ま、仕方ない。もう一度言ってやろう。この論点はこうだ。
参政権とは、現実の社会を、平等に支配する権利のことである。
妙な仕組みや建前を作って、平等に支配されているかのように見せかけたってダメ。
参政権は、市民的及び政治的権利に関する国際規約(B規約)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kiyaku/2c_001.html にも述べられているのだが、そもそも、こういう権利が見せかけ(建前)でよければ、
人権委員会やらが、国家を非難するなど有り得ないだろ?
北朝鮮のように、「我が国は民主的で、国民は優れて文化的な生活をおくっている」と言い張ればいいんだから。
で、その委託とやらで、在日の参政権実際が満足できると。それを考えなければならない。
例えば、ある在日は、家の前に立派な道路を造ってほしいという希望がある。
それの意見をどうやって反映させるんだ?
おまえらが言うには、韓国政府に言って(あるいは同じ意見を持つ代議士を支持して)、だな?
この意見の「力」は当然、他の住人と同等でなければならない。
つまり、韓国国内に在日それぞれの生活に精通した組織を作り、日本の公的機関に口だしすると。
しかも、単に口だけ(形だけ)ではない。在日一人が一票に値するような効力がなければダメ。
結局、これって、日本で在日の参政権を認めるのと同じだろ?
しかも、日本の公的機関へ対して韓国が圧力をかけるのを正式に認めるんだから、
もう、内政干渉丸出し。
とはいえ、オレは内政干渉の危険なんて知ったこっちゃないから、別にこれでもいいよ。
実際に、参政権を行使できればそれでいいんだからな。政治参加の仕組みは二の次だ。
だが、おまえらはどうなんだ?素直に、既存の選挙制度における参政権を認めた方がいいじゃんない(プ。
あと、念のため言っておくが、民主主義の原則は、
「管轄するなら、民の支配を受けろ」「民の支配を受けているなら、管轄機関は正当だ」
というものだからな。韓国経由で在日の支配を受けるにしても、それを実現する責任は日本にある。
参政権が保障されていない人民を管轄するのは、ハッキリ言えば悪。管轄に正当性はない。
「委託」を理由にするのは、委託と言う名目で、在日の権利を剥奪するに等しい。
つまり、ここでも、「韓国政府へ要求しろ」なんてお門違い(プ。