのない恥知らずだった。
自己破壊的で無気力と猜疑心に満ちていた。
しかし今は違う。
熱き心、強い意志、貫く力、そして犠牲的精神を身につけ、
ドイツは強くなったのだ。
神よ、お力添えを。
わが闘争と、わが自由に、そして祖国を守らせ給え。

全能の神よ、いつかわれらの軍備に祝福を与え給え、
あなたがいつもそうであったように公正であれかし、
今や我々がおよそ自由に値するかどうかを裁かれよ、
主よ、われらの闘争を祝福し給え!
225カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 20:43:30 ID:yaqfc9KM
1933年9月6日ニュールンベルク党大会での前説

再び我等は総統の前に観閲と祝典の為に現れた。
一年に一度、我等はここに立つ。我等は決意した。(一同唱和の繰り返し)
我等は総統に感謝する。彼が我等を呼び給うたことを。
ドイツがまだ眠っていた時、我等は彼の声を聞いた。
ドイツよ。永遠に生きよ。

党大会閉会演説

私を信じないものは災いだ!その人は全人生の意味に対して罪を犯している。
初めに信仰があった!永遠のドイツ民族に対する信仰が!
226カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 20:46:14 ID:yaqfc9KM
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   ゲッベルスの総力戦布告演説。
  ミ__ノ     \_______

1943年2月18日、ベルリンのスポーツ宮におけるゲッベルスの布告

うわべは平静であったが、この演説が戦局を得るか失うかの境目なのを
ゲッベルスは知っていた。権力への闘争の日々と事情はまったく同じだった。
演壇に立ったとき、1万5千の聴衆は狂ったような歓声をあげた。
沸騰する熱狂の中で彼は口を開いた。

スターリングラードはドイツ国民に対する一大警鐘であった。今もそうである。
ボルシェヴィストの脅威は常よりも大きく、それに対するわが国防軍は唯一の砦である。
もしこれが敗れるならば、もしドイツ国民が降伏すれば、世界は屈伏する。
敏速な行動が要求され、一分たりとも失うことは出来ない。
西欧二千年の文明は危機に瀕している。
今ここで重要なのは、ボルシェヴィズムを打倒する方法ではなくて、
その目的、すなわち危険を除くことである。
したがって、問題は我々がとっている方法が良いか悪いかではなくて、
その方法で成功するかどうかである。
いずれにせよ、今我々は党民族指導部として、あらゆることに決意を固めている。
我々は、あれこれの異議に構わずに事を始める。国民社会主義で教育され、
訓練されたドイツ国民は完全な真実を堪えることが出来る!
国民はドイツがいかに困難な状況にあるかを知っている。
今はすべてがどうしてそうなったかを問う時ではない。
ドイツ国民は戦争の苛酷で無慈悲な顔をのぞき見た。
227カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 20:46:59 ID:yaqfc9KM
ドイツ国民は今や総統と苦楽をともにする決意を固めている。
総力戦は刻下の急務である!我々は進んで高い生活水準を破棄し、
できるかぎり徹底的かつ速やかに我々の戦争能力を高めようではないか。
わが国民が今後何百年もボロを着ねぱならないような状態を招来するよりは、
むしろ数年間、つぎのある服を着ることを我々は欲する。
総力戦のためにとられるこれらの措置は戦線へさらに兵士を送り、
兵器工場へ女性労働者を送りこむことになろう。
これらの非常手段をとったにもかかわらず、
我々が不安な日々を過ごさねぱならないという事実についてはなにも言うつもりはないが、
そうすることは国民の空気をはれやかにするに力あるであろう。
我々の側には誠実で信頼の置ける盟友がいる。
イタリア国民は、我々とともに迷うことなく勝利への歩みを続けるだろう。
東アジアでは勇敢な日本国民が、
アングロサクソンの戦争勢力に打撃また打撃を加えている。
我々の勝利の確実さには何の疑いもない。
ドイツの男女民族同胞諸君、
私は真理のために諸君に向かって一連のいろいろな質問をしてみたいと思う。
諸君は最善の知識と良心に従って、私に答えてくれなければならない。
諸君はこの瞬間に国民を代表するわけである。
私は諸君に向かって十項目の質問を出してみたい。
諸君はドイツ民族とともに、全世界の前で、とくにわれわれの敵
−われわれの言葉をラジオで聞いている敵
−の前で答えてくれなければならない。
228カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 20:48:19 ID:yaqfc9KM
第一に、イギリス人はドイツ民族は勝利の自信を失ったと言う。
私は諸君に問う─諸君は、フューラーとともに、我々とともに、
ドイツ民族の最後の全体的な勝利を信じているか、否か?
私は諸君に問う─諸君は困苦をしのぎ、しかも個人的にもきわめて重い負担を担って、
勝利を戦いとるためにフューラーの後につづこうという決意をかためているか、否か?
第二に、イギリス人はドイツ民族が闘争に疲れたと主張している。
私は諸君に問う─諸君は勝利をわれらの手中におさめるまで、
フューラーとともに銃後のファランクス(古代ギリシアの密集部隊)として、
戦う国防軍の後にひかえ、激しい決意をもって、
また運命の変転に迷うことなくこの戦争をつづける覚悟があるか、否か?
第三に、イギリス人はドイツ民族が政府の要求で増大する一方の戦時勤労に、
もはや喜んで応じなくなったと主張している。
私は諸君に問う─諸君とドイツ民族はフューラーから命令があれば、
一日十時間、十二時間いや必要ならば十四時間も十六時間も働き、
勝利のため死力をつくす覚悟があるか、否か?
第四に、イギリス人はドイツ民族が政府の総力戦対策に反抗しつつあると主張している。
ドイツ民族の望んでいるのは総力戦でなくて、降伏なのだと。
私は諸君に問う─諸君は総力戦を欲しているか、否か?
諸君は必要とあれば今日われわれが想像する以上に
総力的、徹底的であることを欲するか、否か?
第五に、イギリス人はドイツ民族がフューラーを信頼しなくなったと主張している。
私は諸君に問う─ほんとうにフューラーにたいする諸君の今日の信頼は大きく
固く不動のものであるか、否か?
諸君の覚悟はフューラーのいかなる道にも従い進み、
戦争を勝利に終わらせるために必要とされるすべてをおこなうという覚悟は
絶対的で無制限のものであるか、否か?
229カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 20:49:22 ID:yaqfc9KM
私は諸君に第六の質問をする─諸君は今より後、全力を捧げるだけの覚悟をもち、
ポルシェヴィズムに致命的な大打撃をあたえるために必要な人と武器を
東部戦線に送る覚悟をもっているか、否か?
私は諸君に第七の質問をする─諸君は銃後の国民が士気を燃やして
前線の後ろにひかえていること、勝利を戦いとるために
必要なものすべてを捧げることを前線の兵士に誓えるか、否か?
私は諸君に第八の質問をする─諸君、なかでも女性諸君に問う。
政府がドイツ女性にもその全力を戦争遂行に捧げさせ、
女性をできるところならどこにでも飛びこませ、
男子の手を戦線のためにあけさせ、戦線にある男子を助けさせる、
という配慮をすることを欲するか、否か?
私は諸君に第九の質問をする─諸君は必要なら、
兵役忌避者や闇商人の少数グループ─戦争の最中に平和をもてあそび、
民族の苦難を利己的な目的に利用することを欲する連中─にたいして、
徹底的な措置をとることに同意するか、否か?
諸君は戦争の遂行に違反するものは正気でないということを理解しているか、否か?
私は諸君に最後の第十問をだす─諸君はナチ党綱領にうたってあるとおり、
また戦時においてこそ平等の権利・義務が支配するということ、
銃後の国民が戦争の重荷を連帯してそれぞれの肩に負うということ、
銃後の国民が高いものも低いものも、貧しいものも豊かなものも、
すべてこれを平等に分かちあうことを望むか、否か?
私は以上の如く質問した。諸君はそれに答えてくれた。
諸君は民族の一部分であり、したがって諸君の口を通じて、
ドイツ民族の態度がここに宣言されたのだ。国民の覚悟はできている。
フューラーが命令されれば、われわれは彼に従う。
もしわれわれが勝利の信念にゆるぎなければ、国民は今こそ決意をあらたにすぺきである。
勝利は目前にある。ただ、それをつかみさえすれぱよいのだ。
われわれは次の言葉を合言葉としよう
─立ちあがれ!嵐よ吹け!
230カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 20:49:45 ID:yaqfc9KM
興奮した聴衆の肩にのって、ゲッベルスは意気揚々と壇をおりた。
マクダ(ゲッベルスの妻)と直属の部下数名が控え室で待っていた。
ゲッベルスは声がかれ、ささやくのがやっとだった。
「錯乱の悪夢だ!『窓から飛び出せ!』と命令すれば、
やつらは十階からでも飛び出すだろう!」夜遅く客が去った。
彼は服を脱ぎ、体重計にのった。演説前より三キロ少なかった。

ちなみにこのネタFLASHに使われてる声も総力戦演説の一部。
宣伝相の悩み
ttp://www1.neweb.ne.jp/wb/soutou/monku.swf
231カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 20:51:55 ID:yaqfc9KM
まとめると、ゲッベルスの演説は次のようである。
「総統と共に、そして我々と共に、ドイツ国民の窮極の全面勝利を諸君は信じるか」
〔答え〕「然り(ヤー)」
「諸君は全面戦争を望むか」
〔答え〕「然り(ヤー)!」
「もし必要とあらば、今日想像できる以上の全面的かつ徹底的なる戦いを諸君は望むか」〔答え〕「然り(ヤー)!」
決定疑間に対する答え、したがってそれに要する考慮は最小であって、
ヤーかナインだけである。
聴衆に寄与できることといえば、ただそれだけなのである。
実のところ、彼ら聴衆はこの答え、
この然り(ヤー)か否(ナイン)が、物質的にも精神的にも、
自分たちが与えられる唯一の答えであるような状況に引き込まれるために
集まってきたのである。そこでは精神は物質と接触するほどに近くなる。
もっと具体的にいえば、使命は声と、声は騒音と区別できなくなる。
もっといえば、熱気と煙、ピールとスポットライトと格闘用指輪、
叫び声と涙、そういったものとほとんど区別できないものになる。
そうなると然り(ヤー)と否(ナイン)ももっと有効に利用されるようになる。
20年代に発達した大集会の進行経過では、
聴衆の反応の実存的内容が大きくなり続け、
これに対して演説の情報内容は減少してゆき、
ついにニュルンベルクでの党大会では内容はまったく消えてしまい、
総統と大衆との「やりとり」は純粋な儀式になる。
ヒトラー「ドイツ!」
聴衆「勝利万歳(ジーク・ハイル)!」
232カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 20:54:00 ID:yaqfc9KM
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   首相就任演説ゲッベルス勝利の日記
  ミ__ノ     \_______

2月10日
午後六時、シュポルツパラストはもう満員になっている。
市内の広場にはみな人垣ができて、総統の演説を待っている。
全国で2000万から3000万の人間が、
この偉大な出来事をせめて耳からだけでも知ろうと
ラウドスピーカーの前に腰をおろしている。
ぼくはまだかぜが抜けないが、足をひきずるようにして出かける。
演壇からまずジャーナリズムに教訓をたれ、
それから放送局を通じてシュポルツパラストが
どういう意味をもつ場所であるかを20分間はなす。
思っていたよりもうまくいく。だが今まで生きた人間の前で話し、
聴衆の雰囲気で精神をたかめ、
かれらの顔から演説の効果を読みとることになれていたのが、
いきなり生命のないマイクの前に立たされてみると、じつに妙な感じがする。
総統は熱狂的な喝采の嵐でむかえられる。
総統はすばらしい演説をおこない、マルキシズムにたいする激しい闘争を宜言する。
最後に彼は信じられないような感情のたかぶりを見せ、
「アーメン」という言葉で演説を切る。
これがきわめて自然に響き、聴いていた者はみな心の底からゆりうごかされる。
これまでのものとは比較にならぬほど自信と気迫にみち、新鮮で偉大な演説だった。
この演説は全国に感動の嵐をまきおこした。
国民は戦わずしてぼくらのものとなるだろう。
シュポルツパラストの群衆は陶酔し、正気をうしなっている。
ようやく今、ドイツ革命ははじまりかけたのだ。
233カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 20:56:27 ID:yaqfc9KM
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   ゲッベルスのヒトラー評。
  ミ__ノ     \_______

演説者としての身振り手振り、表情、言葉の三つ全てが驚くほど調和している。
生まれながらの魅力的な人物だ。この人となら、世界を征服できよう。

真に偉大な指導者がすべからくそうであるごとく、あなたはどん底から始めた。
そして、すべての指導者と同じように、なすべき任務が大きくなるにつれて、
あなた自身もますます大きく成長した。あなたは遂に脅威となった!

宣伝が普通であったり、まともであったり、ましてやお上品である必要はない。
成功してこそ初めて価値あるものなのだ。
234カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 20:58:55 ID:yaqfc9KM
党歌ホルスト・ヴェッセル(音楽)
ttp://waffen-ss-nazi-officer.hp.infoseek.co.jp/index53.html

同志ホルストよ
我ら堅く隊列を組み
突撃隊は行進する
揺るぎ無く、堅固に歩む
共産主義者と反動勢力の
弾に斃れし同志たちの
魂も共に進めり
我らの隊列と共に

褐色の中隊(音楽)
ttp://waffen-ss-nazi-officer.hp.infoseek.co.jp/index54.html

私はまだ歳が若い
私はまだ死から遠い
けれども確かに知っている
民族の苦難を
そう、私はこの幸運を喜ぶだろうとも
私の心は決して忘れない
私は忠実に服します
褐色の中隊よ!
235カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 21:02:09 ID:yaqfc9KM
国民車構想
「車が金持ちの為の道具であるかぎり、
それは国民を貧富の二階級に分断させる為の道具でしかない。
ドイツの新国民車フォルクスワーゲンは貧富の階級に関係なく、
一般的に全ドイツ国民の乗り物になるであろう。」

焦土作戦
「全ドイツを破壊せよ。
ドイツ国民がもはや強くもなく
自らの生存のために血を流すほど献身的でもなくなれば、
滅びて他のもっと強い国に抹殺されてしまうがいい。
私はその時ドイツ国民に一滴の涙も流さないだろう。」
236カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 21:14:54 ID:yaqfc9KM
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   ヒトラー暗殺計画
  ミ__ノ     \_______

「神の摂理が私に課した歴史的使命を果たす前に私が死ぬはずはないだろう。
私は決して他人の手にかかって死にはしないだろう。」アドルフ・ヒトラー
ヒトラーへの暗殺は分かっているだけで42件あった。
1932.1
カイザーホテルで毒殺未遂。
他の者は重体なのに対し菜食で小職のため、ヒトラーの症状は軽かった。
1934.8.2
ヒンデンブルク大統領死去。
ヒトラー、大統領と首相をあわせたフューラーという新たな称号を議会で正式に可決。
ヴェルサイユ条約で10万人に制限されていた軍の再軍備を目指す。
400万人を数えるSAが軍と対立
レームはSAを軍にとってかわる組織にしようとしていた。
レーム粛清で軍は信頼をよせる。
1934.8.2ヒトラーへの忠誠を宣誓。
1935.3.16再軍備。禁じられていた戦車、戦闘機の生産に着手。
国防法を制定。参謀本部を復活。ベックが任命される。
1935.6英独海軍協定締結。イギリスはドイツの再軍備を事実上認める。
237カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 21:15:39 ID:yaqfc9KM
オーストリア、チェコの領土獲得をヒトラーは、
「イギリスはヨーロッパの戦争に巻き込まれたくないから介入するはずがない。
フランスもイギリスの支援なしに攻撃を開始することは考えられない。」と主張。
陸軍総司令部は時期尚早と主張。
「イギリス、フランスと敵対してはいけません。
ドイツの現在の軍備では両国に太刀打ちできないからです。」
ヒトラー武力介入はありえないとの自説を曲げず。
1937.11.12四ヵ年計画発表の一週間後、ベック覚書
フランス、イギリスの大きさを見誤ってはいけないと危険性を指摘。
1938年陸軍総司令官を罷免
ヒトラー自らが軍の最高司令官に就任し全軍の指揮権を掌握。
オーストリア併合に着手。
1938.3.12オーストリア併合
イギリス、フランスはそれを黙認。
次の目標をチェコに定める。
チェコはフランスと軍事同盟を持ち、イギリスがそれを保証していた。
イギリス、フランスの軍事介入を招く危険が高かった。
1938.7月
両国の激しい非難を聞いたベックはチェコ戦は世界大戦になると警告。
1938.8月
その動きを知ったヒトラーは将軍達に無条件に従うよう要求。
ベックは自ら参謀を辞職。
ベック前陸軍参謀、後任の参謀ハルダーらがフランス、イギリスとの
戦争を避けるためクーデターを計画。
ヒトラーが戦争指令を発する瞬間に政府機関を占拠しヒトラーを逮捕する計画を立案。
イギリスが臨戦態勢に入ったにもかかわらずヒトラーは強硬姿勢を変えず。
ベックら戦争近し、の判断からクーデターの動員を整える。
クーデターではヒトラー逮捕後即座に射殺すると決定。
238カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 21:16:00 ID:yaqfc9KM
1938.9.22
チェンバレン、ドイツ訪問。ヒトラーと会談。
まもなく軍をチェコに進めると言い残し会談は決裂。
ヒトラー、ムッソリーニの調停を受諾
1938.9.29ミュンヘン会談
戦わずして領土獲得。ヒトラーの外交手腕に熱烈な支持がよせられ
戦争になると主張していたベック達は力を失い反ヒトラー勢力は分裂。
クーデター計画は泡と消える。
1939.4
イギリス大使館駐在武官マクファーレン大佐がヒトラーを銃で暗殺しようとするが、
イギリス外務省から拒否される。
1939.11.8
ビュルゲルブロイケラーでヨハン・エルザーが演壇の上に時限爆弾をしかける。
11.8日9時20分にセット。
ヒトラー、午後8時2分演壇に立つ。予定より早く演説を打ち切り早々と会場を去る。
ヒトラーが会場を去って7分後に爆発。
8名死亡、70名重軽傷。
事件を聞きヒトラーは落ち着き払って
「神が私の仕事を助けて下さる証拠だ。」と語った。
後に「どうしてもあの場所から早く抜け出したくてたまらなかった。」と語る。
ヒトラーはエルザーを処刑せず収容所で敗戦直前まで生かしつづける。
1943
ヒトラー搭乗の専用機にトレシュコー大佐が時限爆弾をしかけるが爆発せず。
1944.7.20
シュタウフェンベルク大佐、ヒトラー暗殺計画作戦名「ワルキューレ」
会議室でヒトラーが会議している近くに時限爆弾をおく。
その爆発の様子から死を確信し、クーデターを開始するが、
ヒトラーはほとんど無傷で助かる。
クーデター鎮圧。
239カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 21:19:47 ID:yaqfc9KM
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   大島大使
  ミ__ノ     \_______

大島浩ドイツへ赴任
1934.6ベルリン着任
日独友好を主張
「日露戦争で日本が苦戦したのはドイツがロシアに友好的中立を保ったためであり、
第一次大戦でドイツが敗れたのは日本がロシア側についたからだ。
日本とドイツが離れることは一人ソ連を喜ばせるだけだ。」
1936.11.25日独防共協定締結。翌年イタリアも協定に加わる。
1938大島、ドイツ大使に。
ヒトラーの信任を得るため通訳を伴う慣例を破って全部ドイツ語で会話する。
面会をかさね、ヒトラーのお気に入りに。
1939独ソ不可侵条約。防共協定に違反。
日本では内閣総辞職
「欧州の情勢は複雑怪奇。」
情報をつかめなかった大島も大使の職を辞してベルリンを去る。
ドイツ、西ヨーロッパの大半を征服。
日本、ドイツとの同盟強化を模索。
1940.9.27日独伊三国同盟締結。
240カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 21:21:03 ID:yaqfc9KM
1941.2.28
大島、ヒトラーの山荘ベルヒテスガーデンに招かれる。
ヒトラーの信頼を得た唯一の日本人となった。
松岡外相の要請で大島はドイツにソ連との仲立ちを依頼。
当時松岡は三国同盟にソ連を加え四カ国の連携でアメリカに対抗しようとしていた。
ドイツ側は「日本はソ連に近づかない方がよい。」と冷淡な反応。
松岡外相がドイツへ赴きヒトラーに直談判するも受け入れられず。
1941.4.13日ソ中立条約締結。
松岡は単独で成し遂げた。
ヒトラー、ビルヒテスガーデンに大島を招き自ら最高の国家機密を教える。
「ソ連のドイツに対する態度は外面友好的だが実は常に反対である。
私は常に相手より先に刀を抜く男である。」と告げる。
大島はすぐにその意味を理解し、それを日本に伝える。
1941.6.5ベルリン発大島電、第638号
「独ソ関係は特に悪化し、戦争となる可能性甚だ増大せり」
松岡洋右はその情報の信憑性を疑う。
ドイツに続き日本もソ連と不可侵条約を結んだ今、
あえてソ連と戦争する意図がわからない。
ドイツ、ソ連へ進攻。
日本、以後大島情報を完全に信用する。
日本、大島の情報を信じドイツが単独でソ連を破ると判断。
その矛先を南方の島々に向ける考えが有力になる。
241カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 21:21:45 ID:yaqfc9KM
1941.7.28
日本、フランス領インドシナ南部に進出
1941.10.18
日本、東条英機内閣成立
シベリア軍モスクワ近郊で投入されだす。
大島は楽観的情報を送り続ける。
ヒトラー退却を認めず。
大島、ヒトラーが前線司令部にいたため面会できず
アメリカとの戦争でのドイツの態度を聞けず。
1941.12.8
ドイツ軍総崩れ。ヒトラー退却を命令。
日本、パールハーバー奇襲。
1941.12.11
帝国議会でヒトラー、アメリカに宣戦布告。
「我々は戦争に負けるはずはない。
我々には三千年間一度も負けたことのない味方ができたのだ。」

#こうしてみるとヒトラーは西ヨーロッパを攻める前にソ連と条約を結び、
ソ連を攻める前に日本と同盟を結び戦略にそって行動してるのに、
日本は完全にそれに振り回されてる。
松岡はヒトラーの本質についてもスターリンの本質についても
理解できてなかったんだな。
ヒトラーの行動というのは、そのほとんどが『わが闘争』に書かれていることを
忠実に実行しているだけなんだよな。これは松岡外相がそれを分かってなかったのだ。
それに日ソ中立条約を松岡自身が締結させた直後だけに信じたくもなかったんだろう。
242カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 21:23:43 ID:yaqfc9KM
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   「意志の勝利」
  ミ__ノ     \_______

レニ・リヒテンシュタールが
記録映画『信念の勝利』ではじめて党大会を記録した映画を制作。
だが機材が足らず要領もえず、ヒトラーもまだぎこちなかった。
それは次の記録映画『意志の勝利』に教訓としていかされた。
群衆がヒトラーを見上げ、ヒトラーが群衆を見下ろす構図をカメラの位置によって演出。
20世紀最大のプロパガンダ映画とみなされている。
そして。軍隊を全面に押し出した映画『自由の日』を続いて作成。
しかしゲッベルスの権限とぶつかりだし対立。ヒトラーが仲裁に入る。
ベルリンオリンピックでは映画『オリンピア』作成。
オリンピアはカメラのアングルが回転しながら
飛び込みの選手を中心に世界がまわっている映像など実に見事。
ヒトラーの誕生日に封切られる。
余談としてオリンピック中に若い美しい女性が大観衆の前でヒトラーに抱きつき
キスをするハプニングがあったが、検閲でその映像はカットされている。
レニは言い争うが親衛隊にそのフィルムをさしだした。
243カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 21:25:40 ID:yaqfc9KM
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   演出
  ミ__ノ     \_______

演出という技術もヒトラーは大変優れていた。
レニに党の記録映画制作を依頼する時、ヒトラーは宣伝省からその話は聞いているか
どうかを尋ね、レニが聞いていないと答えると、レニの前で宣伝省を
「宣伝省は何をやっているのか」「きっと、あなたの才能に嫉妬しているのだ」と
批判してみせ、あらためてヒトラー自らが依頼し、
レニがその依頼を断れない雰囲気をつくったという。
こういう演出の上手さはゲッベルスにも言えることで、
ゲッベルスは自分の演説中、雲の合間から太陽がのぞきそうなのを見てはかると
すばやく自分の演説を終わらせ、次のヒトラーが演壇に上がったと同時に
太陽の光が差し込むような演出をやってのけた。
また彼は貧しい労働者に向けての演説中に「お前たちも所詮金持ちだろう」と野次られれば、
自分の小銭しか入ってない財布を演壇にぶちまけ「今野次った奴はここに出て来い、
私と財布の中身を勝負しようじゃないか。」と言い返し、聴衆から喝采をあびた。
244カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 21:27:27 ID:yaqfc9KM
>>243について
日本の政治家でこの演出の技術が一番あるのは石原慎太郎都知事だ。
彼は『NOと言える日本』アメリカ版の出版で日本バッシングで
悪名高い民主党院内総務のゲッパートから面会を申し込まれ面談した、
ゲッパートは腕まくりして石原さんを待ち受けていて、
その気負いぶりがよくわかったので、石原さんは
「お前がミスター石原か?」という相手の質問に「ノーだ。」と答え、
怪訝な顔をする相手に「俺はお前の日本版だ。」と言い放った。
途端にゲッパートはげらげら笑い出し、最初の気負いは吹っ飛んでしまったという。
また、選挙中の講演では、他の年老いた候補者が演台の後ろから
のろのろ退席しているのを見て、石原さんだけは演台の前から飛び降り
そのまま会場の中央を走って会場を出て行き、その若さを演出した。
その他にも当時気に入らん参議院議長を引きずりおろす為に、
わずかしかいなかった自分達のグループの会合の終わった場所で記者会見を開き、
コップや灰皿の片付けられてない場所で代表が答えるという形をとり、
そしてコップを実際に使われたものより多く散らばらせ、
ビールを半ば飲みかけのように注ぎ、汚れた灰皿まで多く用意した。
それによって新聞記者に憶測の記事を書かせ、大派閥を動かし参議院議長を
引き摺り下ろしたのである。
245カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 21:30:08 ID:yaqfc9KM
スローガン
当たり前すぎることをスローガンとすることによって、
むしろ大衆は、そのことをずっと意識するようになる。
例:ドイツ人に対し「諸君の祖国はドイツと呼ばれる」

#確かに東京なんかで核大虐殺とかいう右翼のポスターを見たが、
それじゃあ大衆うけはしないだろうな。


大衆は、自分に興味のある本しか読まない。したがって、
ある考えの本は同じ考えの人達にしか読まれないので
あって宣伝としての本の影響は、きわめて小さい。
246カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 21:31:50 ID:yaqfc9KM
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   李登輝先生についてもちょっと。
  ミ__ノ     \_______

総統になってまず軍を掌握する為に8年間参謀総長を務め軍を私物化してる者を
国防部長に出世させ軍から遠ざけ、次に行政院長に任命し、また出世させる。
行政院長は任命権が総統にあるため李登輝総統は続投を許さず。
軍に個人ではなく国家への忠誠を誓わせる。
万年国会を解散させる為に自分を支持した議員達に
今度はリタイアしてほしいとお願いに行く。
高齢になっている議員達に、相応額の退職金と、退職金には18%の利息を
特別につけることで合意させる。
こうして万年国会を廃止。新たな選挙制度で議員を選出することになった。
247カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 21:36:37 ID:yaqfc9KM
ちなみにこのヒトラーの方法、哲学というもの分かっていても
実際になかなかできるものじゃない。石原都知事の三国人発言の時、
俺は「大衆は腰の低い者より支配する者の方を好む」という事を知ってたくせに、
沈静化の為に都知事は謝罪した方がいいんじゃないかと馬鹿な事を考えてた。
つまり実際にそれを自分の感覚としてできる者こそ
偉人になるのだと思う。
248カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 21:42:34 ID:yaqfc9KM
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   こんなところかな。
  ミ__ノ     \_______

それにしてもウィーンの一浮浪者から
世界の運命を左右する独裁者になる人生。
どんなに悪党と罵られようと、
凄い人物だと俺は思うね。
ゲッベルスが「古い神は砕け散った。
我々の神は強者の神だ。」と言ったが、
まさに強者の神だ。
249カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/09 23:37:19 ID:yaqfc9KM
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   極東のバナーがゲッベルスだw
  ミ__ノ     \_______

(・∀・)ズバラシイ!
250日出づる処の名無し:05/01/10 03:41:35 ID:cJAu6Eu7
なんかすごぃな・・・このスレ。
251日出づる処の名無し:05/01/10 04:30:00 ID:GnRr/g2t
良スレ感謝age
252日出づる処の名無し:05/01/10 04:48:51 ID:pftJdqY5
>>251
さがっとるがな
253カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/10 23:13:46 ID:iDQ5KxLH
ゲッベルスの写真、
「嘘も百回繰り返せば真実になる」という言葉、
そして南京虐殺30万人をあわせたバナーいいね。
ゲッベルスは政治宣伝の天才で
「よりよく統治するためには、より良い政治宣伝が必要だ。
両者は不可分で、統治なき政治宣伝が無意味なように、
政治宣伝なき統治もありえない」と言い切っている。
そしてまた、
「政治宣伝には秘訣がある。
何より宣伝の対象人物に、それが宣伝だと気付かれてはならない。
同様に宣伝の意図も巧妙に隠しておく必要がある。
相手の知らぬ間にたっぷり思想を染み込ませるのだ」
とも発言している。
そのゲッベルスの発言からだけでも中共の意図がはっきりと認識できるよな。
ヒトラーも「嘘をつくなら大きな嘘をつけ、
大きな嘘には人を信じ込ませるだけの力がある」と言った。
事実の中から嘘を見つけるより、周りが嘘の情報で固められると
本当の事を知るのはいっそう困難であり、むしろ真実の方を嘘と思うようになる。
東京裁判、「従軍」慰安婦、南京「大虐殺」すべてゲッベルスとヒトラーの
発言を考えて見た方がいいな。
254日出づる処の名無し:05/01/11 21:52:47 ID:65ojPSLC
信じ難い嘘を、さらに信じ難い嘘で覆い隠す。
ペテンの常道である。
255カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/12 00:12:01 ID:Uw0DMusl
たかじんのそこまで言って委員会って番組で
田嶋陽子なる白痴的な馬鹿を見た。
概要はここでみれる
http://dklog.jp/u/yuuko999/
田嶋は「人間は武器を持ったら使いたくなる」と
日本の軍備に反対しておいて
「北朝鮮は攻めてこない」と完全に矛盾した事を平然と電波にのせる。
周りに突っ込まれても知らん顔で喚き散らす。
>>153のヒトラーの言葉
「マルクス主義グループから来た女達が討論に加わった時は、
ストッキングに穴が開いているとか子供が不潔だとか言って馬鹿にしてやったものだ。
女を論理的な議論で納得させるのは不可能だし、
集会の会場係が手荒に応対しても民衆の義憤を買うだけである。
一番いいのは馬鹿扱いすることで、実際すばらしい効果があった。」
このやり方が正しいのだろうと改めて分かったよ。
そして田嶋にはヒトラーのこの言葉がぴったり当てはまるのだ
「羊が軍備をもたないという理由で狼が平和主義者になった事があっただろうか。
ガチョウが平和的中立を憲法に明記したからといって狐に喰われずにすむということが
あっただろうか。しかし、それを本気で信じている哀れな羊がいるのだ。」
という言葉が。
256カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/12 00:14:20 ID:Uw0DMusl
あと、ヒトラーは外国人排斥を訴えて
「政府は仕事がほしければ外国へ行けと言うが
それほど外国にいい仕事があるというなら、
まず国内にいる外国人がそこへ行けばいいではないか。
彼らさえもこちらに来るのでは、どういう仕事がまっているか
想像がつくというものだ。」と演説し聴衆から拍手喝采を受けたが、
物事の本質をついた鋭い演説である。
日本でもマスコミが一斉に中共の経済発展を礼讃しているが、
それほど中国が経済発展しているなら褒める前に、
まず日本に不法入国し、犯罪を繰り返す中国人を
引き取ってもらうのが先ではないか。
257日出づる処の名無し:05/01/12 00:36:27 ID:KTUZF6Pb
2005年は勝負の年ですね。
憲法改正により日本は利用されるか、利用できるか‥
改正により日本は中東戦争でいかに無駄死せず用兵できるか、
後に必ず起こる米中戦争で日本・台湾は戦場になります。
その時日本はいかに中国・アメリカにどうでるかが非常に試されるでしょう。

さて、ヒトラーはとんでもない預言者だったのはご存知でしょうか?

http://supercross.client.jp/hexagon/floorB1F_hss/b1fha400.html

ヒトラーはこれまでの事をズバリ言い当ててますね(((( ;゚Д゚)))ガクブル
我々はもう一度これらを認識し、学ばねばなりませんね‥

あとカゼラさん、膨大なヒトラーの文献乙です(*'v')ゝ
258カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/12 00:42:13 ID:Uw0DMusl
チョナン・カン(草なぎ剛、31)が、訪韓した。
彼は日本の人気男性グループSMAPのメンバーで、
映画俳優やMCなどで活躍する代表的な「親韓派」芸能人だ。
今回、放送4年目になるフジテレビ「チョナン・カン」の
新年特集を制作するため訪韓した。
「韓国でスターになるのは容易でないと思います。
仮にこっちが一方的に好きでやっていたとしても、
韓国から学ぶものが多いので特に問題ではありません。
韓国を愛することは僕の趣味です。 僕の力がまだ足りないのであり、
もっと勉強して韓国に近づきたいです」。
そして「日本のように韓国でも地上波テレビに
日本のドラマや音楽を流してほしい」と話した。

チョナン・カン「僕の趣味は韓国愛。もっと近い関係に」
http://japanese.joins.com/html/2005/0110/20050110175052700.html

このニュースについて1942年4月26日ヒトラーの発言
「以前から気づいていたことだが、役者や芸能人は現実離れした考え方をするものだ。
時々誰かが警告してやって、連中を地上に引き戻してやらねばならんのだよ。」
259カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/12 00:46:15 ID:Uw0DMusl
>>257
ありがと。
俺がヒトラーを預言者だと思うとしたら>>179,181なんかかな。
まぁ、単なる正しい政治認識ともいえるが。
260日出づる処の名無し:05/01/12 00:50:18 ID:BxzBEFHA
思ったんだけど、もしナチスがユダヤ人を迫害しないで
逆にユダヤと手を組んでその力を利用していたら、向かうところ敵なしだったろうな
261日出づる処の名無し:05/01/12 08:18:54 ID:3Tv4UvgH
>>260
日本が華僑と手を組むようなもん
262日出づる処の名無し:05/01/12 10:02:18 ID:Z3ETgGkS
ヤバイ
ヒトラーおもしれ〜
263日出づる処の名無し:05/01/12 15:04:51 ID:sujVY0mh
>>1
お前の様な馬鹿にヒトラーの良さは解るのか?
ヒトラーの功績はケインズ経済理論を断行し実証したこと。
264日出づる処の名無し:05/01/12 16:50:02 ID:vJo+5PWb
>>263
詳しく教えてください。
ヒトラーの経済政策に興味ある。
265日出づる処の名無し:05/01/12 17:02:59 ID:sujVY0mh
携帯なんで教えられん
ケインズ理論とヒトラーで検索汁
266日出づる処の名無し:05/01/12 17:23:55 ID:7BSI7Boo
良スレ発見
我が闘争読んでみよう
267日出づる処の名無し:05/01/12 17:41:02 ID:WJRxetbG
ヒトラー理論から学ぶべきものは糞民族を排除しろっていうあれですか?
268日出づる処の名無し:05/01/12 17:49:13 ID:bF1BSTYY
             , -───- 、
        ,..‐'´         `ヽ、
       /::              ヽ
      /:::::::::  ,,:‐'''"゙´     `゙''‐、 i
.      l ::::::::::.                  l
     |..::::::::::::... ,. -─- 、  , -─- 、|
    ,r'⌒ヽ====i r' @ } l⌒i (@ ヽ }^i       r'´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ! ::`ヽ :::::::::::ヽ,〜 '~_ノ __ヽ ~し、ソ、ノ     | >>1さん、何ちゅうスレを
     ヽ::::(:::::::::::::::;ィ  ̄,J    `ヽ ̄j )ヽ     ,ノ  立ててくれたんや…
     {. :::::::::::::::r'´ ,u'~    、__,丿・! (、 l    '⌒i
  _,.. ‐'`iー'!:::::j  ( 。  ノ ,ゝj~`U ヽ ~:J |     |  何ちゅうスレを…
‐''´:!::::::::l::|:::::l:::::) ん' ゚ / (,'´ __   ,)( 、l      ヽ、_________
:::::::::|:::::: l: l:::::ノ´j  、(  ´ (~ ,><〈  ソ~。‐.、
:::::: |   ! l ~ 。        、´ ,  ` ノ' |。   `‐
    |   l ヽ       __   ̄_,. イ/   !
    :l   ヽ.ヽ       ,.、 , ̄ -‐'//   |
    l    ヽ ヽ.   // / 〉   ://     |
     !    ヽ ヽ// ./ /   ://      !
269日出づる処の名無し:05/01/12 18:33:53 ID:A3b1+Rkx
朝鮮民族を根絶やしにしなければならない!!
ハイル!ハイル!
270日出づる処の名無し:05/01/12 19:39:48 ID:oHrwhmnf
>>264
> ヒトラーの経済政策に興味ある。
ドイツは第一次大戦でフランスに破れ巨額の賠償金に塗炭の苦しみを味わっていた。
ヒトラーは大軍拡やアウトバーンなどの設備投資を激増させたると同時に
シャフト博士が巧妙な政策によってインフレを押さえ込んだのでケインズ政策を断行でき景気回復が出来た。

30年代大不況では、失業率がアメリカで25パーセント、ドイツで40パーセントを記録するなど
先進工業国全体が長期にわたる深刻な不況に見舞われた。
従来の新古典派経済学の常識では、民間人の自由な競争に任せれば市場メカニズムが働いて自動的に均衡がもたらされるはずであった。
失業者がたくさん出たならば、失業者達も今雇われている労働者達もみな雇用のために競争して安い賃金を受け入れるので
賃金が下がっていき、企業は前よりもうかるようになって雇用を増やすので、やがて失業は解消されるはずであった。
ところが実際には「大不況」の中でいつまでたっても失業はなくならなかったのである。
そんな中でケインズは、市場に任せたままでは財やサービスの全般的な需要不足が起こり
失業者が大量に出たまま経済が落ち着いてしまうと言いだした。財やサービスの全般的な需要の水準によって
経済全体の生産水準が決まり、経済全体の雇用水準も決まると言うわけだ。これを「有効需要の原理」と言う。
だからこれによれば、政府が公共事業などの政策をとって財やサービスへの需要を増やしてやれば、雇用も増えて失業はなくなっていくということになる。
それまでの新古典派経済学によれば市場は民間人の自由に任せておくべきで、政府が手出ししてはならないということになっていた。
それに対してケインズはこのように政府による経済への積極的介入政策を提唱したわけだから、これは従来の経済学上の常識からの大きな転換であった。

近代成熟期になると商業・金融業・運輸通信業・サービス業・自由業など、第三次産業が
経済を動かす中心となり 需要は流動化と多様化を極める為に企業の寿命は短くなり規模は縮小する。
国民の全てが「起業家・創業者」になる様な教育をしないとお先真っ暗な訳で一人のカリスマがケインズ理論を断行する事は不可能。
しかし京都議定書のような世界規模での問題に対する利権を勝ち取ればケインズ理論を断行する事は可能。
271日出づる処の名無し:05/01/12 20:10:22 ID:A3b1+Rkx
性欲ってすごいよな。
このスレ読んでてけっこう感情が昂ぶってたのに、途中ちょっとエロサイト除いてリビドーを刺激されたらヒトラーの言葉なんかどうでもよくなっちまった。

「男は時として民族の団結よりも国家の行く末よりも一瞬の射精を求める。」
272日出づる処の名無し:05/01/12 20:11:33 ID:vWMf3egC
実に読み応えのあるスレですな。
今後の展開が楽しみだ。ガンバレ!>ガゼラさん
273日出づる処の名無し:05/01/12 20:33:50 ID:8ywe5psx
>>43にあるように他の独裁者に対しての考察も
274日出づる処の名無し:05/01/12 20:49:28 ID:oHrwhmnf
スターリンは鼠算式に増える腐敗官僚をどんどんぶっ殺した事が評価できる。
間違いは自分が経済をコントロールできると勘違いした事。
マルクス理論が資本主義の循環論だと理解出来なかった事。
275日出づる処の名無し:05/01/12 21:10:03 ID:/IBQm08Q
>>274
腐敗官僚をじゃなくて敵対分子をだろ
むしろ警察権力(カーゲーベー)を支配するスターリンの私利私欲腐敗政治に
もの申す輩は片っ端からレッテルを貼って粛正と言う方が適切
国民の総意を代表する、そして信頼を得て善政を行う為政者ならともかく
警察力を私物化して権力闘争を勝ち抜いた暴君が国家の頂点に座ったら
社会主義を名乗ろうが、共産主義を名乗ろうが、結局暴君による恐怖政治になる
スターリンが粛正したという6千万人のロシア人は全て腐敗した官僚だったとでも
言うのかな
ロシアの腹違い国家中国や傀儡国家北朝鮮の実状を見ればわかること
276日出づる処の名無し:05/01/12 21:24:29 ID:mQFlGOvv
>>275
スターリンは独立運動や反革命運動を起せないように根絶やしにしちゃえばいいと平清盛に教えてるところがすごい。
277日出づる処の名無し:05/01/12 21:27:46 ID:pNrJgzqq
1933年 1月30日 ドイツ国民の圧倒的支持を得てヒトラー政権樹立
1933年 2月11日 米国財務長官ヘンリー・モ―ゲンソー(ユダヤ人)が「アメリカは第二次大戦の局面に加わった」と明言
1933年 3月24日 ロンドン・デイリー・エクスプレス(イギリスの新聞)紙上で、ユダヤがドイツに宣戦布告」。

http://maa999999.hp.infoseek.co.jp/ruri/sohiasenseinogyakutensaiban2_mokuji.html
278カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/12 23:52:58 ID:Uw0DMusl
>>263
てめーの思いあがった言い分はどうだっていいんだよ。
低脳のカスが。

