214 :
日出づる処の名無し:04/09/03 00:54 ID:NbVVjB5E
いや、好きだから
>>なまじ○○映画祭出品作などとハクをつけて煽るのは愚の骨頂だ。
と思うんだよ。
>>だからよ。
ってのは何?
今の映画の興行成績は内容よりも
PR活動に大きく左右される。
ハクをつけるのは仕方がない。
イノセンスの
1.興業成績
2.作品評価
3.韓民族への評価。
1、2、3は全く別の話であり
全く別の話として語られなくてはならない。
ていうか板違いだと思う。
ていうか間違いなく板違いだろーがボケ!
219 :
日出づる処の名無し:04/09/04 00:24 ID:GiEBrHYh
>
>>212 違うな。
「熱狂的なファン以外のやつら(=一般大衆)が
ツマンナイと思う(=観に行かない)物を
持ち上げる奴がいる」
という状況を愁いているのだな。
押井守::::人気のある原作をベースにCGなどの現代の最先端のテクノロジーを
駆使した映像作りを行うが、一部のファンしか観ない。
宮崎駿::::無名の原作をベースに一部CGを使うがあくまで手描き主体の映像づくり。
全国の劇場で公開され、一般の老若男女が観に行く。
220 :
日出づる処の名無し:04/09/04 02:01 ID:5oowqYhM
一般大衆に受けるいわゆる万人受けを狙った仕事をするのがプロ。
理解してもらえる人に理解してもらえれば良いという考えの下に作業をするのは芸術家。
最近の押井は後者。
前に出てた、やっつけ仕事のほうがいいとか原作モノのほうがいいというのは、
やっぱりオシイが演出家ってゆーのを証明しているのかも。
三竹で全然おもしろくなかった。
一般うけの宮崎アニメを見ても、ちっとも満足できず
押井アニメでちょっと満足な俺はマニアか?というと
そうでもない
224 :
日出づる処の名無し:04/09/05 02:09 ID:CJjNTeAA
宮崎アニメは海外でいくつか賞をもらっているが、
実際のところ当地で広く公開されたわけではない。
首都の小劇場で数週間公開されただけである。
日本でいえば銀座シネパトスで3週間だけ上映といったところ。
225 :
日出づる処の名無し:04/09/05 17:17 ID:8mWdzynP
イノセンスの台詞回しは含蓄在りすぎて少し難しいだろうな
日本の文化背景理解しないと面白くないかもしれん
226 :
日出づる処の名無し:04/09/06 00:15 ID:3zoK65gJ
日本人は米国の文化背景なんか理解していないけど
ハリウッド映画大好きだぞ。
227 :
日出づる処の名無し:04/09/06 00:34 ID:5XZfHnZB
カンヌで受けたいなら侍とかゲイシャとかそう言った類を出せ。
いままでカンヌでどう言った日本作品が賞取ったか思い出して欲しい。
ハリウッドは小難しい文化背景ははしょってるでしょ。
だからこそ世界にうけいれられる。
>>228 ま、直木賞の選定基準と大して変わらんな
「直木賞の指向は、大乗仏教の立場と似ているところがあって縁無き衆生に語りかけようという姿勢が根本。
(選ばれし少数の読者のため)より、(選ばざる多数の読者のため)に、という覚悟が最後の一線としてある」
つまり、大概の賞なる物はこの基準とほぼ同じ規定で決まってると言ってもいい。
230 :
日出づる処の名無し:04/09/08 23:39 ID:D8+7IhMe
押井守はもう映画なんか作るな。
一般大衆にはおまえの作品は難解すぎてわからんということにしといてやるから。
OVA程度で満足しとけ。信者は必ず買ってくれるからな。
何様だこいつw
>>230 >押井守はもう映画なんか作るな。
おまえみたいな才能無しが決める事じゃない
233 :
日出処の名無し:04/09/09 23:47 ID:3jET8kMh
押井守も才能なんかない。
一部の狂信的ファンに持ち上げられているだけ。
>226
アメリカに深い文化背景なんてあんまり無いだろ。
>>無名の原作をベースに一部CGを使うがあくまで手描き主体の映像づくり。
ジブリはCGの使い方が下手なだけと違うか?
