馬鹿サヨのカキコは、バカ以下!!

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572日出づる処の名無し
このところ一部の新聞ヤテレビで、にわかに噴き出してきたのが「自己責任」に対する反論である。
民主党のカン代表も政府・与党の姿勢を批判しているが、イラクの法人人質やその家族に対する”世論”は
不当なバッシングだと言う▼そういうテレビのコメンテーターや新聞の人権擁護論で、意図的なのかどうか、
ほおかむりしている論点がある。こんどの人質事件はトクシュで異様な状況の下で起きていることだ。その一つが
イラクは”超危険地帯”として再三に及ぶ最高度の退避勧告が出されていた。▼確かに国家には国民保護の責務
がある。しかし退避勧告を無視して行動する人は、国としても面倒見切れません、自分が責任をとって下さいよ、
と言うのも仕方がない。いやむしろ当然ではないか。その点に知らん顔して論じている。▼二つは、人質の多くは
反戦活動家といわれている人で、日ごろは国家や政府を否定し批判している。その人たちが、いざ困った時は
国家が自分を助けろというのは少々虫が良過ぎはしまいか。だが家族は「個」の責任をそっちのけにして「公」の
政策変更を声高に要求した。▼それに対し違和感や嫌悪感をおぼえたのが世論なのである。”被害者叩き”でも
何でもない。国民のごく普通の感覚であり、気持ちなのだった。しかもテレビのキャスターやコメンテーターは、
家族の無分別をたしなめるどころか一緒になって政府を責めたり、批判したりした。▼家族は後になって「感謝と
おわび」に転じたが、初めからそうしていれば世論も横を向いたりしなかったろう。繰り返すが、国民の一人一人が
自分の行動に責任を持つべきことは普通のこと。何に限らず、「自己責任」の自覚を促すのは当然のことである。
■産経抄 2004/04/23より