>>272
あー、ありがと。
期待してくれる人がいるなら
また暇な時にでも書くよ。
279日出づる処の名無し:05/01/13 00:00:06 ID:YQs2YZZN
>>278
煽りは華麗にスルーが鉄則。
スレ主なら尚更。
280カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/13 00:05:47 ID:Uw0DMusl
>>279
すまんね。
281日出づる処の名無し:05/01/13 00:53:46 ID:4a2NrH7t
俺も得意な中世から日本の往くべき道を考察してみようかな?
282日出づる処の名無し:05/01/13 12:55:56 ID:A8N6j9dG
当時のドイツのおけるユダヤ人は金融屋や資本家であるが、日本の在日は窃盗強盗団と、拉致覚せい剤の暴力団をつくり、

そして、テロ国家の本国とつるんで日本の破滅と属国化をねらう侵略テロ組織まで有している。

日本は、当時のドイツや西欧などとは比較にならないほどの、国家の存亡が危うくなっている危機的状態であり、

単に暴力団=外国テロ組織=在日となる現状があっても、それは民族差別などではなく、

日本という共同社会を毒する害悪を排除するものであり、正義の行動であるわけで、

日本政府は、在日暴力組織の排除を決然として、取りかからねばならないと思う。
283日出づる処の名無し:05/01/14 00:13:47 ID:zZQvDb6f
知り合いの女の子に、ヒトラーへの憧れを熱く語って以降その子の態度が冷たくなりました。
284257:05/01/14 02:18:24 ID:fSt80wx8
>282

在日やスパイや売国奴に支配された日本政府はそんな事できない。

しかし近年のネットの広がりにより我々国民が署名を起こす事が簡単になった。

よって日本国民が一致団結となって在日や売国奴をつるし上げるべし!
285日出づる処の名無し:05/01/14 16:22:16 ID:k6BKd3bz
ヘンリー王子がちょっとコスプレしただけでこの騒がれよう。
ナチスの無罪が証明されるのは100年後か・・・・・
286日出づる処の名無し:05/01/14 17:20:06 ID:CswlQmhh
100年後は少林寺拳法とごっちゃになってるよ。
オウム→アレフ見たいな感じで、ナチス→少林寺
287日出づる処の名無し:05/01/14 17:40:55 ID:dTbbM2K9
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        .|.|    .,,iiilllillllllliiiiil,,、     | ゙,/` /
        `゙l  ,,iillllllll!!!!!!!!lllllllllii,,、   /''"`  <   ファシストは氏ね。
            ゙l .゙!l!゙゙゙ ,,,,,ニニ',,'~゙゙゙!!!l   .l゙     \__________________
          ゙l   .,llllllillllllllii, 、    /|
             ,l,、 illllllllllllllllllllllllliii,,、 ,/゙,llii,,
         ,,,illlll'i、.,llllllllllllllllllllllllllllllレ'".,,'"lllllliiiiiiii,,,,,,,,,,,_
      ,,,,,iiiilllllllllll、゙゙!lllllllllllllllllllllllll!゙~ _,,i´  'lllllllllllllllllllllllllllliiiiiiiiiiii、
,,,,,,,,,iiiiiiiillllllllllllllllllllllll、 ゙゙゙!!lllllll!!!゙゙゙二"`    ゙lllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll,、   ゙~',,iiiiillllliiii,,,、  _,r!lllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll,、   .,lllllllllllllllllll,`'-/  ゙!llllllllllllllllllllllllllllllllll
288日出づる処の名無し:05/01/14 18:16:42 ID:xBnDXnHj
ユダヤが卍にケチつけてきたら俺は戦うぜ。
289日出づる処の名無し:05/01/14 22:58:47 ID:DQDiCD12
昨日今日のテロ朝&朝日新聞の半日売国捏造報道を見てると、まずメデイアを正しい方向に導く必要があるな。

メデイア統制のためにゲッペルス様の降臨が必要かもね。
290日出づる処の名無し:05/01/15 02:38:43 ID:n+kEWybk
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    |      | _,__i )     .|     \   /        /   /
     l      i| ||;|||||||i     |.      \/        /   /
    ヽ、   |||||:|||||||||ll  (  /                /   /
     |\   ̄ ̄二 ̄ ̄ |//^\             /   /
_ ,――|  \       / /   \          \  /
 /    |\  ー――一  /    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  ` '
/     |  \ _/    /    /           \
     |  /  入   /    /              \
>>287アカは氏ね
291カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/15 03:27:55 ID:sd8RdWVt
ヒトラーにしてもスターリンにしても挑発的なかけひきが上手い。
その点は、独裁とは逆の台湾民主化の父、李登輝先生についても言える事だ。

台湾が自国防衛の為にアメリカからF16を買おうとしたら、
例のごとく中共が「脅威になる」と横やりを入れて、アメリカは売らなかった。
李登輝総統はすぐにアメリカ在台協会に
「何故F16を売らんのか。売らんならこっちにも考えがある!」と言った。
それでフランスからミラージュを60機買った。
そうしたらアメリカもF16を150機売ってくれたという。
「2つの国」という発言にしても李登輝総統は踏み込めるギリギリの国益を
ものにしてきた。
偉大な指導者はみな決して無難で消極的ではない。
李登輝先生ですら充分挑発的なのだ。

余談として台湾がF16を買った時、
土井たか子はわざわざ台湾まで行って抗議したらしいw
292日出づる処の名無し:05/01/15 05:02:30 ID:f7759ZVt
土井の頑固さは伊達じゃない!
293日出づる処の名無し:05/01/15 22:47:53 ID:CYfq/fRx
田中角栄は?
294日出づる処の名無し:05/01/15 23:38:59 ID:nVgwrzmb
>>292
チミ、言葉遣い間違えとるよ。
「頑固」ではなくて、「頑迷」だよ。

「土井の馬鹿さ加減は伊達じゃない!」って所だろ?
295日出づる処の名無し:05/01/16 00:41:39 ID:YevsIvgj
>>294
禿げしく土ー井
296日出づる処の名無し:05/01/16 15:46:21 ID:y3NpnR9x
ハイル・ヒットラー!あげ!
297カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/16 15:59:17 ID:JE2LEBHJ
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   第一次世界大戦記を『わが闘争』から
  ミ__ノ     \_______

初陣

私はある日、父の書棚からさまざまな軍事的読物をみつけた。
その中に独仏戦記があった。それは上下二巻から成る絵入りの戦記で、読むうちに
私の血は、異常なたかなりをはじめた。
少年が何物かを発見し興奮した時の、あのいいしれぬ感動である。
私はこの本を何度読んだか知れない。
偉大な将軍や勇敢な兵士の物語は、私の内面的な成長に大きな刺激をあたえたのであった。
若い腕白小僧として奔放な生活をしていたころから、私は歴史的事件がおさまって、
平和になった時代に生まれたことを、残念に思ったものである。
民族の平和的競争時代では、もはや腕づくの防衛はなく、いっさいがおとなしく
だましあいをすることだけで、どの国家も企業家気どりで、縄張りをひろげたり、
注文を奪いあったりして、何とかして他人を出し抜こうとしているだけだった。
私は、少年時代から平和論者ではなかった。どんな教育が、この方向に向けようとしても、
それは無駄であった。
日露戦争のころ、私はもうかなり大きくなっていて、物の見方もある程度進んでいたが、
私は、はじめから日本の味方をしていた。ロシア人の敗北は、オーストリアの
スラブ主義の敗北と考えていたからである。
298カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/16 16:00:49 ID:JE2LEBHJ
それ以来、幾歳月が流れた。嵐の前の静けさとみられていたバルカン半島に暗雲が
低迷し、やがてそれは大暴風雨の前兆である、ひどい蒸し暑さがおそってきた。
やがて暗雲の中に稲妻がきらめき走った。戦争が勃発したのである。
オーストリア皇太子暗殺の報がミュンヘンに達した時、私は下宿にいた。
オーストリアは、この事件によって、セルビアに最後通牒をつきつけた。
世界のどんな国でも、同じ情勢に立たされたら、これ以外のやり方はなかったろう。
たとえ当時ウィーン政府が、他の形式のもっと生ぬるい最後通牒を突きつけたにしても、
もはや情勢は変化しなかっただろう。1914年の戦いは、神にかけて、民衆に強いられた
ものだとは言えないと思うのだ。それは全国民が望んでいたものであった。
私自身にしても、まさに青年時代のいらだたしい気持ちが救われたように感じたものだ。
私は、嵐のような熱狂に圧倒され、ひざまずいて心の底から神に感謝した。
私は少年として、また若人として、少なくとも一度はまた国民的感激が空虚な妄想でない
事を、行動によって確認してみたいという望みを、何度ももったものだ。
それが心から正しいと思えないのに万歳と叫ぶのは、ほとんど常に罪悪のように思えた。
それがいまや遂にこのたるんだ感情から解放され、
何度も「世界に冠たるドイツ」を歌い、大声で万歳を叫んだ。
299カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/16 16:01:33 ID:JE2LEBHJ
私はルードヴィッヒ三世陛下に直訴してバイエルン連隊に入隊する許しを求めた。
その翌日早くも請願の回答をうけとったが、私の歓喜と感謝は、底知れぬものであった。
かくて、遂に我々の義務を履行するために、ミュンヘンを去る日が来た。
我々がドイツの川の王者たるラインを仇敵の貪欲から守るために、静かな流れにそって
西の方へ下った時、初めて私はライン川を見た。朝もやのやわらかいヴェールを通して、
朝日のおだやかな光が、我々の頭上でニーダヴェルト記念碑を照らし出した時、
果てしなく続く輸送列車からは、暁の合唱がひびきわたった。
それは兵士達の歌う「ラインの護り」の歌であった。私の胸にこみあげてくる
感動をおさえることができなかった。
我々は夜を徹して、黙々と行進した。やがて霧を破って夜があけかかったころ、
突如として、シュッ、シュッ、と鉄の雨が頭上をかすめた。小銃弾は、ぬかるみの大地に
つきささり、我々の隊列を撃ち続けている。
だがこの小さい硝煙が消え去らぬうちに、この死神の使者に対して、たちまち二百ののど
から、最初のときの声が上がった。
銃声は響き、砲声は大気をふるわせ、銃弾はうねり、砲弾は空にほえはじめ、
誰もかれも熱にうかされ、目を吊り上げて前進した。足はますます速くなる。
ついにカブ畑と生垣を越えたところで、突如として戦闘がはじまった。白兵戦である。
すると遠くの方から歌声の波が我々にせまってきた、それはしだいに近づき、
中隊から中隊へと流れてきて、我々の所まで届いた。
我々は歌い続け、絶叫した。
「ドイツ!全てに冠たる!世界に冠たるドイツよ!」
300カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/16 16:02:14 ID:JE2LEBHJ
志願兵より古兵へ

戦いはロマンチックではなく、それは戦慄であった。感激はしだいに冷めて、
熱狂的な歓声も死の恐怖によって窒息させられた。
各自が自己保存の本能と、義務遂行の板ばさみになり、そのジレンマと格闘する
時期がきた。私もその相克から逃れることはできなかった。
死神が狂奔すると何か漠然としたものが叛逆を試み、弱い肉体にこれが理性だと
思いこませようとする。しかし、これはそのような仮装のもとに個々人を惑わそうとする
臆病にすぎなかった。そうなると進む足も鈍くなり、重くなる。
警戒心も強くなり、ただ良心の最後の一片によってかろうじて決断を下すようなことが
しばしばであった。しかし注意を促す声が高まれば高まるほど、誘惑すればするほど、
反抗心がいよいよ鋭くなり、遂に長い内心の争いの後に義務意識が勝利を収めたのである。
意志が完全に勝ったのだ。私は最初のころには歓呼の声をあげ、笑いながら突撃する
ことができたが、今では落ち着いてもいたし、決意もかたまっていた。
これは最も永続的なものであった。いまや初めて最後の試練に着手する事ができた。
私は若き戦争志願兵から、古兵になったのだ。
全軍はたくさんの戦闘を繰り返すたびに、老練かつ頑強になった。
嵐に耐えられなかった者は、やはり嵐によってうちくだかれた。
301カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/16 16:02:49 ID:JE2LEBHJ
負傷

1916年9月末、私の混成軍団はソンムの戦場へ出発した。
それは我々にとって、その後引続いた恐ろしい物量戦の最初であった。そしてその印象は
実際筆舌につくしがたかった。戦争よりは地獄だった。ドイツ軍の前線は、
数週間にわたる連続速射の大旋風の中で、固守していた。決して退却しなかった。
1916年10月7日、私は負傷した。幸いにも後方へ戻り、輸送列車でドイツへ送られる
ことになった。故郷を見なくなってから実に二年たっていた。衛戍病院に横たわって
いる時、看護婦をしている一人が突然私のそばに寝ているものに話しかけたが、
そのとき私はほとんどひきつけんばかりに驚いた。二年ぶりに聞くドイツ婦人の声だった。
さらに我々を故郷へ運ぶ列車が国境に近づけば近づくほど、みんなの内心はますます
落ち着きがなくなってきた。二年前、若い兵士として我々が通った場所は、
みんな通りすぎた。そしてついに高い破風とその美しいよろい戸を見て、初めてドイツの
家屋を認め得たように思った。祖国だ!
1914年10月、我々が国境を通過したとき、我々は嵐のような感激に燃えたが、
いまや平静と感動があった。みんな幸福だった。運命は、彼が生命をかけて苦難と
戦って守らなければならなかったものを、もう一度彼に見せてくれたのである。
みんな他人に自分の目を見せるのが恥かしいぐらいだった。
302カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/16 16:03:42 ID:JE2LEBHJ
不滅の月桂冠の最後の花輪

私が全治して補充大隊へ行かされたとき、そこにはただ不平、不満、悪口だけがあった。
私はドイツのこの忌々しい不和に耐え得なかった。
そこで再び前線へ行く志願を申し出たのだった。
1917年初め、私はもう一度私の連隊に戻った。
私は幸いにも、最初の二回と最後の攻撃に参加する事ができた。
いまや最後の回に、戦争が防衛の性格を失って、攻撃の性格を負うたのである。
敵の地獄に三年以上も持ちこたえて、ついに報復の日がきた。不滅の月桂冠の最後の花輪
を勝利をはらんだ旗にかかげ、今一度祖国の歌が、果たしなき行進縦隊にそって、
天まで響きわたった。
10月13日から14日の夜、イギリス軍のガス射撃がなされた。
「変な砲弾だな?」我々は青白い光を放って炸裂するその新型砲弾の恐ろしさを
知らなかった。早くも真夜中ごろ我々の一部は退いた。その中には即死した若干の戦友
があった。朝方私も、十五分おきにひどい苦痛に悩まされた。そして七時前に戦闘に
関する私の最後の報告書をたずさえて、焼けるように痛む目で、つまずき、よろめいて
帰ってきた。数時間後にはもう目は炭化し、私は何も見えなくなった。
こうして私は衛戍病院につき、そしてそこで、革命を体験せねばならなかったとは!
303カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/16 16:05:01 ID:JE2LEBHJ
すべての犠牲は無駄であった

数日がすぎた。私は新聞を読む事ができなかった。十一月十日、牧師が病院に来て、
簡単な話しをした。そこで我々はすべてを知ったのである。
ドイツ皇帝の退位、祖国が「共和国」になったこと、誰一人として涙を禁じえなかった。
母の墓前に立ったあの日以来、私は一度も泣いた事がなかった。
死が多くの愛する戦友や友人を我々の戦列から奪い去ったときにも、悲しみ嘆く事は
罪悪のように思えた。彼らはみなドイツの為に死んだのだ!
そして遂に私自身が忍び寄る毒ガスに倒れ、両眼をおかされ、
永久に盲目になりはしないかという恐怖で一瞬絶望しそうになったときも、
良心の声が私をどなりつけたのだ。
「あわれな男よ、汝は幾千のものが汝より幾百倍も悪い状態に陥っているのに、
それでも泣こうとするのか」と。だが今や私は泣く以外に方法がなかった。
今はじめて私は、祖国の不幸に比べれば個人的な苦悩というものが全てなんと小さい
ものかという事を知ったのだ。
かくしてすべては無駄であった。あらゆる犠牲も、あらゆる苦労も無駄だった。
果てしなく幾月も続いた飢えもかわきも無駄だった。
しかも我々が死の不安に怖れながらも、なお我々の義務を果たしたあの時々も無駄だった。
その時倒れた200万の死も無駄だった。
こんなことの為に、彼ら兵士達は死んだのだろうか?
こんなことの為に、志願兵連隊は古い戦友の後を追ったのだろうか?
こんなことの為に、十七歳の少年はフランドルの地に埋もれたのか?
こんなことの為に、ドイツの兵士は灼熱の太陽や吹雪の嵐の中に、飢え、かつえ、
そして凍えながら、眠られぬ夜と、果てしなき行軍に疲れてもちこたえてきたのだろうか?
確かにこれら英雄達も一つの碑銘に値したのだ。
「旅人よ、汝ドイツへ来たりなば、故国へ告げよ。われら祖国に忠誠に、義務に忠実に、ここに眠れる」と。
であるのに故国はどうだ?みじめな堕落せる犯罪者よ!!
304カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/16 16:08:22 ID:JE2LEBHJ
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   次は>>97-98あたりの闘争の時代より
  ミ__ノ     \_______

ホーフブロイハウスの大乱闘

1921年11月4日のことである。その夜、私はホーフブロイハウスのフェストザール集会
で演説することになっていた。すると午後六時と七時の間に、私は敵対者が赤の工場から
大群を送りこんで、叩き潰すという情報をつかんだ。いつもなら、こんな情報は
早くキャッチできたが、ちょうどその日は党の事務所を移転したため、電話がはすされて
いたのである。会場には整理隊が46人いた。私は七時四十分にホールに到着したが
大会場は超満員で、確かにそういう企図があることについて、
もはや疑う事ができなかった。私は、ただちに会場の大扉を全部閉めさせ、
整理隊員を整列させ、訓示をした。
「諸君は今日はじめて、のるかそるかの大事件にぶつかるだろう。諸君は、我々の
運動に忠誠を誓い、殺されてかつぎ出されないかぎり、会場を出てはいけない。
私もまた残るつもりだ。私は諸君が一人でも私を捨てる者はいないと信じている。
卑怯な者がいたら、その腕章を破り、党員章も、もぎ取るつもりだ。
敵が少しでも暴力解散に動きだしたら、ただちに突撃しろ」
彼らはいつもより荒々しく、「ハイル、ハイル、ハイル!」と、三唱した。
305カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/16 16:08:54 ID:JE2LEBHJ
それから私は講堂に入り、実際に自分の目で様子を見渡すことができた。
彼らはぎっしりと内部で席を占め、すでに目で私をにらみ抜こうとしていた。
無数の顔が憎悪に満ちて私に向かっていた。その間他方では悪意のあるしかめ面で、
非常にはっきりした野次を繰り返しとばしていた。
「今日は、お前たちを始末してやる」「どてっ腹に気をつけろ」
「二度とものが言えないように、お前の口に栓をしてやる」
と、こういう美しい空語を叫んでいた。彼らは自分達の優勢を知っており、したがって
優越感をもっていたのだ。それにもかかわらず集会は開く事ができた。
私がしゃべりはじめると、彼らはぎっしりと私のテーブルのところまで押し出して
きていて、そこでジョッキを集めはじめた。つまり彼らは、どしどしビールを注文し、
空になったジョッキをテーブルの下においたのだ。全砲列はかくして成立した。
今夜、これで無事に会が終わったら奇跡だ。
約一時間半、若干の野次はあったが、私の演説は快調に進んでいった。
暴力団の幹部がイライラしはじめたのがわかった。
そこへ私は、ある野次を受け流す時、ちょっとした心理的な失敗を犯した。
その言葉が出るか出ないかのうちに、戦端を開く合図を与えた。
二、三の怒った野次。そして一人の男が突然椅子の上におどり上がり、講堂の中へ
どなった。「自由だ!」この合図に自由の闘士たちは自分達の仕事を始めた。
数秒にして会場全体は、わめき絶叫する人の群でいっぱいになった。その上を無数の
ジョッキが榴弾砲の射撃のように飛ぶ。その間に椅子の脚のメリッメリッと折れる音、
ジョッキのわれる音、どら声で叫ぶ、わめく、叫ぶ。馬鹿げた光景だった。
私は自分の場所で立ったままであり、私の若者が完全に彼らの義務をいかに遂行するかを
観察する事ができた。騒ぎが始まるか始まらないかのうちに、わが突撃隊
(この日からそう呼ばれた)は打ちかかっていった。狼のように、八人、十人と
群をなして、彼らはどんどん敵の中へ殴りこんでいった。そして敵を広間から
叩き出しはじめたのである。五分もたつと彼らのうち血みどろになっていない者は
一人もなかった。この時、私は本当に彼らを知り得た。
306カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/16 16:09:14 ID:JE2LEBHJ
二十分間この大騒動がつづいた。だがさらに、七、八百人を数えた敵は、五十人に
みたぬ、わが方の人間によって大部分は講堂から叩き出され、階段から追いたてられた。
ただ講堂の左後ろの隅に、まだ大きな群がもちこたえていて、最も激しく抵抗をしていた。
と、突如会場の入口から演壇のほうに向けて二発の銃声が響き、めちゃくちゃな猛射が
はじまった。昔の戦場を再現させた光景に私の胸は躍りあがらんばかりであった。
誰が撃ったか、そこからはもう見分けがつかなかった。唯一つ確認できたのは、
その瞬間から血みどろになった我々の若者の憤怒がいちじるしく激しくなり、ついに
最後の妨害者を圧倒し、講堂から追い出してしまったことだけだった。
おおよそ二十五分たっていた。我々の支持者の多くは、まさしく包帯で覆われていた。
他の者は車で運ばれねばならなかった。だが我々は依然としてこの場の支配者であった。
司会が「集会は続けられます。報告者が発言します」と宣言した。
そこで私は再びしゃべった。我々が集会を閉じた後、とつぜん興奮した警官が
飛び込んできた、腕を振り回して講堂の中へわめき散らした。「集会は解散だ」
私は知らず知らず、この遅れ馳せの出来事を笑わずにはおられなかった。
まことに警察らしい空威張りだ。我々はその晩、実に多くのものを学んだ。
307カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/16 16:12:36 ID:JE2LEBHJ
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   話しは変わるが。
  ミ__ノ     \_______

石原都知事の会見を文字でみれるとこがあってね。
まぁここなんだが
石原都知事記者会見をテキストで
ttp://kaiken.e-city.tv/index.html

面白い発言は文字でみても魅力的なものさ。
それと同様に『わが闘争』も口述筆記である。
扇動演説家の言葉や表現というのは、なんとも魅力的なものだ。
308日出づる処の名無し:05/01/16 17:36:32 ID:9ymlE9WJ
ルドルフ・ヘス&カール・ハウスホッファーでつね。
309カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/16 22:42:11 ID:JE2LEBHJ
一連の安倍さんへの朝日新聞の捏造報道を見るかぎり、
ヒトラー1942年5月14日の発言が思い出される。

「どこであろうと、報道の自由という迷妄は特に致命的な危険を
招くものである。しかも報道の自由といわれるものは、
マスコミの自由を意味するのではなくて、特定の有力者が
好き勝手に報道を左右し、自分達の利益を守り、
必要なら国家の利益に反対する自由を意味するのである。
共同体の一員としてジャーナリストも
コミュニティーに対して一定の義務があるのだ」

安倍さんは報道2001で公安の情報として
朝鮮総連が安倍さんへの抗議工作を指示したという事を明らかにした。
特定の有力者である朝鮮総連にはっぱをかけられた朝日新聞は捏造し、
好き勝手に報道を左右し、自分達の利益を守り、
国家の利益に反する自由を存分に満喫している。
そして田原総一郎はあろうことかサンデープロジェクトで
「新聞報道が事実であったかどうか、その問題がまず第一にある」
と言う自民党の議員に
「いや、新聞報道も誤る事もあるわけ。でね、NHKも嘘つく事もあるわけ」
と、嘘つきを公認して開き直った。
『わが闘争』>>192で指摘された
「新聞の啓蒙が、真剣で真理を愛する方面から企てるならば有利であるだろうが、
しかし人間のクズや、嘘つきがこれに手を出す場合は害悪となる。」
の部分の報道を害悪にする人間のクズや、嘘つきこそが朝日であり、田原だ。
310日出づる処の名無し:05/01/17 01:37:53 ID:ofcazrpM
いつも楽しく見てます。
>>193の「宣伝の心理」
初っ端に、「安部と中川がNHKに政治的圧力!」とぶちあげた朝日の報道の「解り易さ」は怖い。
安部さんの反論も、理で詰めていくのも大事ですが、もっと「解り易さ」を重視すべきです。
論点が「圧力などかけていない」ということに重きを置きすぎて、反論というより釈明になってしまっている。
もっと「朝日新聞が嘘をついている。何故、嘘をついたのか?」という部分を、最初に判り易くぶちあげるべきだったのではないでしょうか。
情報戦は先手必勝。ただでさえ不利なのに守りに回っていてはダメです。それとも攻撃は時期尚早なのでしょうか?
石原さんだったら「反撃」したと思うんですけどねえ。
311日出づる処の名無し:05/01/17 02:06:57 ID:9e3RdhmJ
日本のヒトラーが現れても不思議じゃない状況だしな…景気とか

>>1さん良スレ乙
312日出づる処の名無し:05/01/17 02:15:58 ID:H4jgqBou
スレ違いなのは承知してますが、ホロコースト捏造論に対するカゼラさんの意見を是非とも伺いたく。
313日出づる処の名無し:05/01/17 12:02:20 ID:0ZcwPuhH
しかし、今のマスコミの手法は古すぎだな。 ネット時代にあれでは無理だよ。
314日出づる処の名無し:05/01/17 20:00:29 ID:ErRf2oke
第5の権力とも言えるインターネット。
ヒトラーの時代に存在したら、ヒトラーはこれを規制しただろうか?それとも奨励しただろうか?
民族の血を信じた彼が中共のアホどもと同じ反応をするとは思えない。
315日出づる処の名無し:05/01/17 23:19:58 ID:RrJt8p2F
>>311
日本のヒトラーは2ちゃんねらーなんでしょうね。このスレにいるかもよ?
316カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/18 00:52:27 ID:j5ECgvp4
>>312
個々の部分は別にして、
ホロコーストの存在自体は疑ってないよ。

>>314
宣伝戦の影響を誰よりも知ってる人だから、
きっと、あますところなくネットの力を武器として使っただろうね。

>>310
石原都知事は三国人発言の時

(ここで動画が見れるが)
http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2000_04_19/content.html#bougen

マスコミへの攻撃に打って出たからな。
その共同通信記者を吊るし上げるのをみて、

(都知事と共同通信記者のやり取りはこのスレの最初に書いた)
★石原都知事の会見感想スレ【動画あり】その6★
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/asia/1103290033/12-14

俺は「腰の低い者より支配する者の方を好む」という
心理を実感しましたw
317カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/19 01:16:24 ID:l3KQUWMP
町でたまにキリスト教の勧誘をうけることがあるよ。
断るのが常だが、まぁ熱心なものだ。
ヒトラーはキリスト教は嫌っているが、
例えば「作物が枯れるのを黙って見ているしかない農民から
信仰を奪い去る権利は誰にもない」という。
神への信仰も、ほとんどの人間が持っている超自然的なものへの
感情を堅固にしてくれるものであり、神の概念がなくなるのは好ましくないそうだ。
俺自身、宗教にはまったく興味ないんだが、
不安な時などは「強者の神よ、御守り下さい」と
人知を超越した存在への畏敬の念を思い出すからな。
318日出づる処の名無し:05/01/19 09:53:34 ID:V8guYVWi
>>317
神概念があったほうが、やりやすいってこともありますな。
ロシア革命が成功した裏理由にロシア正教の存在があるとも言える。
神という超自然的な存在や畏怖する対象が概念の中に存在すれば、そこを置換するだけで別の思想が入り込みやすいわな。
319日出づる処の名無し:05/01/19 12:15:57 ID:0l3PqXM+
キリスト教の子供を使った勧誘にはヘドがでる。気持ち悪い。
ひょっとして反キリストの妨害工作なんじゃないかと疑いたくなるね。
320カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/20 00:53:48 ID:I1Ngwmf1
極東板の他スレで俺を見かける者なら知っているかもしれないが、
俺は誰よりも石原慎太郎都知事を支持している。
何故ならそれは都知事が『わが闘争』で指摘されたものを
一番持っている政治家だからだ。
俺が言うのは低脳なマスコミや元朝日記者などが悪の象徴として
都知事をヒトラーに例える意味ではなく、
誰が決めたでもない元々ある正しい摂理の体現者としての都知事という意味だ。
即ち「強者は単独で最も強い」という摂理を守っている。
「すべてこの世界では本当に偉大なものは、共同戦線によって闘いとられたものではなく、
常にただ一人の勝利者の成果だったということを、決して忘れてはならない。」
との言葉通りに石原都知事は単独で東京湾から北朝鮮船舶を締め出し、
単独で朝鮮総連から固定資産税を取り立て、単独で反日教師をことごとく処分した。
他府県の知事、市長はその前例についてきたに過ぎない。
だからこそ都知事は共闘者の利害を顧慮する必要もなく、
己の信念を貫けるのだろう。
321日出づる処の名無し:05/01/20 08:00:42 ID:AXfa9UV2
独裁者か。
共産主義よりはマシかもね。
322日出づる処の名無し:05/01/20 16:38:34 ID:jBvjV2+n
民主主義とか三権分立とかってのは、だれも己の強欲に負けて堕落するって前提な制度。
選挙で為政者を選ぶということは、選挙に当選するための方便、すり替え、テクが生まれるわけで、
最高の知性レベルに合わせた政治でなく、もっとも多い衆愚のレベルに合わせた政治であり、
未来の展望のない諦めの政治でしかないわな。

日本政府はとっとと大政奉還しろ。そして、天皇御親政の下、石原を摂政にし、神道国家の成立に臨むべきだ。
323日出づる処の名無し:05/01/21 00:18:29 ID:qt8VmEYZ
期限付き独裁者制度

国民投票によって選出。
被選挙権は30歳以上。
任期は4年。
任期中は国政に関する全ての権限、軍の指揮権を譲渡。
歳費は4年間で100億円。

任期終了後、国民投票で任期中の国政の是非を問う。
是認された場合→得票数に応じたボーナスを支給。
否認された場合→死刑、資産没収、二親等までの成人は20年の懲役。
324カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/21 00:46:55 ID:khi6yeiY
ヒトラーが>>180の言葉で示した摂理は
到底無視する事のできない重大な鉄則のように思われる。

「いつの時代にも、和解の不可能な陣営として対立している二つの戦線が存在している。
一方の人々は、抽象的な個人の幸福をめざして努力するとともに、その普遍的な解決
という虚像を追求している。他方の人々は行為の人間であり、現実の人間である。
普遍主義者、理想主義者およびユートピア論者には、確たる目標がない。
彼らは到達不可能なパラダイスを約束して、それで世界を欺いている。しかしながら、
彼らがどのように変身しようとも、あるいはキリスト教徒に、共産主義者にあるいは
自由主義者に、馬鹿正直な人間あるいは厚顔で悪意を持った詐欺師に変身しようとも、
彼らはことごとく人類を抑圧する為に働いている。」
325カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/21 00:49:17 ID:khi6yeiY
共産主義に限らず「人類を救う」という到達不可能な理想を持ったオウム真理教徒も
やった事といえば人類の抑圧であったな。
そして何故いつまでも和解不可能な勢力が1つにならず2つあるのかといえば、
彼らは転化しあうのだ。武器が戦いをつくったのではなく、戦いの中で武器を進歩させた
という現実があるのに戦争のあまりに過酷な現実が「永遠に戦いをなくす」という
到達不可能な理想に人々を走らせ軍備を否定させた。
しかし、その理想主義者も自分の留守宅にミサイルを撃ち込まれれば
再び現実主義の陣営に戻ってくるだろう、到達不可能な理想はいずれ綻ぶからな。
それでも、また現実主義の陣営が強くなり世界が厳しくなれば、理想主義に逃げていく・・・。
何時までもその繰り返しだ。
ヒトラーは現実主義の政治家として障害者に対して厳しい政策を行なった・・安楽死だ。
石原慎太郎都知事は重度の身障者の施設を視察し
「えらいな」と彼らを励ます一方で
「彼らは、ほっておかれれば一時間もしない内に死んでしまう。
意識もない・・・こういう人達にも人格はあるんだろうか・・・
外国には切り捨ててしまう国もあるんだろうが・・・
僕はまで結論は出せない・・・」と涙ぐみ苦悩を覗かせた。
生命尊重の理想は美しいがいつかは限界がくる。
その時、政治家は責任を持って厳しい現実の決断を下さなければならないだろう。
俺はそれには、まず先に在日への生活保護を廃止する事が大前提だと思うよ。

まったくの余談だが、この様子を毎日新聞は忠実に報道したんだが、
朝日新聞は「こういう人に人格あるのかね?」という見出しで、
まるで都知事が障害者を見下し侮蔑しているような記事を書いた。
当然、石原都知事には抗議が殺到したが、彼の真意を歪めた朝日に
都知事は激怒し会見で非難して、その前後の会話の全文を紙面に載せさせたら、
たちまち抗議はなくなったという。相変わらずの馬鹿な朝日だ。
326カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/21 01:04:45 ID:khi6yeiY
>>325

×僕はまで結論は出せない・・・」
        ↓
○僕はまだ結論は出せない・・・」
327日出づる処の名無し:05/01/21 01:33:56 ID:fZSLJVS4
>>325
難しい問題ですな。
去年死んだうちの爺さんは、糖尿病を患って11年間人工透析を受けてたんだけど、公費負担が無ければ1億円の費用がかかっていたとのこと。
つまり、冷淡な言い方をすると、資本主義社会における不良債権である老人を一人生き長らえさせる為に一億円の税金が使われたわけだ。
ちなみに国内の人工透析医療費は年間一兆円。
たしかに戦争になればそれどころじゃなくなる気がする。

健康に悪いタバコに税金かけるのは当然として、例えば成人病になりやすい肥満体型の人から肥満税を徴収すると言ったら人権団体は騒ぐだろうか?
328日出づる処の名無し:05/01/21 13:43:23 ID:/JNPbDW4
>>327
そんなことよりも、まず、覚せい剤売ってる奴とか、脱税してる奴とか、
生活保護費を不正受給してる奴とか、密入国してる奴とかを逮捕するのが先。

捕まえた奴らが全部同じ民族で同じ半島出身でも、これは民族差別ではありませんのであしからず。
329カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/21 22:59:08 ID:khi6yeiY
ヒトラー、1945年2月13日の発言

私は、例えば中国人あるいは日本人が人種として劣等だなどと
思ったことは一度もない。両方とも古い文化をもった国民であり、
そして私としては、彼らの伝統の方が我々のそれよりも優っていることを
認めるのにやぶさかではない。彼らには、それを誇りに思うべき立派な根拠がある。
ちょうど我々が、我々の属している文化圏に誇りを持っているように。
それどころか私は、中国人や日本人が彼らの人種的な誇りを堅持してくれればくれるほど、
彼らと理解しあうことが私にとってますます容易になるとさえ信じている。
330カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/21 23:02:35 ID:khi6yeiY
サッカーアジアカップで負けた腹いせに暴動を起こし、日の丸を焼き、
日本の公用車を破壊した中国人に誇りを持てるほどの民度はない、
という事実はさておき。
自国に誇りを持つ者との方が理解しあえるというのはあるね。
自国への誇りよりも反日をわめく事を愛国心にしているような
中国人や朝鮮人は論外だが、
例えば日本と台湾とが戦えば私は台湾の味方をしますと答え
だから礼儀として私は参政権を主張しないと言う金美齢さんの方が、
根無し草の浮きカスのようにどっちつかずで、
だからこそ日本での権利まで求める在日なんかよりも俺は百倍も信用できる。
331日出づる処の名無し:05/01/22 18:30:17 ID:tpQZ+M11
日本の外交がダメダメな要因のひとつとして、
ストレートに言っちゃうけど、恐喝外交ができないことがたしかにあるな。
韓国の東海とか剣道問題だって、「外貨保証破棄するぞ!」って脅せばすむことなのに。
332カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/23 00:28:54 ID:kWUDSGN7
>>187の『わが闘争』の指摘は政治家ではないが自身の政治姿勢を
あけすけに描いて、それを支持する読者を抱えている点で
漫画家の「小林よしのり」をみればよく分かる。
俺が彼の漫画をちゃんと読んでみようと思ったのは、
国際情報誌サピオで石原都知事と対談しているのを見たのがきっかけだった。
その後に『ゴーマニズム宣言・戦争論』を読んだんだが、心から感激して、
これは読まねばと思ったね。だから俺はそれまでに出版されてた単行本を
いっぺんに買って一気に読んだわけだ。
そしたら最初のころはずいぶんと考え方が違ってたんだなぁ。
その中では彼の思想の急変によって

「もし指導者が急変すれば導かれているものは途方にくれるしかなく
今まで戦ってきたもの対して羞恥の感情を持つこともめずらしくない。」

という言葉通りの読者の姿があった。
漫画家なら漫画が面白ければ問題ないだろうが、政治家なら致命的だっただろう。
その点、石原慎太郎氏を支持し続けた俺は幸せである。
彼を支持したことで、途方にくれた事も羞恥の感情を持ったことも一度もない。
333カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/23 00:30:23 ID:kWUDSGN7
『わが闘争』やその時々の発言で度々出てくる
ヒトラーの社会をバランスで考える世界観は>>208で書いたように
俺自身、もっとも感銘をうけた世界観の一つだ。
少年漫画の話なんだが、前に「るろうに剣心」って漫画があってね、

まぁ、これなんだが
http://www.sonymusic.co.jp/Movie/TV/Kenshin/index.html

その漫画で敵がかっこいいこと言うのな
「所詮この世は弱肉強食、強ければ生き弱ければ死ぬ。
それは一言でいうなら自然の摂理だ」ってね。
しかし、どんな強い動物も生態系のバランスが崩れれば滅びるさ。
どんなに強い国家であっても社会のバランスを維持する事を忘れればそれは健全な状態とはいえない。
俺自身も力の信奉者なんだが、それでも社会は強い者だけが生き残ればいいのではなく
全体のバランスを考える事の方が重要なのだと分かった。
ヒトラーは前線で優秀な志願兵が死ぬのに銃後で犯罪者を保護すれば
社会のバランスが崩れ、優秀な要素も犯罪的な要素も両方持ちえる膨大な数の中間層が
一気に犯罪者の側に傾く事を警戒していた。そう、死刑の根拠もまさにそこにある。
死刑が犯罪の抑止としての効果があるとかないとか、そんなデータなんかどうでもいい、
社会のバランスの維持の為にこそ死刑は必要であり凶悪犯は消せばいいのだ、
それは犯人が未成年とか高齢とかに関係なくそうすればいい。
また、この社会のバランスは適切な割合に戻ろうとするらしい。
ニュー速+の記事でみたのだが蟻の研究で働き蟻の中の2割程度は働いておらず、
その割合をどっちに変えても時期に元の状態に戻るという。
犯罪についても治安が良くなり人々の警戒心が緩くなれば再び犯罪が増えもとの
割合に戻ろうとする。逆に治安が悪くなってもその状態に不快感を持つ人々が
再び犯罪の撲滅の為に警察官の増加や優れた政治家、ジュリアーニ市長や石原都知事などの
犯罪に厳しい政治家を選び元の割合に戻そうとする。
我々が極東板の人間が本能的に持つ中国人や朝鮮人に対する不快感と
奴等への排撃の意志は、悪意ではなく急速に増えた犯罪者から社会のバランスを
元の姿に戻そうとする民族の防衛本能による摂理の発露に他ならない。
334カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/23 00:30:47 ID:kWUDSGN7
その他、軍事力についても適切な割合とバランスは守らなければならないのであり、
旧ソ連や北朝鮮のように国力に比べて軍備が大きすぎればやっていけなくなるし、
逆に日本のように国力に比べ軍備とそれを主張する権利が小さすぎると
巨人でありながら北鮮のごとき小人に拉致されたり脅迫されたりする・・・
やはりそのどちらも健全な状態ではないのだ。
335カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/23 23:13:12 ID:kWUDSGN7
「当たり前すぎることをスローガンとすることによって、
むしろ大衆は、そのことをずっと意識するようになる。」
というゲッベスルの方法は、無論今の日本にも通用する。
英霊の方々の遺書を読めば「日本民族」という言葉が自然に使われているが、
今の日本人に自分の属する民族を答えさせるだけでも充分効果がある。
「民族なんて無い」だとか「知らない」とか
「自分には関係ない」「特に意識してない」
などと答える者には、
「それならあなたは朝鮮民族と呼ばれても良いのか?」
「朝鮮民族の中でも違和感なく受け入れてもらえるのか?」
と問えば、ようやく自身の属する民族を意識するにいたるだろう。
そうすれば無意味に朝鮮人やシナ人の立場で発言する事もなくなる。
自称従軍慰安婦の泣き女どもに共鳴してしまう日本人は
民族意識が欠落しているとしか思えないからな。
奴らと自分達が違う人間だと分かれば少しは距離をおくようになるさ。
336カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/23 23:15:17 ID:kWUDSGN7
今日の報道2001を見て中川大臣には、もっと朝日への攻撃に打って出てほしかった。
まぁ、その前に石原都知事の攻撃的な討論を見ていたせいかもしれないけどもw

