1 :
デモ・クラオ:
民主主義国家の間では戦争は起こらない。これはひとつの定説になっている。
しかしこれを裏から言えば、民主主義国家と非民主主義国家の間には戦争は
起こりうるということだ。
漏れらの日本は民主主義国家である。しかし周辺諸国には、共産主義国家(中国)があり、
王朝国家(北朝鮮)がある。いかに民主主義国日本が平和主義を掲げようと、これらの国と
戦争をせざるをえない可能性は、他の民主主義国家が相手の場合とくらべて非常に高い。
つーことについておまいら議論してくれ。
おまんこ女学院
3 :
日出づる処の名無し:04/11/22 01:47:15 ID:BO5oAFz3
3ゲト
アメリカは民主主義国家。
イギリスも民主主義国家。
ナチは民主主義国家。
大日本帝国も民主主義国家。
5 :
日出づる処の名無し:04/11/22 01:49:43 ID:W0jBSmkp
所詮、共産主義はだれも幸せにするパワーはない。単なるねずみ講。
6 :
デモ・クラオ:04/11/22 01:56:56 ID:PG1D+iFD
>>4 ナチスドイツは明確に全体主義国家だった。
大日本帝国は、大正デモクラシーの頃は民主主義国家だったが、
対中戦争の泥沼にはまり軍部が台頭してきてからは全体主義国家
だったと言わざるをえないと思う。
韓国は全体主義国。
8 :
デモ・クラオ:04/11/22 02:03:12 ID:PG1D+iFD
しかし
>>2といい、ロクなレスないな。日曜深夜だからわからなくもないが。
ほんとは議論板に立てたかったんだけど、漏れのホストじゃ立てられなかった。
極東板住民の知性と良識に期待しつつ、寝まつ。
朝鮮民主主義人民共和国は?
10 :
日出づる処の名無し:04/11/22 02:56:44 ID:1vqsbRhz
>>8 >ほんとは議論板に立てたかったんだけど
だからって、極東板が、「オマエの犠牲になっていい」理屈にはならないだろ。
>>1 単純に日本が実力行使もできるならば簡単だよw
12 :
Dr.NO:04/11/22 07:27:32 ID:v1HDFIPI
>>6 ナチが当時世界一民主的といわれたワイマール憲法下で
議会単独過半数を取って政権に就いたという事実をお忘れなく。
昭和17年の翼賛選挙でも、非大政翼賛会議員が80名(今の社民党以上)も当選してるぞ。
15 :
Dr.NO:04/11/22 08:15:44 ID:v1HDFIPI
イランは中東諸国でも有数の民主国家なんでやんすが。
南朝鮮(韓国ともいう)は半社会主義の国。
南朝鮮の国民どもはそれに気づいてすらいないが。
18 :
日出づる処の名無し:04/11/22 09:05:58 ID:GeE0v8qo
フォークランド
チェチェン
レバノン
19 :
日出づる処の名無し:04/11/22 09:09:20 ID:mhGmqgav
姦国は事大主義国家
「起こらない」んじゃなくて、「起こりにくい」んじゃねーの?
21 :
日出づる処の名無し:04/11/22 09:15:25 ID:GeE0v8qo
世界史を見ると共和制国家や民主制国家は、君主制国家に侵略され易いんじゃねーの?
22 :
日出づる処の名無し:04/11/22 10:00:06 ID:v1GPM+6q
民主国家というのは、「アメリカが民主国家と認めた国」のこと。
だから、アメリカが認めなければ、事実はどうであれ、非民主国家ということになる。
23 :
Dr.NO:04/11/22 10:24:05 ID:hzFbxYmY
24 :
日出づる処の名無し:04/11/22 10:32:26 ID:hErlS2vV
>>23 ん?
民主制国家で超大国を築いたのはアメリカくらいなものじゃないか?
歴史上には民主制や貴族共和制の国家も多くあるが、平時には機能するが
戦争になると脆い国ばかりじゃないか?
>1
中国は共産主義じゃないよ。
いまや共産主義を目指してすらいない。
民主主義でもないな。
なんだろ?独裁無主義拝金国?