千と千尋の、花壇の中走り抜ける所なんて最悪の極みだったぞ。
236 :
日出づる処の名無し:04/09/20 08:10:04 ID:lah37qfc
イノセンスの出資者は、自信満々だったけど・・・
> 押井守も才能なんかない。
>一部の狂信的ファンに持ち上げられているだけ。
狂信的にさせるのも才能がなきゃできないな
238 :
日出づる処の名無し:04/09/22 16:44:17 ID:VUD/YoLu
IMDbでは、この映画の使用言語は日本語と広東語のバイリンガルになってるな。
http://us.imdb.com/title/tt0347246/ 街場の貧民たちや敵企業のガヤは広東語、劇中の技術文書は英語+中文+ハングル、
メインキャラの台詞は日本語だが、捜査会議の場面で表示される文書などを見るに、
劇中では公安9課その他のエリート連中は公用語として英語を話している設定だと思われる。
日本文化に属しているのが明白なのはバトーに皆殺しにされるためだけに登場するお笑いヤクザ連中だけw
これがつまり、この映画が描く2030年代の「某国」であるわけで、
日本列島に存在しているからといってこんなものは断じて「日本」ではない。
いやはや、大した亡国映画だよこれは。
239 :
日出づる処の名無し:04/09/22 16:47:56 ID:GinNxKV+
そこまで目くじら立てるようなことか?
単に絵的にカコイイから非日本語を表示言語にしただけだろ。
>問題は、オシイはオリジナリティーに富む映像作家であるのに、物語を語ることができないこと
まさにコレでしょ?
241 :
日出づる処の名無し:04/09/22 17:28:32 ID:B2jMi+FO
攻殻1.5欄外より
----
補足・・・この時代、極東地域における米軍の主力は、日本でも統一韓国でもない。
(この呼称は良くないらしいがほかに言い様も無いので謝)
竹島付近(この名称も問題あるが説明が面倒なので良しとしてくれい)の埋立地にある。
実際はそんなこと出来ないだろうが、マンガの設定なので笑って良しとして欲しい。
しかしこれ何とかならんもんかなー。できそうなのは米軍基地の本土分散とか自衛隊の
「防衛軍化」か・・・物騒でやだなー 失礼。
----
攻殻2欄外より
----
限定主義者・・・「〜族でなければならない」「〜人で無ければならない」
「〜教で無ければならない」「〜派でなければならない」
等々の多様性や協調性を否定する主義の人々の総称。
自分に対して厳しいのは各人の自由だが、他人に対して
厳しいのは迷惑なことが多い
----
以上、士郎正宗はこの板基準で言うところの「サヨ」であることの論拠でした。
242 :
名無しさん:04/09/22 17:44:19 ID:GC+2vNHg
映画館で見たときは頭クラクラした。
映像で圧倒されつつ、情報量大杉。訳の分からん格言連発に気分の悪くなる繰り返し迷路。
凡作ではありえないが、面白い作品とは言い難い。
今回DVDが出たので再度視聴。あら、普通に見れたなー。
内容知ってるのもあるが、格言連発もさほど気にならず。
やっぱり映画館で見るのとはずいぶん印象が違ってくるな。
243 :
日出づる処の名無し:04/09/22 17:52:10 ID:K4dOghlx
オシイの作品はあんまり好きじゃないなぁ…
なんか辛気臭いんだもん。コウカクがなんで受けたのか理解できんかったし。
マンガのほうが面白かったよ。
俺が遅れてるんだろうな
245 :
日出づる処の名無し:04/09/22 17:58:08 ID:ttMsJ/JD
アニメのくせに哲学ぶっているね
246 :