「討論のさいにでてきそうな相手の異論の内容や形式を想定して、
前もってはっきりとしておき、そしてこれを更に自分の演説の中で、
手回しよく残るくまなくやっつけることが重要である。
でてきそうな反駁自体をいつもただちにあげて、そしてその根拠の薄弱さを示す事が、
その場合有効であった。」

という>>202の技術は、やはり誰でも身につけれるほど簡単なものじゃないのだろうな。
安倍さんぐらいの対応ができる政治家だってめずらしい、
石原慎太郎都知事クラス、これはもう本当に希有な存在だ。
337パピヨン ◆jkXlIYXqWA :05/01/24 17:52:21 ID:JQC1Rvuq
穂湯。カゼラさん頑張ってるなあぁ。素晴らしい。
漏れもまたカキコするかもしれないから。

石原都知事は本音を語れる素晴らしい政治家だよね。
ヒトラーもそうだったのだろう。

腑抜けた政治家の誰がテレビで
『同道と戦争してもいい』と言えるだろうか。
多くの香具師らは上っ面だけの建前を大切にして、
「まあ、なんとか平和的に話し合って」程度のことしか言えない。
そんなリーダーで国が変わるものか。
国家が浮遊している今こそ強力なリーダーが求められていると言えよう。
338日出づる処の名無し:05/01/24 19:33:49 ID:IBLtDUae
>>1
石原慎太郎も、最近ボケて来たのかしら?ヒットラーを崇めるなんて
339カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/25 01:30:35 ID:6B4niK+t
>>337
感謝。
パピヨンさんとのつきあいも随分長いね。

>>338
非難されるべき部分と評価されるべき部分を分けて考えると、
てめーの頭では「崇める」事になるのか
ボケるならもっと年とってからにしろや若造が。
340カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/25 01:35:51 ID:6B4niK+t
>>207の権威の三原理、人に影響を与える権威を持つものはそのいずれかである。
石原都知事がマスコミに勝てるほどの強い影響力を持つのは
まさにその第一の基礎、圧倒的な人気の力があるからであり、
加えて権力、伝統と3つ全てがある。そのためマスコミの影響力すら凌駕する。
安倍さんは人気と権力の権威を持つ、その影響力で朝日を潰してほしい。
西村眞悟議員が拉致問題に影響力を持つのは昔から
この問題に取り組んできた第三の継続の権威である。
もっと小さな世界の話では極東板のコテハンで、
ごくとうが使うAAが影響力を持ったのは第三の継続の権威である。
昔はあのAAもよく切りきざまれてたのだがな。
俺自身が、自分のスレを管理できるのは第三の継続の権威の力である。
信じられない者はためしてみればいい、コテハンになって同じスレに毎日書き続ければ、
そのスレの中では、いずれ影響力を持つようになる。
ただ、言うまでもなく2chなんてそこまでして権威を目指すようなもんじゃない。
341カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/25 01:40:00 ID:6B4niK+t
ヒトラー最大の魅力はその演説にあり、ゲッベルスが言うように
演説者としての身振り手振り、表情、言葉の三つ全てが驚くほど調和している。
竹村健一さんが一時期、話の内容が人に与える印象はわずか7%で
残りの93%は声音や身振り表情、格好など話の内容に関係ない事柄だという研究結果を
よく紹介していた、>>135-141に貼った演説動画を見ればヒトラーのその激しさが分かる。
また、演説の言葉を文章ではなく独立したスローガンのように変えてしまうのもその特徴だ。
都知事選での石原慎太郎氏の街頭演説で一番心に残ったのは
「立国は公にあらず私なり」というスローガンのような言葉だった。
その意味では田中真紀子の演説も不本意ながら・・認めざるをえない。
あの有害なおばさんの演説も単純であり時の野中幹事長を批判するのに
「野中だかモナカだかおなかだか知りませんけど」と、
まったく内容は無いが田中真紀子の印象は人の心に残るような演説をする、
それに加え庶民をアピールするあの格好、
主婦層はいちころだったろう。
あのおばさんに組織者としての能力が欠落していた事が救いだった。
342カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/25 01:42:38 ID:6B4niK+t
自分のなしてきた事を
「ドイツ国民のために陽のあたる場所を征服しようとし私が着手したこの仕事」と
公言できる人間が一体全体どれほどいるだろうか?
・・・俺は素直に認めるこの巨大すぎる世界観に比べれば
私などはただのクズ・・。
343カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/25 01:54:01 ID:6B4niK+t
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <  スレ趣旨には反するがちょっとね。
  ミ__ノ     \_______

ナチス時代のポスター
ttp://www.calvin.edu/academic/cas/gpa/posters2.htm
ttp://www.stormfront.org/books/mein_kampf/hitler.jpg

ナチス関係の写真に興味があればここで
ttp://www.adolfhitler.ws/error.php

ナチス時代の制服
ttp://marimo.sakura.ne.jp/~hanyan/bs1/uploader/up/up0017.jpg
ttp://marimo.sakura.ne.jp/~hanyan/bs1/uploader/up/up0029.jpg
ttp://marimo.sakura.ne.jp/~hanyan/bs1/uploader/up/up0025.jpg
344カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/25 02:00:47 ID:6B4niK+t
あと子供向けの歴史マンガで
結構ヒトラーを好意的に書いてるものがあったのには驚いたよ。

世界の歴史 ヒトラーと第二次世界大戦
ttp://www.ne.jp/asahi/mili/surva/1stgame/nazi/nazi.html
345日出づる処の名無し:05/01/25 07:50:34 ID:r5ZL6lv7
アンネの日記ワロスw
でも、アンネの日記は捏造の疑いがあるんだよな。
ホロコーストの100倍は疑わしい。
346カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/26 00:44:51 ID:uUczekrV
>>344のマンガのヒトラーは目を瞑って自分の演説に陶酔しているが、
そうした光景は実際の演説映像でもよくみる。
こめかみに手を持っていき頭を左右にふり目を瞑りながらの演説や
『映像の世紀』にもあった『意志の勝利』の一場面、
「私は全身全霊を没頭させる」と、手を大げさに振り回しながら目を瞑って
自身の言葉に陶酔する演説は有名だ。
また、自殺する間際にヒトラーがフリードリヒ大王に言及したり
「実に戦いこそが、わが全人生の意味である」と豪語したヒトラーに相応しく最後に
「わが闘争も最早これまでか・・・」とつぶやいていたり、
この漫画、マニアにはたまらない設定になってるな。
347カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/26 00:46:19 ID:uUczekrV
「歴史は証明している窮乏と不幸は、国民にとって常に一つの回り道、
即ち、新しい繁栄が誕生する為の陣痛にすぎなかったことを。」

ヒトラー晩年の発言だが、
今の日本の繁栄もかつての大戦で
窮乏と不幸を経験したからこそ生まれたものだ。
歴史はずっと繋がっており、だからこそ民族の陣痛を引き受け
新たな繁栄を誕生させてくれた英霊達に
尊崇の念を捧げるのが当然の行為だというのだ。
348カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/26 01:08:11 ID:uUczekrV
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <  >>343の補足。
  ミ__ノ     \_______

ttp://axis.s13.xrea.com/bijyutu.htm
349カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/27 00:09:09 ID:LlH8jlBq
政党は妥協に傾くが、世界観は決してそうではない。
政党は相手を考えにいれるが、世界観は自己の間違いのなさを自ら表明する。

人間もまた折り合いを探るが、世界観は決してそれを望まないんだろうなぁ。
・・・これがなかなか難しい。
350カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/28 01:02:02 ID:vtlTQvOs
1935年5月1日、労働の日の演説

「我々は一体何を持っているか?
一平方キロに137人の人口がある。しかも、植民地はまったくない。
原料もない、外国為替も資本もない。もはや外国のクレジットもない。
あるものといえば、過重な負担、犠牲、課税、そして低賃金ではないか。
我々は何をもっているか?
ただ一つのものしか持っていない。それは、わが国民である。
国民の善良さ、有能さ、忠誠、礼節、勤勉、秩序の愛好に負うている。
指導者としての私は、かかる国民に奉仕する以上に
光栄ある誇るべき使命をこの世で考えることができなかった。
我々はわが国民の間に平和を確立したと全く同様に、世界との平和以外に
何物も欲するものではない。
現在のドイツ民族は一昨日のドイツ民族ではない。
正しく我々の過去に横たわる二千年のドイツ史のドイツ民族なのである。」
351カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/30 00:00:55 ID:htrIXZwT
「国籍条項」訴訟で最高裁 都の対応は合憲
http://www.iiv.ne.jp/news/DN/wednesday/0126/4.html
このニュースに関して

「国家市民は外国人に対して優先権をもっている。市民が国家の主人なのである」

という『わが闘争』の言葉を引き合いに出すまでもなく最高裁判所が
「日本国民に限って管理職に昇任させる措置は合憲」と
都職員の在日韓国人女性に下した判断は当然のものであった。
石原都知事があの在日女の発言から実に的確に指摘してくれたのだが、

「裁判に負けたからといって外国人にむかって、こんな国こない方がいいって言う、
そんな日本人いるかね?やっぱり外国人だよこれ。」

こんな何時日本を裏切るかわからない外国人を都の管理職にするなら
東京都の水準の低下を招く、都の職員としても全く相応しくないが、
出世の道が絶たれれば今後在日は都職員を目指そうとは思わないだろう。
過去のあやまちを石原都知事は修正しようとしているのだ。
352カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/31 01:23:31 ID:Ud75l9nk
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <  ヒトラーのテーブルトーク
  ミ__ノ     \_______

1942年8月26日

スターリンにあと十年か十五年与えたら、ロシアは世界一の強国となり、
覆すのには2〜3世紀かかるところだった。私はスターリンに関する本を読んでみた。
彼は卓越した人物で、あの巨大な国を鉄のこぶしの中にしっかりと握りこんだ苦行僧なのだ。
しかし、彼はロシアは社会主義国家だと主張するが、それは真実ではない!
ロシアこそ資本主義国家の権化そのものであり、世界に類を見ない資本主義国家なのである。
二億の人口、鉄、マンガン、ニッケル、脂、石油、
必要なものは何もかも無尽蔵にあり、すべてが国家のものなのだ。
そしてその国家の長は
「理想の実現のためには1300万人の犠牲は大きすぎると思うか?」
と言ってのける人物なのだ。
その十万人の軍隊をもってすれば、ポーランドも
わがドイツも一にらみでつぶされてしまうだろう。パリにまで赤旗が立てられた。
ヨーロッパがなんとかやり過ごせたのは奇跡だった。目のアザくらいですんだのだからな!
353カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/31 01:24:47 ID:Ud75l9nk
1942年9月6日

地名にはその土地本来の値打ち以上の意味がある。
ボルシェヴィキにとってスターリングラードを失うのは不吉なことで、
だから今でもレニングラードを守っているのだ!
私が自分や仲間の名前を町や戦艦など
戦争で狙われそうなものにつけるのを許さないのはこの理由のためである。
戦争の時こそ人々はげんをかつぐようになる。私自身も十三日には攻撃をかけない。
私が迷信を信じているのではなくて、他の者が信じているからだ。
354カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/31 01:26:02 ID:Ud75l9nk
1942年9月7日

昔のオーストリアでは、生徒は老人と女性を尊敬するよう育てられた。
しかし、我々の教授連中には情けは無用である。教師個人個人の弱点についての情報は
クラスからクラスへ、世代から世代へと伝達されていった。
三年の時、科学の教師にケーニッツというのがいた。年度の初めにはいつも生徒は、
理由は分からないが、二つのグループに分けられた。ケーニッツが次のように言う
「窓際の生徒は窓の方に、ストーブ側の生徒はストーブの方に集まりなさい!」
すると、生徒達は反対の方向に走るのだった。惨めな男は怒り狂って、
毎年生徒が馬鹿になっていくと叫ぶのだが、一番馬鹿なのは自分だとは
決して気づかないのだった!
神学を教える僧侶はでっぷりとした小柄な男だった。彼が来る前に
私たちはベンチを動かして通路側に少しずつ突き出し、彼の通り道が
だんだん狭くなるようにしておいた。あの馬鹿が仕掛けに気づいたことはなく、
もったいぶって通路を歩いてきたあげく、途中でベンチに挟まってしまうのだった!
自然科学の時間には、教室の床に草やクルミの殻などを撒き散らしておいて、
植物学を勉強していたんですと、すまして言ってやった。
教室で騒ぎを起こすのも、季節に合わせて計画的にやったものだ。
春のいたずらの傑作は、教室にコガネムシをたくさん放すのだ。
生徒達は声を合わせて叫ぶ
「先生!こんなにコガネムシがいたんじゃ勉強になりません!」
想像がつくだろうが、私は教師には大変評判が悪かった。外国語の才能は全くなかった。
それに私は教師を見るのも嫌だったし、正直なところ教師もそうだったらしい。
教師達は暴君で、若者への思いやりなどなかった。彼らの目的は唯一つ、
我々の頭に知識を詰め込んで、自分達のような頭でっかちの猿に仕立て上げることだ。
独創性のかけらでも見せた生徒は、とことん迫害された。
よい教育とは生徒個人の個性を認め、伸ばすものである。
我々の教師の中に一人だけ身なりのきちんとした人がいた。後年、私がクラーゲンフルト
を訪ねた時、彼がいたのだ、SSに!この老紳士はすでに年金生活をしていたが、
オーストリア併合以前から非合法のSS隊員だったらしい。彼に会えて感激だったよ。
355カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/31 01:27:12 ID:Ud75l9nk
1943年6月19日

以前、私は世界で最強の戦艦をつくろうと計画し、なかでも強力な二隻を
ウルリヒ・フォン・フッテンとゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンと命名するつもりだった。
計画を断念してよかったと今では思っている。もし今そんな艦隊があっても、
使うのに道徳的な負い目を感じるだろう。今日ではこのような艦隊は実際どのような
役に立つだろうか?「鎧をつけた最後の騎士」の役割しかないのではないか。
進歩が目覚しいため、今では最も重要な存在は海の歩兵なのである。
潜水艦は別にして、我々が一番必要としているのは小さな船である。
強力な小型快速艇、駆逐艇などで、戦いの主役はこのクラスの船なのだ。
日本は現在世界で一番強力な艦隊を所有しているが、それを活用するのは大変難しい。
空から来る敵が一番危険なのだ。ビスマルク号を忘れるな!
356カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/31 01:29:57 ID:Ud75l9nk
>>159-160>>354
学校の思い出シリーズがなんとも面白い。
357日出づる処の名無し:05/01/31 07:30:22 ID:/WGRRWcA
ヒトラーはユダヤの操り人形の一人に過ぎなかった。
358日出づる処の名無し:05/01/31 09:13:47 ID:TxRnEDCi
どこかもってきてるんですか?我が闘争に書いてあるの?
359カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/01/31 23:43:45 ID:Ud75l9nk
>>358
ざっくばらんな話はヒトラーのテーブルトークからだよ。

これね
http://www.sanko-sha.com/sankosha/editorial/books/items/122-1_123-X.html
360カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/01 04:56:38 ID:RXhIXWzn
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <  ヒトラーは動画で見るのが一番血が高鳴ると思う。
  ミ__ノ     \_______

拾いもの
ttp://y.achoo.jp/up5/src/yo-kan0739.zip.html

演説・動画と音声
ttp://www.earthstation1.com/Hitler.html

見れないのが多いが、これも動画
ttp://hep0720.hp.infoseek.co.jp/

一応機械翻訳
ttp://www.worldlingo.com/ja/products_services/computer_translation.html

ついでに若き頃、描いた絵も
ttp://www.pg-web.net/off/photo-eyes/hitlerB.jpg
ttp://www.pg-web.net/off/photo-eyes/hitlerD.jpg
361カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/01 23:12:26 ID:RXhIXWzn
『わが闘争』で人間と観念について
「人間はどんな事柄についても自然を征服したことなどなく、せいぜい、
自然の永遠の謎と秘密を覆い隠している途方もない、巨大なヴェールのあの端、
あるいはこの端をつかみ、持ち上げているにすぎない。また人間は、本当のところ、
なにものも発明などせず、全部発見したにすぎない。」
と主張しているように
ヒトラーの根本には自然の摂理があった。
何年の何月に子供の権利が認められたとか、
あるいはその権利はわが国ではまだ認められてないとか、どうだこうだと言っても、
そんな事に関係なく腹のすいた孤児は生きる為に店頭の食べ物をかっぱらう。
世の中の摂理とは、そんな子供でもわかるほど単純なものだ。
即ち「強者は常に正しい」という実に単純な世界から成り立っている。
知識人と呼ばれている連中はこの単純な世界をややこしくしているだけにしか思えん。
彼らが一々小難しくした問題を、ヒトラーは再び単純化して人々の支持を得たのさ。
362カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/01 23:13:01 ID:RXhIXWzn
1945年4月2日の発言

アメリカ人には、無限の自然の力と、あのような、精神的にどうしようもない状態とが
共存していて、巨人ベビーを思い起こさせるが、この巨人ベビーでは、
理性は、病的な急成長のために栄養が充分にゆきわたらないでいる。
人々はこうたずねることもできよう。即ち、アメリカの場合にはキノコ文化という例が
該当しないだろうか、と。つまり、成長も早いが、崩れ落ちるのも早いキノコのような
文化の例が。もしもアメリカが、純粋な群衆心理と、いわゆるキリスト教科学
なるものとに依拠した、現在の唯我独尊的な道徳に代わって、素朴な子供っぽさの
もっと少ない人生観を勝ち取る事に成功しなければ、地球のこの地域が、
あとまだどのくらい白人種の優先的支配下にとどまれるものか、疑問である。
その時がくれば、粘土でできたこの巨人には、ロケットのように急激な上昇をとげた後に、
結局、自己破壊の能力しかなかったことがわかるであろう。
このような堕落に直面したとき、黄色人種にとって何たるチャンスであろうか!
法的および歴史的にみれば、彼らは十六世紀のヨーロッパ人と同じく、
地球のこの部分への侵入の点ではまったく同等の権利があるといえよう。
あるいは、正確に考えれば、ヨーロッパ人にも黄色人種にも、同じく侵入の権利は
ないというべきであろうが!
しかし、日ごとに増加してゆく黄色人種の栄養失調の人民大衆は、この人種に対して
飢えた者の権利、即ち飢えをいやす権利をあたえている。
そして、これこそが歴史が認めているただ一つの権利である。
この権利には力が味方している、という前提のもとに。
363カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/01 23:14:12 ID:RXhIXWzn
>>362について
遺憾ながらこの予言のとおり
アメリカ社会における中国人(中国系アメリカ人)の影響力ってのは
日増しに強くなっていくのだろうな。
364カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/01 23:16:01 ID:RXhIXWzn
まったく関係ないけど
めちゃくちゃ寒いよ今日、
しゃれにならん。
365日出づる処の名無し:05/02/02 00:30:31 ID:TUAtU30U
>>359
アマゾンには無いな。とりあえず「我が闘争」注文した。
366365:05/02/02 22:14:39 ID:oWmOGKkG
よく探したらあった。
高いなー・・・・・。
367カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/02 23:36:03 ID:3DlJsIVj
>>366
図書館で済ますって手もあるぜ。
368カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/02 23:43:44 ID:3DlJsIVj
ヒトラー (ベルリンオリンピック開会宣言・1936)音声
ttp://namaste32.tripod.com/hit.mp3

20世紀 映像コレクション
ttp://www.bunmeisha.co.jp/eizo/eizo.html
369カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/03 00:13:12 ID:TXeQPWdV
スターリングラード(FLASH)
ttp://www02.so-net.ne.jp/~wizzhen/flash/k001.html

「もうこの戦争では一人も元帥に任命しない。
ザイトリヒ、シュミット、パウルス、なんたる臆病者め!」
370カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/04 00:16:36 ID:SAVs0wCx
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <  これが見たいな。
  ミ__ノ     \_______

ナチス・ドイツの指導者ヒトラーを描いた映画作品が、
さきごろドイツ国内で公開された。
「デア・ウンターガング(滅亡)」と題するこの映画は、
独裁者ヒトラーを戦後初めて「血の通った人間」として描いたことで、
公開の是非を含めた激論が国内外で巻き起こったが、
世論調査では7割近くが映画を肯定的に評価する結果となった。

独で映画「滅亡」公開 「人間ヒトラー」に波紋
http://www.sankei.co.jp/enak/2005/jan/kiji/06germanmovie.html
371カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/04 00:18:39 ID:SAVs0wCx
ヒトラーの遺言の一部

「闘争の歳月がつづいている間、余は結婚という責任をともなった行為はできないと
信じていたが、いま余はこの地上での生涯を終わるにあたって、あの女性、
即ち長い年月にわたる余に対する忠実な友情を守って、自ら選んで、このすでに敵の
包囲網がほとんど完了した街に潜入し、彼女の運命を余の運命と分かち合おうとしている
女性を妻にしようと決意した。彼女は、彼女自身の希望によって、余の妻として
余とともに死ぬ。死は余らに対して、国民への余の奉仕の仕事のために余ら二人から
奪いとっていたものを、償ってくれるであろう。
余が所有するものは、およそ価値のあるものであれば、党のものとなる。
党がもはや存在しない場合には、国のものとなる。国も壊滅してしまうとすれば、
余のそれ以上の決定はもはや必要ない。」

「祖国と女性を同時に愛することはできない」と結婚しなかったヒトラーだが、
その責務が消滅するにあたってこのように決断した。
エヴァの妹の日記には
「今日アドルフがまた、素晴らしい演説をしました。
私の姉はこの偉大な男性の恋人なのです。」
と書かれているが、この事実さえあまり知られていなかった。
>>163の「男は自分の思想の奴隷であり、自分のなすべきことは何か
という考えに左右される。だから何もかも、妻も子も、投げ捨てようとする時がある。」
ヒトラーは、そういう男の典型だろう、だが指導者にはそうあってほしい。
国家の義務に命を捧げるという、どこまでも崇高な精神を国民に要求する指導者なら、
前だけをみつめ他のことには目もくれない人であってほしい。
自分の息子が捕虜になり交渉の材料に使われそうになると「そんなやつ知らない」と
言い放ち息子を見捨てるスターリンはやはりどえらい男だ。
ディズニーランドに行こうとして捕まった
金正男とかいう息子の贅沢を保証している独裁者、こっちは本当に最低最悪だ。

田中真紀子の馬鹿さえいなければなぁ。
372カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/04 00:20:53 ID:SAVs0wCx
金正日ってずっと肉声が世界に配信されてなかったよな。
金大中と会談した時、初めて肉声が流れた。
その時の筑紫哲也や久米宏のおだてようったらなかったね。
嬉しそうに金正日の会話の内容を話してたもんな。
江沢民が香港の記者かなんかを恫喝した時も
そのニュースを紹介する関口宏は
「あの真剣な姿に国民は安心するのかもしれませんね」
とかなんとか・・・
あいつら相手が中国、朝鮮だったら独裁者だろうとなんだっていいんだろう。
日本の国家主義的な政治家に対してのみ「ヒトラーだ!!」と悲鳴を上げるのさw

彼らはいまだに「倭奴(わど)」と蔑称で書かれた金印を貰っても喜ぶのだろうよ。
373カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/05 02:35:04 ID:PX++mlhb
一昨年の年末に『映像の世紀』をやっててね、珍しく極東でも実況してた。
やっぱ「第4集ヒトラーの野望」には、みんな燃えたね。
実際の映像で見るあの強烈な国家主義とヒトラーの演説には
見る者を圧倒させる力があった。
「民族の悲劇果てしなく」でクロアチアのパバリッチ将軍が
ヒトラーに謁見を求め、帰り際お互いが向かい合って
腕を曲げ掌を空にかざす独特の敬礼をした光景が絵になったよ。
374カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/05 02:39:00 ID:PX++mlhb
なんか日記みたいになってきた、新手の独り言スレだなw

かつて浮浪者として立ち去ったオーストリアに今度は指導者として帰ってくる。
生まれ故郷、ブラウナウ近くの国境を越え、
子供の頃をすごしたリンツに自動車でゆっくりと入る。
教会の鐘の音と熱狂的群衆に祝福されながら
リンツ市役所のバルコニーに立ち歓喜する群衆にむかって演説・・・
この劇的で壮大な人生を送った人物の魅力を
スレを見て少しでも感じてもらえればいいのだが。
それが分かれば
何故、石原慎太郎都知事が>>1で書いたように第一期目の都知事就任当初の
サンデープロジェクトでのテレビ出演でヒトラーを引き合いに出した田原総一郎に
「まぁ、ヒトラーと言っても良い事もしたし悪い事もしたある意味天才だったんだろうけど」
と皮肉ってみせたのか、
何故、石原さんを「ヒトラーのようだという声もある」と言った筑紫哲也に
「ヒトラーといってもね・・・別に擁護するわけでもないけど・・
そういう例えってのは、いかにも粗雑だね」とあきれてみせたのか、
その理由が分かるだろう。
それは、かつて大衆が東京都知事選で美濃部亮吉の言った「ファシストの石原」という
スローガンに見事にのっかり、
愛国党の赤尾氏がテレビで言った
「美濃部は石原の事をファシストと呼んでいるが、みんなはファシズムがなんなのか
知っているのかね?これはね、イタリア語で、束ねる、ばらばらの薪を一つに束ねる
ということだよ。それはいいことなんだ、きわめて大事なことだ。今の日本を見たまえ、
もうばらばらじゃないか。それをきちっと束ねる仕事を石原がやるべきなんだ。
私は彼に期待してるんだよ、彼がこの東京できちんとファシズムをやることをね。
彼はまだちょっと若いが、いいファシストなんです。」という言葉も
大衆の持つファシストの印象には何の擁護にもなりはしなかった。
結局、石原さんは美濃部に負けたよ。
石原都知事があえてヒトラーが悪の権化という筋書きに付き合わないのは、
こうした印象操作でしかものを語れんマスコミと先入観でしかものを見ない大衆への
静かな抗議だったに違いない。
375カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/05 02:41:51 ID:PX++mlhb
関係ないけど俺はこれが実に気に入ってしまったよ。
ttp://www.eonet.ne.jp/~indexhtml/2ch/uploader_cgi/upload110968.wmv
376日出づる処の名無し:05/02/05 04:42:37 ID:/eca9pf1
日本とドイツを比べる時に、環境の差は考慮しておいた方が良いよ。
ドイツは周辺が強国で、その中で切磋琢磨をしているに過ぎない。
逆に、日本は周辺が全てどこかの属国で、常に日本侵略の土台でしかない。

ヒトラーは、白人の中で、白人最強民族として最高に輝ける道を説いている。
日本の立場とは単純に比較できない面がある。

実際の所、朝鮮や台湾、東南アジアに教育と反抗組織を育て、社会的インフラを
設備し、戦後も武器の引き継ぎ、独立抗戦密命、経済復興手伝いを積極的に
やったことで、日本が負けた後でも、アジアにおける白人優越主義は弱まった。

今日も、白人優越気味な状況は変わってはいないが、アジアに活力がともれば、
白人の権威は次々と失墜していくだろう。

ちなみに、朝鮮人は米ソにそそのかされて、真の敵がどこにあるのかを全く
理解出来ていないだけだ。教育したからああなったのではなく、本当の知識が
足りないだけなんだよ。我々が朝鮮人に力を付けなければ、朝鮮半島はあっさり
ソ連の物になって、今頃元寇の再来のごとく、ソ連の手駒として手軽な死に駒に
されていただろう。

とはいえ、ヒトラーの考えるシビアさは政治的な駆け引きや、交渉術を知る上で
とても参考になると思う。
377日出づる処の名無し:05/02/05 21:44:59 ID:jeMxNtFB
>>374
いつも勉強させてもらってますよ。
378カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/05 23:55:07 ID:PX++mlhb
>>376
ヒトラーは外交の駆け引きが上手いものね。
日本には戦略がないって櫻井よしこさんが言ってた。

■戦略欠落した日本政府 ≪ジャーナリスト・櫻井よしこ氏≫
 中国の海洋進出の意図について、ただ単に資源を取りに来ていると考えてはならない。
中国は一九八七年に自らを「海洋国家」と定義して以降、海洋権益の擁護を旗印にしながら
海軍力の強化を進めてきた。中国の太平洋への進出は海洋資源の獲得目的だけでなく、
政治的、軍事的にアジア太平洋地域での覇権を確立するための手段となっており、
日本にとって生やさしい話ではない。
 二〇〇二年に中国は東シナ海の調査を完了し、昨年十一月の原潜による領海侵犯事件でも
わかるように、最近では第二列島線の太平洋側に出てきている。台湾を守る米海軍の防衛線を突破し、
太平洋の制海権を持つ米国の勢力をそごうという狙いだ。そのためには日本の南西諸島は
邪魔な存在であり、侵犯を繰り返して「中国の大陸棚の延長上だ」との主張を既成事実化しようと
していると思われる。
 中国の将来的な狙いは台湾併合だろうが、台湾が中国領となれば台湾海峡、バシー海峡の通行は
制約され、日本のシーレーンにも直に影響する。防衛上のみならず、経済上からも日本は立ち行かない。
中国が軍事近代化を進めているのに対し、日本は防衛予算をカットしており、政府には戦略が
欠落していると言わざるを得ない。(談)

政府内に沖ノ鳥島居住案浮上 中国の揺さぶり牽制
http://www.sankei.co.jp/news/050202/morning/02pol001.htm

>>377
うれしいw
誰かいてほっとしました(´д⊂)
379カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/06 21:46:05 ID:T2txcyaX
一つの民族
一つの国家
一人の指導者

ドイツによるドイツ国

第三帝国のスローガンだが、
こうした効果的なスローガンが与える影響は計り知れない。
かつて石原都知事が「ファシストの石原」というスローガンにやられて
美濃部に負けたことは>>374に書いた通りだ。
逆に前々回の都知事選では石原さんのほうが「NOと言える東京」という、
ミリオンセラーになった「NOと言える日本」の著者ならではの
効果的なスローガンで勝利した。
小さな世界の話では、この極東板で2002年の4月に
おまえら八月十五日に靖国参拝しませんか?in極東板
http://tmp.2ch.net/asia/kako/1019/10193/1019326415.html
こういうスレが立ったことを、みんな覚えているだろうか?
俺には元々、人が多くて落ち着けないから敗戦の日に靖国へ参拝する習慣は
なかったのではあるが、石原都知事が来るようになって俺も行くようになったので、
靖国神社を扱ったスレには興味があった。
だからこの企画が掲げた「靖国を2ちゃんねらで埋める」というスローガンは
なんと魅力的だったことか!
実際この企画は百数十人を集め、彼らの献花が石原都知事参拝の際のニュースにも
チラッとうつっている。
平成14年8月15日石原都知事参拝時のニュース動画
http://sayock.hp.infoseek.co.jp/ishihara.avi
まだ駆け出しでどうなるか誰にもわからない企画にとって、
このスローガンの影響は決して小さくはなかった。
話を戻すが宣伝省を設け36歳の若さでゲッベルスを大臣に任命したのも
このスローガンの力を理解していたからだろう。
380カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/06 21:47:25 ID:T2txcyaX
闘争の時代、ヒトラーはベルヒテスガーデンのペンションに隠れ家として下宿していた。
そこでは「ウォルフ」と名乗っていて下宿人達は噂で聞く
あの「気違いアドルフ・ヒトラー」と目の前の人物とを結びつける者は誰もいなかった。
だから食事の時など彼らからヒトラーの悪口を聞くのはとても面白かったという。

1942年1月16日の発言

かなり前からベルヒテスガーデンでも集会を開こうといわれてたが、
とうとうこれ以上引き延ばせないところまできてしまった。
「ドイツの日集会、オーバーザルツブルクにて/講演、同志アドルフ・ヒトラー」
オーバーザルツブルクは大変な興奮に包まれた。下宿人全員が、40〜50人いたが、
見物しに谷に下りて来ていた。集会に間に合うように夕食の時間を早めたのである。
私はオートバイに乗って行った。人々の歓迎ぶりはすさまじかった。
下宿人たちはドアの前にいたが、この善良な人々は別に驚きはしなかった。
群衆は次々に来る客みんなを大騒ぎで迎えていたからである。
私が演台に上がると下宿人たちは気でも狂ったかと目を見張ったが、
真相に気づくと、気もそぞろになっていくのが分かった。
ウォルフが下宿に帰ると、重苦しい雰囲気が漂っていた。
私の面前でアドルフ・ヒトラーの悪口をいっていた人々は
ひどくばつの悪い思いをしていたのである。気の毒にな!
私の顔がまだ人に知られておらず、帝国内を何の差し障りもなく動けた頃はよかったな。
何のとりえもない誰かのふりができるとは楽しいじゃないか!
381カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/06 21:49:56 ID:T2txcyaX
>>380について
東京MXテレビの番組で石原都知事が身分を隠して
渋谷にインタビューに行くという企画で
都知事は愉快そうに「なんでもするよ」と笑っていた。
俺は首都圏じゃないからその番組がどうなったのかさっぱり知らないが、
やっぱりこういう事は楽しいのだろうな。
もっと小さな世界の例えとして8月15日に極東板のみんなで集まろうって企画があってね、
>>379の企画とは別の小規模なものだが、俺は都知事を見るついでに参加してみた。
極東にずっと書いてると2chの書き込みだけの知り合いもできてくる、
こんなささやかな世界であっても俺の事を知ってる相手に
名乗らずに話しかけるのは楽しかったよw
実際に地位のある人間が身分を隠す楽しさは計り知れないだろう。
382カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/06 21:52:19 ID:T2txcyaX
「私の演説があんなに感動的なのは、
修辞的な言葉を使わないからだと言われたことがある。
私は「世界中でこのように美しい死はない」
などといった言葉で演説を始めたことはない。
私は現実を知っているし、
兵士がそれを聞いてどう感じるかも分かっているのだ。
1914年、純粋な理想主義から私は前線に向かった。
そして何千もの人々が倒れるのを見た。
こうして人生は苛酷な闘争であること、
その目的は種の保存以外の何ものでもないことを
学んだのである。その穴を埋める者がいる限り、
個人が消えても何の支障もないのである。」

1941年9月25日の発言だが
「種の保存」という一番の大原則、
日本の国会議員達がそれを前提にして政策を考えていれば、
あれほどひ弱な外交になるはずがないのだが。
383カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/06 21:53:12 ID:T2txcyaX
チベット僧を縛り上げ、
棒でたたき殺し、
寺を破壊する中国兵の動画
ttp://www.kinaboykot.dk/video.htm

ユダヤ人虐殺の問題より俺はこっちの方に関心があるな。
384カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/06 23:36:19 ID:T2txcyaX
サンデープロジェクトに石原伸晃さん出てたよ。
石原都知事は尊敬するけど伸晃さんに対しては・・
>>157
「ある一族が国中の才能を独占しているなどということはありえないことだ。
身内びいきが上手くいったためしもない。」
という言葉を実感しました。
385365:05/02/07 09:39:15 ID:Q/2prvH/
「わが闘争」・・・・読み難い・・・・。
原文を無理やり直訳してるせいならいいが、訳者の能力の問題だったら許し難い読み難さだ。。
386カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/08 00:00:02 ID:muy8VW9/
>>385
俺でも読めたから大丈夫だ。
がんばれw
387カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/09 01:05:36 ID:WxS8Pw/v
『わが闘争』の言葉
「民衆の運命はただ熱い情熱の流れだけが、転換させる事ができる。
そして情熱はただ情熱を自らの中にもっているものだけが
目覚めさせる事ができるのである。
しかし情熱がほとばしらず、口が閉じられているものを、
神は自己の意志の告知者に選んだ事はない。」

2chで「全板人気トーナメント」「最萌トーナメント」などというものを
やってた事があってね。
実のところ俺はよく知らない・・・だが投票した事がある。
何故か?極東板でそれに取り組んでいる者の情熱に触発されたからだ。
俺が極東板の1001表示と紹介文を決めた時も情熱を持って取り組んだ。
2chの事に生活の時間を削るのは馬鹿馬鹿しい事ではあるが、
めんどくさがったり、どうでもいいと言っていては先に進めなかったであろう。
もっと大きな世界を見ても、そこで人を動かしうる扇動者はいずれも情熱家である。
中共の悪質な内政干渉に口を閉じている議員に人を動かす魅力はない。
それを決まって「大人の態度」などと称する馬鹿がいるのだがな!
388カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/09 01:06:23 ID:WxS8Pw/v
1942年7月19日の発言

「ずいぶん以前のことだが、何故いつも小さな船でばかり世界一周をするのかと、
グラーフ・ルックナーに尋ねたことがある。
彼の答えはなかなか含蓄のあるものだった。大きな船の具合が悪くなると、
人々は小さなボートに乗り込んで助かろうとする。それならば、
最初から小さな船でやればいいじゃないかと思ったのだという。
ルックナーという男は実に素晴らしいストーリー・テラーだった。
彼の冒険談・ホラ話は、いつまで聞いていても飽きることがなかった。
ある日、誰だったかが私に彼の話はナンセンスだと言ったのだ。
その時、私はまるでクリスマスツリーを取り上げられた子供みたいに怒ったな。」

とりとめが無いヒトラーの話を読んで、演説家は話も上手いんだなーと思う。
勿論その逆も言えるだろう、話の上手いものは演説も上手いと。
この前の参議院選挙でタレントの島田紳助が民主党の誰かの応援演説をしていたが、
それなりに人々は足を止めて聞いてたよ。
議論で間髪いれず相手に反論できる石原都知事は、
都議会の答弁でも野次をアドリブで撃墜できるもの。
389カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/09 01:07:31 ID:WxS8Pw/v
『続・わが闘争』より

移民によって民族は最良の血をゆっくりと奪われていき、
数十万もの個人生活が破壊される。
悲しい事だが、国家政策の叡智を総動員しても移民には何の利点も見いだすことはできず、
せいぜい自国民が数的に弱体化したことを嘆くか、他国に文化的な肥料をあたえたなどと
言うのが関の山である。知覚されないものこそ最悪である。
移民は領土や年齢区分に応じて行なわれるのではなく、依然として運命の自由支配者に
したがっている。そのため、常に民衆のうちで最も勇気のある大胆な者、
最も意志が強く、苦難に耐えられる者が流出していく。
臆病者や弱虫は、勇気を振り絞って見知らぬ外国で食べていくより、母国で死ぬ方を選ぶ。
のしかかってくるものが苦痛であるか惨めさであるか、または政治的圧力であるか
宗教的強制であるかに関係なく、最もよく苦難に耐えれるのは、
最も健康で抵抗力の強い者である。弱虫は常に真っ先に音をあげる。
しかし、新たな国にとっての利益は母国にとっての損失である。
390カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/09 01:12:20 ID:WxS8Pw/v
>>389の発言を一番裏付けているのが米国陸軍日系部隊442連隊の話だな。
かなーり長いが、もうすでに万人には受けない長文スレになってるから紹介しよう。