26 :
日出づる処の名無し:04/11/22 11:01:00 ID:WNdOfdo6
独裁資本主義
>25
中国は伝統的な王朝国家だよ。
中国共産党王朝あるいは毛沢東王朝
ただ、血統によらず官僚に王位を継承した事が近代的
28 :
日出づる処の名無し:04/11/22 11:13:00 ID:hErlS2vV
>>27 歴代の王朝も建国の祖や中興の祖などは、君主制を敷くけど
二代目三代目と代を重ねるごとに名目上の君主になり、官僚政治、側近政治の
寡頭集団統治体制に移行していく。
現在の支那も同じだね。王朝後期の官僚側近政治だね。
王朝時代との違いは、名目君主すら存在しないことくらいかな?
29 :
日出づる処の名無し:04/11/22 13:17:47 ID:TIv4fvnd
民主主義国家ではなく自由主義国家同士では戦争は起こらないってことね。
民主主義は制度(-cy)だが、自由主義は思想(-ism)。
自由主義国家は思想の多様性、寛容を尊ぶから、むやみに戦争に訴えるような
ことはしない。
韓国は民主主義国家だが、全然自由主義的じゃないでしょ。未だに反日史観
以外は許されていないし。
もっとも、自由主義国家は寛容という性質上、韓国、中国のように確信犯的に
自由主義諸国の寛容さに付け込んでプロパガンダをしようという悪人に対しては
抵抗力が弱いのが問題。
30 :
日出づる処の名無し:04/11/22 13:22:26 ID:hErlS2vV
>>29 自分からは仕掛けないとしても、独裁国や圧政民主主義国から
戦争を仕掛けられたときには、民主主義は手続きに時間を要する
性質があるから小田原評定状態に陥らないか心配。
っていうかこの「パクス・デモクラティカ」論は
「民主主義国同士の間では戦争が起こらない」と
「戦争が起こらない国は民主主義国同士だ」のふたつの違いを踏まえてない。
もっといえば「戦争が起こらなかった国」を民主主義国と定義しちゃうことで
ただの同意反復に陥るという致命的な欠陥があり、論として取り扱う価値は無い。
っていうか先進国=大国間では戦争は起こらないって話だろ。
こんなの昔から言われてることじゃん。
33 :
日出づる処の名無し:04/11/22 13:32:10 ID:hErlS2vV
アテネとスパルタとかは、民主主義国同士の戦争だよね。
国民の総意として独裁者による統治を選んだとしたら、
それも民主主義ではないかとも思うし。
>32
ちゃう、ちゃう。 冷戦終結後になってから言われ出した話よ。
「何が民主主義なのか」っていう、世界中のあらゆる政治学者がアタマひねっても回答がない難題に
しっかりと答えを出すことが出来ないと、
この「民主的平和論」は恣意的に他国を「独裁政権だ!」と断じて戦争ふっかけるのを無制限に肯定しちゃう
現代アメリカのネオ・コンの思想になっちゃう。 っていうかもうなってる。
アメリカ人が「民主主義」を賞賛する場合、それは眉唾もんだと思っておいたほうがいい。
自国こそが「民主主義」だ、と信じきってる連中の言うことなんだから。 それは半島のウリミンジョクマンセー思考とまったく変わらん。
用いる単語のうわっつらだけは普遍性があるから騙される人も多いし、アメリカ人自身も騙されてんだが。
35 :
日出づる処の名無し:04/11/22 13:51:11 ID:hErlS2vV
>>34 いやいや、『金持ち喧嘩せず』なんてことわざは昔からあるわけで。
それに欧米流の民主主義政治を行うには、それなりの民度や豊かさが
背景にないと無理。とすると、民主主義だから戦争しないのか、
金持ちだから喧嘩しないのかはなんとも言えない。
>>28 なるほど、名目君主のいない伝統的官僚政治だと考えれば今までと同じなのか。
目からコンタクトレンズが落ちた。
ありがとう。
這いつくばって探してくるよ。
>35
あー、そうじゃなくて「このスレで>1があげてる」論、ってコト。
「金持ち喧嘩せず」っていうのは経験論的な格言だけど、
それをわざわざ「民主国家間では戦争は起きないんだ!」という怪しげな論にして発表した学者が居るのよ、アメリカに。
>>37 一昔前のニューエコノミー論と同じだな。
こんなの唯の流行物でそのうち消えてくよ。
とはいえ、民主国家においては戦争に対する自制、抑止効果が働きやすい
というのは確かだろうね。
39 :
日出づる処の名無し:04/11/22 14:31:22 ID:hErlS2vV
>>38 >民主国家においては戦争に対する自制、抑止効果が働きやすい
