陛下たん:「ねぇ側仕えたん、暑中見舞いっていつ書くの?」
側仕えたん:「暦の上では『大暑』から『立秋』までとなっております。
今年ですと7月22日から8月7日までですね」
侍従たん:「ああ、もうそんな時期なんですか」
陛下たん:「出したい人がたくさんいるから、書ききれるかなぁ〜」
側仕えたん:「もしよければお手伝いいたしますが」
陛下たん:「だめだよぉ〜。自分で書くのが大事なんだから」
側仕えたん:「これは陛下、ごもっともでございます。して、主にどなた宛に…」
陛下たん:「うん。各国の首脳さんたちにはもちろんだけど、今年大変な目に
あっちゃった新潟や福井の人たちとか、サマワや東ティモールで頑張っている
自衛隊のお兄さん達に出したいと思っているの」
白魚のような指を一つひとつ折って数える陛下たん。
陛下たん:「あと、普段お世話になっている閣僚の人たちとかね」
侍従たん:「大変な枚数になりますな…」
陛下たん:「みんなも大変なんだもん。少しでも励ましになるといいと思って」
側仕えたん:「そのお言葉と大御心、受け取る方々の何よりの励みになるかと」
陛下たん:「そう?*・゜゚・*:.。.(*´▽`)パァァ.。.:*・゜゚・*:頑張って書こうっと♪」
数日後、各所に向日葵のイラストが描かれたポストカードが届けられた。
国内外を問わず、この日の「陛下たん萌え〜」の響きは、ひときわ高らかだった。
◇
岡田:「天皇が親筆を各所に送るなど、これは国事行為の域を脱している。しかも、
私のところには来ていないではないですか!この由々しき事態に対して民主党は
小泉首相の責任を問うと共に、陛下たんご愛用ポストカードのジャスコへの入荷を要求する!」
福島:「社民党も〜民主党に賛成ですぅ〜」
陛下たん:「イイカンガエダトオモッタノニ…(´・ω・`)ショボーン 」