《日系人とアメリカ》
時は1900年代の初め。日本から海を渡ってアメリカ領内、特にハワイに多数の日系人が
移民として渡って行った。彼等は白人から差別と偏見を受け、貧困の中で
辛い生活を送ることを余儀なくされたものの、自分達の子供には苦労をかけたくない
という一心から懸命に働き、努力を重ね続けた。
彼等の子供達、つまり日系二世達が成人を迎える頃には、アメリカにおける日本人社会は
かなり巨大なものとなっていた。日系人達はアメリカでも最高の教育水準を誇り、
医者や弁護士、教師といった社会的地位の高い職種に就いていたのである。
しかし1940年になると、アメリカ内での対日感情は日増しに悪いものとなっていった。
日本がアメリカを攻撃してくるという報道が連日のように流れ、
日系人達はいわれの無い非難を受ける事となったのだ。
そして1941年12月8日。日本軍による真珠湾奇襲攻撃が敢行されると、
日系人達はまるで犯罪者の如く扱われ差別と弾圧の対象にされた。
またアメリカ国内の日系人達を敵性民族として監視の対象とする「敵性外国人法」が施行され、
全ての日系人達は財産を没収された上で、強制収容所へ連れて行かれた。
391カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/09 01:12:35 ID:WxS8Pw/v
《日系二世》
これに敢然と異を唱えたのが日系二世達である。
アメリカで生まれアメリカ文化の中で育った彼らにとっては、日本は遠い外国の国であり、
アメリカこそが祖国なのだ。「差別の中にある今こそ、アメリカに忠誠を見せる時だ」
日系二世達は忠誠の証として軍隊に志願してアメリカのために戦う道を選んだ。
軍部は懐疑的な視線を向けたものの、日系二世達の余りに強い声の前についに折れ、
日系人だけで構成された部隊「第100歩兵大隊」を設立した。この部隊には志願者が殺到し、
定員の数倍に及ぶ日系人達が集まったという。
ハワイ出身者を核とする第100歩兵大隊はアメリカ本土にて訓練をおくることとなった。
軍部は「どうせ大した事は出来ないだろう」とタカをくくっていたのだが(歩兵大隊は
第1、第2、第3隊から成り100大隊というものは本来なら存在しない。つまり「お前達などいらない」
という蔑視が含まれていたのである)訓練を開始すると同時に、第100歩兵大隊は目覚しい記録をあげ続けた。
米軍のエリート部隊である空挺部隊顔負けの成績を残し、トップクラスの実力を示したのである。
また非常に高い規律と戦意を持ち、基地付近の住民と共に災害救助にあたるなど風紀も最高であった。
日系二世兵士達は、自分達が日系人の代表であるという事を誇りに思い、
自分達の行動が日系人の地位向上に繋がると信じていたのである。
そのため不平一つ洩らさず、どんな任務にも従って結果を出し続けた。
しかし何より、自分達の両親は強制収容所にいるのだ。
もし第100歩兵大隊が活躍せねば肉親に害が及ぶかもしれない。
だから絶対に失敗するわけにはいかないのだった。
軍部は、いまや米軍でも指折の実力を持つに至った第100歩兵大隊の存在を無視することが出来ず
遂に数千人規模の大部隊である「日系兵士部隊442連隊」の創設を認めた。
442連隊は新設部隊とは思えない勢いで実力を身につけ、出陣の時を待つに至ったのである。
392カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/09 01:15:57 ID:WxS8Pw/v
《イタリア戦線 モンテ・カッシーノの戦い》
1943年8月20日。442連隊に先駆け、第100歩兵大隊は北アフリカに向けて出陣した。
欧州解放戦線の一端であるイタリア戦線への投入が決まったのだ。
しかし「なぜジャップがこんな所にいるんだ!」友軍からは奇異の視線で見られ、
第100歩兵大隊は激しい差別を受ける事となった。彼等を傘下に加えようとする部隊などおらず、
第100歩兵大隊はほとんど独立部隊として各地を転戦する事を余儀なくされたのである。
イタリア沿岸に上陸した第100歩兵大隊は、初陣から激戦に見舞われる事となった。
敵は世界最強のエリート部隊、独軍降下猟兵。しかも精鋭中の精鋭で知られる第1降下猟兵師団だった。
このため第100歩兵大隊は上陸後わずか一週間で死傷者40名を出すに至った。
しかし友軍が戦線を放棄して撤退する中、第100歩兵大隊だけは頑として戦線を離れず、
壮絶な銃撃戦の果てに勝利をもぎ取ったのである。
この勇敢で献身的な行為は友軍に広く伝わり「イタリアに第100歩兵大隊あり」と新聞で大きく報道された。
また彼等の「銃剣を着剣して全力で敵に肉薄する突撃戦法」は「バンザイ突撃」と呼ばれた。
(本家日本軍のそれは自殺戦法だったが、第100歩兵大隊の場合は実に効果的に敵を殲滅したそうだ)
ローマを目指して連合軍の進撃が始まり、第100歩兵大隊は、ノルマンディー、バルジ、硫黄島と並ぶ激戦
「モンテ・カッシーノの戦い」に加った。独軍は機甲師団を主力に、降下猟兵師団、装甲擲弾連隊、
重砲陣地といった圧倒的な戦力で連合軍を待ち構えており、激戦は必至だった。
1944年1月17日。遂に連合軍の総攻撃が開始された。だが開戦と同時に激しい砲撃を受けた連合軍は
早くも敗色が濃厚となっていた。あちこちで戦線が崩れると共に、補給線は消滅して物資が届かず、
負傷者の後送すら出来ない。命令系統は寸断され、下士官が部隊を指揮するという、混乱の極地に達していた。
第100歩兵大隊も強力な砲火に晒され、負傷者が続出した。さらに悪いことに、両翼の英軍、仏軍は全滅し、
第100歩兵大隊だけが戦線に取り残されるという最悪の状況であった。弾も食料も尽き、
医薬品も全く無く部隊には負傷者しかいないという極限の中、第100歩兵大隊は深く塹壕を掘り、
ただひたすらに戦い続けた。
393カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/09 01:16:10 ID:WxS8Pw/v
連合軍の部隊のほとんどが敗走し再編成を行っている中、最前線にはいまだ第100歩兵大隊の姿があった。
いまや第100歩兵大隊は連合軍に唯一残された橋頭堡となっていたのだ。
物資が尽きた独軍が後退を開始すると、第100歩兵大隊は先陣に立って追撃を開始した。
この攻撃が呼び水となり、連合軍は一気に独軍を攻撃し、モンテ・カッシーノの戦いに勝利する事が出来たのである。
ようやく友軍と合流できた第100歩兵大隊を見た軍の上層部は、最前線が如何に凄惨なものであったのかを知る事となった。
第100歩兵大隊は負傷率97%、死亡率50%という大損害を出しながら戦っていたのである。
通常60%以上の被害を受けた部隊は「全滅・戦闘続行不可能」とされ部隊の再編成が行われる。
また米軍では60%を超える損耗を受ける部隊は稀であった為、第100歩兵大隊の97%という被害は尋常ではなかったのだ。
しかし彼らは尚も進撃を主張し、前線から離れなかった。これにはさすがの上層部も
「もういい!お前達は充分、よくやった!もうドイツ野郎は逃げちまったよ!」と後方での休養を勧めたものの
「俺達が戦っているのはドイツ軍じゃない。俺達は差別や偏見と戦っているんだ。
それに勝つには命をかけて頑張るしかないんだ」と言い放ち、進んで前線に立ち続けた。
また部隊の負傷者達は病院を抜け出し、すぐに原隊へと復帰していった。
……そしてローマ解放時、最前列には第100歩兵大隊の姿があった。
戦史上では英軍が一番乗りをはたした事になっているが、実際には第100歩兵大隊が居たのであり、
政治的な思惑で彼等の存在は闇に葬られたのである。
その代わりといっては何だが、第100歩兵大隊はイタリア戦線で一番初めに大統領から表彰された部隊となった。
394カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/09 01:17:54 ID:WxS8Pw/v
《442連隊の出撃》
イタリア戦線での活躍は広く友軍に知れ渡る事となった。
新聞が日系兵士集団の事を大々的に報じた事もあり、彼らは一躍有名人となっていた。
この実力も知名度もある部隊を自分の部下に加えたいと、あちこちの師団から誘いが来るほどであった。
いまや日系兵士達は押しも押されぬ英雄になっていたのである。
1944年6月。イタリアのナポリに上陸した442連隊は第100歩兵大隊と合流し陣容を整えた。
第100歩兵大隊が戦場で養った技術は速やかに連隊に伝えられ、短期間で442連隊の
錬度を向上させたのだった。
またこの時、連隊章である「Go For Broke - 自由の女神のたいまつを象った、
442連隊だけの徽章」が生まれ、男達の間で伝説となった。
その後、442連隊は34師団「レッドブル」に編入され、部隊はイタリア北部からフランスを経由して
ドイツ国内に進撃する「ドイツ侵攻作戦」の一翼を担う事となった。
1944年8月。442連隊はドイツ軍の防衛線を突破する任務を与えられ初陣を飾った。
これまで、どの部隊も攻略できなかった防衛線を、442連隊はたった半日で突き崩し、
怒涛の勢いでドイツ軍を駆逐した。余りの戦闘能力の高さに、同行した友軍は唖然となった程である。
しかし、この戦果が裏目に出た。これ以降、442連隊は常に最前線に送られると共に、
結果を出す事を義務付けられたのだ。たちまち442連隊では負傷者が続出し、
特に第100歩兵大隊は大きな被害を出す事となったのだが、
それでも442連隊は不満を口にする事無く任務を達成し続けた。
395カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/09 01:19:50 ID:WxS8Pw/v
《バルジ反抗戦 ブリエアの解放》
1944年9月。連合軍のマーケット・ガーデン作戦が大失敗に終わった隙を突いて、
ドイツ軍は大反撃に出た。ドイツ本土決戦用に温存されていた戦車隊を連合軍の
前線に突っ込ませる大反抗作戦「バルジの戦い」が始まったのである。
不意を突かれた連合軍は大混乱に陥り、補給戦は寸断され、各地で部隊が孤立した。
442連隊もこの混乱に巻き込まれ、ドイツ国内への侵攻は断念された。
代わりにフランスの地方都市ブリエアの解放を命じられた442連隊は、
取るものも取らずフランスへと向かったのだった。
ブリエアを守備するドイツ軍は高地と市街に陣を据え、万全の体制で442連隊を迎え撃った。
さらに442連隊にとっては運が悪い事に、ドイツ軍は降下猟兵や武装親衛隊など
熟練兵を集めた集団であったのだ。
またこの年、数十年に一度という大寒波が欧州を襲った。急な出撃で物資が不足していた442連隊は、
たちまち酷い寒さと飢えに襲われる事となった。そこをドイツ軍の熟練兵が攻撃したため、
被害は甚大なものとなったのである。だが442連隊への援軍は無く、彼等は独力での戦いを余儀なくされた。
1944年10月。442連隊は惨めな生活とドイツ軍の砲撃に懸命に耐えながら、
確実に包囲の輪を狭めていった。そして同月19日、ついに総力戦に転じ全部隊で
ドイツ軍を強襲した。第100歩兵大隊を先頭に、高所に陣取るドイツ軍に向けて
突撃が行われたのである。ドイツ軍が有する強力な火砲の前に多数の死傷者が出たが、
442連隊の兵士は怯む事無くドイツ軍に立ち向かって行った。
そして壮絶な市街戦の果てに、ついにブリエアの解放に成功するのである。
実に4年ぶりにナチの圧制から解放された市民達は歓喜したが、それを見る442連隊の兵士達は
複雑な心境だった。フランス人は解放されたが、自分達の家族はいまだ強制収容所にいるのだ……。
日系兵士達の悲惨な境遇を知ったブリエア市民は大いに驚き、彼等のために涙を流した。
そしてせめてもの恩返しになればと、ブリエアの大通りの名前を「442連隊通り」に改名し、
盛大な式典を催して兵士達を慰労したのだった。
396カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/09 01:23:03 ID:WxS8Pw/v
《戦後の英雄達》
欧州での戦いを終え帰国した442連隊を待っていたのは「強制収容所での軟禁」という悲劇的なものだった。
対日戦の勝利は間近とはいえ、彼等はいまだ敵性民族であったのだ。「命を懸けて戦ったというのに、
何も変わらないのか」人種差別という壁が大きく立ちはだかり、信じていたアメリカに裏切られた兵士達は深く絶望した。
だが終戦間際になって、442連隊があげた戦果が凄まじいものであると分かると、状況は一変した。
「個人勲章獲得総数18000個・全米軍部隊中1位」「累積死傷率320%・全米軍部隊中1位」
「名誉負傷勲章獲得者6700名・全米軍部隊中1位(一人あたり平均2個)」という前代未聞の大記録であった。
この記録は大々的に公表され、アメリカ全土で広く報じられた。同時に日系人が置かれた状況も広く報道され
人々はアメリカの暗部を知る事となったのだ。
終戦後の混乱が一段落すると、時の大統領トルーマンは国民に向けてある演説を行った。
その内容は「戦中、我々は日系人に対して不当な差別を与えてしまった。これはアメリカ史における
最大の汚点であり反省しなければならない過去だ。それに気付かせてくれたのは442連隊の勇敢な日系兵士達であり、
彼等には特別の感謝の気持ちを伝えたいと思う」といったものだった。
……この時、442連隊は遂に差別という敵に打ち勝ち、真のアメリカ人になったのだった。
日系人達は強制収容所から解放され、国は賠償金を支払った。彼等が戦中に失った
名誉を回復するための運動が各地で始まり、歴史は見直された。
442連隊の元兵士達はホワイトハウスに招待され、大統領直々に感謝状を手渡された。
また第100歩兵大隊の故郷ともいえるハワイには博物館が建造され、彼等の勇気と献身を
永久に語り継ぐよう記録の保管が始まった。
そして現在、442連隊の戦史を学ぶ事は米国陸軍の必修課程となり、
多くの軍人が彼等の活躍を知る事になったのである。

442連隊の合言葉「Go For Broke - 打ち砕け!」
敵と共に差別を打ち砕いた男達の伝説は、永久に不滅であろう

Go For Broke - M1 Bayonet - 米国陸軍日系部隊442連隊
http://www5f.biglobe.ne.jp/~ssbohe/one_goforbroke.htm
397カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/09 01:25:36 ID:WxS8Pw/v
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <  これも日系人の話。
  ミ__ノ     \_______

Medal of Honor - メダルオブオナー 合衆国議会名誉勲章
http://www5f.biglobe.ne.jp/~ssbohe/other_medalofhonor.htm
398カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/09 01:27:27 ID:WxS8Pw/v
まさに移民によって流出したのは日本の最良の血だったのだ。
逆に「臆病者や弱虫は、勇気を振り絞って見知らぬ外国で食べていくより、
母国で死ぬ方を選ぶ。」の言葉通り、
半島が独立したにもかかわらず日本で威張り散らす道を選んだ連中や、
朝鮮戦争からの逃避者や、あるいは不法入国の犯罪者の末裔たる
在日朝鮮人は日本が母国で無いにも関わらず何時までも居座り続けている。
しかもこんな戯言をはきながら!

逆転敗訴の鄭さん主張

「戦後民主主義のなんたるかを大法廷はわかっていない。
世界中に言いたい。『日本に来るな』と。外国人が日本で働くことはロボットになること。
人間として扱われない」

鄭さんは「裁判には負けましたが、次に続く人たちのためにも明日都庁へ行って、
私はもう税金を払いたくないと言います」と報告会を締めくくった。

週刊金曜日
http://www.kinyobi.co.jp/KTools/antena_pt?v=vol543#2
399カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/09 01:29:45 ID:WxS8Pw/v
脱税宣言している在日はやった途端、逮捕するとして、
石原都知事の政策で日本で優秀な武器をつくって外国に売ろうというのも賛成だし、
憲法は改正ではなくて破棄してしまおうというのも賛成だった。
ただ唯一支持できなかったのが移民の推進だったのだ・・それは今でも反対だが・・
しかし、移民で流出する者が優秀であるということは、
移民として流入する者も優秀ということであり、
移民政策の根拠はこんなところにあったのである。

ちなみに俺が移民に反対の理由は
他民族からの血の流入は同化できない規模なら
将来的に日本の国家の精神の基盤が脅かされるからだ。
自殺した『ザ・レイプ・オブ・ナンキン』の著者
アイリス・チャンはアメリカ人というより中国人だったからな。

石原都知事の話でもうちょっと、
『わが闘争』であれ、その続きであれ、あるいはテーブルトークの中であれ、
ヒトラーは一番の根本的な「種の保存」という命題を決して忘れる事はなかった。
日本の政治家にこのような人物がいるのか?と考えた時、
石原慎太郎都知事が毎月一回産経に載せる『日本よ』で
「人間にとっての真の欲望とは何なのか、そのことをむしろ人間以外の動物達の方が、
さまざまな映像を通じて教えてくれている。それは種の保存と維持に他ならず、
人間とて例外である訳がない。」
と書いていた。
これを見た時ホッとしたな、少なくともこの政治家は一番の本質を忘れはしまい。
400日出づる処の名無し:05/02/09 14:21:33 ID:OjOm+JA4
日系人部隊の話(・∀・)イイ!!

感動しました
401日出づる処の名無し:05/02/09 14:41:15 ID:b3pAa6mo
442連隊の話を、日本政府出資でハリウッドで映画化したら、どう。
日系人部隊の話ではなく、日系人を中心とする有色人種の混成部隊の
話にしたら、なんかうけそう。
402日出づる処の名無し:05/02/09 17:45:01 ID:eIzlqmVJ
>種の保存
韓国はマジで脅威。楽観視できない規模。
403第六天魔王(21) ◆ODA7WdIm6U :05/02/09 17:53:14 ID:rOPt7fzD
何だっけな、442連隊の映画…昔あったな…白黒だったけど。
こんなとこか。。
「二世部隊〜go for broke〜」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000641UB/qid=1107939122/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249-0630223-5440362
404日出づる処の名無し:05/02/09 23:39:48 ID:RX6qmjfR
このスレは一冊の本にまとめるべきだ
405カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 00:44:15 ID:loLGcpWa
自分の書いた事にレスしてくれる人の
ありがたさをこのスレで思い出したよw

>>404
そこまで言ってくれるとは!
誰か見てる人いるのかなー?と思いながらも
書き続けた日々がその言葉で報われた・゜゜・.(/□\ ).・゜゜・.
406カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 00:51:48 ID:loLGcpWa
好評のようなので>>397の方も貼ろう。

Medal of Honorは合衆国の軍人に授けられる勲章の中で、
最も高位に位置する勲章である。
作戦行動において、真の勇気、仲間と国への忠節、一兵士の義務を遥かに超えた
戦果を挙げた者にのみ授けられる究極の賞で、どんなに金を積んでも、
どんなに名声を得ても、戦闘時に武勲をたてた者以外は手にする事が出来ない。
いわば軍人としての栄誉の頂点がこの合衆国議会名誉勲章なのである。
第二次世界大戦時、日系アメリカ人としてナチスドイツと戦った442連隊の中からも
議会名誉勲章受賞者が出ている。
Prv Sadao S Munemori……サダオ・ムネモリ二等兵。60年前、アメリカへの忠義を誓い、
イタリアの地で戦った22歳の青年は、その献身と勇猛さを認められ合衆国議会名誉勲章
を受賞したのだった。

《サダオ・ムネモリ》
時に1939年。ナチスドイツのポーランド侵攻を機に、第二次世界大戦が勃発した。
ナチスドイツと同盟国であるイタリア・日本は枢軸同盟国と見なされ、
アメリカ国内における日系人は敵性民族として差別の対象となった。
1941年の暮れ。日本帝国軍の真珠湾奇襲攻撃を受けて日本に宣戦布告をした
ルーズベルト大統領は「日系移民を敵性民族として強制収容所に監禁する」
という暴挙に出た。
財産を没収された上で収容所へと連行される日系人達。だが、アメリカの地で産まれ、
アメリカ文化の中で育ったニセイ(二世)達は異を唱えた。「俺達はアメリカ人だ!
俺達は敵じゃない!」
サダオ・ムネモリもその一人だった。サダオはアメリカで生を受け、
アメリカの中で育ったニセイであり、自分はアメリカ人として国に忠節を尽くす
必要があると考えていた。「自分は敵ではない。自分はアメリカのために戦う」と主張して、
祖国への貢献を声高に叫んだのだった。
407カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 00:52:25 ID:loLGcpWa
サダオはカリフォルニアに移民した日本人の間に生まれた日系二世だった。
両親、そして姉と共にアメリカ文化の中で育ったサダオにとっては、日本は遠い
外国であり異国そのものだったのだ。日系移民達は貧困の中での生活を余儀なくされて
おり、サダオも幼少の頃は辛い生活を送っていた。だがその生活が、彼に人徳と
努力の大切さを教える事になった。必死で学び、人との接し方を学んだサダオは、
両親の期待を一身に受けて大学へと進み(1940年当時としては破格の身分だ)
ムネモリ家を支える存在として社会に羽ばたこうとしていた。だが、
その折の真珠湾奇襲攻撃……日系人達は犯罪者のごとく扱われ、サダオの未来は奪われた。
サダオは先頭に立ってアメリカ政府に抗議の声を伝えた。「俺達はアメリカのために戦う!
日系人は敵じゃない!」と。
同様の声は多くのニセイ達、とりわけハワイの日系人達からあがっていた。
その声を聞いたアメリカ本土の日系人達もハワイの日系人達に続き、
敢然とした決意を政府の中枢へ突きつけたのである。
この声に政府は折れた。日系人、ニセイ達で構成された「第100歩兵大隊」を
創設することに決めたのだ。
100大隊へは志願者が殺到した。もちろん、サダオもこの募集に飛びついた一人だった。
サダオは小柄で体力的には劣る存在だったが、持ち前の人徳と不屈の闘争心で
選抜試験を乗り越え、遂に100大隊への入隊を許可されたのだ。
「今こそアメリカの為に戦う時だ」 サダオは家族の下を離れて兵士となり、
訓練に明け暮れたのだった……。
408カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 00:52:48 ID:loLGcpWa
《ニセイ達の戦い》
アメリカ本土ミシシッピ州、キャンプ・シュワビー。第100歩兵大隊に選抜された
ニセイ達はこの地で訓練を積む事となった。だが、この「ジャップ大隊」に向けたれた
視線は冷たいものだった。アメリカ人の誰もが彼らを「敵」として見ていたのだ。
ニセイ達は自分達の状況を冷静に分析していた。成程、自分達は敵国である日本人の
子供である。であるから敵であると見なされても仕方が無い。だから、
この現状を看破する為には戦場で武勲をあげるしかないのだ、と。
ニセイ達はどんな命令にも進んで従った。どんなに屈辱的な命令でも、
どんなに過酷な命令でも、決して不満を漏らす事無く責務を果たしたのだ。
自分達はアメリカの為に戦う兵士であると証明する為に……。
この試練がニセイ達をまとめあげた。共に糧食を分け与え、傷づいた者が居れば肩をかし、
皆が仲間の為に犠牲になる事の意義を学んだのだった。
事実、後に英雄となる兵士達の多くはこの訓練を受けていた。朝鮮系移民でありながら
崇拝に近い尊敬を集めた伝説の兵士ヤング・キムや、たった一人で機関銃陣地を粉砕し、
戦後に上院議員となるダニエル・イノウエも又、サダオと共に100大隊の訓練を
受けていたのである。

1943年8月。遂に100大隊に出撃の時が来た。膠着状態であるイタリア戦線への
投入が決まったのだ。
イタニアにはドイツ軍の精鋭部隊が展開しており、激戦は必至だった。
であるから人選には細心の注意が図られた。戦前から軍人である者や士官教育を受けた者、
特に体力に秀でた者を中心に部隊の編成が進められた。残念ながらサダオは選抜から
もれてしまったが、戦場に向かう友に向けて精一杯の声援を送り、
100大隊の出撃を見送った。
こうして送り出された100大隊はイタリア戦線において比類無き武勲をたて、
ニセイ達が切望して止まない「信頼」を勝ち取ることに成功した。サレルノ上陸作戦以降、
常に最前線で戦い続け、モンテ・カッシーノの激戦を経て前代未聞の大戦果を連合軍に
もたらしたのである。

だが……そのうちの半数は、生きて故郷の土を踏む事は無かった。
409カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 00:53:33 ID:loLGcpWa
《消耗品の日系兵士》
ローマを攻略し、イベリア半島を解放した連合軍。傷ついた100大隊への増援として、
サダオ達日系兵士部隊「442連隊」はイタリアへと送られた。
100大隊の凄惨な様を見たサダオ達は絶句した。97%の負傷率と50%の死亡率。
士官から兵卒に至るまで無傷な者は皆無で、誰もが疲れきっていた。
生き残った100大隊の面々は、サダオ達に仲間がどれだけ勇敢であったか、
どれだけ皆がアメリカの為に死力を尽くして戦ったのかを切々と語った。
その全てが英雄的な行為と献身に溢れていた。サダオ達補充兵は目頭を熱くしつつ、
100大隊……今や連隊の規模にまで拡張された日系兵士達はイタリアの地を進んだ。
やがて、サダオに初陣の時が訪れた。後の世に「ベルヴェデルの戦い」として
語り継がれる激戦である。
強力な防衛線を敷いたドイツ軍に対し442連隊は真正面から戦いを挑んだ。
凄まじい突撃力、犠牲を厭わない闘争心で防衛線を粉砕した442連隊は、
車両50台以上を破壊し、ドイツ軍の死傷者と捕虜、合計300名という大勝利を収めた。442連隊は、世界にその戦闘能力の高さをしらしめたのである。
サダオをはじめとするニセイ達、442連隊はアメリカに対する忠誠心と
信頼を勝ち得ようとしていた。戦果と武勲は他の部隊の追随を許さぬものであり、
その行動の全てがアメリカ軍の模範となっていたからだ。100大隊・A中隊の
小銃手として初陣を勝利で収めたサダオも「俺達は遂に成し遂げた」と喜びに
沸いていたのだが……。
圧倒的な戦果を挙げた442連隊であったが、誰もが日系人を褒めた訳ではない。
太平洋戦線で肉親を殺された者や、自身の出世の為に442連隊を利用しようとする者……。
名を上げたために、日系兵士達は多くの味方と敵を作る事になったのである。
これ以降の442連隊の戦いは過酷を極める事となった。戦闘能力の高さを利用されて
危険な最前線に送り出され、どんな命令にでも服することを逆手に無謀な作戦に
従軍させられた。
だが彼等は逆らわなかった。全ての戦場で最も危険な任務に就き、
その全てを成功へと導いたのである。
410カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 00:54:09 ID:loLGcpWa
442連隊の典型的な戦い方はこうだ。敵の機関銃や野砲で部隊の進軍が妨げられた場合、
少数の者が敵地に向けて突撃を敢行する。無論、敵の集中砲撃を浴びてその者達は
倒れる事になるのだが、僅かな時間、敵の火線が部隊から逸れる事になる。
その隙に部隊は1m、10mと前進し、敵地へと肉薄するのだ。そうしてまた部隊が砲撃で
釘付けにされた場合は、次の者達が突撃して行き、後続の者の盾となる。
「一人が死ねば十人が先へ進める。十人が死ねば百人が敵地へたどり着く。
百人居れば任務を達成できる。如何にして百人を敵地へ送り込むか。答えは簡単だ。
自分が盾になればいい」
仲間の為に死ぬ事は最大の名誉だった。任務を達成すれば日系人の地位は向上するのだ。
任務の一つ一つが強制収容所の肉親達の為になる。ならば自分の命など惜しくも無い。
サダオはA中隊の分隊員として最前線で銃を撃つのが役目だった。
彼自身は負傷することは無かったが、仲間達はそうではなかった。
同期の者、幼馴染、友人……次々と姿を消してゆく友を尻目に、
サダオはひたすらに戦い続けた。

《アメリカ人を助けるために》
1944年10月。100大隊に緊急の命令が下された。フランス・ヴォージュ山中にて
消息を絶った「テキサス大隊(442連隊所属の部隊ではない)」の救出が命ぜられたのだ。
ドイツ軍の強力な攻撃に遭ったとみられるテキサス大隊は全滅を危惧されており、
事は急を要した。
しかし分からないのは「なぜ100大隊が行かなければならないのか」だ。
付近には友軍が展開しており、わざわざ100大隊を指名する理由は無い筈である。
ともかく命令は命令である。サダオら100大隊は小雪が舞うヴォージュ山中を進んだ。
411カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 00:54:45 ID:loLGcpWa
「敵は機甲部隊だ!ちくしょう!生身で戦車と戦えってのか!」
孤立したテキサス大隊を発見した100大隊であったが、思わぬ敵に行く手を
阻まれる事となった。ドイツ軍の機甲部隊、つまり戦車隊である。
まともな対戦車装備を持っていない100大隊がかなう相手ではない。
次々と戦車の前に撃ち倒されていく仲間達を見て指揮官は撤退を命じようとしたのだが
「俺達が逃げたらテキサス大隊は全滅だ……」孤立した仲間の為に戦うことを
余儀なくされた。僅かなバズーカ砲と対戦車地雷、爆薬と重機関銃だけが頼りだった。
ドイツが誇るタイガー重戦車の前のでは歩兵は余りにも無力であり、
100大隊の身はまさに風前の灯火だった。
……不眠不休の戦いが四日続いた。辺りには仲間の死体と半壊した敵戦車が累々と
横たわり、地獄の様相を呈していた。だが戦いは終わらない。
ドイツ軍は尚も戦車を前面に100大隊へと肉薄してくる。
さらに四日が経過した。誰もが体力の限界を越えていた。疲労の極地に達し、
眠りに落ちるように倒れたまま二度と起き上がらない者、飢えと渇きで幻覚を視る者、
手足を失い吹雪の中で死んでいく者……。誰が生き残っているのかすら分からなかった。
だが八日目の陽が昇る頃、遂にドイツ軍は根をあげた。100大隊は戦いに勝利し、
テキサス大隊は救出されたのだ。
救出されたテキサス大隊は100大隊に感謝の言葉を述べた。
「ありがとう!本当にありがとう!フランスの山奥で、
まさかジャップに助けられるとは思わなかったよ!」
その言葉を聞いたニセイ達は烈火の如く怒り、彼等の胸倉を掴んでこう言ったという。
「俺達をジャップと呼ぶな!俺達はアメリカ人だ!お前と同じ、アメリカ人なんだっ!」
テキサス大隊は日系兵士達の悲惨な境遇を知らされ、いかに自分達の言葉が
日系兵士を傷付けたかを思い知った。
犠牲になった日系兵士の為に皆が泣いた。テキサス大隊の者達は手厚く犠牲者を葬り、
100大隊の献身と勇気を生涯忘れないと心に誓った。

……200名のテキサス大隊を助けるために、100大隊は800名を失っていた。
412カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 00:55:37 ID:loLGcpWa
戦後、この作戦に関しての報告がまとめられた。その報告書の中では、
当時の司令官が自身の出世の為に日系人を使い捨てにした事が明確に述べられている。
司令官は100大隊が絶対に命令を拒まない事を知った上で、無謀な作戦に就かせたのだ。
この報告が広がった時点でその司令官は失脚。変わりに日系人達の献身さが
大いに伝えれられ、地位の向上に繋がる事となった。
結果的に、フランス山中で犠牲になったニセイ達の志は達成されたのである。

《メダルオブオナー》
1945年4月。サダオは100大隊の古参兵として皆の信頼を集めていた。
サダオの所属する100大隊A中隊第2小隊の中で、部隊設立時から生き残っている者は
極僅かであり、その者達全員が歴戦の勇士であったからだ。
かつてアメリカ本土で共に訓練を送った友人は、そのほとんどが命を落としているか
重傷を負って本国に送還されていた。サダオのような経験豊富な兵は下士官、
時には士官の地位を与えられるのが常だが、彼はあくまで二等兵として最前線で
銃を撃つ役目を選んだ。自身の身を危険に晒して仲間の為に戦うサダオは部隊の
勇者として誰からも好かれる存在となっていた。
ドイツ降伏が噂され、誰もが故郷への帰国を望んでいた春。「もしかしたら生きて
故郷に帰れるかもしれない」サダオ達は希望を胸に一日を過ごしていた。
戦後、日系人達の地位を回復させる為の運動やそれぞれの夢を語りつつ、
ニセイ達は終戦の時を待った。
そんな折、突如442連隊に連合国総司令官アイゼンハワー大将直々の命が下された。
イタリア北部でいまだ強力な防衛線を築いているドイツ軍の掃討作戦を
命じられたのである。
イタリア北部には「ゴシックライン」と呼ばれるドイツ軍の防衛線が築かれていた。
これを攻略すべく黒人だけで編成された部隊「バッファロー部隊」が任務に
就いていたのだが、彼等は五ヶ月間全く戦果をあげておらず、司令部から失敗の
烙印を押されていた。アイゼンハワーは黒人部隊に活を入れるべく、
彼らと同じ境遇の日系部隊を差し向けたのである。
多大な期待と嫉妬を受けゴシックライン攻略に挑む442連隊。
413カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 00:56:36 ID:loLGcpWa
サダオは第2小隊の実質的な指揮官として、第一波の攻撃に加わった。
「あと少しで戦争が終わるって言うのに、俺達はまだ戦わなければならないのか」
ニセイ達に不満が無いといえば、それは嘘だろう。
だが彼等が戦わなければ黒人部隊が死ぬことになるのだ。黒人でも白人でも、
同じアメリカ人が死ぬのを見ていることは出来なかった。
ニセイ達は最後の戦いを完遂すべく、ゴシックライン攻略作戦の任務に就く。
1945年4月5日。442連隊はゴシックラインに向けて総攻撃を敢行した。
丘陵に陣取るドイツ軍に向かって砲兵部隊が10分間の全力射撃を行った後、
歩兵部隊が肉薄するという戦法が取られた。
砲撃によって穴だらけとなった斜面を進むサダオ達。対するドイツ軍は各所に据えた
機関銃陣地から激しい銃撃を浴びせてきた。たちまちサダオの前を進む分隊長が撃たれ、
周囲の味方は次々と数を減らしていった。
「分隊長がやられた!代わりに俺が指揮を執る!」
二等兵であるサダオに指揮権は無いが、サダオの言葉に異を唱える者などいない。
周囲の味方は一斉にサダオの指揮下に入り、敵の銃撃をかわしながら先へ進んだ。
サダオは分隊を率いて巧みに敵へと肉薄。砲弾で出来た穴に分隊員を隠したサダオは、
目前の機関銃陣地を指差し「俺が潰して来る!」自動小銃を片手にたった一人で突撃した。
味方から悲鳴が上がり、たちまちサダオに銃弾が撃ち込まれた。
だがその銃弾の一発もサダオに当たらない。
サダオは自動小銃を乱射し敵二名に重傷を負わせ、三名を射殺した。
この機会を見逃す442連隊ではない。たちまち後続の味方が前進を開始し、
敵の防衛線の一角を切り崩し始めた。
「やった!やったぞ!」穴へ駆け戻るサダオに向けて仲間から惜しみない賞賛の言葉が
投げかけられる。分隊員達はサダオの奮戦に大いに勇気付けられ、
穴から出て進撃を再開しようとした。だが次の瞬間……。
ゴン、という音と共にサダオのヘルメットに何かが当たった。
その何かは穴の中へ転がっていき、シュウシュウと音を立てた。
「手榴弾だ!」誰かが恐慌に満ちた悲鳴を上げた。
414カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 00:57:03 ID:loLGcpWa
穴の底にドイツ軍の柄付き手榴弾が転がっていた。この手榴弾が狭い穴の中で炸裂すれば、
分隊員全員が死ぬだろう。慌てて穴の名から飛び出ていく分隊員達だったが、
二名ほど逃げ遅れていた。穴の淵で手榴弾を見つめるサダオ。
その目に仲間と手榴弾が映る。
迷いは無い。サダオは穴の中に身を躍らせた。そして肩と頭で抱え込むようにして、
手榴弾の上にその身を覆い被せた。仲間の目が驚愕に歪み――。

直後、サダオの身体の下で、手榴弾が炸裂した。

「サダオー!」穴の中に残っていた二名はサダオに駆け寄った。二名に怪我は無い。
手榴弾の爆風も破片も、全てサダオの身体が吸収したのだ。
異変に気付いた周囲の味方が駆け寄り、誰もが驚愕の悲鳴を上げた。
「じょ、冗談だろう!?ここまで、ここまで来たんじゃないか!それなのに、
お前がこんな所で」サダオは何も答えない。仲間に被害が及ばないようにしっかりと
手榴弾を抱え込んでいたサダオの身体は、ぼろ切れのようになっていた。
衛生兵に診せるまでもない。即死だった。
「そんな馬鹿な……」仲間を率いて勇猛果敢に戦っていたサダオが、
一瞬のうちに命を落とした。誰もが信じられなかった。やがて恐慌が過ぎ去ると、
皆が涙を流してサダオの事を想った。「あのサダオが……」皆にとって、
サダオは心の支えであり、尊敬すべき戦士であり、何者にも変え難い友だった。
そのサダオが死んだ。誰も現実を受け入れられなかった。
呆然とサダオの遺体を見下ろす仲間達。そんな彼らに向かって後続の
ニセイ達が声をかける。
「まだ戦闘は終わってないぞ!サダオの死を無駄にするつもりか!」
ハッと、弾かれた様に彼等は顔を上げた。そうだ。こんな所で立ち止まっていてどうする?
ここで戦うのを止めたら、仲間を守って死んだサダオに何と言えばいいのだ。
誰かが叫んだ。「サダオがやられた!代わりに俺が指揮を執る!」ニセイ達は
凄まじい勢いで進撃を再開し――。
連合軍が五ヵ月かかって撃破できなかったゴシックラインを、
442連隊は32分で攻略した。 
415カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 00:57:41 ID:loLGcpWa
サダオの死は部隊全員に伝えられ、その戦いぶりと最後の瞬間は涙と共に語られた。
ゴシックライン攻略と共に解放された地元の住民は、サダオの為に彼の銅像を
建立する事を決めた。
やがて彼の死は作戦の立案者であるアイゼンハワーの耳にも届いた。
この時点でサダオの死は442連隊のみならず、かつて救出されたテキサス大隊や、
サダオと行動を共にした友軍の耳にも伝わっており、誰もが深い哀悼の意を
サダオに示していたのである。
この勇者の死に対して、アイゼンハワーと合衆国議会は一つの答えを示した。
「サダオ・ムネモリに対して合衆国最高の勲章である議会名誉勲章を授け、
彼の功績を永久に讃える」というものである。
一回の作戦につき師団の中から一人にのみ贈られる最高の勲章。
弾圧の中にある日系人に対して、それが贈られる事になるとは誰一人として
想像すら出来なかった。
サダオ・ムネモリは自らの勇気と献身によって議会名誉勲章を手にした。
その瞬間、日系人と白人の間に垣根は無かった。
サダオは一人の「アメリカ人」として最高の賞を手に入れたのだ。

サダオの死から一ヵ月後の1945年5月7日。ドイツは連合国に無条件降伏し、
戦争は終わった。
416カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 00:57:51 ID:loLGcpWa
《Go For Broke》
戦後、日系人達の新たな戦いが始まった。失われた名誉を取り戻すための戦いだ。
442連隊に所属した兵士達は故郷に戻り、苦しい生活を送りながらも、
皆の為に地位向上に励んだ。戦場で培った忍耐と努力を武器にアメリカ社会に挑んだ
日系人達は、互いに支えあい、貧困と屈辱を跳ね返していった。やがて彼等の子供達、
日系三世が社会に出る頃には、日系人達の地位は完全に元の状態に戻っていたのである。
442連隊に所属した者達はこう言う。「ニセイという言葉は我々に誇りを与えてくれた。
すなわち、我々はアメリカの地で産まれたアメリカ人なんだという誇りだ」
2000年6月。442連隊の兵士達19名に議会名誉勲章が贈られた。
かつて議会名誉勲章に匹敵する功績をあげていながら、時代の流れの為に受賞を
逃した為である。これだけ多くの者が一度に議会名誉勲章を授けられた事は無かった。
アメリカ建国以来、初めての大規模な授与式がホワイトハウスにて執り行われた。
60年の時を経て、サダオとその仲間達は議会名誉勲章を通じて再び結ばれた。
差別に勝利し、真のアメリカ人となり、最高の栄誉を手にしたニセイ達は、
今日も変わらず「Go For Broke - 打ち砕け!」の精神と共に生きている。

Medal of Honor - メダルオブオナー 合衆国議会名誉勲章
http://www5f.biglobe.ne.jp/~ssbohe/other_medalofhonor.htm
417カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 01:00:21 ID:loLGcpWa
彼らの血をアメリカに流出させた事は母国の損失だよ。
『続・わが闘争』の方で何度も移民によって最も優れた血が流出すると
言及しているが443連隊はその典型だ。
彼らの精神は日本最高のエリートである特攻隊と同じだ。
418カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 01:01:21 ID:loLGcpWa
『続・わが闘争』より
1.政治とは、地上における民族の生存競争を遂行するための技術である。
2.対外政策とは、その時々で民族に必要な生活圏を
質、量ともに確保するための技術である。
3.国内政策とは、そのために必要な力を、いつでも使用できるように、
人種価値と数のかたちで保存しておくための技術である。

これについて、政治家の口からよく聞く「国民のため」という言葉、
しかし、本当の国民のためというのは、この日本民族を生存競争における
地上の勝利者に導く事だ。
外交で相手に言われ放題、どんなにがんばっても
やっと相手の言い分に反論できたというレベルで、
こちら側から相手を攻める発想が皆無な連中には他民族を出し抜く事こそ
真の国民の利益になると理解できないのだろうね、特に社民党あたり。
419カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 01:01:46 ID:loLGcpWa
『続・わが闘争』より
先の世界大戦は、第三勢力として慎重に中立を守っていれば政治的成功が得られるという
考えに対し、これ以上ない明確な答えをあたえた。
世界大戦での中立が現実に何を達成しただろう。中立を守った国々は笑える第三者と
なっただろうか。両陣営が戦っているときにはあえてどちらにも連合せずにおきながら、
ことが終わればどこからともなく強い力を手に入れて、勝ち残った国々に対抗していける
などと、本気で考える者がいるだろうか。
いずれにせよ、世界大戦を通じて明確になった事が一つある。
それは、どの国にせよ、世界的な大規模紛争において中立者として振る舞った国は、
最初こそ小さな成功を収めるかもしれないが、力の政治という観点から見れば、
結局そのことによって、世界の運命を共同決定していく過程から
排除されるということである。
したがってアメリカ合衆国は、もし世界大戦で中立を守っていれば、勝者がイギリスか
ドイツかとは無関係に、現在も二等国とみなされていたはずである。
参戦したからこそアメリカは、国際政治の観点からは決定的な重要性を持つ大国と
なったのである。世界大戦への参戦以来、アメリカ合衆国への評価はがらりと変わった。
その理由は、人間に本質的な、ものを忘れる能力にある。
人はわずかな時間が過ぎただけでもう何も思い出せなくなるのであって、
今日、諸外国の政治家の発言を見れば、かつてのドイツの偉大さなどまったく無視されて
いることが分かるし、逆にアメリカ合衆国への高い評価については、それが世界大戦への
参戦後に大きく膨らんだものに過ぎないことが、ほとんど理解されていないのである。
420カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/10 01:02:54 ID:loLGcpWa
>>419について
これはそう思う。
もしもアメリカに妥協を重ね諸々の理由から
日本が第二次世界大戦を回避して中立を保てたとしよう。
しかしその場合、日本人の多くの流血と犠牲を防げ
国土が焼けずに済んだとしても、
それでも、むしろ今の日本より国際的な重要性は、
遥かに小さな国になったのではないだろうか。
だから第二次大戦で例え負けたとしても、
戦った人達の功績は決して忘れてはならない。
それは情念の理由からだけでなく合理的理由からもそうである。
421カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/11 23:36:23 ID:ZttYLvF7
「戦争ばかりではエリートが死ぬ」

戦争は、それが恒久的な現象となるならば、それ自身の中に内的危険を
抱え込むことになる。戦争の本質は、数多くの個別のプロセスを経て、国民のなかでの
人種選択へとつながる。その意味は、最も優れた構成要素が優先的に破滅していく
ということである。勇敢さと大胆さに呼びかければ、数え切れないほどの個人から
反応が返ってくる。そしてそのたびごとに、民族的の最も優れた、価値の高い構成要素が
志願してくる。即ち多勢のなかから最適者が選ばれ、精鋭部隊として
戦争に行かされるのである。こうして国家の最良者の死亡率が不釣合いに上昇する一方で
それとは逆に、最低の構成要素の比率が最高水準で維持される。
極めて高い理想を持ち、民族共同体のためにいつでも自分の生命を捧げようという者が、
自身の生命の保存だけをこの世で最高の任務と考える卑劣なエゴイストに、
数の上で圧倒されてしまうのである。
英雄は死に、犯罪者が保存される。
真の政治家は、こうした事実に関心を持ち、それを計算に入れておかなければならない。
何故ならば、一度の戦争では容易に許容できることでも、それが百回続けば、
国家の最良の、最も価値ある構成要素がゆっくりと失われていくからである。
確かにそれによって勝利は勝ち取られるだろう。しかし最後には、その勝利に見合う
価値のある国民がいなくなってしまう。
多くの者には理解できないようだが、子孫の代での惨めさは、その前の時代における
成功の産物であることが少なくないのである。
ゆえに、賢明な政治指導者が民族の生命という政治の目的を戦争に見出すことは
決してない。彼が政治に見出すのは、その生命を保存するための手段のみである。
戦争が委ねられた人材を最高の人間に教育することは間違いないが、命令に際しては
細心の注意が必要だ。民族の生命が危ういときには、必要とあらば最大の流血をも躊躇
してはならないが、そのときでも、いつかは平和がその流血に取って代わらねばならない
ということを、常に念頭に留めておかねばならない。
422カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/11 23:36:55 ID:ZttYLvF7
「平和のみでは服従と移民につながる」

