>>536の続き
政治家に流れただす動き
町村氏は同日夜、安倍邸に駆けつけて「本音と建前を分ける政治を精算しよう」と固く約束し合ったという。最初の閣議後の記者会見で靖国
問題をきかれた町村氏は「中国人の死生観と日本人の死生観は違いますからね」と答えている。昔なら中国や韓国から「妄言」と非難されてク
ビが飛びかねない発言だ。
中山成彬文科相もタウンミーティングで、歴史教科書について「自虐的で、従軍慰安婦とか強制連行とかいった言葉が減ってきたのは本当に
良かった」と述べた。これなども、自、社時代なら大臣辞職ものだったはずだ。しかし戦時中「従軍慰安婦」とか「強制連行」などという言葉
は存在しなかったことは確かなのだ。相手のいいなりに頭を下げてきた結果、日本人の歴史認識は途方もない自虐的なものとなった。
ゆゆしき問題だと嘆いてきたが、ここにきて”新世代”の政治家が間違った流れをただそうと立ち上がってきたように見える。こういう動き
は民主党内にも顕著で、中国や韓国、北朝鮮に迎合する旧社会党系の勢力はほとんど力を失いつつある。中国は小泉首相が靖国に参ろうが参る
まいが、日本の投資を断るわけがない。投資を必要とするのは中国の側なのである。(政治評論家)