一理あると思うけど、戦争開始までの抑制は働くかもしれないし、
勝敗が国の存亡には直接結びつかないような、その国にとって
軽い戦争なら自生的に働くかもしれない。
でも、集団は一度熱狂すると個人より冷めにくく極端に走る傾向が
あるから、暴走し始めた民主主義は止めるのが難しいのではないかと思う。
俺の感覚では、民主主義は抑制的というより、方向転換が遅いというだけで、
火が点くまでは抑制方向に働くが、火が点くと今度は扇情的に働くと思われる。
イスラエルやパレスチナに絶対君主がいたら、もっと早くに
和平が行われるのではないかと。君主がいないと誰と交渉して和平の道を
探ればいいのか収拾がつかなくなるから。
41 :
日出づる処の名無し:04/11/22 16:02:24 ID:hErlS2vV
>>40 それほど根本的な違いかな〜?
今先進国も国内にこそ奴隷はいないけど、
後進国を奴隷にしてるだけだと思うよ。
市民だけを国家の枠で囲い込んで、国内法での奴隷禁止との
矛盾を解決してるだけ。
思うんだが、奴隷が存在しない世界って実現できるのだろうか?
>41
そりゃ「奴隷」の定義違いだよ。
43 :
日出づる処の名無し:04/11/22 17:03:30 ID:hErlS2vV
>>42 同じだと思うよ。
国内だと最低賃金だの、労働時間の制限だの、労働組合法だのうるさいから、
奴隷を国内法の及ばない国外に丸投げしているだけ。
44 :
日出づる処の名無し:04/11/22 17:07:24 ID:RlYAiK+K
漏れなんかリーマンだけど
会社でも家でも奴隷みたいなものだ
労働基準法って何?
>>43 奴隷というものを誤解してないかい?
奴隷ってのは、財産だよ。
自分の財産だからこそ、資産価値が落ちないように、主人は奴隷を大切にする。
逆に、労働者は雇用契約で結ばれているだけの存在だから、大切にする事もない。
あくまで相対的な問題ね。奴隷と最低労働者のどちらが幸せかなんて
どっちもやったことのない自分には分からない。
米国防省のジャームズ・ダニガンも
「歴史上、民主主義国家同士の戦争は起こったことがない」
と述べていた
47 :
日出づる処の名無し:04/11/22 17:20:18 ID:hErlS2vV
>>45 大切にするといっても、選挙権を与えるような扱いじゃなく、
あくまで主人の利益に資する範囲での「大切」なわけ。
奴隷は金で買われて、その負債により縛られているわけであるが、
そういう意味では発展途上国の労働者も同じ構図。
労働者を直接買っているわけじゃないが、現地に出資した会社や
工場という使用者としての債権と、その会社を辞めさされたら
オマンマ食い上げという関係で縛っている。
奴隷を囲う場所が自分の家から、海外に移っただけで、古代ギリシアの
民主制と現代の民主制にそれほどの違いはない。
古代の民主制は、市民と呼ばれる檀那衆だけの国家だったのに対して、
現代の先進国の民主制は檀那衆だけで国家を形成し、奴隷は他国に住まわす
形で実現している。結局のところ檀那衆だけの民主主義国家には変わりない。
>47
そりゃおまいさんの「奴隷」の定義が広義なだけかと。
世間一般的には、発展途上国労働者は「奴隷」とは呼ばないよ。
「被用者と雇用者の」労働契約に根拠を置く労働形態は、
それがいくら劣悪な環境であっても「奴隷的労働」としか呼ばず、「奴隷」とは言わない。
つまり「奴隷」という単語の定義を、
おまいさんはコミュニスト的に言うところの「搾取」に置き
またある人は労働契約の形態に置いてるってだけの話。
49 :
日出づる処の名無し:04/11/22 17:49:10 ID:hErlS2vV
>>48 奴隷と呼ぶか呼ばないかは別として、
古代における狭義の奴隷と同じ役割を果たしていると思っているだけ。
主人と奴隷という登場人物はおなじだから、古代ギリシアの民主主義国家も
現代先進国の民主主義国家もそれほど構造的な違いはないと思う。
物流/情報システムが未発達だった古代においては、奴隷は常に身近に置かないと
意味をなさなかったが、現代では奴隷を他国に住まわせても、自国の利益に
資する使役を行わせることが可能になった。
そういう意味で、古代ギリシアの民主制(実際は寡頭共和制)と現代先進国の
民主制に本質的な違いはないと思うのよ。
>49
で、話をいっちゃんはじめに戻すと
「国家」の枠に組み込まれるか組み込まれないか、という点で
大きく違うと思うが?