一方、平和を基礎とする政策は、最初こそ最良の血の保持者を保存することができるが、
全体としては教育によって国民を弱体化させてしまうので、ひとたび民族の存在基盤が
脅かされるような事態になれば、間違いなく破綻する。
そのとき国家は、国民の生活のために戦う代わりに平和的な移民もしくは産児制限を
通じ、国民の数を抑える事で大きな苦痛を逃れようとするだろう。
こうして平和を基礎とする政策は民族の苦しみの元凶となる。
何故ならば、永久に戦争を繰り返す事でもたらされるのと同じものが移民によって
もたらされるからである。(>>389に書いた理由)
平和を基本とする政策は、やがては移民と産児制限という流血によって国家を
死へ至らしめるものであり、好戦性を基本とする政策と同じ様に破滅的である。
423カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/11 23:39:03 ID:ZttYLvF7
>>421-422は面白いね。
戦争のみ欲する国と平和のみ欲する国とでは、
まったく同じ結果にしかならないという。
この点、アメリカは上手くやっているよ、定期的に戦争を行なうのだからな。
ヒトラーという人物を好戦主義の軽薄な指導者と見るものは、
その人物に対する知識がないからだ。
実際には物事のバランスを考えている事がよく分かる。
そして、その巨大な視点から物事を捉えるゆえ決してぶれない一貫性がある。

人物に対する知識不足ということでは、
「石原都知事はカラスしか退治してない」なんて言う奴にもいえる。
俺から言わせりゃ、そいつは自分の無知を晒しているだけだがね。
石原都知事は「人はなぜ巨きな視点に立てぬのか」と題して
天才物理学者ホーキングの講演での
「この宇宙に地球のように文明が進み確かな生命のある惑星はいくつくらいあるのだろうか?」
という質問にホーキングが言下に、
「我々が視認している限りの宇宙でおよそ二百万ほど」
と答え、次いで
「それなのに実際に宇宙人や宇宙船を目にすることがないのは何故か?」
との質問に、これまた言下に
「地球ほど文明が進んだ星は加速度的に不安定になり自滅消滅してしまうからだ」
と答えたやり取りを紹介している。
つまり我々人類も宇宙に出て行く前に滅びるという一方的な予断を
都知事自身あまり疑う気にはなれないと書いていたな。
石原知事が若い頃からまったくぶれないのも、
まさにこうした巨大な視点から物事を見ているからだろう。
だいたいにおいて巨大な視点を持たず細かい点から社会問題を考えている者は
一貫性がなくよくぶれるな。

いつもヒトラーの言葉を紹介した後、
石原都知事に触れてるから、都知事のことをなんか誤解されそうだがw
ちゃんと読んでる人なら分かるだろう。
424カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/11 23:39:55 ID:ZttYLvF7
「積極的対外政策の必要性」

現在のわが金持ち政治家たちは抜け目なく賢明でいらっしゃる。歴史を知らないために
政治判断が狂っているのだ。わが国民にとってまさに呪いとなっていることわざも
少なくない。例えば「果報は寝て待て」「渡る世間に鬼はない」「漁夫の利」などだ。
少なくとも国家の生命について言えば、最後のことわざはごく現実的な意味でのみ
当てはまる。具体的に言えば、一つの国家の中で二者が希望のない争いをすれば、
その国家の外にいる第三者が勝利するということだ。
しかし国家どうしが争っている場合には、究極の成功を得るのは、意図的にその紛争に
関わった国である。理由は、国家の強さを増大させる可能性は紛争にのみあるからである。
世界の歴史的事件を見れば、すべて二つの視点から判断することができる。
即ち、常に中立者の立場と干渉者の立場が対立するのである。そして一般に、
常に中立者が貧乏くじを引き、干渉者が利益をあげる。もちろん、勝つと踏んだ方が
負けなければ、である。
国家の生命においては以下の事が言える。この地球で二つの強国が争えば、周囲にある
大小さまざまな国は、その闘争に参加しさえすればよいのである。しかし、中立を
守れば、どちらが勝っても残った戦勝国からの敵意を受ける運命となる。
現在まで、この地球上で中立を政治行動の原理とした国が隆盛したことはない。
偉大な国となるのは常に闘争によってである。
425カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/11 23:40:50 ID:ZttYLvF7
>>424は第二次大戦で中立を守ったチベットを思い出すね。
連合国軍が蒋介石にチベットのルートで武器弾薬を送ろうとした時、
チベットは中立を貫きルーズベルトの特使の要請を拒否した。
その結果、戦後チベットは立場を弱め>>383の動画のような悲劇が起こる。
日本はこのチベットに対して謝意を示す必要があるのではないだろうか?
少なくとも敗戦と同時に戦勝国気取りで威張り散らした朝鮮などに対してよりも。
426カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/11 23:41:56 ID:ZttYLvF7
「輸出貿易は他国の近代化とともに消滅する」

特に今日では多くの者が、困窮と不安、飢えと悲惨から自分達を救ってくれるものとして
経済を考えている。確かに経済は、一定の条件下であれば、土地との関係から外れた
ところでの生存の可能性を国民に与えることができる。しかし、それには数々の
前提条件が必要となるので、ここで簡単にふれておかねばならない。
こうした経済システムの意味は、ある国が何らかの重要な商品を自国で使用する以上に
生産しているというところにある。その国は余剰分を自国領土の外へ販売し、
その収益から食料や、自国にない原材料を購入する。したがってこの種の経済は、
生産の問題だけでなく、少なくとも相当程度、販売の問題を含んでいる。
特に今日は生産拡大についての議論が盛んだが、まったく忘れられている事がある。
そのような増産に価値があるのは、あくまでも買い手がいての話だということである。
現在の世界の商品市場は無限ではない。工業生産の盛んなくには着実に増えている。
近年ではアメリカが輸出に転じ、東洋でも日本が輸出国となった。
この競争は工業国が増えれば増えるほど、逆に言えば市場が縮小すればするほど
激しくなる。何故ならば、世界市場をめぐって競争する国が増える一方で、商品市場は
少しずつ減少していくからである。
427カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/11 23:42:16 ID:ZttYLvF7
これは一つには、自力で自国を工業化していった結果であり、また一つには、そうした
国々で急増している支店営業システムのためである。このシステムは資本家の利益しか
考えないものだ。例えばドイツの造船所で中国の船を建造すれば、ドイツ国民にとって
大きな利益になる。それによって、もはや不十分となった国土からは得られない食料を
手に入れる機会が、一定数のドイツ国民に与えられるからである。
しかし、例えばドイツの金融グループなり工場なりが、いわゆる支店造船所を上海に作り、
中国人の労働者を雇い、外国の鉄鋼を使って中国のための船を建造したとすれば、
例えその企業が莫大な利益を上げたとしても、ドイツ国民には何の利益にもならない。
それどころか、注文が失われた結果としてドイツの国家経済からはその儲けの数層倍
もの金額が引き去られてしまうのである。
現在はまだこうした将来像に微笑む余裕のある者が多いが、この状況が進めば、
三十年以内にはヨーロッパはその結末の下でうめき声を上げることになる。
市場の困難が拡大すればするほど、残された市場をめぐる競争は激化する。
この競争の第一の武器は価格と品質であり、各国は競って相手より安い値段で売り込もう
とするが、最後には、やはり究極の武器は武力ということになる。
428カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/11 23:43:12 ID:ZttYLvF7
>>426-427の指摘にたいし、日本で今の豊かな生活に満足し「政冷経熱」と言い立て
中国と揉めるぐらいなら国家の領土も諸権利も祖国の為に戦った英雄の記憶すらも
平気で譲歩しようとする人たちがいる。
また、現状の贅沢が将来でも維持されると憐れにも信じて、
ただただ現状維持の為に争いを嫌う人たちもいる。
曰く「日本は儲けてるんだから別にいいじゃないか」と!
彼らは中国やその他の発展途上国が日本から工業製品を買う事が永遠に続くと
信じているのだろうか?
中国や途上国が発展すればするほど日本の輸出が小さくなり
やがては外国から食糧を買うほどすらの利益も得られなくなると
想像する事はできないのだろうか?
やらなければならない事は今と逆だ!
将来の勇気につながる一切の名誉も他国に譲歩してはならぬ。
政府が国民をただの肥え太った豚にすることを目的とし、
戦う意志を励ます精神さえ売り渡すなら時がくれば日本民族は消滅するしかなくなる。
429カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/11 23:44:57 ID:ZttYLvF7
関係ない話だけど、
「アドルフの画集」って映画を見た。
事実関係云々はおいといて、
俺は基本的にああいう映画好きだよ。
だって時空警察ってテレビ番組のひどさといったら。
430日出づる処の名無し:05/02/12 00:41:26 ID:qrEcc4mN
ヒトラーのカラー映像。
http://www.worldofwonder.net/productions/trailers/hidden_fuhrer.php

前半5、6秒だけだけど、ふだんモノクロやセピアで見るヒトラーとは
また別人に見えるね。なんかつい最近撮ったみたいな錯覚に陥るよ。
431日出づる処の名無し:05/02/12 01:37:29 ID:qrEcc4mN
というか、ガゼラさんにはぜひHPでも作って頂きたいんですが・・・
432カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/13 00:59:35 ID:PmtgEfi7
>>430
ヒトラーが恋におちたという
オーバーザルツブルクの風景も綺麗だね。

>>431
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
ヤダよ俺、めんどくせーw
次スレすら立てる気ないもん。
433カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/13 01:02:32 ID:PmtgEfi7
「過去から学ぶことの必要性」

注目に値することだが、人は生きている時には死の可能性をほとんど考えない。
また、数え切れないほどの先達の経験をすべて知っているにもかかわらず、
それに合わせて自分の人生の細部を調整することもほとんどない。
ただ例外的にそれを心に留めている者、自らの人格よって、過去の時代の経験の底辺に
横たわる生命の法則を同胞に強いようとする者があるのみである。
平均的な人間ほど死を恐れ、しかも現実にはほとんど死について考えない。
重要な人間は誰よりも深く死を考えるが、恐れることはほとんどない。
一方は日々を盲目的に生き、不用意に罪を犯し、避け難いももの前に突然に倒れる。
他方は死の訪れに注意深く気を配り、実際にそれが眼前に迫ったときにも静かに
落ち着いている。まったく同じことが民族の生命についても言える。
434カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/13 01:02:43 ID:PmtgEfi7
人が歴史からほとんど何も学ぼうとせず、精神的薄弱的なまでの無関心さで
先人の経験をないがしろにし、考えもなく罪を犯しながら、まさにその罪によって
数々の民族や国家が死滅し、文字通り地上から消滅したことを考えもしないのを見ると、
たびたび戦慄を覚える。かつて文化を支配した世界的大国も、今では伝説にその姿を
残すのみである。巨大な都市は廃墟と化し、現代の人類はその瓦礫の山によってかつて
それがあった場所をかろうじて知るに過ぎない。しかし、人はそのことにほとんど関心を
寄せない。かつて生命のある実体としてこうした出来事を担い、その犠牲となった個人の
思いや困難や苦闘を想像できる者は、今ほとんどいない。彼らは知られざる人々であり、
知られざる歴史の兵士たちである。そして、いかに現代人が無関心であることか!
広範な大衆に依存していては、子供が不慣れな火を弄ぶようなゲームが絶え間なく
繰り返され、その度合いは無限にエスカレートしていく。したがって自民族の歴史から
学ぶこと、そして大衆のものの見方、理解力、無知、あるいは拒絶さえも考慮せずに
自らの知識を実践的に適用することは、民族の教育者を自認する者の責務なのである。
ここでは個人の偉大さがいよいよ大切になってくる。一般に広まってはいるが実は
破壊的な考えにあえて異を唱え、その優れた洞察力で全般的な勝利へと導くには
勇気が必要だ。必要とされる勇気が大きければ大きいものであるほど、
より偉大な人物が求められる。
435カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/13 01:03:51 ID:PmtgEfi7
>>433-434について
中曽根元首相がよく引用した
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉はその通りだ。
これまでヒトラーの方法論を書いてきたが
俺自身それを赤裸々な真実と信じているにもかかわらず、
それを自分の人生の細部に反映させているかというと神に誓ってまったく反映させてない。
何故かこの偉大な歴史よりも自分の歩んだちっぽけな人生経験の方を
物事を判断する基準にしてしまう。歴史という赤の他人の経験をまるで自分が経験した
事のようにためらうことなく自分の人生に投入するのは難しい。
これが平均的な人間というものなのだろう、それゆえヒトラーを知る者は
ごまんといるのに歴史上ヒトラーは一人だけなのである。
ただ、国家の指導者がそれでは困る。政治指導者が自分の歩んだ半世紀ちょっとの
人生経験を1億2000万民族の運命を左右する判断材料にするなら我々としては
たまったもんじゃない。逆に自分の経験の及ばない歴史をまるで自分の経験のように
物事を判断する基準にできる指導者なら、それは途方もない力を手に入れた事を意味する。
小泉首相は金正日に会って話した経験から金正日を話のできる相手と言っていたが、
過去にアメリカのクリントン大統領と北朝鮮は核開発の凍結の見返りに
軽水炉2基(原子力発電所)を供給し、軽水炉のできるまで、重油を供給することを
合意した。しかし、結果はそれを隠れ蓑にして平然と核兵器開発を続けていた歴史がある。
宣言なり合意なりを北朝鮮が順守する国なのかどうなのか歴史から判断できないなら
その人物は指導者として相応しいのか大いに疑問だ。
436カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/13 01:05:35 ID:PmtgEfi7
「危険を冒すことの必要性」

評論家としての私なら、ある対外政策のあらゆる可能性を検討し、疑問のある面なり
それぞれの可能性なりにしたがって、それを細かく分類していくのもよいだろう。
しかし、歴史を作らんとする政治指導者としての私は、一つの道を
決断しなければならない。たとえ冷静な思考が、それにはかなりの危険があるぞ、完全に
満足のいく結果にはならないぞと一千回告げたとしても、である。
よって私には、100%確実でないからといって成功の可能性を放棄することはできない。
おそらく完全なものにはならないからという理由で、また、例え次の瞬間には無条件の
死をもたらしかねない立場に身をおくことがあるとしても、そのために歩みを拒むことは
決してしない。しかし、今私が遭遇しているこの上なく頑迷な抵抗は、多くの者が
今も持つ、純粋に評論家的なものの見方によるものである。彼らは、あれもこれも
善いことであり正しいことだと認識していながら、我々に合流することができない。
あれにもこれにも疑問があるからだ。このままではドイツ民族が死滅するとわかって
いながら救済行動に加わることができない。理由はやはり、あれやこれやには、
何かしらの疵があって美を損ねているからである。要するに彼らは、堕ちていくのが
わかっていながら決然と力を振り絞ってそれに立ち向かうことができないのだ。
理由は抵抗と行動そのもののなかに、すでに何らかの異論の可能性を嗅ぎ取って
いるからである。この嘆かわしい精神構造が存在するのは、それよりもさらに邪悪な
ものがあるためである。今日では少なからぬ者が、何らかの行動につながるようなこと、
あるいはそうした行動を広めるようなことですら、最終的な決断をするときには、
まず成功の見込みが何%あるかを注意深く計り、次には自らがそれに積極的にかかわる
度合いを、これもパーセンテージで計算する。つまりはこういうことだ。
437カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/13 01:05:48 ID:PmtgEfi7
例えば対外政策なり国内政策なりについての決断は、どれも完全に満足のいくもの
ではなく、したがって確実に成功すると思われないのだから、全力を傾注して全面的に
支持すべきものではないのだ、と。しかし、こうした不幸な魂にはまったく理解する
ことができないことだが、事実は逆である。私が必要と認めるような決断は
実行されなければならない。しかしそうした決断は、その成功が完全に保証されて
いないか、あるいは成功しても部分的満足しか得られない。だからこそ、よりいっそうの
エネルギーを注入して実行し、成功の見込みのパーセンテージが低い分を実行力でカバー
しなければならないのである。
癌でそのままでは間違いなく死ぬという時に、成功の確率が低いから、あるいは仮に
成功しても100%の健康体にはならないからという理由で手術を拒む患者は愚かである。
ましてや執刀医が、成功の可能性が限られているからといって全力で手術にあたらない
など愚か以上のことである。しかし上述の連中は、まさにこうした愚かさを、国内政策や
対外政策の問題において常に期待しているのである。彼らは、政治的手術は成功が
完全に保証されていない、あるいはその結果が完全に満足のいくものではなさそうだと
いう事を理由に、その実行を放棄する。そればかりか、万一手術が行なわれる場合にも、
少なくとも力を抑制し、全力を傾けることなく手術が行なわれることを期待し、
常に退却の抜け穴を確保しておこうと密かに考えている。
そんな事を許してはならない。ドイツ民族は今日、戦利品に飢えた敵の集団による
内外からの攻撃にさらされている。この攻撃を打ち破るためには、あらゆる可能性を
掴まねばならない。当然のことながら、常に最大のエネルギーを傾けて戦い抜かねば
ならないのである。
438カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/13 01:08:32 ID:PmtgEfi7
>>436-437について
北朝鮮への経済制裁を考えた時、これほどしっくりくる言葉はない!
100%の成功が保証されていないという理由で、そこら中の評論家から経済制裁に対して
なんと頑迷な抵抗が起きていることだろう。
「北朝鮮の最大の貿易相手は、中国、韓国なのだから経済制裁は日本単独では効果がない」
と、俺はテレビを通じて何回聞いたことか。
そして、その成功の度合いを注意深く計ってから自分が関わる度合いを
決めようとしている卑怯な代議士達がどれほど多いことか!
そもそもこの拉致問題自体、今自慢げにブルーリボンをつけている政治家が
どれほど昔から全力を傾注してきたのか疑問である。
彼らは手術の執刀医であるにもかかわらず社会問題の知名度をみて、また成功の可能性を
見てから自分が関わるかどうかを判断してこなかっただろうか?
そして手術中であるにもかかわらず忘れられた問題や
成功の可能性が低くなっていった問題に対して平気で手を抜いてこなかっただろうか?
石原慎太郎都知事は成功の可能性が保証されてないからといって
朝鮮総連への課税をためらいはしなかった、圧倒的な実行力でかかる問題をカバーした。
そして、それによって朝鮮総連への課税問題が知名度を上げ他府県の知事や市長達も
取り組むようになったのである。
439カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/13 01:11:28 ID:PmtgEfi7
キング牧師の演説も俺は好きだなー。
情緒的で感情にグッとくるものがある。
http://dreamer1.hp.infoseek.co.jp/king001.ra
440日出づる処の名無し:05/02/13 04:42:43 ID:4uZuaLC6
ちょっと某掲示板でヒトラーっぽい小学生のレス(演説?)をみつけたので
ここに上げておく。↓

ぼくはこのトピを見てるだけだったけど、
ちょっと一言だけいいかな。

ぶっちゃけ、小学生が、政治とか社会問題を語るべきではないよ。
(ただし、学校内でのいじめなどの問題はのぞいてね)
いまの子供は昔よりもずっと大人びてるとか言ってるひとがいるけどさ、テレビなんかでも。
だけど、それはたぶん外見がそう見えるってだけだと思うんだ。
お父さん、お母さん、あるいはおじいちゃん、おばあちゃんが子供の頃の時代は、今よりもずっと貧しかったし、情報だって限られていた。
だけど今の世の中はどうだろうか? モノが、情報が、山のようにあふれている。

外見はおとなに見えても精神面ではぼくたちは完全に未熟。
まだ物事の本質の扉を見てるだけ。ドアノブに触れてすらいないのだ。
日本では20歳まで選挙権を認めていないけど、それは、子供はすぐ物事の表面だけ見て理解しているから。
441日出づる処の名無し:05/02/13 04:43:40 ID:4uZuaLC6
たとえば、どこかの国が戦争をしていたとする。
その戦場の様子が、毎日のようにテレビで映し出される。
テレビは、戦争の暗の部分しか映さない。
だから、爆撃で家族を失った人の映像なんかを見せられると、すぐに『かわいそう』というひとつの、強力な感情に動かされてしまう。
『なぜそういうことになったのか』という一番たいせつなことを一切考えずに、物事の表面だけしか見てないからだ。

これは、日本においては、自衛隊に関する報道なんかでもよく現れてるよね。
自衛隊の『暗』の部分しか取り上げず、『明』の部分をまったくとりあげない。
本当は、このあいだ東南アジアで大きな津波があったけど、自衛隊は帰るときになっても現地の人に『もっと日本の軍隊にはいて助けてもらいたい』って頼まれてるけど、そのことをマスコミは全然報じない。

この国では、『他国にも感謝される自衛隊』というイメージは、『軍隊=悪。戦争しか生まない。話し合いだけですべて解決できる』というアホな思想を啓蒙するさまたげになるからあってはならないのだ。
だから、ぼくたちは、『他国へ自衛隊が派遣される』という報道を聞いた時、あたかもなにか悪いことをしにいくように感じてしまう。みごとにマスコミに印象操作されてるよね。
442日出づる処の名無し:05/02/13 04:45:14 ID:4uZuaLC6
話がそれてしまったけど、ようは、ぼくたちはまだナベにも入れられていない生卵の状態なんだ。
なにか重要なことを討論するには、まだ、もうしばらくはナベのなかで煮込まれなければならない。
すくなくとも、中の黄味が硬くなるまでね。焦らずじっくりと煮込まないと、物事をうまく判断できない半熟タマゴになってしまう。

こどもは動物虐待や政治のことを考えるなって言ってるわけじゃないからね?
考えてもいいけど、じゃあそれがどういう仕組みになっているんだろうってことを、よーく考えないとだめだ。
時計を見ただけで時計は作れないだろう?

ここまで好き勝手いってなんだけど、そんなわけだから、書いてるぼく自身も小学生だから、もうこれ以上なにも発言しないよ。あえて反論もしない。
じゃ、そういうことで。


本当に小学生か・・・?
443日出づる処の名無し:05/02/13 17:22:58 ID:1Ku9ko4Y
比喩を使いこなし、一人称複数形で話す…
完璧に近くないですか?
444カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/13 23:21:30 ID:PmtgEfi7
>>442
俺もおもう、本当に小学生かよw

ただ子供は時として真理をえぐる時があるよね。
前に偶然見たNHKの子供向けの番組で
司会の大人の男性が必死で北朝鮮と国交正常化する為に
これから解決しないといけない課題を説明していた時、
聞いていた小学校低学年ぐらいの女の子が
「何で北朝鮮と仲良くしないといけないの?」
って質問した。
子供の素朴な疑問だったが司会の男は完全に言葉につまっていたよw
また、昔やってた『ここが変だよ日本人』という
世界中の外国人にしゃべらせるテレビ番組で、
その時は日本の小学生を数人ゲストに呼んでいた。
いつものように外国人がもりあがって日本の事に文句をつけていると
小学生の男の子が
「何で帰らないんですか?」
と身も蓋もない質問をw
一瞬で外国人たちはシーンとなり、慌ててテリー伊藤が弁解していたが
なんの説得力もないのだった!
今までゲストで日本人が来たことはあったが、
そんな事を言ってくれたのは子供だけさ。
実際は、その子の言った通りなのだ。
445カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/13 23:24:37 ID:PmtgEfi7
ナチスドイツの絵画、ポストカード、彫刻
ttp://www.uranus.dti.ne.jp/~yuugeki/nsdap01.htm
446カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/13 23:26:31 ID:PmtgEfi7
1923年 ミュンヘン一揆の年 8月1日 クローネサーカス会場でのヒトラーの演説

ヴェルサイユ条約は、恐るべき虚偽の上に基礎づけられた。
我々は、最早その条項を履行することを拒否する。
諸君はその欲するところをなせ!
もし諸君にして戦いを欲するならば、敢然とそれを求めよ。
我々は、諸君が果たして7000万のドイツ人を
農奴および奴隷に転落せしめ得るか否かをみよう
447カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/13 23:27:48 ID:PmtgEfi7
>>104の選挙で党は12議席から107議席に9倍増となり、
ドイツ議会史上、空前の大規模な地滑り的勝利となった。
その様子をゲッベルスの日記から

1930年9月14日
昨日、選挙前の最後の日。私はすっかり衰弱している。戦い疲れ、青白い顔。
それからたえず事務所のことで心配。今度の『攻撃』は非常に良い、日刊紙にしなくては。
就寝。今日は日曜日。決定の日。大勝利を期待している。

1930年9月15日
最初の選挙結果。信じられない。スポーツ宮殿は超満員。歓呼また歓呼。
ブルジョア政党は粉砕された。ベルリンで36万票。そんなことは予期していなかった。
スポーツ宮殿は精神病院のようだ。突撃隊が私を肩にかついでホール中を回る。
しかし我々は第二党だ。スローガンは戦い。
反対党か政府か、我々は新しいドイツを目指して戦うだろう。
すぐに新聞記者会見。それから大管区会議。来たるべきドイツ!
448カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/13 23:29:14 ID:PmtgEfi7
>>112のラインラント進駐は
「ドイツ国防軍が今この瞬間に西部に進駐しつつある」
というヒトラーの演説ではじめて議員達はそのことを知った。
国会は熱狂のるつぼとなる。
ゲッベルスの日記

1936年3月8日
土曜日、新聞人は二機の飛行機でラインラントへ追いやられた。
彼らは何が起こるか、何も知らなかった。ベルリンは緊張に打ち震えている。
国会へ。フランス大使とイギリス大使は覚書を受け取った時、
仰天していたと外相が話してくれた。
総統が演説。議員はまだ何も知らない。総統の演説は、見事な立証、
人の心を奪う迫力で最後には感動の涙を誘った。みんな感激の陶酔。
世界はまずはじめは呆気に取られた。驚愕と承認。下では群衆が歓呼していた。
ラインラントからの知らせ。すべてはうまくいった。
ライン全体が感激の嵐。外国からの声はますます良好になる。
進駐は計画通りに進行した。世界は勇気ある者のものだ。
449カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/13 23:30:37 ID:PmtgEfi7
ベルリンオリンピック開催中のゲッベルスの日記

1936年8月2日
オリンピアからの聖火がやって来た。感動的な瞬間。
小雨。にもかかわらずベルリンは祭りフィーバーだ。スタジアムへ行く。
スタジアムの眺めは素晴らしい。
旗。祭典のはじまり。聖火が到着すると、歓声があがった。
何千羽という伝書鳩が高く舞い上がった。シュトラウスのオリンピック聖歌。
最初のマラソンの優勝者ルイスが総統に、オリンピアからの月桂冠を手渡す。
ヘンデルのハレルヤ。偉大な、感激的な祭典。
首相官邸で長い間、総統と無駄話。
彼は日本を賞賛し、ロシアには厳しい。その通りだ。

日独防共協定締結時のゲッベルスの日記

1936年11月27日
昨日、大騒ぎの一日。
日本との協定に外国新聞はそれほどひどく悪くは言っていない。
パリとモスクワだけがひどく興奮している。
我々はボルシェヴィズムを防ぐ最前線なのだ。
パリはロンドン、ワシントンと密接な協力を計画している。
日本との協定を怒っているのだ。
晩、日本人と一緒に総統の所へ。大晩餐会。
日本人はひどく喜んでいる。我々もだ。
日本人はみんな輝かしい印象を与える。
一強国を代表している。
450日出づる処の名無し:05/02/14 02:48:14 ID:4VkDZoBk
>>440-442
ヒトラーの予言の「体は子供、知性は大人」みたいだね、俺はその逆
451日出づる処の名無し:05/02/14 19:12:52 ID:BYY6jxVT
ハイル シンタロウ!
452日出づる処の名無し:05/02/14 19:16:32 ID:wo6Sd25f
劇場民主主義 一度目は悲劇の原爆、二度目は喜劇の原発爆発

あまりに哀れな日本の民主政治の末路
453日出づる処の名無し:05/02/14 20:05:12 ID:vMnQ+n4Q
>>452
この糞サヨ!ここにもきてたのか!
カゼラさん、こいつ↑は妄想癖のあるキチガイですので無視してやってください。
454一読者:05/02/14 20:58:42 ID:1gs76/f9
ここまで関心深く、全文読ませてもらった。
ヒトラーの発言を纏めた物としては、Web上ではこのスレッドは実に希有なほどに
纏まっていると思う。
彼が単なる民族差別主義者ではなく、他の民族(彼の世界観からいえば人種と言い
代えてもいいかもしれない)もまた誇れる所があり、それを認める事は吝かでは無い
というスタンスがよく解る。
『我が闘争』
『テーブルスピーチ』
『遺言』
を引用元としているようであるが、
1930年代の発言集としてヘルマン・ラウシュニングの『ヒトラーとの会話(邦題:永
遠なるヒトラー)』を用いないのは故あっての事か?

彼の発言は。上記三冊と永遠なるヒトラーをもってして検証すべきと思うが如何な
物だろうか。

#この4冊を10代の頃より熟読したお陰で、世間一般で言う国家社会主義の思想と相
異なった形で、自分は国家社会主義者となってしまった。
日本の外宣右翼が糞であると同じ様に、俗にネオナチと云われる連中の思想の底の
浅い事、浅い事。スキンヘッド連中に"お前ら、ヒトラーの発言をもっとよく深く読
め"と言いたくなってくる。

なにはともあれ、このスレッドは永久保存版だな。
455カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/15 01:20:07 ID:M4tomjyi
>>451
同志乙w

>>453
あいよーノシ

>>454
|_∧
|ー゚) ジー
⊂  
|
別に俺の専有スレではないので・・・w
いろんな人がそれぞれで検証してくれた方が
うれしかったりする。
あと、評価してくれてありがとう。
456カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/16 02:25:20 ID:JyT44spJ
三島由紀夫の「わが友ヒットラー」ってのを読んでね。
その時、俺も何か書いてみたいなーって思って、簡単な創作物を昔書いよ。
457カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/16 02:26:52 ID:JyT44spJ
「クビツェクの回想」

老人がウィーンの公園のベンチで物思いに耽っている。
そのすぐ近くには絵を描いている青年がいた、老人はふと昔の事を思い出す。
「あいつもああやって絵を描いていたっけな」

そして回想場面へ

――1908年 オーストリア ウィーン――

「同じ血は共通の国家に属すべきである。引き裂かれたドイツ、あわれオーストリアよ!」
一人の青年が独り言をつぶやきながら街頭を歩いている
そこへ後ろから青年の連れらしい男が走って追いかけてくる
「おーい、待てよー、アドルフ!アドルフ・ヒットラー!」
ヒトラーと呼ばれた青年は歩くのをやめ立ち止まり振り替える
「なんだ?クビツェクなんの用だ?」
「なんだじゃないよ。今日は一緒に劇場に行く約束をしたじゃないか」
二人はそのまま話しながら歩きだす
「まったくお前ときたら最近すぐ僕をおいていこうとするんだから」
「しょうがないじゃないか、君は音楽学校に入って今忙しいんだろう?」
「そういうなよ。お前だってもうすぐ美術大学に入るくせに」
「フフ、そんな事よりさっさと行こうぜ。今日はヴァーグナーだ。
2階席がいいな、1階は芸術の分からない女どもが将校連中といちゃつくから嫌いなんだ。
僕はいつかね、自分の設計した劇場をつくるつもりさ。
君は新劇場に関するリンツ市会の最近の決定を読んだか?
僕は彼らが古いガラクタをもう一度補修しようとしているように思えるよ。
この閣下たちときたら、劇場建築について河馬がバイオリン演奏について
知っているくらいしか知らないのさ。
僕のもっている建築学のハンドブックが汚れているのでなかったら、
荷造りしてこの連中に送りつけてやりたいものだ」
「でもそんなに建築の勉強ばかりしてて大丈夫なのかい?君は画家になるんだろ?」
「なーに心配はいらないよ。絵もちゃんと描いている、僕には才能があるからね。すべて上手くいくさ」
458カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/16 02:27:39 ID:JyT44spJ
――そうあの時の俺達はいつだって夢をみていた

あいつは母親のクララおばさんが亡くなってずっと落ち込んでたが、
芸術家を目指してウィーンへ行く事を決めたんだ。
ウィーン行きの列車の窓から顔を出して、見送りにきた俺に
「君もはやくウィーンへおいでよ」
と言って手を振っていたな。
2ヶ月遅れてウィーンへ行くと駅の広さに戸惑っている俺にあいつは
「クビチェク、よくきてくれたね。でもなんだい?その風呂敷は?
田舎者まるだしだな」
なんていうじゃないか。ちょっと前まで同じリンツにいたくせに
綺麗な身なりにステッキを持ってすっかり都会人気取りだった。
下宿につくと今食べ物を切らしているというから
その田舎者まるだしの風呂敷からソーセージにチーズ、パンやバターを
取り出してやったら目の色を輝かせて「これだよ!これが欲しかったんだ」と
喜んでたな。すっかり機嫌を良くしてそのままウィーンを案内してくれた。
あいつはいつだって楽観的だった。よく脚本やドラマを書いたり、
豪華な劇場、オペラ、博物館の建築プランを考案してたっけ。
二人して建築物を見物していると彼はいろんな建築様式の相違、
そのよさと悪さについて疲れることなく説明してくれたものだ。
劇場へもよく行った。食べ物を買う金を惜しんででもオペラを見ようとするもんだから
俺達はいつも空腹でグーグーなる腹を抱えて床に入るほかなかった。
でも突然あいつは俺の前からいなくなったんだ・・・・・・・

・・・次にあいつを見たのは
459カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/16 02:28:23 ID:JyT44spJ
――1938年3月 オーストリア ウィーン――

激しい喧騒、町中からおこる「ハイル!」の声、みんな熱にうかされたように
誰かを待っている。クビツェクはカフェで朝食をとっていた。
「ったく何の騒ぎだ。落ち着いて朝食もとれやしない」
そこへ一人の男が飛び込んできて叫ぶ。
「大ドイツ帝国なる、オーストリア再びドイツの元へ!
今、全ドイツ軍がオーストリア国境を越えて進行中だ!」
「なんだって!」
クビチェクは慌てて街頭に飛び出る。
子供は街灯によじ登り、婦人達は感激して泣いていた。
そこへ列をつくった車があらわれると、みんな声をからして叫ぶ。
「ハイル・マイン・フューラー!!」
「ハイル・マイン・フューラー!!」
先頭の車両の乗っている男が民衆に向かって手をかざす、
その時
「アドルフ・・・」
クビチェクは突然姿を消した親友が指導者として自分の前に現れた事を知った。

あいつはもう俺の手の届かない場所にいた。
そしてあれがあいつを見た最後だった・・・

再び老人の場面へ
老人はベンチから立ち上がり公園を去っていく。
1908年の2月から7月までクビツェクはヒトラーと共同生活をしていた。
戦後クビツェクはヒトラーの事を聞かれても
淡々と「彼は友達だった」と答えたという。
460カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/16 02:29:46 ID:JyT44spJ
>>457-459
短いよな。もっと上手く書けりゃいいんだけど。
まぁ、ここに投下している物のほとんどは、
昔まったくの個人的趣味からまとめていたものだからね。
461カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/16 02:30:36 ID:JyT44spJ
党綱領 1920年2月 ドレクスラー、フェーダー、ヒトラーが起草。

 1-大ドイツ国家における全てのドイツ人の結集。
 2-ヴェルサイユ条約の廃棄と他の諸国と取引するドイツの権利の確認。
 3-食糧供給とドイツ人の過剰人口移住のための追加的領土要求(生存圏 Lebensraum の確保)
 4-国家市民は人種によって決定される。ユダヤ人は何人といえどもドイツ人たりえない。
 5-ドイツ国内の非ドイツ人は「単に」客であるに過ぎず、適用法規に従わねばならない。
 6-公共機関の地位は政治的な同族登用ではなく、人格と資質によってのみ与えられなければならない。
 7-国民の暮らしを確保することは国家の第一義的な義務でなければならない。
   国家の食糧供給でまかない切れない場合は非国家市民は国家の恩恵から除かれねばならない。
 8-非ドイツ人のドイツへの移住は中止されねばならない。
 9-全ての国家市民に対する平等の権利と義務
10-国民の各人は全体の利益のために働かねばならない。
11-労働によらない全収入は没収されねばならない。
12-全ての戦時利得は没収されねばならない。
13-全ての大企業集団は国有化されねばならない。
14-全ての大企業の利益の分配
15-老齢者に対する十分な用意
16-零細商人は強化されなければならない。大百貨店は彼らに譲渡されねばならない。
17-土地所有の改革と投機の廃止
18-重罪人の仮借なき告発と不当利得者の死刑執行
19-唯物主義的なゲルマン法はローマ法に取って代わらねばならない
20-国民教育制度の全般的な再建
21-国家は母性を援護し、青少年の発育を進めなければならない
22-傭兵の廃止、国民軍の再編成
23-新聞はドイツ人の所有でなければならない。従って、非ドイツ人はそこで働くことを禁止される
24-ドイツ民族を危機に陥れる宗教以外なら信仰の自由を認める。それ故、党はどんな宗派にも門戸を開く。
  しかし、ユダヤ教的唯物主義とは闘争しなければならない。
25-法律を有効に施行するための強力な中央政府の樹立
462カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/16 02:30:56 ID:JyT44spJ
ヒトラー自身が言っているように
国家社会主義の思想はドイツ人の為のものであり、
外国人のためのものでも外国に輸出するものでもない。
もしナチスを真似して鉤十字を掲げる団体があるとすれば、
それは逆に大衆政党から遠ざかるだけだろう。
463カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/16 02:31:36 ID:JyT44spJ
「民族と人種」

あまりにも道端にごろごろころがっていて、まったくそのために、かえって一般の
世人からかえりみられることのない、あるいは少なくとも認識されることのない
真理というものがある。世人はしばしば、こうした自明の理を目隠しされたかのように
通り過ぎてしまい、もし突然、誰かがそれはやはりあらゆる人が知っていなければならぬ
ものであることを発見するとすれば、極度に驚いてしまう。
コロンブスの卵は幾百万となくそこらにころがっているのであり、
ただコロンブスのような人々には、まったく稀にしかお目にかかれぬだけのことである。
このように、人間は例外なしに自然の園を歩きまわり、
ほとんどあらゆることを見知っており、理解していると思いこんでいる。
だが、彼らはほんの少しの例外を除いて、自然の摂理の中でももっとも目立った原則の
一つを、盲目のように見ずに通り過ぎてしまう。それというのは、この地上の全生物の
種が内面的に隔離されているという原則である。
ほとんど鉄則とでもいえるものとして、自己の内部だけに制限された生殖の形式を
見つけることができるのだ。動物はどれも同じ種の仲間とだけつがいになる。
しじゅうからはしじゅうからのところにゆく、雀科は雀科に、雄のこうのとりは
雌のこうのとりに、野ねずみは野ねずみに、はつかねずみははつかねずみに、
雄おおかみは雌おおかみに等々である。
異常な状態においてのみ、このことは変更されうるにすぎない。
それは第一に、捕まって強制される場合だとか、その外、同じ種の内部での
結合が不可能な場合である。けれどもその場合には、自然はあらゆる手段を使ってでも
それに抵抗を始める、ほとんどの場合、自然は病気や敵の攻撃に対する抵抗力を
奪ってしまうのだ。それは自然すぎるくらいのことである。
人種交配の結果は、ごく簡単にいえば、常に次の通りである
a より高等な人種の水準の低下
b 肉体的、精神的退行と、それにともない徐々にではあるとしても、
だが確実に進行する廃疾の始まりである。
このような展開を招くことは、しかしなんといっても、永遠の創造者の意志に反した
罪を犯すことに他ならない。
464カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/16 02:32:57 ID:JyT44spJ
いよいよ>>463の問題に触れようと思う。
「血の中の民族」という問題に。
まず考えてみよう。
日本に帰化したといっても白人や黒人が
「我々の先祖が安土城や小田原城をつくった」と言ったら
違和感はないだろうか?
逆に日本人がギリシャの国民になったとしても血の関連性もないのに
「我々の祖先がつくったギリシャ神殿だ」と言えるだろうか?
実に国民の9割が元フランス人であったり元イギリス人であった時、
その国を日本と呼べるだろうか?
仮に国家の存立のために必要だからといって、
国民の構成員の9割までもを朝鮮人が占めれば
そんな国が生き残ったとしてもまったくの無価値である。
むしろ日本人の国のまま滅びた方がいい。
このように我々には確実に民族意識というものが存在する。
だが民族は血で分類することができるだろうか?
100人の赤ん坊を日本民族と朝鮮民族と漢民族とに血の特徴から見分ける事が可能か?
遺伝子で調べても親は分かるが民族の区分はできない。
そもそもアフリカから始まった人類に民族の純血を求めるのは不可能だし、
世界中のどこの民族であれ隣接する他民族と血による区別は不可能だろう。
しかし、だからといって我々日本民族と朝鮮民族はあきらかに違う、そう違うのだ。
最終的な帰結として民族の違いとは精神の違いにある。
では血がまったく関係ないのか?種の純血は完全な誤りか?というと、とんでもない。
血統こそ、その精神を裏付けているのだ。
どんな国家主義的な日本人でも本当は自分が朝鮮人だと知れば
考えを変えざるをえないだろう。
混血が「敵の攻撃に対する抵抗力を奪ってしまう」という指摘もまさにここに該当する。
サッカーの試合一つでも国際結婚の夫婦は応援する国が真っ二つに割れる。
それが戦争なら問題は夫婦喧嘩ではすまない、どちらか一方が完全に屈服するしかない、
在日と結婚した日本人妻の悲劇はそこにあった。
だから血は過去にさかのぼって純血を確かめる必要はないにしても
混血を望むべきではないのだ。
465カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/16 02:33:10 ID:JyT44spJ
そして外見的に同化できるものの方が民族にも同化しやすい、
何故なら露骨な外見の違いは精神的に同じ種族と認識しにくいからだ。
科学の力で遺伝子の組み換えで今までの人類を完全に超越した
非常に優秀で繁殖能力の高い人間をつくったとする。
しかし、その人間が我々と同じ人間だと認識できればいいが、
同じだとみなせないほどに超人的なら、我々にとってその人間は
まったく別の種類の動物にあたるのであり、この地上の生存競争に
あらたなライバルをつくったことにしかならない、人類の脅威だ。
白人の水泳選手にイルカが勝ったからといっても日本人はちっとも嬉しくない。
イルカは我々とは違う動物なのだから・・・
日本人が勝利した時のみ同じ民族として喜びを共有することができる。
それは我々が精神的に同じ種族だと認識できるからである。
遺伝子組み換えに対する嫌悪は主にこの同族を愛する
種の保存の本能に基づいているのだろう。
よってヒトラーの指摘した民族の血の能力による文化創造者、文化支持者、文化破壊者の
区分は完全な誤りである、日本人でも文化を創造する天才はいくらでも
生まれ得るし現に生まれている。だが日本人を元々あるものを改良するのが上手い
文化支持者だという指摘もあながち間違ってはいない、
それは民族の血ではなく文化的特徴に根ざしていると言えよう。
原始時代にもアインシュタインになれる逸材はいたのだろうが、
それを育む文化がなかった。可憐な日本の少女でも朝鮮人の文化で育てられれば
五月蝿い泣き女になるに違いない。
日本の天才を日本人ではなくヨーロッパ人によく発見されているというのは
悲しい現実である。この点は今後文化をより改善する時の課題となるだろう。
466カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/16 02:34:18 ID:JyT44spJ
「国際連盟の無価値」