日出づる処の名無し:04/09/22 18:15:25 ID:QKfgIYay
こんな腐った映画いらない。
哲学をなめるな。
ふん、低能共の戯言ばかりか
ここは
まぁ少なくとも、一般的な「エンターテイメント」ってのからは
かなり遠ざかっちゃってるよね。個人的には2回目みたい!とは思わなかった・・・・。
話も良くわかんなかったし見るかなぁ〜〜?程度。
コレって結構大事な気がする。
またあのごちゃごちゃしたのを見るのかぁって
2回目見るのをダルがらせる映画ってのはどうかと思うわけですよ。
>>235 >千と千尋の、花壇の中走り抜ける所なんて最悪の極みだったぞ。
同意。あのシーンはオイオイと思った。
金をかけられないテレビ番組じゃ無いんだからと。
またはセンスの良いスタッフを呼べなかったのかと。
イノセンスではキムの館の外観をぐるっと回すシーンが適当だった。CGの二人。
>>248 俺はあんたの逆でゴチャゴチャしていまいちわからんから
もう一回見たいと思う
見て行くうちに徐々にわかってくるかも知れんし、新たな
発見があるかもしれないからな
一回見て「なーんだ、こんなもんか」って思ったらそれでおしまい
それこそつまんない映画だよ
「千と千尋」はその程度「ナウシカ」は何度も見たよ
>>245 惜しいの映画は、哲学じゃなくてイデオロギーだ。
惜しいの作品は視聴者を楽しませる事など全く考えずに、惜しいのイデオロギーに
対して視聴者が共感するように強要してる。だから視聴者が不快感を覚え、頭が
クラクラするようになる。
すっげぇバカ発見
どのへんがイデオロギーなのか拝聴させていただくw
本当は有能な現場監督タイプじゃないか。押井って。
あるコンセプトにそって破綻なくキチンと作品を纏め上げる力が凄い。
そのコンセプト自体がつまらんだけで。
254 :
日出づる処の名無し:04/09/27 23:52:22 ID:P0i72a2Q
客を呼べないものをつくるやつは無能。
255 :
日出づる処の名無し:04/09/27 23:57:50 ID:CNBhlh5Z
決め台詞が哲学ぶって多いんだよね
でも、甲殻ファンは好きなのさ
256 :
日出づる処の名無し:04/09/28 01:00:49 ID:Q0n5hxTi
たけしに賞やるようなセンスの奴らにとやかく言われたかねーな。
正直ツマランかった。
中華風世界には背筋が寒くなった。
みんな何を難しいことを語っているやら。
この作品のテーマは草薙を思い続けるバトーの
「男の純情」だろうが!
>260
前作を見ないと判らないよ・・・全てはコレに尽きる。
素子が消滅(昇華?)したことで、バトーが抜け殻&自暴状態であるのは、
わしらには判るのだが、カンヌの観客には判らないから、バトーという
主人公に感情移入しようが無く、逆に、アメリカ的な何も考えていない、
悩みもないアクションヒーローと映ったのかもしれない。
戦闘の時だけイキイキしてるしな。
バトーの「今は幸せなのか?」という問いの辺りに、切ないものを感じれるか
どうかで評価が決まる様な気がする。
262 :
まとめ:
>>261 前作を見て無くても十分に解る。
素子については必要以上に説明がされている。
バト−(意外の人間も)が抜け殻状態になるのは電脳化以降。
それ故に生きている実感を得る為に死の危険を犯すようなギリギリの状態に自分を追い込む。
だから他人には自暴自棄に見える。
素子のダイビングもそれと同じ。
バトーの人生観が『そこそこ嬉しい事もあるが無意味だからせつない』から
素子の「あなたがネットに繋ぐ時、いつも側にいる」の言葉によって
『無意味だから切ないけどそこそこ嬉しい事もある』と変わると
感じれるか どうかで評価が決まる様な気がする。