ポリス時代の女性や奴隷は、
ポリスの指揮下に置かれながらポリスに対する発言権が無い人々だったわけだろ。
だが現代の発展途上国の低賃金労働者は
その国の指揮下に置かれ、その国に対する発言権があるワケで(無い国もあるがね)。
そこんとこの違いを押さえずに「現代にも奴隷は居るんだ!」と叫んでも、
この場合はスレ違いになるだけだと思うんだが、どうだろう。
日本では、奴隷というと、奴隷の価格が暴落していたアメリカ黒人奴隷のイメージが強いようだが。
奴隷に飯を食わさず飢え死にさせたら、あるいは過労死させたら主人は自分の財産を失ったことになる。
最低労働者が飢え死にしようと過労死しようと雇用主はダメージを受けず、新しい人間を雇うだけ。
52 :
日出づる処の名無し:04/11/22 18:16:37 ID:hErlS2vV
>>50 >その国の指揮下に置かれ、その国に対する発言権があるワケで
古代の奴隷だって、檀那様(先進国)には文句は言えなくても、
奴隷仲間のボス(後進国の支配者)には文句を言えただろ?
古代の奴隷よりも世界の文明や経済力のベースは上がっているけど、
奴隷の役割を演じている人たちは今でも厳然として存在するわけで、
現在の民主主義国の国内に奴隷がいないからといって、
古代の民主主義と本質的にことなるものだというのはいかがなものだろう?
単に物流の進歩で、身近に置く必要がなくなっただけ。
>52
奴隷仲間のボスは旦那さまを選ぶことは出来ませんが、
発展途上国の支配者は宗主国を選ぶことができますよ。
だからこそ「開発援助」が東西冷戦を抜きにして語れないんです。
ループに陥りつつあるんで先に言っておきますが、
ポリス時代に奴隷が担っていた役割を果たす人間が現在も存在しているということを否定するわけではありません。
が、それをもって「今も奴隷はいる」と主張するのは、
少なくともこのスレにおいては見当外れな論説だと言ってるんですよ、こっちは。
「国民国家」の指す「国民」の範囲が、一国の指揮下におかれる人間の範囲と重なったという点は
少なくとも政治学上ではそれなりに意味のあることで、そしてこのスレの話題は政治学の範疇の話です。
国際経済学、それもかなりマル経入ったあなたの主張も間違いと決め付けることは出来ませんが、
すくなくとも「場違い」ではないですかね?
あと、発展途上国の人間を搾取しとる! と言うのは楽ですが、
別に彼らはポリス時代の奴隷のように
「ポリスの武力によって自由民の立場を奪われた」
「商業的失敗によって(略)」
「罪の裁きの結果(略)」わけじゃないですよ。
現地に現金収入を得られる仕事が無いからやってるだけの話で、
地元企業がもっと待遇よくしてくれるのならごく普通にそっちに移るだけの話です。
その一件をだけでみても、「奴隷」と認識するのは筋違いだと思いますよ?
あなたの考える「奴隷のない世界」は、世界がまったく均質化し経済・文化格差が消滅した
のっぺらぼうのような世界でなければ実現しません。