国際連盟を支配しているのは現状に満足している国家のグループである。
事実、連盟は彼らの道具である。大きな尺度で見て、それが再び自分達の利益に
訴えるものとならないかぎり、彼らは地球上の領土分配に変更を許そうとは思わない。
彼らは諸国の権利を云々しているが、実際には大国の利益しか見ていない。

これに解説はいらんな。現在においてもその通りだ。
467カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/16 02:35:00 ID:JyT44spJ
「行動しないことの危険」

普通の生活において、しっかりとした人生目標を持って
何としてもそれを達成しようとする者の方が、目的もなく生きる者よりも
必ず上に行くのであって、それと同じことが、民族の生命についても
まったく当てはまるのだ。しかし何よりもこの政策では、政治目標を持たない国家が、
そうした目標の結果としてもたらされる危険を避けられる立場になるとは
とても言えないのである。何故ならば、その政治的無目的の結果として、
積極的な機能を持たないように見える、まさにその受動性のために、
容易に他国の政治目的の犠牲となることがあり得るからである。
国家の行動は自身の意志のみならず、他国の意志によっても決定される。
唯一の違いは、一方の場合には自身で行動の法則を決定できるが、
他方は行動の法則を強要されるということである。
平和的な感情から戦争を望まないでいれば実際に戦争を避けられるなど、
とんでもないことである。平和的な感情から戦争を望まないでいれば
実際に戦争を避けられるなど、とんでもないことだ。
どんな犠牲を払ってでも戦争を避けようとすることは、死を前にして
生命を救うことにはほとんどならないのである。
468カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/16 02:35:10 ID:JyT44spJ
今日のヨーロッパにおけるドイツの状況からして、政治的に無目的なままでいれば
瞑想的な平和状況へ向かうだろう、などと考えている余裕はない。
ヨーロッパの中央に位置する国家にそのような可能性は存在しない。
ドイツ自身が積極的に生命形成に参加していくか、さもなければ受け身のままで、
他国家による生命形成活動の対象となるかである。これまでも歴史的危険から
国家を救えると考えて全般的な無関心を宣言した例はあるが、
そうした賢明さは常にそれが愚かであるとともに臆病な誤りであることを
自ら示してきた、歴史の金槌になれない者は金床になるしかないのである。
それに加えて、自らの将来について明確な決断を下せず、したがって世界の発展という
ゲームに参加しないことを最善とするような民族は、他の参加者全員から
興冷ましと見られ、一様に嫌悪される。それどころか、個々の政治行動の無計画性は、
実は対外政策一般の無目的性に基づくものであるにもかかわらず、実際には
非常に抜け目のない、手の内を見せないやり方だと受け取られ、そのような対応をされる
ことすらある。戦前期にわが国に降りかかった不幸はまさにこれだった。
当時のドイツ政府の政治決定は、何を考えているのか分からない類のものだった。
これは周囲からは理解不能だということになり、そのような決定をすればするほど、
ますます疑いの目で見られるようになっていった。つまり、まったく愚かな手段の背後に、
何か特別な危険な思想があるように思われたのである。
よって、今日のドイツがもはや明確な政治目標に到達する努力をしていないということは、
実際には、現在の運命を改めるためのあらゆる可能性を放棄しているということであり、
しかも将来の危険を避けることはほとんどできないということなのである。
469カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/16 02:36:11 ID:JyT44spJ
>>467-468まるで今の日本の事を言い当てているようだ。
正しい政治法則は普遍なのだろう。
日本の軍国主義復活という妄想を扇動しているのは
中共の気違い国家だが、もしその扇動にのって元々日本に好意的であったのに
日本に猜疑心を向けるような東南アジアの国があるとすれば、
それは日本の非常にはっきりしない態度の為である。
湾岸戦争の時、今の小泉首相より遥かに酷い海部首相だったが、
その時の日本の態度はゲームを興醒めさせる国として等しく嫌悪された。
130億ドルも出したにもかかわらず・・・
湾岸戦争を取材した日本の記者は外国の記者から臆病といわれ
「我々日本人も一人100ドル出している」と弁解しようものなら
100ドルを突きつけられて「なら、これで君が戦ってくれるのかね?」と
コケにされたと言う。
日本から最初に40億ドルの戦費支出を取ってきた
アメリカ財務長官ブレイディは記者団に
「俺はこの交渉に2、3日かかると覚悟していたが、やつら一喝したら
いとも簡単にOKした。こんなことなら最初からもっとふっかけりゃ良かった」
と語ったという。
すべて屈辱的なことだが「歴史の金槌になれない者は金床になるしかない」
の言葉通り、行動しなければひたすら打たれるだけの存在になる。
470カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/16 02:37:09 ID:JyT44spJ
ここまで書いてきた俺が言うのもなんだが、
俺はこれが危険思想と呼ばれる事を明確に認識している。
世間一般は勿論のこと、この極東板でさえみな眉を顰めるだろう。
だが歴史の車輪が回るかぎり
これらの摂理も、ともに回り続けてゆく・・・。
471カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/17 00:22:50 ID:EuY9sm8O
コンラート・ローレンツという動物行動学者は、

ヒトラーは『わが闘争』のなかで、彼の方法について驚くほどあけすけに語っている。
彼は、人心掌握を狙った大衆心理の戦略をことごとく知っており、ともに感激する人々の
累乗作用をまったく正確に考慮し、そして集団行進と集団合唱の暗示作用の価値を
認めている。

と書いていたが、
『わが闘争』には読者受けを狙った歯の浮くようなお世辞や
奇麗事は書かれてない、ここまで言っていいのかというほど自身の手法について
赤裸々に告白している。
472カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/17 00:23:49 ID:EuY9sm8O
1942年5月30日ベルリンのシュポルト・パラストで
ドイツ軍将校候補者を前にしての非公開の演説は
彼の民族主義的世界観の主要な部分を実によく教えてくれる。

かつて偉大な軍事哲学者がいった。
『闘争は、それゆえに戦争は、万物の父である』と。
自然界を眺めると、この命題が真実であることがよく分かる。
永遠に選択が行われ、強者が常に生命を保持し、
かつまた生きる権利をも保持するのであり、弱者は滅んでゆく・・・
これは自然界の鉄則である・・・歴史をみると、そこでもいろいろな民族が
弱くなってやがて痕跡もなく消えうせたことや、他の諸民族が強者として
生き残ったことを知りうる。
地球上には人間の住んでいない地域など、どこにもない。
ある民族が弱くなれば他の民族が必ずとって代わってその場所をふさぐ。
生存競争は、弱者を除去しつつ、強者をますます力強く頑健にすることによって、
生物を進歩発達させている。弱者や忍従する者のための世界秩序などというものは
ありえない。彼らには、ただ服従の運命があるのみである。
ドイツ民族が生存のために闘争する条件は、他の諸民族と比べるとはるかに不利である。
我々の地理的境界には自然的条件にもとづく保護がまったく欠けており、
ヨーロッパの真ん中で、生存のために厳しい闘争を行なわなければならなかった。
有史以来ドイツ民族は東方から圧迫されて西方の既存世界へと進出しなければ
ならなかった。たぶん古代世界の諸民族は、我々を侵略者だと考えたことであろう。
実際には我々の方が追われている身だったのである。ドイツ民族の背後には
広大な大陸が横たわっており、そこに住む無数の人間は、常に新しい民族移動の
波となって、西ヨーロッパへと侵入してきた。アジアからの不断の民族移動の波は、
古くはフン族や蒙古族の侵入という形をとって現れたが、今日ではアジア内陸の
人間による新しい組織という形をとって、我々に迫っている。
もしもわが民族が、内部闘争を通じて民族そのものを結集していなかったら、
外部からの侵略に対する抵抗能力などまったくなかったのではないだろうか。
473カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/17 00:26:35 ID:EuY9sm8O
・・・・・・歴史家が民族内部の内輪争いと考えてきたものが、実はドイツ民族の諸種族や
諸領邦や諸王朝の間に秩序を確立するための闘争だったのである。
このようなきびしい内部闘争を通じてドイツ民族が形成されてきた。
もしも1933年に、ドイツ民族的世界観が勝利しておらず、ドイツ国の統一や
国家社会主義的国防軍の創設がなされていなかったとしたら、ドイツ国民は、
アジアからヨーロッパへと襲いかかってくる巨人の犠牲となっていたことであろう。
この巨人の背後には国際ユダヤ人がいて、巨人をドイツへと襲いかからせたのであり、
彼らユダヤ人は、これを機会に自分らの千年王国を建てようと考えていたのである。
このユダヤ人とロシア人とに対する闘争に勝利する過程で、国家社会主義ドイツ労働者党
のみが生き残ってドイツ民族全部を結集することであろう。
もしもわが民族とヨーロッパとが消え失せてしまうことを望まないならば、ドイツ国は、
ヨーロッパにおける一定の生存圏を基礎として、指導的な大国へと成長しなければならない。
わが民族の直面する第二の重要問題は、あらゆる民族が繁殖しなければならないのに、
彼らの生存圏は限られている、ということである。即ち、民族の繁殖のためには
生存圏を拡張しなければならないという問題がある。このための闘争は、食糧のための
闘争であり、生活の基礎のため、原料のため、地下資源のための闘争である。
474カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/17 00:27:42 ID:EuY9sm8O
この闘争を避けようとすれば、次の若干の方法が残されるのみとなる。即ち、海外移住を
奨励して人口を削減するか、または飢餓や出産制限によって人口を減少させるかである。
そのうちで飢餓にもとづく人口減少のさいには、優者が生き残りうるチャンスがいくらか
あるが、出産制限による人口削減だけは最悪の方法である。というのは、優秀な人物の
多くは、三男、六男、八男などであるから、子供を二人に制限すれば優秀な子供の
生まれるチャンスの大半を失うこととなるからである。もしもある民族のうち
すぐれた人物が不足するようになれば、その民族はまもなく死滅する。最大の国民的
資産とは、その民族のすぐれた頭脳であり、すぐれた発明家、思想家、詩人、政治家、
将帥などである。他の人物ならば入れ替えがきくが、すぐれた頭脳だけは入れ替える
わけにはいかない。ある民族がよい指導者を失えば、その民族はまったく無防御状態と
なってしまう。このように、生存圏拡張を欲しない民族は必然的に没落せざるをえない。
まことに出産制限による人間の損失は、戦争による損失よりも大きい。
国家社会主義革命以来、我々は1932年の水準に比べて250万人の出産増加をなしとげた。
したがって第二次大戦で失った者の数は出産増加数の10%にも及んでいない。
ゆえに人口増加に見合うだけの領土拡張政策というきびしい道を歩んできた民族だけが
今日まで生き続けてこられたのである。ドイツは現在一平方キロ当たり140人の
人口密度であるが、これだけの人数を養うことが可能なのは、ドイツ農業の勤勉さと
化学肥料の効能のおかげである。しかし、近い将来に必ずドイツの土地は増産不可能と
なるに違いない。外国貿易によっても人口増殖の問題を解決することはできない。
アメリカ、イギリス、ロシアなどから穀物を輸入すれば、それに見合うだけの代価を
支払わなければならないし、ドイツからこれらの国に大量の工業製品を輸出できる
見込みもない。また、鉄やブリキならば一年ぐらいは輸入を見合わせることも
できようが、不足している穀物の輸入を見合わせるわけにはいかないのである。
475カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/17 00:28:08 ID:EuY9sm8O
私は数年にわたる経済健全化の努力によって、しだいにヨーロッパ大陸の内陸経済を
建設したが、イギリスはこの建設を将来におけるヨーロッパの政治的協同への萌芽と
考えて反対したし、全世界のユダヤ人もこれまでのような投機的貿易ができなくなるので
反対闘争をはじめた。というのは、ドイツの経済政策を、他国もまた真似しはじめたので、
金の値打ちがなくなりだしたからである。アメリカ合衆国は、なお工業製品を輸出して
ただ金貨だけを獲得しているが、これは国民経済の立場からみれば狂気の沙汰である。
アメリカに金貨が蓄積されても、ヨーロッパで新しい経済が建設されて、労働と
労働作業の成果とが重視されるようになれば、労働作業の成果を交換するだけで
すんでしまい、たとえアメリカに金貨が蓄積されても、こちらはそんなものを必要と
しなくなるからである。
今日ドイツに敵対している国は、ヨーロッパを分裂させたままにしておいて
『勢力均衡』を打ちたてようとしており、ヨーロッパ内陸経済の強化を破壊し、
とくに食糧経済上におけるヨーロッパの独立化を妨げて、未来永遠にヨーロッパを
無力化しようとしている。
476カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/17 00:28:29 ID:EuY9sm8O
私がこれまで行なってきた政策は誤っていたであろうか。そうではない。
ドイツに失業者大衆によるボルシェヴィキ革命が起こることを防ごうとすれば、
ただ一つ、国家社会主義的経済政策を採用して経済的窮乏から脱出し、労働作業の成果を
交換し合うヨーロッパ内陸経済の体系を建設する以外に方法がなかった。
ドイツは再軍備を強行し、不合理千万な国境を修正しなければならなかったし、
権力政策上と地理上からみて必要な領土併合を行なわなければならなかったのである。
第一次世界大戦では敵側が疲労の極に達して、今にもその力が尽きようとした時に、
ドイツに革命が起こって、敵側を敗北から救った。それはドイツの指導者が無能だった
からであり、ドイツ国内では社会主義と国家主義とが相互に非妥協的な対立抗争を
行なって、国内を完全な分裂状態に追い込んでいたからである。私はすべての既存勢力と
闘争しつつ国家社会運動を推し進めた。即ち、新聞に対し、資本に対し、諸政党に対し、
伝統と習慣に対し、各小邦の政府与党連合や宗派団体に対して、闘争した。
ついに、私は政権を握り、国内の政治上の大掃除を行なって、数ヶ月のうちに労働組合と
傭主組合を除去し、政党を絶滅し、各小邦とその議会とを排除し、同時に国内経済の
建設をはじめたのである。私が政治運動をはじめた時に、ブルジョアたちから
よくこういわれたものである。「きっと君の考えは正しいだろう。しかし、現在の世代では
その問題を解決できないから、問題の解決を子供たちの世代に委ねた方がよい」と。
私はかかる卑怯な考え方に反抗した。私は国民的な任務をすべて自分の身に引き受け、
私の命があるかぎり、それを遂行しようと固く決心している。
477カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/17 00:30:27 ID:EuY9sm8O
俺はこの扇動者の言葉に
どれほど励まされたかしれない。
何故なら、その演説から
激しい感情がつたわってくるからだ。

「歯をくいしばり努力しなければ何も得ることはできない」
478カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/18 01:06:12 ID:Zh12/yAa
このスレ怖いよなー、こういうのを危険思想っていうんだぜw
                             /      丶
                               /   ハ    !
                           l   イ    |
''''''''''‐-、,                        |   ル     !
::::::::::::::::::::\                     |           |
:::::::::::::::::::::::::ヽ               _,,,,,,_ .|    ヒ     |
:::::::::::::::::::::::::::::':,               ,.-''"::::::::::::`l    ッ    |
::::::::::::::::::::;ヘ::::;::i            /::::::::::::::::::::::::|   ト     l
::::::::::::::::::::'、|ヽ!ヾ           /::::::::A:::;::::/!::ムli   ラ    /
:::::::::::::::::::、:'、              ,':::::::::ハ;ハ;l レ' '|ヽ  |   /
:::::::::::::::;:::| `!  ,.,.._         レi::;lV. ┃   ┃''"ム   /
::::::/l:::ハ:|,/  i ヽヘ,       '〈|         ソ'''''、
:::/ ,|/,,/    ',  l, ヽ.       l、   r一‐:、  /:::::::::::'、
/ | ''      \ 丶.ll''r、.,_   /::`':.、 ヽ--‐',.イ、::::::::::::::'、
:‐┴:、.       `i''y'l |: : : ``''ヽ‐''ヾil´`i';、''" /  >、:i、::::::',
    \       '-'、/ : : : : : : :`: : : lL,, l  /_ ,//: :\'、;::、
   ,.-‐ヽ,       `'-、: : : : : : : :l: 〈<,_i-‐l_,>〉′:i|: : \ヾ
  //´`.ヽ         `'-、 : : : : | : :`'ヾ l''": : : : :| : : : :ヽ
また、そのうちまとめて書くよ。
479第六天魔王(21) ◆ODA7WdIm6U :05/02/18 20:06:32 ID:3/pBp4WG
>>478
いや、乙w
俺はこんな長文書けんw
480日出づる処の名無し:05/02/18 23:37:48 ID:Sb4SxfIF
ヒトラー別荘跡にホテル開業へ ユダヤ人団体から反発も

ベルリン(AP) かつてナチス・ドイツの独裁者ヒトラーの別荘が
あったドイツ南東部の景勝地ベルヒテスガーデンに、近くリゾート
ホテルがオープンする。ヒトラーの作戦会議や外交の舞台となった
場所だけに、ユダヤ人団体などが反発を示している。
 ベルヒテスガーデンはミュンヘンの南東約100キロ、ババリア州に
位置する。ドイツアルプスの山に囲まれたリゾート地として、戦前
から知られていた。ヒトラーの山荘は1945年、連合軍の攻撃で
破壊された。一部の施設はその後米軍が引き取って修復し、保養
所として利用していたが、1996年にドイツへ返還。ホテル「インター
コンチネンタル・リゾート・ベルヒテスガーデン」の建設は、2001年
から進められていた。
 反発の声を受けて、当局は建設開始と同時に、ナチスの歴史を
振り返る資料センターを開設。さらに土地の所有権は州が保持し、
ヒトラーの流れをくむネオナチの侵入を防ぐため客層に制限を加える
など、対応に苦慮してきた。
 州当局によると、ホテルは3月1日に営業を開始する。客室数は
138で、プールやスパを完備。近くの山頂にはヒトラーが「鷲(わし)
の巣」と呼んだティーハウスが、今もレストランとして残っている。

ttp://www.cnn.co.jp/
ttp://www.cnn.co.jp/business/CNN200502180011.html

おいでませ、ベルヒテスガーデンへ。
481日出づる処の名無し:05/02/19 10:50:27 ID:cXtWhHW1
日系アメリカ人の話、感動した。
「在り得ないような本当の話」が神話になり、国や民族の精神的支柱を作るのだろうね。

移民は優秀な民族の血を失うことに繋がる。っていうけど、
今の日本はそれに加えて、
生まれてくるべき優秀な民族の担い手(→つまり子供)を罪悪感と敗北主義にまみれさせ、殺し続けている。
日本人である自覚を持つ前の子供に、日本人である事を否定させているこの奇妙な教育制度。

未来の展望のない国家政策は国を滅ぼす。修正するのは今からでも間に合うだろうか。
482第六天魔王(21) ◆ODA7WdIm6U :05/02/19 21:16:28 ID:Biq7m2Po
>>481
教育による歪みは、教育で修正すればいい。
だけど、いい加減に日本国民が覚醒しなければもうこの国は潰れてしまう。

だけど、日本人がその日本人としての想いを忘れない限りは大丈夫かと。
483カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 04:52:44 ID:h2BEM9OM
もしかしたら、これでこのスレ終わるかもしれんけどw
オラァイクゼーー!!

国家主義も民族主義もようは単なる現実主義なだけである。
その意味では共産主義も単なる到達不可能な理想主義であるが。
ゆえに国家主義、民族主義が人間の本来の本能に根ざしているのに対し、
共産主義やオウム真理教やその他の到達不可能な理想主義は人間の知識に根ざしている。
歴史をみれば、いや個人的経験から判断しても
これについては多くの者が思い当たる事があるのではないだろうか。
歪んだ理想主義の信奉者が何故あれほど大学生、教師、教授、マスコミなどの
知識に偏向した手合いにだけ多いのか?という疑問にね。
そして、現実主義者なら避けて通れない問題が生存競争に対する問題である。
俺は先に血、つまり遺伝で民族は区分できないと書いた、純血はそれ自体に科学的意味や
目的があるのではなく、精神の純粋性や帰属意識の為に望ましいのだと。
だが病気の遺伝は精神的な問題ではない、今度こそ最終的な帰結が血の原因である。
遺伝子で民族は区別できなくともどの病気になりやすいかは遺伝子で区別する事ができる。
今も仕事によっては親の病気までもが調べられる事があるだろう。
特殊な病気はやはり特殊な血の産物である。次々に新しい病気が生まれるのは
原始的な時代なら原因もわからず子供のうちに死んでいた者が人工的に生きて、
かつ子供を生む事に多くの原因がある。
今日親の遺伝をまったく感じないですごしている者がどれだけいるだろうか?
おそらくみな様々な要素から親の遺伝をひしひしと感じていることだろう。
その問題に対する『わが闘争』の態度は下記の通り。
484カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 04:53:12 ID:h2BEM9OM
「新しい領土獲得」

自然は、気候の変化や地震、洪水その他飢饉などの天然現象で人口淘汰を行なうが、
この自然の試練に耐えて生き抜いた者は、強くそうして健康である。そこでの数の低下は
質の強化となり、それはさらに種の強化となる。ところが、人間が人工によって、
数の制限を行なおうとする場合は違ってくる。人工は、自然の力とはまったく別種の
ものである。人間は冷酷な全知全能の女神より、役者が一枚上である。
人間は生むことそのものを制限することができる。これは利己的で、民族のことを
考えない人間にとっては人間的で、かつ正当だと思うだろう。しかし遺憾ながら、
その結果は逆なのだ。自然は生むことを自由にさせておくが、生きる為には困難な
試練を与え、最良なものだけを維持するが、人間は生むことを制限するくせに、
一度生まれ出たものは、どんなに愚かで価値の無い者でも、どんな代償を払っても、
物狂わしいばかりに努力する。しかしそれでは、数は制限されたが、質は低下しているのだ。
だからドイツ民族の増加を自ら制限する方法で、その存在を確保しようとするものは、
ドイツ民族からその将来を奪うものである。
485カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 04:54:10 ID:h2BEM9OM
「人種衛生」

民族主義国家は子供が民族の最も貴重な財宝であることを明らかにせねばならない。
ただ健全であるものだけが、子供を生むべきで、自分が病身であり
欠陥があるにもかかわらず子供をつくることはただ恥辱であり、むしろ子供を生むことを
断念することが、最高の名誉である、ということに留意しなければならない。
しかし反対に国民の健全な子供を生まないことは、非難されなければならない。
その場合国家は、幾千年もの未来の保護者として考えられねばならず、
この未来に対しては、個人の希望や我欲などはなんでもないものと考え、
犠牲にしなければならない。国家はかかる認識を実行するために、最新の医学的手段を
用いるべきである。国家は何か明らかに病気をもつものや、悪質の遺伝のあるものや、
さらに負担となるものは、生殖不能と宣告し、そしてこれを実際に実施すべきである。
これに対して逆に国家は、財政的にだらしない経済管理のために、子だくさんが両親に
とって呪いとなり、健全なる女子の受胎が制限されることのないように、心がけねばならない。
486カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 04:54:31 ID:h2BEM9OM
国家は、今日子だくさんの家族の社会的前提を無関心に取扱っているが、
このずるい犯罪的な無関心を一掃して、国家は成人よりももっと子供のことを
心配しなければならない。肉体的にも精神的にも不健康で無価値な者は、その苦悩を
自分の子供の身体に伝えてはならない。民族主義国家はこの点で、巨大な教育活動を
なすべきである。だがこの教育活動はいつかまた、今日のブルジョア時代の戦勝よりも、
もっと偉大な事業としてあらわれるであろう。国家はこの教育によって病身であったり
虚弱であったりすることは、恥でなくただ気の毒な不幸にすぎず、しかし、この不幸を
自分のエゴイズムから、何の罪も無い子供に負わすことによって汚名をかぶせることは
犯罪であり、したがって同時に恥辱であり、これに対して罪の無い病人が自分の子供を
生むことを断念し、自分の民族の健全さのために、他日、力強い社会の力強い一員に
なることを約束されている民族の見知らぬ貧しい幼い子孫に愛と情を注ぐのは、
最高の志操や賞賛すべき人間性の尊さを、証明するものであることを、一人一人に
教えるべきである。そして国家はこの教育活動によって、国家の実際的活動を純粋に
精神的に補うようにしなければならない。国家はこの意味で、理解や無理解、
賛成や不賛成を顧慮せずに行動しなければならない。
487カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 04:55:56 ID:h2BEM9OM
>>484-486の考えを
国際社会が人権を尊重している今、実行するのは無理だろうが、
もし国民の病理を国家が許容不可能になれば、
これは必ず頭をもたげてくる問題である。
そして、その時には必ず在日や不良外人を排除し
社会の健全化を図ることもやっておかないといけない。
488カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 04:56:23 ID:h2BEM9OM
子供は民族の宝であるのだから、
教育は石をダイヤモンドにするか黒ずんだままの状態で捨てられるかに分ける
重要な問題である。
『わが闘争』ではこの教育について何度も触れている。

「健全な身体にのみ健全な精神が」

今までの教育に精神的教授と身体的鍛錬の間の均等が取り入れてゆかれなければ
ならない。わが国の教育では、結局のところ健全な精神は健全な身体にのみ宿りうる
ということが完全に忘れ去られている。個々の例外を除いて国民大衆に注目するとき、
特にこの命題は無条件の妥当性を保っているのだ。
虚弱な身体はしばしば、人間の臆病さをもたらす第一の原因となるものなのだ。
純粋に精神的な教授を過度に強調し、身体的鍛錬をおろそかにすれば、まだあまりにも
若すぎる年頃から性的観念の芽生えを促すことにもなる。スポーツや、体操によって
鉄のような鍛錬がなされた青年は、もっぱら精神的な食べ物を食べさせられて、
部屋の中に閉じ込められていたものよりも、官能的満足の要求に負けることが少ない。
合理的な教育はこの点を考えなければならない。更に、そうした教育は、健全な
青年男子が女子にかける期待は若い時から堕落してしまった弱虫の期待と違ったもので
あるだろう、ということを見落としてはならない。
若い肉体を鍛え、強固にして、将来彼らの生活ぶりがあまりに弱々しい、などと
思われないよう、準備し、遂行し、舵をとり、導いてやることが、青年教育の
課題であって、いわゆる知恵をもっぱら詰め込むことが課題ではない。
教育は、自分の身体を処理することが各個人だけに関する事柄であるかのような観念をも
取り除かなければならない。後世を犠牲にして、そしてそれとともに人種を犠牲にして、
罪を犯すような自由は決して存在しないのである。
489カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 04:57:01 ID:h2BEM9OM
「精神毒化に対する闘争」

身体の教育と平行して、精神の毒化に対する闘争が始められなければならない。我々の
あらゆる社会的生活は今日、性的想像と性に対する刺激の温室に似ている。
とにかく、人々がわが国の映画、奇席、演劇のメニューを見るならば、
それらが適当な飲食物でないこと、そして特に、青年にとってそうでないことを
おそらく否定できないだろう。陳列窓も、広告塔も群衆の注目をひきつけるために、
極めて低級な手段を使って努力がはらわれている。
これらが青年に途方もなく深刻な害悪を及ぼすに違いないことは、
彼らの精神を立ち入って考えてみる能力を失っていない人々になら、おそらく
誰にでも明白なことである。こうした官能を刺激する環境は、このような事柄に
まだなんの理解をも持つ必要がないような年頃の子供に想像と刺激を与える。
この種の教育の結果は、今日の青年達を見れば明らかなように、
決して喜ばしいことではない。彼らは早熟であり、したがってまた早く年をとってしまう。
わが国の14、15歳の子供の精神生活を見せつけられてぞっとするような事件が
法廷からしばしば明るみに出てくることがある。
だからこんな年齢の中に、すでに梅毒がその犠牲をもとめ始めていることについて、
誰が驚こうか?
あらゆるこのような事態について、目標と方針は、わが民族の心身の健全さを
保存しようとする心づかいに従って決められねばならない。
個人的な自由の権利は、人種保存の義務の前では引っ込むのである。
490カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 04:57:51 ID:h2BEM9OM
この教育の問題については、いろいろ思うところがある。
後でかなりのレスを割いて書こう。

>>488-489について
今の日本の現状はこの真実性にまったくの疑いを抱かせないほど酷い。
いつか鴻池防災担当大臣が小学生の女の子達が拉致監禁された事件で
「どちらが被害者か加害者かわからない」と発言して批判を浴び
すぐに発言を撤回したが、何故そのように言ったのかを石原都知事が定例会見で
説明してくれた。拉致監禁された小学生の少女達は最早完全な売春婦で
体だけでなく自分の下着、尿、唾などを売っていたのである。
ただただ知識を詰め込むことだけを目的とした教育がこの
健全性を欠いた精神をもたらした。
小学生での売春、妊娠のなんという多さよ!
妊娠の相手は大人ではない、ほとんどが同級生か、同年代の小学生である。
決まって一部の者だけがしていることをマスコミが大げさに取り上げるという者もいるが、
性の腐敗の問題に関しては低年齢での性病の蔓延や妊娠と中絶の異常な数の増加という
数字のうえでも証明されているので、一部の者だけというのは何の説得力もない。
小学生の売春や性行為を個人的な自由の権利というなら、そんな権利も自由も
人種保存の義務の前では消滅した方がいい。
491カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 04:58:37 ID:h2BEM9OM
「自信の暗示力」

根本から臆病に生まれた人間は、教育によっても勇気あるものになしがたいのは
確かである。だが臆病な人間が、彼のうけた教育の欠陥によって、身体的な力と強靭さに
おいて、もともと他のものに劣っている場合、彼の特性を伸ばしてやることが
できないのもまた確かである。身体が丈夫だという確信があると、どんなに自己の勇気が
助長され、そのうえ攻撃精神がわいてくるかは、軍隊をみれば一番よく分かる。
軍隊にも元々英雄ばかりいたわけではなく、普通の平均の人間がいたのだ。
だがドイツ兵の平時におけるすぐれた教練がこの巨大な組織全体に、我々の敵でさえ
信じられないぐらいに、自己の優秀さに対する暗示的信念を植えつけたのだ。

「スポーツの価値」

若い人々が少なくとも午前と午後に一時間ずつ、しかもあらゆる種類のスポーツや体操で、
身体的に訓練されない日がないようにしなければならない。この場合とりわけスポーツを
忘れてはならない。まったく非常にたくさんの「民族主義者たち」からスポーツは
粗暴で下品なものとみられている。ボクシングがそうである。
ボクシングについて「教養ある人々」の間に誤った考えがいかに広がっているかは、
信じられないくらいである。若い人々がフェンシングを習い、そしてあちらこちらで
決闘して歩くことは当然であり、名誉なことだと考える。だが彼らがボクシングをすると、
それが粗暴だとは!なぜだ?これぐらい攻撃精神を助長し、電光石火の決断力を必要とし、
肉体を鋼鉄のように鍛えるスポーツはない。だが若い健全な少年は、まず第一に
殴られるのに耐えることを学ぶべきである。それは勿論現代のわが知的闘士の目には
野蛮と思えるかもしれない。けれども民族主義国家は肉体的に腐敗した群を
育てあげるのが課題ではない。男性的な力の権化たることを自負する男子、
さらにこういう男を世に送り出すことのできる女子が民族主義国家の理想なのだ。
492カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 04:59:32 ID:h2BEM9OM
ナチス時代の記録映像を見た者ならわかるだろうが、
「健全な身体にのみ健全な精神が宿る」という主義を全面に押し出した
肉体的な美しさを強調する映像が第三帝国時代にはいくらでもある。
教育の問題で同じ様に、この主義を全面に押し出した人物を俺は知っている。
そして、悪魔のように非難されているのも共通しているが・・・。
そう、戸塚ヨットスクールを開設していた戸塚宏氏である。
低脳な裁判官どもはその理論の真実性や偉大さについてなんら認めはしなかったが、
石原慎太郎都知事は彼の主張をコペルニクス級の発見と認め、
自身も彼を支える会の会長になっている。
ビートたけしが何故しばしば彼の名前をだし「文部大臣をやってもらいたね」と
冗談めかして書いているのか、それは彼の脳幹論を読んだものなら
みな理解できるのではないだろうか。
余談だが、ビートたけしは20世紀の人物で一人あげるとすれば
間違いなくアドルフ・ヒトラー、20世紀だけでなく全部の歴史をあわせてもそうだ、と
書いていたな。

500人以上の子供を直したにも拘らず、不幸な事故によってその方法論すら全否定され、
魔女狩りのように社会から抹殺されてもなお、自分の信念を曲げず著作活動を
続けた戸塚宏氏の脳幹論についてこれから大まかに書こうと思う。
493カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:03:31 ID:h2BEM9OM
厳しい自然としての人間

ヨットスクールは、もともとは情緒障害児を直す施設ではなく純粋にヨットの技術を
教える為の学校であった、たまたま不登校の子をあずかり、それが見事に直った為、
口コミで広がり不登校のみならず非行、家庭内暴力に悩む子供をあずかるように
なっていった。親はまさに生きるか死ぬか殺すか殺されるかの瀬戸際に立たされている。
教育荒廃は70年代から始まった、くしくも日本が先進国の仲間入りしたときと
重なっている。教育荒廃は先進国でしか起こっていない途上国では、まず見られない。
ストリートチルドレンなどは別問題裕福で生活に困らない環境が整っているのに
異常行動を起こす子供の存在は先進国特有のもの、このことから文明病といっても
さし支えない70年代までの日本には不良はいたが非行はなかった。
このことは日本の戦後の成長となんらの因果関係があるのは火を見るより明らか
戦後民主主義の勘違いが教育荒廃を生んだ。情緒障害児を何百人と引き受けたが
その子供達の両親は昭和10年以降に生まれた人達ばかりだった。
私もその中に入るが、その世代は戦後民主主義を受けた最初の人達、
アメリカからあたえられたものの日本的使い方の盲点に気づかず、
よろこんで採り入れてしまった。
やがてその戦後民主主義教育を受けた人達が親になり子供を育てるようになり
情緒障害児が多発した、これは偶然ではなくちゃんとした因果関係がある。
子供の自主性も平和と同じ様にもともとそこに在るものではなく、
いろいろな方法を用いながら勝ち取られているもの。
教育荒廃は安易に子供の自主性を信じてしまったゆえの落とし穴ともいえる。
感情で子供を叱るのは、いけないとか理性的に育てろという専門家の言葉を信じた結果、
何を基準にしていいのか、わからなくなり躾に統一性がなくなった。
494カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:04:40 ID:h2BEM9OM
躾は、感情のまま行う戦後民主主義が浸透する前は感情のままの、
つまり本能による躾がちゃんと行われていた。子供がテストで100点取れば
親としてうれしいだから褒める、反対に子供が万引きしたら不快感が発生する、
だから怒る。自分が快を感じれば賞、不快を感じれば罰を与えればいい
実に簡単なこと、またこれが親と子のきずなを確かなものにする。
だが感情のままというのを批判する者もいる人間がほかの動物より優れているのは
理性があるからと、しかしそれは、理性に対する過剰な期待でしかない。
たとえば生殖機能が役に立たないおじいさんが風俗店で女遊びをするということがある、
これは死にかけた本能に理性が鞭打っている、このように間違った理性が問題になる。
親が自分の本能つまり感情を信用せずに外部から与えられた理性それも間違った理性
つまり奇麗事で子供を教育する、それによって大きな問題が子供の上に起きた。
教育は愛だとよく言われているが、教育の根本は、愛ではない。
教育は愛というのを説いたのは、専門家や評論家などで、それを信じたのが女性。
なぜ女性つまり母親がそういった人達の意見や学説をなんの疑いもなく信じて
実践してしまったのか、答えは簡単第一に女性は権威と呼ばれるものに
盲従する傾向があること、第二に愛が何よりも好きなこと、第三に奇麗事が
生理的にフィットしているから。
自分を飾りたがる女性の特質は周知のもの。だがもちろんこれは当然のこと、
より優れた男をひきつけるため女性にとって有利に働くこの行為自体は女性の本能だが、
度がすぎれば有害になる。飾るのが肉体や言葉遣いなどの見せかけの物であればよいが、
精神まで着飾るようになれば自分がどれだけ素晴らしい精神をもっているかを
強調しようとする、他人にいい人と思われようとする、そうすることによって
全て奇麗事になってしまう。これが問題の元凶をつくった。
専門家、評論家、そして女性にとりいって経済的利益をはかるマスコミの責任は重い。
ヨットスクールの批判をやった者も、まさにこれらの本当に責任を取らねばならぬ
者たちだった。
495カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:05:16 ID:h2BEM9OM
教育には男と女の論理が必要。一人前の男は3つの仕事をこなす。
男らしさの基本の3つの仕事は、女性に子供を生ませる力(セックス)
餌をとってくる力(金・経済力)群を敵から守る力(闘争力)の3つである。
男は3つの男らしい能力が一つでも欠けると、たちまち自信を失う。
インポテンツになった時、怪我や病気になって闘う力がなくなった時など。
子供の本能は自分の父親は男らしいと思いたがっているに違いない。
セックスは、その結果で子供の自分が存在するのだから問題にはならない。
奥さんとって問題になるかどうかは別の問題である。情緒障害児の根っこは全て同じ。
情緒障害児を最初に健康診断すれば病気の巣窟だった。
肝機能障害、肝炎、腎炎、不整脈、白血球過多、白血球不足、慢性の頭痛、耳鳴り、
蓄膿症、アレルギー性鼻炎、糖尿、小児喘息、アトピー、皮膚炎など
ありとあらゆる病気が子供の体からでてきた。しかし、更にびっくりしたのが
それらがトレーニング中に治ってしまうことである。この事実は非行や不登校、
家庭内暴力の原因とこれらの心身症との原因が同じものであり、
ヨットトレーニングはその原因を取り除くと考えても差し支えないと思われる。
子供たちは、心身症 → 問題行動 → 神経症 の経過をたどると医学的に
発表されているが、その通りだろう。非行や不登校は心身症や神経症と同類と
考えればよい。我々が教育の専門家と称する連中と上手く噛み合わないのも、
この捉え方の違いに原因がある。ヨットスクールには神経症まで進んだ子供も大勢きたが、
不安神経症、脅迫神経症、恐怖症など、そしてそれらは全てヨットトレーニングで
治っている。この事実から私は脳幹論という仮説をつくったそれは文明病の原因は
脳幹の虚弱であるという簡単なものだ。実際は脳幹のみでなく脳神経系すべてが含まれる
のだが、脳幹にスポットをあてるのが一番わかりやすい。文明病が同じ原因で生じている
といってもにわかに信じられないことだろう。ガンと非行は同じ原因だといわれても
同意する人はいない。だが脳幹論を使えばそれら全てが実に上手く説明できる。
496カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:05:50 ID:h2BEM9OM
我々はあまりにも理性を高く考えすぎている。それが問題の本質を分かりにくくしている。
人間は他の人より上になりたいという気持ちが非常に強く、それが今日の進歩を築いた。
他の動物よりも遥かにすぐれた上等なものと自分を考える。そして、その理由は人間には
理性があるからだという本能は嘘をつかないが理性はしょっちゅう嘘をつく。
子供たちを自分達の勢力拡大に利用しようとする日教組は管理社会や体罰が非行や
不登校を生んだと原因と結果を本気で逆転させようとしている。
情緒とは情動のこと、つまり本能のランクにおける感情のこと、情緒が障害されたという
ことは、本能が低下したとか本能が狂ったととればよい。種族保存を目的とする
情報処理本能が狂ってしまっては、それが危うくなるのはしょうがないこと。
海に入るのを極端に強がる34歳の男がいて、ひざの高さまでも海に入れなかった。
この男は我々がトレーニングで治したが、脳による情報処理が狂っていた。
同じ様に学校に行こうとすれば腹痛になったり、汗だくになったり、
あるいは失神したりする不登校の子というのも脳の情報処理が狂っているのであり、
言えばなんとかなるというレベルでは最早ない。
弱い者は逃げる。これは真理。弱い者にはそれ以外の方法はない逃げたくなければ
強くなるしかない。情緒障害児に完全に共通しているのは逃げである。
甘えも逃げで、攻撃的に見える非行や家庭内暴力も本質は逃げであることが
すぐ分かるはず。ミクロの世界で起きているガンも免疫系の逃げということで
説明可能である。つまり文明病と呼ばれているものは、全て逃げが共通項である。
逃げ方の種類が様々にあるだけで根本はなんら変わらない。
逃げの反対は攻撃、つまり立ち向かうこと彼らが本来の目的に向かって
立ち向かっているかどうかを考えてみればいい。
危機感の中でのトレーニングが必要不可欠。
497カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:06:27 ID:h2BEM9OM
人間のメカニズム

不快と快感のメカニズムは45億年かかって進化した今でも厳然と存在する。
必要だからあるのである。多くの人間に同じ意志を伝えるためには各自に
トランシーバーを持たせればよい。生物が単細胞から多細胞になった時も
同じことが起こった、何十億もの脳細胞を一斉に一つの目的に向かわせるための
トランシーバーとして不快感が進化したに違いない。快が良い、不快が悪い、という
我々の脳が判断するようにしておけばDNAあるいは脳幹が行なった最も基本的な判断を
脳全体が一斉に知る事ができるので、その基本方針が外れることはない。
悪ければ何とかしなくてはならないので、そのために行動する。
「不快を避ける快感を求める」が、行動原理になる。これは45億年の試練に耐え、
それに基づいて脳も進化してきたのだから、今後とも別の方法にかわることはない。
人間が存続する限り、快を求め不快を避けて行動する。
このように決まっている事に従わないとろくなことにはならない。45億年の歴史より
今の自分の方が正しいと考えることが問題である。もはや抽象論では語れない
大脳生理学の進歩で精神は説明できるようになってきた。より具体的な方法論が
必要となるだろう。精神とは情報処理をすることである。人間も単細胞から多細胞へと
進化してきた、つまり、単細胞の頃にも精神の元になるようなものはあった。
単細胞生物がふわふわ浮遊していると何かにぶつかる、その情報(刺激)が
体内につたわり、その中にある情報処理期間で情報を処理し、
これは餌だから食えと命令を出し肉体は行動を起こし餌を食う、いわゆる適応行動をする。
つまり
 情報 → 情報処理 → 行動 
は次のように置き換えられる
 感覚 → 精神 → 行動
と。
498カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:06:55 ID:h2BEM9OM
地面に置かれた板ならわたれるが高い所に架けられた同じ板はわたれなくなる。
それは本能がいろんなことを想定して邪念を生むから、目的以外に不必要な本能を
意志力や集中力で引っ込めるのは大変難しい。感覚段階で情報を操作した方が
遥かに簡単である。つまり高いところの板をわたる場合、目で下を見ずにこの場所が
高いという情報を脳に入るのを遮断して余計な本能の活動を防ぐ。
つまり精神とは感覚という形でえた情報を処理して肉体に指令を出し
適応行動をさせるためのもの。生物の目的は種族保存にある、
適応行動の目的は種族保存である何のための種族保存なのかは誰にも分からない、
それこそ神の領域である。
現在人間という進化した生物が社会をつくっている状況証拠があるだけ種族保存のために
適応行動をするが中でも通常一番強いのが自己保存の欲求といわれている、
自己を保存することが種族保存につながるためだ。しかし、時には群のために
生命を捨てるという行動も起こる。通常自己保存の本能は種族保存の本能よりも強いと
信じられている、誰もが日本のことより自分のことを大事と考えているが、
これは本能ではなく理性がなさしめている。本能は単純に快を求め不快をさけるが、
人間の理性は大変ずるく本能的な自己を種の犠牲にすることを防ごうとする。
だから国家のためとかを否定しようとする。しかし、火事の中、自己の生命を顧みず
人を救った人、もしくは特攻隊などに非常に感動を覚える。どうして感動でき、
あるいは共感できるかといえば、自分も同じ本能を持っているからだ。
その本能の存在をローレンツは名著『攻撃』で説明している。
つまり人間に近い動物であるチンパンジーと同じ本能を我々は持っている。
オリンピックで選手達が武者震いするのも同じメカニズム、ローレンツは
これを熱狂という本能であるとし、並外れた大きな快感が発生する。
このように我々が最強の本能と信じている自己保存の本能も
ただ種族保存のためにあるにすぎない。
499カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:07:18 ID:h2BEM9OM
情報処理の元はDNAである。単細胞生物も肉体の中で情報処理をする、
何処でするかといえばDNAである。このことからDNAが種の保存のための
情報処理をして適応行動をさせているといえる。人間も同じで細胞の一つ一つが
自己保存のための適応行動を常に行なっている。そして全体として
自分を正しい状態に保とうとしており、これを恒常性と呼ぶ。
人間のように何十兆もの細胞が集まっている動物は細胞だけ並列していても機能しない、
だからセントラルコンピューターともいうべき脳幹部がまとめて情報処理をし、
各細胞が正しい状態で正しい位置にあり正しい行動をするよう調節している。
したがってセントラルコンピューターの脳幹機能が狂えば恒常性も狂う脳幹部が
正しい命令をだせば他の細胞も正しく動く。
これも精神である。理性や本能よりさらにその下のレベルにある情報処理だ。
各細胞が調節されず自分勝手に増殖したら指が6本になったり腸が2本になったり
大変なことになる。各細胞が全体の一員としての機能を果たし必要以上にならないよう
DNAの中に組み込まれ、あるいは脳幹が指令を出している。
その分際をわきまえず全体のことを考えず調和を乱し無限に増殖しようとして
他の細胞の機能を侵食し全体を死なせてしまう当然その細胞自体も死んでしまう。
これがガンである。
まさに地球全体における人間や家庭における家庭内暴力児とそっくりである。
全てにちゃんと共通項がある。不登校や非行を直す方法でガンも治せるということが
理解できただろうか。
500カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:07:50 ID:h2BEM9OM
DNAが細胞にだすホルモンの働き

2つ以上の細胞でできた生物は1つの細胞が餌にぶつかって食べようとしても
他の細胞は動こうとしない。そこで処理した情報を他の細胞に伝えることが必要になる。
その指令をある物質が行なうことになる。DNAでつくった蛋白質であるホルモンだ。
つまりホルモンとはDNAが細胞に出す行動指令なのである。
生物は進化段階で多くの細胞が集まるようになると分業化が進む、情報処理に関しては
情報収集専門の細胞ができる前者が目鼻耳といった感覚器官であり、
後者が神経細胞であり、それらが集まって脳へと進化する。そして感覚細胞で集めた
情報を神経細胞で情報処理し各細胞にホルモンで指令を出し、共同行動させる。
生物の情報処理能力を高めた脳、脳は神経細胞の進化した形。まず脳幹ができ、
それだけでは対応できなくなり大脳辺縁系ができ、それでも対応できなくなると
大脳新皮質が進化した。
DNA → 脳幹 → 大脳辺縁系 → 大脳新皮質
これが情報処理システムである。
本能と理性は通常、知・情・意の3つに分けられる。精神を精神として感じられるのは
辺縁系から先の段階で脳幹部では感じられない。脳幹には五感を通さぬ情報も
身体の内部から入ってくる、その情報を処理して免疫機能を正常に保ったりする。
恒常性もこの脳幹に支配されており、自然治癒力や病気への抵抗力も脳幹の機能によるもの。
脳幹は外部行動と内部行動、両方の情報処理をしており肉体と精神の接点でもある。
つまり心身症、問題行動、神経症すべてに関係している。
教育荒廃の原因は大脳新皮質か脳幹部か?問題行動は問題精神によって引き起こされる。
DNAから新皮質まではちゃんと繋がっており教育というのは新皮質のトレーニングである。
501カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:08:18 ID:h2BEM9OM
教育荒廃が教育の悪さを原因としているのなら問題は新皮質にある、しかし、
心身症、神経症、無気力、無感動、無表情、不登校、非行、家庭内暴力といった
異常行動は新皮質だけでは説明できない、もっと本能に近い脳幹部に問題がある。
本能を低俗なイメージで捉えている人は多いがそれは神が人をつくった創造論で
進化を無視している。大脳生理学の見地からは
DNA → 脳幹 → 本能 → 理性
と情報が移っているので理性よりも遥かに正しい。
快、不快は本能のメカニズム、言えば分かるは理性で本能の問題には効果がない。
情動は情、情には快と不快しかない。
502カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:08:49 ID:h2BEM9OM
情報処理

 感覚 → 不快感発生 → 意志発生 → 行動 → 目的達成 → 快感発生
となる。
不快は嫌だから取り除こうとする意志は不快を取り除こうとする力。
したがって不快感の大きさに比例した意志が発生し、意志に比例した行動をおこし、
その行動に比例した目的を達成する、そうすれば、その目的に比例した快感が発生する。
このことから快感の大きさは不快感の大きさに比例するという定義が成り立つ。
この不快感はなくてはならないもので、生きていくために必要。しかし、
不快感を子供に発生させるのはかわいそうと言い、子供を不快感から
隔離してしまう親がいる。すると使わないものは機能が低下することになってしまう。
つまり不快感はどんどん小さくなり、その分快感も小さくなる。
不快感なくして快感はありえない子供を守りすぎれば子供の幸福が
なくなってしまうのである。
本能が不快感の発現を求めている。人間はジェットコースターやホラー映画など
お金を払って恐い思いをしたがる。かつての子供の遊びにも似たようなものがあった。
度胸試しとかいって時には命がけの遊びまでしていた。川に架かった丸太の橋を
わたったり、できた者は英雄視され、できなかった者は馬鹿にされた。
しかし、そんな時代も遠くなり、大人、特に女親が危険な場所があると
すぐ自治体などに文句を言い、ことごとく取り除いてしまった。
子供のそういった危険な遊びにはそれなりの行動理由があった。
子供の場合は危ない遊びをすることによって肉体のみならず脳のトレーニングを
するという重要な理由があった。そして、使わないと機能が低下するというのは
脳にも当てはまるから大人になっても機能を維持するため不快感の発生を必要としている。
503カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:09:25 ID:h2BEM9OM


愛も種族保存を目的とした本能であり、強い者が弱い者を殺さないようにするためである。
鳥にとって縄張りは死活であり命がけで守る。荒らすものに対しては強い怒りが発生する。
しかし、卵をかえすと縄張りの中心に突然知らない鳥が現れることになる。この自分の
子供を食い殺すのを防ぐために特定の者に対する攻撃衝動を快感に変える愛の本能が
生まれた。それゆえ愛の中には攻撃衝動が渦巻いている、愛は怒りを包み込んで快感に
変える本能である。愛と攻撃欲は裏表の関係であり、切り離せない。
怒りが発生するために愛も発生した怒りがなければ愛も不必要になる、愛は怒りの発生と
ともにやってくる。愛は男らしい者ほど強くなる、強い者が弱い者を殺さない
ようにするための種族保存を目的とした本能である。
やさしさには強さがもたらすやさしさと、弱さがもたらす
逃げとしてのやさしさと2種類ある。
女性が強さの裏返しであるやさしさを男に求めるのは本能である。
強さとやさしさは比例している、でなければ犯罪者となってしまう。
504カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:09:58 ID:h2BEM9OM
脳幹

脳幹部は内部行動を支配している。行動には外部行動と内部行動がある。
外部行動は肉体を動かすもの、内部行動は意識下で知らないうちに自動的に行なわれる。
水分、体液、体温調節、消化、吸収、免疫、発汗など。
外部行動は脳幹だけでなく、大脳辺縁系、大脳新皮質で対応しているが、
内部行動はパターンが大体決まっているため脳幹部だけで行なっている。
感情の種類は脳幹部で決められ、脳幹部から分泌されるホルモンによって決まる。
アドレナリンで恐怖、ノルアドレナリンで怒り、ドーパミンで快感が生じる。
無気力、無感動、無表情の子供たちは脳幹部の機能低下が著しいため
ホルモンの分泌が少ない、そのために表情や精神の動きも乏しくなる。
人間の精神を支配する脳幹部、人間の精神といえども下部ではこうした
原始的な情報処理をしている以上、脳幹の狂いはそのまま精神の狂いとなり
人間の行動を狂わせる。脳幹の衰弱によってホルモン分泌の低下が感動などを
奪ってしまう。脳幹の視床下部の機能低下は気力低下につながり表情にも
脳幹から分泌されるドーパミンが辺縁系の線条体に作用して作られるため
機能低下で無表情に。
505カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:10:26 ID:h2BEM9OM
幸福は何を得るかではなく、いかに情報処理をするかで決まる。
宝くじで一億円当てても、そのことで脳幹からドーパミンが出なければ
嬉しくもなんともない。人から綺麗だと言われただけでもドーパミンが
大量に分泌されれば無上の幸福となる。ようは外からの情報よりも情報処理能力、
つまり脳幹の機能のほうが大事。
自分がそれほど幸せでないなら、それは自分のせいであり、
逆に自分が他人を幸せにしてやれるなどと考えることは大それたこと。
戦後民主主義は子供に幸福を与えようとして結局は子供の幸福を奪ってしまった。
脳幹が衰弱すると、あらゆる病気を患ってしまう。文明病もこの脳幹の働きに
左右されている。ヨットスクールにきた子供は肌が汚い、肌に爽やかさがない、
中年のようにブヨブヨした体つきで目が死んでいるという人が多い。
三無主義なども全て脳幹の弱さによるもの、脳幹を強くすることによって克服できる。
脳幹部においてすでに感情の種類は決まっているが、この段階では意識することは
できない。ホルモンが辺縁系に到達した時、はじめて情動として感じられ、
それが新皮質に到達すればようやく人間らしい感情となる。
脳幹機能が低下すれば本能も理性も低下する、大脳新皮質は単独で
働いているわけではなく、あくまで脳幹がつくりあげた基本方針に基づいている、
即ち、脳幹の方が主役であり、大脳はその付属機関にすぎない。
人間が誇る精神、心は脳幹部という一番原始的な脳に支配されている。
そのことを思えば、教育荒廃はこの脳幹にこそ原因があることは明らか。
自律神経失調症の自律神経も脳幹に支配されているため根本的な原因は脳幹にある。
免疫系も脳幹の支配下にある、さらに自然治癒力や抵抗力をつかさどる恒常性も
脳幹の重要な機能であるため機能低下で、これらの力も失われる。
問題児の肉体的、精神的な症状はすべて脳幹機能の低下や狂いとして説明付けられる。
506カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:10:54 ID:h2BEM9OM
筋肉が使わないと痩せてしまうように脳細胞とて例外ではない。
細胞は負荷の大きさに応じた機能を持つように変化する現代はストレスの質が
低くなっている。情報量が脳幹の情報処理能力をオーバーすればパニックが生じる。
このパニックが慢性的なものになれば、精神病つまり心身症や神経症となる。
幼児虐待での多重人格、いじめでの自殺、受験でのノイローゼなども全て
脳幹許容量をストレスがオーバーした状態が慢性的になり、脳幹機能が狂った
ことによって起こる。
脳幹部の情報処理能力が小さければ通常の生活における情報が常に処理能力を
越えている状態のため精神病や心身症となる。のんびり生活していた者が
生活環境が変わり忙しくなると五月病になるのも同じ理由。
507カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:12:00 ID:h2BEM9OM
社会生活の中では不快感が発生したからといって、すぐに行動を起こすわけにはいかない、
攻撃しろと脳が指令をだしても殴れない場合もある、この場合殴れという指令は
ずっと出続けている状態である、つまり脳幹はノルアドレナリンを分泌しつづけている。
ノルアドレナリンは覚せい剤のため夜も眠れず脳幹はくたびれてしまう。
ダーウィンが人間の感情を湿った感情、動物の感情を乾いた感情といったように
動物はどんなに強い感情がわいても、その目的を達成してしまえばその感情は
綺麗さっぱりなくなるが、人間は記憶力が抜群にいいため、嫌なことなどを憶えており
ストレスが発生し続ける。ストレスとは工学系の用語で力のかかりっぱなしのことをいう。
人間はこの湿った感情ゆえしぶとく努力を重ね今日の進歩を勝ち得たが、
逆にそのためにストレスの虜になる。
ストレスに対する対処で何よりも大切なのははね返す丈夫な脳をつくること、
生きるか死ぬかのストレスに耐えれる者が日常生活でのストレスで
障害を起こすわけがない。
今の子供は脳幹トレーニングがまったくおろそかにされている。
かつて子供たち自身の社会で自分達を鍛えていたものを大人達がその領域を
妨害するようになった。ワラ一本がラクダの背中を折るという例えがあるが、
家庭内暴力の子供はつまらないこと、テレビのチャンネルをかえたとか、
勝手に部屋をかたづけられたとか、ストレスとしてはそれこそワラのようなもので爆発してしまう。
マスコミなどは引き金だけを問題にしがちだが、背骨が折れてしまうまで
荷物がつみあげられていたということ。イライラというのは脳幹のストレスに対する
許容量が限界という合図で、だからそこへちょっとでもストレスがかかれば爆発する。
イライラを解消するのはとりあえずの情報処理を行動に移すか、のんびりして
もう情報を入れないようにするかが必要。
しかし、一番の解決策は日常のストレスでいっぱいになってしまう許容量の小さい
脳幹をトレーニングしてストレスに対する許容量を大きくすることが重要。
508カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:12:29 ID:h2BEM9OM
トレーニング

ストレス病を持つ人にストレスを加える脳幹トレーニングは躊躇するところだろうが、
脳幹トレーニングでは情報処理をするとすぐに行動に移すためにストレスはたまらない。
脳幹トレーニングの必要条件は
生命の緊張感 → 身体機能の発現 → 意志による克服
この3つ。
ヨットスクールの子供は勝つ事の嬉しさを知り、今度はこう工夫しようという努力や
向上心が生まれさらにがんばる。困難にあっても楽しさを知れば、どんどん立ち直る。
自発的に何かを楽しむ事ができないから症状が現れるわけで、自ら進んで何かを
楽しむようになれば、完全に立ち直った状態。ヨットやウィンドサーフィンは
トレーニングの手段でありながら喜びを得る道具でもある。
海に落ちれば死ぬという本能があるため、ヨットやサーフィンの上に少しでも
長くいようと努力する行動をおこす、これによってトレーニングになる。
具体的な脳幹トレーニングはより質の高い不快感を発生させ、それを乗り越えるように
する訓練がある。質の高い不快感とは生死にかかわるストレスのこと。
自らが不快感を克服するため、絶えず行動を起こすことが重要である。
509カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:13:44 ID:h2BEM9OM
この本能重視と快、不快の行動原理について、
よく驚くほどの低年齢による妊娠や、あるいは強姦事件を
理性が本能に負けたのが原因とか、快感を求めてのことだとか言うが、
本能の中では性欲などよりも適者生存の本能、
社会に対する適応行動の本能の方が遥かに上に位置している。
子供を育てるには不可能であるほどの低年齢での性行動や
強姦事件で社会に適応できなくなる事の不快感の方が
性欲の快感などより遥かに大きいのだ本能的にはな。
安易で軽率な性衝動に低年齢層をかりたてているのは理性の仕業である、
つまり詰め込まれた知識の結果なのだ。

そして、脳幹トレーニングについて、戸塚宏氏はヨットとウインドサーフィンを
紹介しているが、これは肉体を鍛えて達成感を得るスポーツ全般にいえることだろう。
肉体を酷使し不快感を発生させ行動し目標を達成して快感を得て脳幹部を鍛える。
ヒトラーが『わが闘争』の中でしきりにスポーツの価値、肉体を鍛える事の価値を
主張し、その最適なものとしてボクシングを紹介しているが、
このスポーツも戸塚氏が脳幹論で主張した、
生命の緊張感→身体機能の発現→意志による克服
という脳幹トレーニングにかなっている。
この半世紀前の人物が今日の問題の本質を解決する主張を
していることには驚くばかりである。
510カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 05:17:47 ID:h2BEM9OM
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   ふむ。もう少しは書けるな。
  ミ__ノ     \_______

でもさっさと終わらせたいぜこのスレw
次スレはいらんから。
この長ったらしいスレを読んでる人、心からお疲れさまですw
511カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 17:56:52 ID:h2BEM9OM
「征服の倫理、地球は誰のものでもない」

国家が生きていくうえで、人口と領土の不均衡を是正する手段はいくつかある。
最も自然な方法は、時を選んで、増えた人口に土地を適合させることだ。
これは戦うという決断と流血の危険性を伴う。しかし、この流血こそは、国民に対して
唯一正当化できる流血である。それによって必要な土地を勝ち取り、将来の人口増加に
備えることができれば、それはそのまま、戦場で懸けた人命の、目に見える形での
埋め合わせになる。こうして、自由と食糧は戦争の苦難から育つ。
剣が鍬のために道を拓くのである。
人間の権利ということについて言うならば、この場合においてのみ、戦争は最高の権利に
奉仕している。即ち、国民は土地がほしい、いつの日か子供たちに毎日の食糧を
与えられるように、その土地を勤勉に誠実に耕したいと願っている。戦争によって
そのための土地を国民にあたえたのだから、それは人間の最高の権利に奉仕したことに
なるのである。この地球は誰彼なく割り振られたものでも、無償であたえられたものでもない。
心のなかに、それを手に入れ征服するだけの勇気と、維持する強さと、耕作する勤勉さ
とを持つ者に、神の摂理によって授けられたものなのである。
512カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 17:57:26 ID:h2BEM9OM
>>511について
今、日本は食糧に困ってないからといって、
この土地の概念をまったく忘れている。
日本の場合、土地は海の権利を守る島々という事になる。
だが、竹島を韓国に不当に占拠され、北方領土は取り返せず、
尖閣、沖ノ鳥島は中共に脅かされている現状から見れば、
日本は土地(海)を守っているとはいえない。
日本人がいくら自然の鉄則を忘れたがっても隣にはただひたすらに
領土を拡張させ続けている中国があるのだから、
無関心は一方的な征服をゆるすだけである。
日本の輸出貿易が落ち込み食糧に困った時、
日々の食べ物を確保するための海すらなくなっている事に気づいても、
もう手遅れなのである。
513カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 17:57:59 ID:h2BEM9OM
「ドイツは今日同盟できるか?」

およそ今日のドイツは同盟される価値があるだろうか?
自己の攻撃的な目標を実行するのを助けるために同盟を求めようとする国家が、
その指導層が数年にわたって極めて惨めな無能振りと臆病の体たらくを示し、
自国民と自国の利益を裏切っているような、そんな国家と同盟できるだろうか?
自国の貧しい生活を守るためほんの指一本動かす勇気も意欲も明らかに欠けている国家が、
将来いつか共通の利益のために共同して戦ってくれもするだろうと信じて、
この国と貴重な関係を結ぶことができるようにと、今日およそどのような国家が
希望しうるだろうか?国内に対しては国民の美徳の恥ずべき圧迫に見出せるような
国家に、自国の運命をかけた約束をするだろうか?
つまり、その全体的なふるまいから見て、もはや偉大さに値しないために、
もはや偉大さを持たぬ国家、あるいはその国民からの尊敬など誇りたくとも
全然受けることもできず、したがって外国のそれに対してどれほども賛嘆の気持ちを
抱くことができないような政府に、そうした約束をするだろうか?
否!自国の威信を保ち、獲物をあさる議会屋が受け取る報酬にかける期待以上のものを
同盟にかけている国家は、当今のドイツと同盟しないだろう。
514カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 17:58:44 ID:h2BEM9OM
>>513は、まったくそうだ。
自国の存立の為に血を流すほどの勇気もない国と誰が組みたがるだろう。
生き残る為の情熱すら失せている国の手をつかもうとする他国などいない。
「天は自ら助くる者を助く」の言葉通り軍事的にも経済的にも
まず単独で生存競争を生き抜く力のある国家に対してのみ他国もまた
魅力を感じることだろう。
外交上の脅威となりえないような国、一目おく価値も無いような国には
やはり同盟する価値もないのだ。
スターリン・ソ連がへなちょこ国家ならヒトラーも不可侵条約を模索する必要はなかった。
ヒトラー・ドイツが存在感のない弱小国家にすぎなければ、スターリンもまた
相手にしなかったはずだ。彼らがお互いに巨人であったからこそ
主義を乗り越え手を結ぼうとしたのである。
日本がもし他国にとってのお荷物にしかならない低級国家になれば、
同盟などいつでも破棄されえるのである。
515カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/20 19:15:30 ID:h2BEM9OM
田嶋陽子はテレビで
「北朝鮮は日本の(従軍慰安婦の)拉致を
真似してやったんだよ、日本人の拉致を」
と言った。

【国内】田嶋陽子「北朝鮮の拉致は従軍慰安婦の真似」とTV番組内で問題発言
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1108882920/

日本が北鮮と対峙する時、
国内の裏切り者をのさばらせれば
奴らは必ず日本を背後から刺す!
刺すのは決まってこういう寄生虫どもだぞ!
日本の最大の敵は国内にいる。
フューラーの言葉通りだ。
516日出づる処の名無し:05/02/20 22:36:34 ID:EvmmMPig
>>健全な精神は健全な肉体に宿る

ホント、そうだよねえ。
北海道開拓時代に北海道大学に赴任してきたウィリアム・S・クラーク博士は
日本の青少年たちのあまりにひょろひょろとした身体を見て愕然とした。
当時の日本では、開国間もないこともあって、仏教の影響がまだまだ濃かったため、
庶民の肉食が極端に忌避されていたためだ。
「こんなことではとても開拓などままならない」
そこでクラーク博士は青少年たちに
「これよりカレーライスをのぞいた草食を一切禁ず。肉食を中心とすべし」
というふれをだしたという。
そして肉食によって体力をつけた青少年たちは、北海道開拓の原動力となったのだ。

クラーク博士の他に、日本人に牛肉をすすめたのは福沢諭吉である。
福沢諭吉は、しょっちゅう牛鍋屋に寄っては、牛肉ばかり食べていたという。
時には、店員から豚を殺すのを頼まれ、斬り落とした豚の首をもらって帰って家で食ってたそうだ。
森鴎外などから「わが国の文化に反する」と反対されながらも、福沢翁は
「栄養的観点からみて、肉を避けるのはよくない」と世間に啓蒙を続けたという。

健全な肉体を作るには、健全な食事から。
517日出づる処の名無し:05/02/21 04:49:33 ID:qzTddtkC
論文が2,30個書けそうな勢いですな
518カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/21 23:49:05 ID:ThO9DWbm
>>517
ほんとね、何を俺はこんなに必死にやってんだかw
見てくれる人がいるのが唯一の救いだよ。
519カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/21 23:51:20 ID:ThO9DWbm
もう板違いという声を聞かなくなったから良かった。
でも一応削除依頼が出た時の反論は考えてたんだぜw

スレ中盤はどうしてもヒトラーに対する先入観を取り除く必要があったため
膨大な量の資料を投稿したが、それ以降はヒトラーを通した東アジア議論になっている。
また、ヒトラーから極東での戦略を学ぼうというスレが他の板に相応しいとも思えない。
ポーランドのダンツィヒを同じ民族という事で強引に併合しようとして
第二次世界大戦を引き起こしたヒトラーと、
台湾を同じ民族という事で強引な併合を企て、世界大戦を引き起こすかもしれない中国。
その類似性を考えてから極東で板違いかどうかの判断をしていただきたい。
520カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/21 23:52:55 ID:ThO9DWbm
あと俺のコテハンの由来でも、
俺の固定ハンドルはカゼラというが、
「風」を連想させて爽やかなイメージがあると言ってくれた人がいる。
しかし、実際の意味は全然違う。
ここまで読めば俺の世界観がどういうものか分かると思うが、
コテハンとて例外ではない。
『わが闘争』冒頭にあるミュンヘン一揆で銃弾に倒れたナチ党員、
その死者の名前に「テーオドール・カゼラ」とあるだろう、そこから取っている。
一番の理由は音の響きが気に入ったからだけどね。
固定ハンドルになったのは、石原都知事のスレを運営したくてなったんだけど、
何気にこのスレに一番相応しいコテハンでもあるw

「下記の人々は民族の再興を固く信じつつ倒れた。
彼らが本書の血ぬられし証人として、我々の運動の信奉者のために、
たえず前途を照らさんことを」
521カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/21 23:54:51 ID:ThO9DWbm
ゲッベスルの手法

宣伝それ自体には何ら特別な原則的な方法はない。
それにはただ一つの目的があるだけだ。
そしてこの目的とは政治では常に、大衆の獲得ということだ。
この目的に役立つなら、どんな手段でも良いのだ。
この目的を素通りしてしまうなら、どんな手段でも悪いのだ。
宣伝の方法は因果論的に日々の戦いそのものから発展してくるのだ。
我々の誰一人として生まれつきの宣伝家などではないのだ。
我々は日々の経験から効果的な大衆宣伝の方法と可能性を学んで、
それをまず何度も繰り返し使って一つの体系にまで仕立て上げたのだ。
宣伝は精神的認識を伝える必要もなければ、
おだやかだったり上品だったりする必要もない。
成功に導くのが良い宣伝で、望んだ成功をはずしてしまうのが悪い宣伝だ。
たといそれがどんなに魅力的であってもである。
重要なのは宣伝の水準ではなく、それが目的を達することである。
522日出づる処の名無し:05/02/22 01:35:27 ID:RY7zY3D9
↑このスレ読んでヒトラーよりゲッベルスに興味が湧きましたよ。

どうでもいい事だけど、テレビのCMで
「クリスタル〜〜〜ク〜リ〜ス〜タル〜〜♪」
「クリスタルって何?」
ってのがありますけど、クリスタルってなんなんでしょうね?こっちに聞かれても・・・w
ゲッベルスが見たら卒倒するんじゃないかな?
523カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 01:51:49 ID:syRpYvEq
>>522
プロパガンダの天才だからねぇ。

それより>>521が「ゲッベスル」になってました。
次はゲットーにいれられるなw

宣伝相の悩み
ttp://www1.neweb.ne.jp/wb/soutou/monku.swf
524第六天魔王(21) ◆ODA7WdIm6U :05/02/22 16:27:27 ID:93EvyUxA
>>523
何かたまに独り言スレみたいになってるが…w

ヒトラーは頭はいいんだよなぁ。本当に。
ちょっと頭の使い道が間違ってたってだけで。
525カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 22:47:22 ID:syRpYvEq
>>524
もうかまわんさ。
もはや対話形式のスレではないし、
興味ない者は永遠に興味ないだろうし、
理解できない者も永遠に理解できないだろう。

ただ二度とこんな馬鹿なスレ運営のやり方はしない。
526カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 22:47:56 ID:syRpYvEq
ゲッベルスの手法

宣伝の手段もベルリンでは他の地区とは別である。
地方では政治闘争でしばしば使用されて大きな効果を挙げているチラシは、
ここではまったく見当はずれに見えた。
チラシを大量に作って配布する金が我々には無いことは別として、
何しろ、ベルリンでは印刷された紙が溢れるほどばらまかれるので、
チラシなどはどこかの町角でせいぜいお情けで受け取ってもらえるだけで、
次の瞬間には溝に投げ捨てられるのが落ちである。
ポスターや集会の宣伝には疑いもなくもっとましな効果が約束されていた。
しかし、それも他の党のやり方と同じスタイルを使ったとすれば、
取り立てて言うほどの成功はまずおぼつかなかっただろう。
何しろ他の党は大衆にしっかりと根をおろしていたのだから。
そこで我々はベルリンの住民の思考に合った、機知溢れる独創性によって、
資金と支持者の不足を補う試みをしなくてはならなかった。

私は地方の出身で地方的な考え方にまだすっかりとらわれていた。
ベルリンは住民政治的にみれば群衆の集合だ。ここで何かになりたい者は、
群衆の理解する言葉を話さねばならない。私の場合も必然的に、
まったく新しいスタイルの政治演説を展開することになった。
この町では新しい現代的な言語が話されており、それは昔風の、
いわゆる国粋的な表現形式とは、もはや何の関係もなかった。
国家社会主義の扇動は群衆向きに裁断された。党の現代的な人生観がここでは、
現代的で熱狂的なスタイルを求め、見出したのだ。
527カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 22:48:28 ID:syRpYvEq
具体的には他の党と違うスタイルとして記録映像などでよく見る、
ナチスのプラカードがあるね。よく突撃隊が持って行進してたやつだ。
他にもゲッベルスがやった手法として、
血のように赤いポスターに簡潔な「攻撃!」という文字だけ書いたポスターを
ベルリン中に貼って、数日後2番目のポスターには「攻撃は7月4日に始まる」
と書き、二日後最後の3番目のポスターでようやく
「攻撃はベルリンのドイツ月曜紙で週一回発行される」と
党機関紙『攻撃』の宣伝であること告白した。
この効果的な反響を計算したポスター広告によって、
新聞の名前を広めることに成功した。
528カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 22:49:16 ID:syRpYvEq
たまにはナチスから離れた話題。
毛沢東の名著『矛盾論』について書こう。
この本は石原都知事が「読め」と推奨している本でもある。

どの物事も内部に矛盾性があり、それによって物事の運動と発展が引き起こされる。
物事の内部の矛盾性が物事の発展の根本原因であり、物事と他の物事が互いに
つながり合い、互いに影響しあう事が、物事の発展の第二の原因である。
植物や動物の単純な成長、発展も主として内部的矛盾によって引き起こされる。
同様に社会の発展も外部原因ではなく内部原因である。
鎖国日本は帝国主義の日本に変わったが、日本の地理や気候は少しも変化していない。
外部の原因は変化の条件であり、内部の原因は変化の根拠である。
鶏の卵は適当な温度をあたえられると鶏に変化するが、しかし、温度は石を鶏にかえる
ことはできない。両者の根拠が違うからである。
外部の原因は内部の原因を通じて作用するのである。
ある政党が勝利を得ようとすれば、内部つまり自己の政治方針の正しさと
組織の強固さをたのみにしなければならない。

矛盾がすべての物事の発展過程のうちに存在する。
すべての物事の発展過程のうちには始めから終わりまで矛盾の運動が存在する。
対立物の統一の法則は互いに矛盾した、互いに排除しあう対立的な諸傾向を認めることだ。
すべての物事のうちに含まれている矛盾の側面の相互の依存と相互の闘争とが、
すべての物事の生命を決定し、すべての物事の発展を促す。
どんな物事でも矛盾を含んでいない物はなく、矛盾がなければ世界はない。
戦争における攻守、進退、勝敗はみな矛盾した現象である。
一方がなくなれば、他方もなくなる。双方は闘争し、かつ結びついて戦争の全体を
形づくり、戦争を発展させ、戦争の諸問題を解決するのである。
矛盾は普遍的、絶対的であって物事の発展のすべての過程のうちに存在し、
また、すべての過程を始めから終わりまで貫いている。
529カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 22:49:55 ID:syRpYvEq
どんな物事の内部にも新旧二つの側面の矛盾があり、
一系列の曲折した闘争を形づくっている。
闘争の結果、新しい側面は小から大へ支配的なものとなり、
一度新しい側面が古い側面より支配的地位を獲得する時、
古い物事の性質は新しい物事の性質に変わる。
そして古い側面は消滅してゆく。
世界は常に古い物を新しい物に変え、常に新陳代謝を行い、古い物を除いて、
新しい物を生み、古い物の中から新しい物を出すのである。

矛盾の闘争は絶えることがなく、それらが共存している時でも、
あるいは転化している時でも常に闘争は存在する。
特にそれらが互いに転化しあう時には闘争は更に著しく現れる。

物事の矛盾の法則、即ち対立物の統一の法則は
自然および社会の根本法則であり、思考の根本法則である。
矛盾の所要点を本当に理解するなら、自己の経験を整理し、
それに原則性をあたえて、誤りを繰り返すことのないようにすることができるであろう。
530カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 22:50:53 ID:syRpYvEq
ちなみにこのスレに長々と書いてる事は、
俺自身が完全に信じている事です。
仮に自分自身が信じていないなら、
ここまで熱心にまとめたりはしない。
531カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 22:52:17 ID:syRpYvEq
1942.4.12

教師になろうとする者は、独立した職業では成功がおぼつかないタイプの人間である。
他人の助けを借りずに自分の努力だけで成功をつかめると思う者は
教師になろうとはしない。少なくとも小学校の教師にはならない。
奴らは社会民主主義者に甘やかされ、まがい物の文化を与えられ、何の根拠もない
傲慢不遜な態度を身につけたのである。
彼らが厚かましくも国家からの給料が少ないと文句をいった時は、
教育という観点では、国防軍のただの伍長でももっとましだと答えてやった。
ごくわずかな例外を除いて、小学校の教師には青少年を育てるのに必要な権威が
備わっていない。私としては再入隊した兵士の中から教師を選んで中等教育に
当たらせるのがいいと思う。

これは俺自身、実によく思い当たる。
今まで碌な教師を見た事がない、尊敬できる教師など皆無だった。
海上自衛隊に勤務していた時には、分隊長や艦長、司令を
あれだけ尊敬できたというのに!
最近のニュースを見ても石原都政の善政により
国旗や国歌への礼儀を教える教育が敷かれたにも拘らず、
教師達のあの傲慢不遜な態度ときたら、
国歌斉唱の時、起立させられたので精神的苦痛をうけたと
訴える馬鹿までいるのだ!
これが教師、そうヒトラーが軽蔑した教師なのである。
532カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 22:52:51 ID:syRpYvEq
1942.1.18

私はこれまでの人生でひたすら人を説得し続けたように思う。
ヒンデンブルクが私を招いてくれた時、兵士としての元帥とはかなり早く通じ合えたが、
我々の世界観が政治に関するようになると話は上手くいかなくなった。
私の話が終わった時、彼は私を非難したことの言い訳を始めた。
「しかし、君のところの若い連中の振る舞いには目に余るものがあるぞ。
彼らは『起きろ、起きろ!』と叫んでいるように聞こえたが、わしは眠ってなどおらん!」
おせっかいな誰かが老紳士にあれは彼個人に向けられた声だなどといってのだろう。
実は我々の支持者が「ドイツよ、目覚めよ!」と叫んでいたのである。

ゲッベルスはヒトラーが首相になった時
「我々の夢は実現した。古いドイツと新しいドイツが握手したのだ」
と演説したが、この新旧の世代を超えて手を結んで統一したからこそ
第三帝国は国家総動員体制を築けたのだろうね。
533カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 22:53:37 ID:syRpYvEq
1941.11.11

自然の法則に従えば、国家の最重要人物はその国の最高の人物であるべきだろう。
たとえばルーマニアだが、ルーマニア最高の人物といえば
何と言ってもアントネスク(ルーマニア軍元帥)だ。
ところが彼はナンバー2にすぎず、十八歳の若造がトップに座っているのが
あの国の現実なのだ。どんなに例外的な能力を持った人間でも三十歳前では
国家元首という役割を果たすのは無理だ。たま三十歳でも軍隊を指揮できるほどの人間は
いない。四十歳でもまだまだ学ぶべきことは多い。
それなのにルーマニアの若い王様ときたら、日に二時間しか勉強にあてていないと聞いて
本当にびっくりした。びっちり十時間は勉強すべきだな。

日本には今、石原慎太郎都知事がいる。
彼が国会議員を辞職した時には首相に相応しい人は誰もいないと
国民とともに嘆く事ができた。
だが、今は違うじゃないか。
国家の最高の人物が国家の最重要人物になるべきであり、
それが自然の法則なんだ!
小泉首相が選ばれた直後、
「自分が倒れた時には石原さんにお願いする」と言ったという、
そういう記事を読んだぞ?
あれで石原都知事の支持者は少なからず好意を持ったのだがな・・・
やはり一度手に入れたポストは自分が無能と自覚できても
手放せないということか?
石原都知事にかわっていれば中共が新たに尖閣につづいて沖ノ鳥島に
手を出すこともなかった。中共にしろ韓国にしろ今の自国領海の島々を
石原内閣から守ることで精一杯になっただろう。
534カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:14:48 ID:syRpYvEq
ヒトラーは「フューラー」と呼ばれた。
そして、または「マイン フューラー」とも。
俺にとってのフューラーは石原慎太郎都知事である。
最後は俺らしく石原都知事の言葉で埋めます。

次スレはいりません。
もし立っても俺が書くことはない・・・。
535カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:16:25 ID:syRpYvEq
石原慎太郎東京都知事・記者会見2000年10月27日
http://kaiken.e-city.tv/20001027.html

時事通信・コバヤシ氏
時事通信のコバヤシです。浜渦副知事の不祥事の件なんですが、
まず任命権者として、知事ご自身がどのような責任を感じてらっしゃるのかということと、
それから、浜渦副知事の処分は、何がしかの処分は検討されるのかどうか、
その考えをお聞かせください。

石原都知事
目黒で起こった出来事ってのは、多勢に無勢っていうか、
浜渦君が一人で向こうは二人か三人、複数だったんでしょ。
両方ともかなりお酒を飲んでたみたいでね。
酒を飲んだうえで酔った同士がどういう形で遭遇したのか知らないけども、
売った喧嘩なのか売られた喧嘩なのかよく分かりませんがね。
当事者同士で、もう話し合いがついたそうだから
私は、それはそれでいいんじゃないかと思いますがね。
ところが今度、どっかの週刊写真雑誌が、そんな経過をまったく無視して、
これを事件に育てるために、洋の東西で顰蹙を買ってるパパラッチだね、これは。
きわめて浜渦も迷惑をしたわけだし。だいたい名刺を差し出しながら
人のネクタイを掴んで、襟元を掴むなんてのは、これが報道の基本的な姿勢なのかね、
あの写真を見る限り。ということで、私はそういう形でそれを理解して受け取ってますから。
それから、処分、処分って言うけどね。私一任で、法律を見ましたらね。
明治32年の官吏懲戒令っていうのがあるんだね。それによると、
私を委員長にした8人かの委員会を組織しなきゃ、
いかなる形でも処分ってのはできないそうだけど、私はそのつもりはありません。
ただ、昔からの仲だし、私も二人して酒飲んで暴れたこともあるし、
私も昔は一人で三人を相手にして、大立ち回りを赤坂でやって、勝ちはしたけども、
あんまり思ったような結果でもなかったから、大いに自戒して、
以後、そういうことは慎んでるんで、浜渦にも、「お前もいい歳なんだし、
立場もあるんだから、酒の飲み方ぐらい考 えろ」と言って、上司というか、友人として、
叱っておきましたけども。以上であります。
536カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:17:02 ID:syRpYvEq
時事通信・コバヤシ氏
ということは、処分はするつもりはないっていうことですね。

石原都知事
する気はありません。

時事通信・コバヤシ氏
分かりました。それじゃ今度は知事のことで伺いますが、
曲がりなりにも都の副知事っていうのは公務員として上級のクラスにあって、
職員に対して模範を示す立場でありながら、
わずか1カ月の間に2度も暴力騒ぎが起きている・・・

石原都知事
2度も起きてる?最初は何?

時事通信・コバヤシ氏
最初は目黒。2度目はフォーカスですね。

石原都知事
フォーカスの場合だって、目黒の場合だって、これは君、
売られた喧嘩か売った喧嘩か分からないんじゃないの。
あんたはパパラッチのやり方ってのを勧めてるの?
メディアの報道の自由として是認するんですか。世間は認めないね。
ああいう姿勢の取材ってものを。

時事通信・コバヤシ氏
フォーカスの取材を受けるのは別に浜渦副知事が初めてなわけではなくて、
公人というか、著名人はだいたいみんなそれをくぐり抜けて来てるわけですね。
それがいちいち喧嘩になってしまうというのは、
ものごとの解決方法にいちいち暴力が出てくるっていうのは、
そもそも副知事としての適性がないんじゃないかというふうに
言われても仕方がないと思うんですけど。
537カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:17:46 ID:syRpYvEq
石原都知事
ものごとの解決に暴力、暴力って言うけどさ。
それを誘発するような取材だってあるわけでしょ。
私は現場にいたわけじゃないから分からないし、
あなただって現場にいたわけじゃないから分からないでしょ。
あの写真で見る限り、世間がどう判断するかってことは、
あなたの判断のとおりになるか、逆の判断になるか、分からんけど、
いずれにしろ、あの写真で見りゃ、名刺を突き出しながら、
人のネクタイを握って突き飛ばしてるじゃないの。写真は写真だよ、これ。
私は印象でものを判断しませんけどね。
ただ、ああいう写真のパパラッチ的な報道ってものが、洋の東西、
どういう評価をされてるかってことを考えてみれば、
私は、浜渦は一種の犠牲者だったと思いま す。
しかも、彼らが取材しようとした出来事そのものはもう落着してるんだから。
なんでそれがメディアの手によって蒸し返されなくちゃいけないの。

時事通信・コバヤシ氏
落着されてるって言いますけれども、
模範となるべき行動だったとは考えられないんじゃないでしょうか。

石原都知事
あなた、人が殴りかかってきたら、黙って殴られるの?

時事通信・コバヤシ氏
この間の釈明会見では・・・

石原都知事
その場にいたのかね、目黒に、君は。

時事通信・コバヤシ氏
いいえ。浜渦副知事の釈明によると、自分のほうから声をかけたと。
538カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:18:23 ID:syRpYvEq
石原都知事
何?

時事通信・コバヤシ氏
自分のほうから声をかけたっていうふうに浜渦さんがおっしゃってたので、私はこう申し上げてるんです。

石原都知事
いや、その前に、両方とも酔ってたのかも知れないけど、
からだがぶつかったそうじゃないか。それはね、酔ったうえでいろいろあるよ。
それを目に角立てて、責任だなんだって言ったって、男の世界じゃよくあることじゃないか、
そんなもん。むしろ、ないのがなげかわしいと思うな、僕は。

時事通信・コバヤシ氏
任命された知事ご自身としては特に責任は感じていらっしゃらない。

石原都知事
感じません。プライバシーの問題でしょう。
しかも、警察がそこに立ち入って、事件として、落着して両方が諒解したっていうのに、
なんでそれを蒸し返すのよ。貧しいね、日本のメディアも。

時事通信・コバヤシ氏
落着する過程で伺いたいんですが。

石原都知事
過程は知らないよ、私は現場にいたわけじゃないし。

時事通信・コバヤシ氏
知事ご自身が、警視庁サイドに対して、ことを内密に収めるように依頼したっていうことはございますか。

石原都知事
まったくありませんな。
539カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:18:53 ID:syRpYvEq
朝日新聞・ハヤシ氏
朝日新聞のハヤシですけれども、先程の話に戻りますが、
浜渦副知事の件ですけれども、浜渦副知事は特別職ですが、
一般職の職員の場合は、もし信用失墜行為があった場合には、
東京都の懲戒処分の対象になり得るというふうに伺っております。
信用失墜行為に当たるかというのを個々のケースに判断して、
懲戒にかけるということになると思うんですけれども、
副知事が中目黒で暴力事件にまきこまれたということについては、
そういう暴利沙汰があったということについては、信用失墜行為に当たるというふうには・・・

石原都知事
信用失墜行為ってどういうのよ。どういう意味で信用を失墜したんですか。
いかなる場合でも暴力を振るっちゃいけないの?殴られたら殴り返しちゃいけないの?
あるいは、口論のときに激しく言い返すことも一つの出来事だろうけど、
激しい印象の。それを起こすことそのものがどうして・・・。
一人でいるときに、自分に降りかかった災害って自分で払いのける以外にないじゃない。
仮にそのときに自分の奥さんなり愛人がいたとするよね。彼は結婚してるから。
あるいは異性の友達がいたときに、その人に塁が及びそうなときに、
それを守るのが男の仕事じゃないですか。いちいち警察を呼ぶよりも、
その場で僕は人を守るね、自分を守るね。それがどうして信用の失墜につながるの。
何か彼は違法なことをしたんですか。

朝日新聞・ハヤシ氏
今回の件は、浜渦さんはその時点ではお一人だったというので、
知事がおっしゃったことは置いておきまして、今回の件は、もし一般職員だった場合は・・・

石原都知事
同じことじゃないですか。
540カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:19:31 ID:syRpYvEq
朝日新聞・ハヤシ氏
一般職員だったとしても・・・

石原都知事
市民として、男として、降りかかった災害を振り払うのは。売られた喧嘩か、
売った喧嘩か分からんけども、しかしとにかく、もつれて、
その両者が和解をしたんだったら、それを今さら、何を以て何とするのかね。
くだらねぇ野次馬だよ、そら。

朝日新聞・ハヤシ氏
副知事ご自身も、目黒署のほうには始末書を出されているそうですが。

石原都知事
そういう騒ぎを起こして、お騒がせして申し訳ないってことでしょう。

朝日新聞・ハヤシ氏
そうですね。

石原都知事
警察が介入してりゃ、知らん顔、ほっといてくれってわけにはいかんだろ。

朝日新聞・ハヤシ氏
まさにご自分でも騒ぎ、喧嘩だということではなくて、
ある程度の責任というのを感じられて、始末書を出されたんではないでしょうか。

石原都知事
私はその始末書の内容を知りませんし。あなた、調べてきて私に見せてよ。
541カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:20:00 ID:syRpYvEq
朝日新聞・ハヤシ氏
いずれにしましても、たとえ一般の職員であっても、処分の対象にはならない。

石原都知事
そうでしょうね。正当防衛ってこともあるでしょうしね。両者が、数日後っていうか、
直後に、和解っていうか、ことを収め、それでまた時間を置いて、
パパラッチみたいなメディアが追っかけて、しかも名刺を突き出しながら襟首を掴むってのは、
私は論外だと思うけどね。写真で見る限り。

時事通信・コバヤシ氏
さっき知事は、フォーカスの件については、一方的に浜渦副知事がやられたんだ
というお立場で話してらっしゃいますけれども、フォーカス側の言い分っていうのは、
全然反対なわけですね。殴られたのは自分のほうだと。

石原都知事
殴られた。はーっ。

時事通信・コバヤシ氏
浜渦副知事が被害届を出して・・・

石原都知事
それなら両方で裁判をやったらいいじゃないか。こんなとこで臆測でどうのこうの、
当事者の信用とか資格を問う話じゃないと思うよ。
第三の目撃者があったらそれに越したことないけど。
両方で裁判やったらいいじゃないか、言うことが違うんだったら。
こっちは個人の名誉にかかわることだ
542カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:20:41 ID:syRpYvEq
日本テレビ・ハヤシ氏
日本テレビのハヤシと申します。
また話は戻ってしまうんですが、浜渦副知事の件ですけれども。

石原都知事
ご熱心だね、みんな。

日本テレビ・ハヤシ氏
浜渦副知事は先日の会見で、
トラブルを回避できなかったのは自分のミスかも知れないと、
ある程度、反省の意向を示されましたけれども、
それについては、知事はどう思われますか。

石原都知事
彼の言ってるとおりでしょ、それは。

日本テレビ・ハヤシ氏
ということは、ある程度、公職にある以上は・・・

石原都知事
もうちょっと我慢して、殴られても膝をついて謝ったほうがよかったのかも知れないけども。
それのできる男とできない男といるから。
殴られても膝をついて謝るような人間ってのは、私は仲間として信用できないね。

2000/10/27の定例会見
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/KAIKEN/ASX/20001027.ASX
543カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:23:28 ID:syRpYvEq
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   2003年10月31日
  ミ__ノ     \_______

朝日新聞記者
先日、拉致被害者の会の方々の集会で発言されたことについて、
テープ起こしをしたものによると、日韓合併の歴史を
100パーセント正当化するつもりはない。彼らの感情からすれば、
それはやっぱり忌ま忌ましいし、屈辱で もありましょう。
しかし、どちらかと言えば、彼らの先祖の責任であってね、
等々のことをおっしゃったことについては、民団や・・・

石原都知事
どっかの新聞が焚きつけたんだ、例によって、マッチポンプでな。
余り騒ぎにならなかったな、残念ながら。世間ってやっぱり良識がなってるよ。
どこだ、毎日新聞だな。 取材の能力がないのか、歴史を知らないんだね。
金ナントカさんっていう『親日派のための弁明』って本にも同じこと書いてたし、
私は非常に尊敬してた、韓国の近代化をやった朴(パク)大統領と
何度も会いましたけど。いつか福田赳夫さんに連れられて、
限られたメンバーで訪韓したときに、一杯飲みながら、
朴さんとその回りの閣僚が談論風発してるときに、その話になった。
そのときに、当時のご先祖たちは、ロシアに38度線まで占領されて、
それからその前に日清戦争に日本が勝ったことで、清国の属領から解放された。
そのあとロシアが進出してきた。その中で、このままじゃ
この国はもたんぞということで合議して、 彼らはセカンドベストとして、
清国につくか、ロシアにつくか、日本につくかってことで 選択したんでしょ?
それは史実として残ってますから。あなたがご存じかどうかは知らんけども。
読んだらよろしい、歴史をね。
544カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:24:39 ID:syRpYvEq
で、朴さんもその話をしてね。ただ、日本並みに名前を変えろと
けしからんことも言ったが、私は相対的に眺めて、
インドシナ半島でフランス人がどれだけ暴虐なことをしたか。
今のインドネシアでオランダ人は数百万の人間を殺した。
フィリピンでは、マッカーサーのお父さんが乗り込んでいって、
スペインを追い出したあとの独立派を押さえつけて、バターン半島に追い込んで、
40万の人を餓死させた。こういったものに比べれば、
日本がやった植民地主義というのは、まだ人道的で人間的であったと思うと言って、
その一つとして、植民地支配している国が、自分の祖国、母国でやっていると
同じ教育を植民地で施した例ってのは、私の知る限りではない。
それを日本は朝鮮半島と台湾でやったと。
私は貧農の息子で、学校に行きたくて仕様がなかったけどとても行けなかったが、
日本人が統治するようになって、義務教育を受けさせない親は罰するという、
そういう法律ができて、親は渋々、自分を小学校に行かせてくれたと。
自分は嬉しくて一生懸命勉強した。そうしたら、その小学校で教えてる
日本人の先生が、お前は実によくできるなぁ。
その上の学校は、なかなか家が貧しいから行けなかろうから、
朝鮮人が朝鮮人の子弟を教える近代教育の先生を養成する師範学校を
日本がやってるから、どこどこの師範学校に行きなさいって言うんで、
自分は近くの師範学校に 推薦されてタダで通った。
そうしたら、そこの先生が、お前は非常によくできるなぁと言って、
先生もいいけど、こういう時代だから軍人が一番いいぞと言って、
満洲にあった軍管学校に自分を推薦してくれた。
545カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:25:19 ID:syRpYvEq
そしてそこに行ったら、そこの日本人の教官が、お前、実によくできるなと言って
感心してくれて、自分を正規の士官候補生として市ヶ谷の士官学校に送ってくれて、
自分はそこで本当に生き甲斐を感じて、一 生懸命勉強して、首席で卒業した。
この朝鮮出身の自分が全生徒を代表して、卒業式のときに答辞を読んだ。
それを以て眺めれば、日本人のやったことを目に角を立てて言うのはどうかなぁ
と言って、ハッハッと笑われたら、ほかの閣僚たちはシュンとなってね。
私は非常に、嬉しい、ありがたい言葉だなと聞きましたが。
福田さんも困っちゃってね、ホウホウ、ホウホウって言ってたよ。
ホウホウって、君ら知らんだろ、福田さんの癖だったけどね。
ということであります。一生懸命日韓の歴史を勉強してくれたまえ。

共同通信・ヨシナガ氏
その件でちょっとすいません。共同通信のヨシナガと申しますが、
その件に、いろんな意見があると思うんですけれども、
知事の発言は、都知事としての発言か、あるいは一個人としての見解なのか、
ちょっとそこを・・・

石原都知事
都知事も個人もないでしょうね。私は都知事である石原として、あの会に行ったんですよ。
だから、私は今日の朝鮮の問題ってのは、けしからんと思うから、
経済制裁はとても私の力ではできないけども、せめて払うべくして払ってない
税金ってものを払ってもらおうと思って、ほったらかしにされてた、領事事務してるって、
ちっとも外交機関じゃない、行ってみたら、テナントが入ったりなんかして。
だから、その実態を調査して、それで固定資産税を払ってもらうことにした。
向こうは拒否した。だったら差し押さえして、建物を競売にしますよって言ったら、
向こうは払ってきましたがね。
それは私は都知事としてやりましたけども、都知事だって個人の感情ありますよ。
それぞれの歴史観を持ってますから。
そういう個人とか公職っていうのを別々に切り離して何になるの?
一番、そういう質問は愚劣だよ。何か君らの言葉の罠があるのかも知れないけど。
ナンセンスだな。国民は笑ってるよ。
546カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:25:58 ID:syRpYvEq
毎日新聞・氏名不詳
毎日新聞なんですけど・・・

石原都知事
また毎日か。

毎日新聞・氏名不詳
マッチポンプっていうのは事実と違うと思いますので、それはちょっと誤解を・・・

石原都知事
あなた方が知らせたんでしょ。民団とか朝総連に。

毎日新聞・氏名不詳
いや、そういうことはやってないと思います。

石原都知事
あぁ、そう? あなた、やってないと思ったって・・・

毎日新聞・氏名不詳
それは確認しておいてください。
それから歴史観についてはいろいろ意見があるんでしょうけど、
この前の知事発言では、総じて、彼らの総意で日本を選んだという、
その部分がちょっと言い過ぎじゃないかっていうことだと思うんですが。

石原都知事
総意ったって、彼らの代表が国会なるものを持ってたんでしょうからね。
そこで議決すれば、それがどれだけの比率の投票だったか知らないけども、
いずれにしろ、 彼らの代表機関である合議機関、国会かどうか正確に知りませんよ。
いずれにしろ、そういう政治家たちが合議して、つまり採決もしたんでしょう。
だから、あの問題については、あの頃は国際連盟もありましたけども、
要するに外部の国際機関ってのは、誰も日本を誹謗するものはなかったと思いますけどね。
547カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:26:42 ID:syRpYvEq
毎日新聞・氏名不詳
独立運動が再三行われたっていう部分で、ちょっと総意という感じじゃないんではないかという・・・

石原都知事
それはそのあとは独立運動も行われただろう。
それまでも独立運動はあっただろうけども、とても衆寡敵せずで、隣の清国、
あるいはロシアに併合されそうになって、それならばということで、
清国のほとんど実質的な属領から解放してもらった日本に、
下駄を預けたってことじゃないですか。それが歴史ですよ。正確な歴史です。
548カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:27:42 ID:syRpYvEq
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   2004年4月9日
  ミ__ノ     \_______

毎日新聞・ゴウダ氏
毎日のゴウダです。7日に福岡地裁で、
小泉首相の靖国神社の参拝が公的なものということで、
違憲判決が出ましたけれども、知事が昨年の夏も、
記者の質問の前に、公式か私的かって分けることは
意味がないことだっていうことをおっしゃいましたけども・・・

石原都知事
あなた方、好きだけど、特に毎日は。

毎日新聞・ゴウダ氏
それに関してはどういう見解を。

石原都知事
裁判官もいろんな人がいるしね。それから、何も至上の人物がなってるわけでもないし、
万全な教養を具えてるわけでもない。特にこの裁判官は文化っていうことが分からないね。
憲法は人間の決めた一つの規制の最高のもの、基本法かも知れませんけどね。
それを上回る、日本なら日本の独自性の中の伝統もあるし、文化もあるしですね。
そういう点では、そういうものに対する斟酌がまったく足りないね。

毎日新聞・ゴウダ氏
知事の参拝というのは公的なもの、職務として行っているということなんですか。

石原都知事
いえいえ、知事である私が望んで行っていることだから、私的な動機でしょうよ。
549カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:28:18 ID:syRpYvEq
毎日新聞・ゴウダ氏
私的なんですか。ということは、今年の夏からも。

石原都知事
私的な動機で公人として行くわけだよ。
分からないだろ、君らには、考え方が単純だから。バイラテラルだから。

毎日新聞・ゴウダ氏
小泉首相の場合は公用車を使っているとか、
肩書についても内閣総理大臣という肩書を書いているというところが公的だというふうに・・・

石原都知事
じゃあ、名刺を違えて出すの?馬鹿なこと言わないほうがいいよ、あなた方。
恥をかくのは新聞だよ!馬鹿馬鹿しい。

毎日新聞・ゴウダ氏
知事は東京都知事としての肩書でやってるわけ・・・

石原都知事
そうだよ。

毎日新聞・ゴウダ氏
それが公的な・・・

石原都知事
憲法違反だったら憲法に言ったらいいじゃないかそしたら。
日本の憲法そのものが私は違反してる思うからね、存在として。
君はいくつか知らないけどね。憲法の成立過程から見たって、
歴史的な正当性はないですよ、あんなものは。文章として間違ってるし。
550カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:28:50 ID:syRpYvEq
毎日新聞・ゴウダ氏
憲法がですか?

石原都知事
ああ、ないね。勉強しなさい、もうちょっと。読んだことある?憲法。

毎日新聞・ゴウダ氏
あります。

石原都知事
じゃあ、一つテストしようか?
全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれて云々。
この今の一句だけでも間違いがあるんだよ、日本語として。どこだい。
英文和訳としたら間違いです。普通は、「恐怖と欠乏を免れ」なんだ。
憲法の前文の原文の英語が古くなってるから、こういう訳し方をしたのよ。
非常に醜い日本語ですよ。 前文ってのは大事なんだよ。
理念としたら、そう間違っていないけどね。しかし、舌足らず過ぎるしね。
アメリカ人の、日本を統治したアメリカ人の、日本がかく将来あってほしい、
我々白人に向かって二度とこんな大それた戦争を行わないでほしいと、
そういう彼らの願望。
ドイツ相手と違って、有色人種の日本人があれだけの戦争を起こしたことについて、
すごいアメリカはオブセッションがあるわけだ。
あなた方は若いから分からんだろうけど、僕はひしひしと感じるわけですよ。
そういう彼らの心理的なメカニズムのうえに今の憲法は出来上がってきたんだからね。
本当はサンフランシスコ条約を締結したときに、こんなもんは書き直しゃよかった。
あれを翻訳した白洲次郎さんそのものが、そのつもりで訳した。
「俺は日本語より英語のほうが得意だからな。
こんな日本語、間違ってるの、分かってるよ。さっさと直しゃいいんだ」って言ってたよ。
さっさと直しゃいいんですよ、前文だけでも。
551カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:29:39 ID:syRpYvEq
              _______
   ∧_∧    / 
    (,,゚ー゚) <   2003年9月12日
  ミ__ノ     \_______

石原都知事
私が一昨日、名古屋でやった街頭演説で言った言葉が、
どうも私に言 わせると片言隻句だけが飛び回って、
誤解を生んでるようでありますけども、詳しく。街頭演説ってのは限られた時間ですし、
聴衆も動くし、また、上に立つと、後ろにも人がいますから後ろ向いてくれとか、
右向けとか左向けとか、周りから言われて落ち着かないんですよ。
そんなんでね、言葉が足りなかったかも知れませんが、いずれにしろ、
ゆっくり時間をかけて私の所信を申し上げれば、理解されることと思います。
今日は時間をいただいて、その話を敢えていたしますが。
いずれにしろ、あの演説でも、前後の脈絡を聞いていただければ、
分かるはずだと思います。それでもなお言葉が足りなかったと言われれば
それっきりでありますけど、私としてはこういう混乱になって非常に遺憾でありますけども。
常識で考えても、爆弾を、実態があったかどうか知りませんけど、
しかけたということがいいわけがないし、理由がなんだろうと。
殺されちまったらいいなんていうことが、言い分として通るものでもありません。
爆弾テロがいいか悪いかってのは、この法治国家で論を待たないとこですが。
しかし、ああいう出来事が当然の結果として起こったという、その出来事を招来した、
ああいうものが到来せざるを得なかった、その原因になった外務省の今までのやり方、
その責任者であります田中均なる人物の言動も含めて、帰国者や誘拐された被害者、
おそらく大半は殺されてるでしょう、その家族の、外務省に対する
怒り、不満、不信、不安なるものが山積してることは否めない。
そしてそれは、決して限られた被害者の関係者だけじゃなくて、
良識のある国民の不安、不満であり、怒りだと思います。
それがああいう異様な形で表れたってことは、あってはならないことでしょうが、
しかし、今までの外務省の言動ってものを見れば、
私は、あり得て宜(むべ)なるかなっていう、そういう経過があるっていうことを、
国民の皆さんも承知してられると思うし。
552カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:30:57 ID:syRpYvEq
こういう、関係者だけではなくて、国民全体の怒りと屈辱、不満、
あるいは不安っていうものを外務省は、同じ日本人なんですから、
しっかりと、同胞 が抱いている怒り、不満、不信っていうものを受け止めて、
今後、言動してもらいたいと思います。私も被害者の方々、
あるいは事務局長をやってる蓮池さんなんかと、いろいろ話してますが、
いろいろ聞き合わせますと、被害者やその家族、それからそれを理解している
国民の怒りってのは宜(むべ)なるかなと思いますよ。
例えばね、世間は案外知りませんけど、東京でもあっちこっちで、
拉致被害者を救おうっていう街頭の募金をやってる。
こんなものは全然関係ないんだよね、被害者たちに。
そしてその金がどこに行ってるかさっぱり分からない。
そういう実態がありながら、これを管轄するのは警察なんですか、なんですか、
外務省か知りませんけどね。こういったものの取り締まりがまったく行われない。
ものは金の問題じゃなくてね。そういう、ものごとが杜撰に扱われる、風化されていく、
そういったものをむしろ良しとしているような、政府という責任者も姿勢が、
拉致被害の関係者だけじゃなくて、本当に一緒になって怒ってる、不安になってる、
同情している国民の批判を強く買うと思いますね。
例えば、国会が急いでちゃちな法律を作った。みんなでお金を出して面倒みようと。
このお金、いくら出てるか知ってますか、皆さん。夫婦だったら月24万円。
それはかなりの額だって言う人もいるかも知れない。俺は働こうと思っても働けない、
だからホームレスしてるっていう人もいるかも知れないけども。
しかし25年間政府にほったらかしにされて、ようやく帰ってきた人たちに、
何もしないできた政府が、どうもお気の毒でした、お帰りなさいと言って、月々24万円。
曽我さんなんて人は一人っきりだから、一人12万円。
子供が帰ってきたら月額3万円支給するそうですけども。
あんまり金額の問題とか、お互いに言うまいと、被害者の方々、
言い合ってるようですが。再三交渉しながら見捨ててきた政府に対して、
払ってきた税金は、払う必要はなかったんじゃないかと私は思いますよ。
553カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:32:34 ID:syRpYvEq
彼らが25年間払ってきた税金返してくれと。政府はどう断るんですかな。
例えば、本当にちゃち、それをいちいち役人がくっ付いて回ってる。
蓮池さんの帰ってきたお二人、お父さんお母さん、老人夫婦と一緒に住んでる。
この人たちだって 年金で暮らしてる人の所へ、大の男と女が二人帰ってきた。
着の身着の儘で。これは老夫婦にとっては大変な経済負担ですわな。
それで、支給されたお金でも足りな いし、冬も近いし、
洋服の整理箪笥買っていただけませんかと国に言えば、3万円 が上限だと。
3万円の洋服の整理箪笥なんてありっこない。
で、おばあちゃんが、へそくりかなんか知らないけど、年金からお金を支出して、
併せて6万円で買いましたって言うと、6万円の領収書は困るって。
これは3万円に分けてこいって。スーパーでレシートを二つに分けろって、
こんなこと常識でできないことだけども、そんなことを平気で言う。
それから、よくお帰りになりましたっていうことで、日本の多くの方々から、
こういう 音楽を聴いて心を休めてくださいって言って、いろいろCDを送ってくるそうです。
それはありがたいんだけど、老夫婦の家なんかCDプレーヤーなんかないんで、
せっかく皆さんから寄せられたこういうCDも聴きたいし、
政府でCD買っていただけませんかって言うと、役人がすぐ本庁へ電話して、駄目だ、
そんなものは、贅沢品だ。何 が贅沢なんですか。こういう血の通わない
この姿勢っていうのは、一事が万事、お 上のやり口であって、
どこに被害者たちに対する同情が見られるか。
本当に聞けば 聞くほど腹の立つ思いがしますよ。
小泉総理と金正日が会って、向こうが告白した。
「私がやったんじゃないけど親父がやったんです。知りませんでしたが、
犯人は懲罰しました」なんて、嘘つけ。
554カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:33:30 ID:syRpYvEq
それでこの問題解決しようと思って、ようやく外務省が言われて出かけていくときに、
田中均を含めてやってきた外務省の役人が、
冒頭、あなた方のお気持ちはよく分かりますって言ったって。
言われた側にすりゃ、何を言ってるんだ。25年間ほったらかしにしておいて、
何を言ってるんだと思うんですよ。それで25年ぶりに初めて、お宅の家族の構成は、
いなくなった方はどういう関係ですか。そしてどこでいなくなったか、
その場所も聞いて、どこまでそれを見たか知りません。
警察じゃないんだから綿密 に見ないでしょうけど。
そういう25年ぶりに初めてやってきて、あなたのお気持ちよく分かりますと言われて、
取って付けたみたいな調査して、それで行けば、行って帰った外務省の役人が、
生きてるのは5人だか6人だとか言 うんでしょ。
ろくに調べもしないで。それで被害者の家族の方々は、まだ生きてると 信じてる、
信じたい。そういう人たちが、「いったいあなた方は調査したんですか」って言ったら、
「いえ、向こうがそう言いましたから」って。それは調査団になるんですかなぁ。
そんな上っ面のことだけやって、当事者だけじゃなしに、
国民全体の信頼を得るなんてのは、とても無理な話だと思いますよ。
それから今、総裁選が行われているけども、どういう関係があるのかね。
みんな歯にものがかかったみたいで。経済制裁しますと言っているのは
亀井候補だけじゃないですか。質問の中で、この田中均はどうするんですって言ったら、
「私は信用してます」って総理自身が言う。しかもその総理が出かけていって
ブッシュと話して、この北朝鮮は非常に厄介だと、拉致の問題も分かりましたと言って、
サミットでもアメ リカが助言して、これを登録してくれた。
しかも、ブッシュと小泉総理が話し合いの中で、今後の話し合いも必要だろうが、
しかし、並行してあれは圧力をかけなきゃ駄目だという合意を得て、
それを発表しようと思ったら、この田中均なる者が、それを削ろうとしたんでしょ。
555カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:34:17 ID:syRpYvEq
越権どころじゃない。これは背信ですよ。一国の総理大臣が決めたことを、
一番大事なことを、一官僚が削れるんですか。そんなものを放置して、
いったい政府の体面、責任ってのはどこにあるんですか。これまた、
全然国会で問題にならない。国会って何やってるのかね。私もいたから、
あんまり大きなこと言えないけども。
それで、ミスターXと交渉して、いるかいないか分からない。
私は、この問題を一番熱心にやってくれている数少ない政治家の当事者の一人である
安倍晋三君と対談したときに、「君、このミスターXって誰か知ってるの?
立場があるから言えないだろうけどな」 「私、本当に知りません。
聞いても聞かせてもらえません。多分総理は知ってるんじゃないでしょうか」 
こういう実在するかしない人間が○○○○にされて、外交ってものが
ドンドンドンドン恣意的に進められるってのは、私は怖いですね。
これは総合してみても、田中均なる人が代表してやってる、責任者でやってる、
外務省の外交ってのは、国民に対する背信、売国につながりかねない越権っていうか、
糸の切れた凧みたいで、怖い気がする。
経済制裁も、ブッシュがやろうじゃないかと。やるのは当事者の日本でしょうから ね、
一番影響力があるのは。ほかの軍事の問題で日本はそんなに影響力はない が、
万景峰号の実態一つ見ても、アルカイダがテロやったときに、
アメリカは海外で のアルカイダ関係の資産ってのを凍結した。
随分それは効果があったんでしょう。し かしいずれにしろ、あったかないか別にしても、
そういう制裁の報復の措置をとるの が、私は国家だと思うけども。
よく例に引くんですが、セオドア・ルーズベルトの時代に、モロッコを旅行している
アメリカ人の夫婦が、夫が殺されて、奥さんがなかなか美人なんで、
誘拐されてハ ーレムに入れられちゃった。それを聞いたセオドア・ルーズベルトは
激昂しまして ね、軍艦を送って、即座に艦砲射撃を始めて、実力行使で、
囚われてる一人のアメ リカの女性を取り戻したっていうけど。
556カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:35:43 ID:syRpYvEq
私はちょっと大袈裟かも知れないけど、それ が国家の眼目だと思うし、
国民の生命、財産ってものを守ることが、国家の最優先 の責任じゃないかと思いますが。
で、残されてる子供、どうなるんでしょうかな。それを取り戻すために、
あるいはま だ生きているかも知れない同胞を確かめて取り戻すためにも、
話し合いも必要だろ うけど、埒が明かないんだから経済制裁もということで
当然だと思うけど、それを敢 えてやるっていう候補者が一人しかいない。
いったいいつまでだらだら話し合いする のか。25年経った、25年。
そして東京は、これは制裁じゃありませんけども、美濃部時代にわけの
分からん措置をして、インセンティブを与えた。実体のない、
在外公館なみの特恵を受けてる 建物の実態調査をしましたが、
全然そんな目的にも使われていないがゆえに、課税 をした。向こうは払わない。
ならばということで、差し押さえをしましたが。これだって 陰に陽に
いろんな圧力があるんですよ。出向いていく調査員だって、みんな怖い思 いをしてる。
ちょっと話は違うけども、行政ってのはものによったら命懸けのこともある。
例えば 大気汚染につながる、ヤクザが外国と絡んで行っているあの不正軽油、
原油に硫 酸ぶち込むだけで色を白くして売ってるような、こういったものの調査も、
主税局の 女性の職員まで出ていく。行った所は3メートルもある金網の中に、
ドーベルマンが 放し飼いにされてるんだ。そんな所へ女性を差し向けるっていうのは
本当に心寒い 思いがするんで、警察に言ったんで、初めて警察が動いてくれて、
警察官が同行す るようになった。この問題でもいろんな筋から圧力かかりましたな、
脅迫めいたもの が。事程左様に、ものによっては、行政の担当者は
命懸けでやってることがあるっ ていうことを、国民も知っていただきたいし、
外務省も知るべきだと思うね、私は。
557カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:36:20 ID:syRpYvEq
外交にまつわる不祥事っていうか、暗殺っていうのは随分ありましたよ、今まで。
例えば、小村寿太郎のような人がポーツマスに行って、日露戦争の講和条約を結 ぶ。
国民は激昂してるからモスクワまで攻めていけなんて馬鹿なこと言ってるけど、
日本の国力の限界がきているから、ここら辺が手の打ち所だということで合意を得 て、
小村寿太郎が向こうで、あのときもセオドア・ルーズベルトがいたわけだけど、
バックアップして、それで、条約を結んで帰ってくる。しかし国民は不満。
この国民の 怒りがテロになったりなんかしたらいかんということで、
誰が守ったのかっていった ら、小村を送り出した明治の元勲たちが
新橋の駅頭に迎えて、自分たちがボディー ガードになって、人垣を築いて、
刺客から彼を守った。外交ってのは場合によったら 命懸けでやるんだ。
それぐらいの覚悟がなかったら、相手の言いなりにしかならな いんですよ。
ロバート・ケネディーもそうだ。あれだって、私、ちょうどヨットの試合に
アメリカへ行 ってるときに、あの暗殺聞いてびっくりしたんだけど。あれだって、
前々日に、イスラ エルを支持するか、アラブを支持するかっていう質問を受けたときに、
ロバート・ケ ネディーは躊躇せずに、自分はイスラエルを支持すると言った。
それに反撥したア ラブの○○○○っていう男が彼を拳銃で撃った。
外交を手がける人間ってのは、外交問題ってのは場合によったらそういうことが
あるんだっていうぐらいの自覚を持って外務省はやるべきだと思うし。
それはなぜか と言えば、国民の生命、財産、つまり最大の国益っていうものが
かかってるからな んですよ。私は外務省の今までの、北鮮に誘拐、殺害された人たち、
それをまだ生 きてると信じてる家族たち、○○○○ほかに比べれば
なんとか無事に帰ってきた最 大の被害者、生きてる被害者たちに対する
外務省のやり方ってのは、私は血の通 ったもんだとは思わないし、
かねがねちっちゃな問題、大きな問題、あったけど、私 はいろんなメディアを通じて
言ってきたし、対談もしたし、ものにも書きました。で、一 向に変わらない、外務省は。
558カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:37:06 ID:syRpYvEq
政府もそれを変えようとしない。無能な外務大臣がお ろおろするだけで、
通り一遍の役人の書いた答弁をするだけ。そういう経過の蓄積 の上に、
国民の怒りっていうものが堆積してきて、ああいう形になったと思います。
だから私は、やっぱりこういうことが起こったんだなぁと、当たり前にして
起こったん だなぁという感じがしましたな。それを私は、街頭演説だから
ちょっと乱暴な言い方 になったかも知れない、それが誤解を招いたとしたら
非常に遺憾ですけども。しかし 本質的に、あの出来事を聞かされて感じたことは、
外務省ウォッチャーとしても、ウ ォッチャーである国民の一人としても、
そう的をはずれた・・・
私は何も心情的にそれを賛成したわけでもないし、
あんな奴は殺しちまえと言った わけでもない。ただ、
こういう事態が起こるんではないかと、起こるべくして起こった なという感じがしました。
それは、同じことを今までさんざん政府に言ってきたけど、 一向に動かない。
やっと入管の問題をなんとかしようってことになったけど、
あの日 本の入国管理の杜撰さ。例えば、東京湾でいまだに、
一番盲点は船橋辺りらしいけ ども、わけの分からない不法入国者が
ドンドンドンドン上がる。これを取り締まる措 置っていうのを、なんで国を挙げてしないのか。
東京湾みたいな閉鎖水域だから、 やろうと思ったらできるのにやらない。
そして結局、凶悪な犯罪が起こるのわけでし ょ。当然のことでしょ。起こってるわけでしょ。
この間逃げちまった、福岡ですか、親子4人を殺した犯人の片割れってのは中国 人、
支那人だ、不法入国した。これだって当然起こったことじゃない。
国家の不作 為、国家の不誠意が招いた、あの事件ですよ。
そういったことで私は申し上げたんでね。繰り返して申し上げるけど、政府も外務 省も、
もうちょっとピリッとしてもらいたい。この問題は風化させちまおうと思っても
風 化できる問題じゃない。ということで、私は、一人の日本人として、
鬱憤やる方ない 気持ちがああいう形で、あぁっと思ったんで、
街頭演説でああいう話をしました。本 意はそういうことであります。
559カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:37:50 ID:syRpYvEq
街頭演説なんか知れてるよね、集まる人も。テレビだ ったら多くの都民、
国民が聴いて視てくださるけど。またいろんな反応があるでしょ う。
またそれがどんなもんだったか、皆さんにお伝えしますけども。
国民はそう馬鹿 じゃないよ。政府になめられてたまるか、本当にもう。質問ありますか? どうぞ。

毎日新聞・ゴウダ氏
一連の発言を、毎日新聞のゴウダです、撤回されるということで、よろしいんです か。

石原都知事
撤回じゃないですよ。私の本意を説明したんですよ。

毎日新聞・ゴウダ氏
訂正ということですか。

石原都知事
訂正じゃないんですよ。詳しく申し上げた。
ただ、こういうことになって非常に遺憾ですけどね。

記者
外交政策への批判を展開さ れるということは別に、
そのことをメディアでもあるいは世の中でも、非難しているわ けではないわけですよね。
例えば、イジメをちゃんと取り組まなかった先生がいて、
その先生の家に放火されて当たり前だって言ったら、
それはおかしいじゃないかっ ていう、そういう類と同じで、
爆弾をしかける行為が当たり前だと、当然だと・・・

石原都知事
いや、行為じゃない。ああいうものが起こって当たり前だと。
つまり、当たり前の事 態が起こってしまったということで申し上げたんです。
560カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:39:06 ID:syRpYvEq
記者
なるほど、なるほど。そうすると表現としては、そうは言っても、
今のことはかなり 違うので、表現としては不適切だったというか、
誤解を招く表現だったなぁというふう には。

石原都知事
説明が足りなかったとは言えますね。街頭演説で限られた条件だから。
今、だか ら逐一申し上げた。あの発言の根拠になった、私の印象も含めて、
外務省が示して きた外交の実態っていうものに、
報告に誤謬があったんなら訂正しますけども。誤謬がありますか。

記者
表現として、繰り返しますけども、ウチも全文載せましたし、
他紙の方でも載せてる とこもありますけど、
北朝鮮との関わりの問題だって何やってるんですかと。で、今 おっしゃったような・・・

石原都知事
あそこで今言ったような演説はできませんから、私の持ち分の時間がありますか ら。
だから、せっかくの機会だから、あそこの街頭で会った皆さん以外の
もっと多く の日本人に問題提起をし、また、一緒に考えましょうということで申し上げたんだ。
561カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:41:43 ID:syRpYvEq
朝日新聞・カンダ氏
昨日から今日にかけて、小泉首相や閣僚の中から、
抗議とか批判が出ているん ですけれども。

石原都知事
結構でしょう、それは。

朝日新聞・カンダ氏
それは結構だという・・・

石原都知事
あぁ、結構ですよ。表向きは抗議とか批判せざるを得ないだろう。

朝日新聞・カンダ氏
それは表向きだということですか。

石原都知事
さぁ、知りませんね。内心そのとおりだと思ってるかも知れないし、
外務省はけしか らんと思ってる閣僚だってたくさんいると思うしね。

毎日新聞・オクムラ氏
毎日新聞のオクムラです。知事は名古屋とか池袋の発言で、
今、ご説明いただい たように、外務省のピリッとしない対応を批判されたということは・・・

石原都知事
ピリッとじゃないね。全然違うほうへ舵切ってるね。
562カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:43:31 ID:syRpYvEq
石原都知事
今までに彼がやってきたことが、国民にとってどういう価値、不価値を持つかって いうことを考えれば、
それ以上のこと申しませんけど、その人物ってものは全然評価できないね。

朝日新聞・ムラカミ氏
人物の評価とは別にして、逃げ込んだ所が機動隊であった、お笑いだね、
まったく というのはどういうご意図でご発言なさったんでしょうか。

石原都知事
自分がやってきたことに対する本当の自分の反省っていうか、理解っていうか、
正当な評価っていうものを自分でしてないんでしょうな。

朝日新聞・ムラカミ氏
被害に遭われてからの避難の行動について、こういうふうにおっしゃった、
お笑い だね、まったくとおっしゃったのはどういう意味なんでしょうか。

石原都知事
彼がやってることは、もっと大きな意味でお笑いだからね。
自業自得とは言いませ んよ。しかし、こういう機会でもなかったら
彼は自分のやったことの絶対値について の反省なり評価ってしないんじゃないですか。
これがこのまま通っちゃうもんかね、 こういう外交っていうものが、世の中で。
日本で通っていいと思うの、朝日さん。
563カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:44:51 ID:syRpYvEq
都知事の会見って面白いだろ?w
ヒトラースレはこれで終わって次スレはいらんけど、
都知事スレをヨロ!

★石原都知事の会見感想スレ【動画あり】その6★
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/asia/1103290033/
564カゼラ ◆SONY/ZIFXU :05/02/22 23:46:48 ID:syRpYvEq


               ´ ̄`丶           サラバ
           /        ヽ                           ,-、
                       ,.、-        | ̄ ̄¨   ー----  /::|::゙l
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            \     /  `ー─―‐―一 '''' "" ̄
               -
565日出づる処の名無し
「わが闘争」買ったはいいが、本棚に入れたまんま放置してた。
だから、このスレに興味持って、だんだんスレの更新を楽しみになってきたんだけど、
今度からはもっとじっくり読み返す。
「私は、一人の日本人として、…」そう胸を張って言える日本人になるために。

考える機会をくれたカゼラ ◆SONY/ZIFXU ありがとう。
ずっと ガゼラ だと思ってたのに カ だったのか。

ある名無しより感謝を込めて