【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part844
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日出づる処の名無し :
04/02/15 17:59 ID:acV86Hjb Libyan Arms Papers Are Linked to China Washington Post Feb 15,2004
リビアの兵器書類が中国に結びついた
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A42692-2004Feb14.html 政府関係者と兵器専門家によると、調査官達は昨年リビアで発見された核兵器設計元として中国を特定し、パキスタンを
通じアジアと中東諸国へ核関連の機密を渡した一連の核拡散におけるもうひとつの結びつきをさらに暴露した。リビアに
引き渡された核爆弾の設計書や他の書類は、1980年代初期にパキスタンへ核兵器のノウハウを渡した、長い間疑われて
いた中国の役割に劇的な証拠をもたらした、と彼らは語った。その設計書は、現在広がりつつある国際社会の調査の
焦点となっている核関連貿易網を通じて、パキスタンが率いる貿易網によって後にリビアに転売された、と米国と欧州に
本拠地を置く関係者達と専門家達は付け加えた。書類の束には、その幾つかは中国語の文章が含まれたいたが、
大きな弾道ミサイルの弾頭部分に適合する内部爆発型核爆弾を組み立てる為の、詳細な、段階的な指示書が含まれ
ていた。その書類には、核弾頭用部品を製造する為の技術指示書も含まれていた、とその関係者達と専門家達は
語った。
“それはちょうど、あなたが工場の床に置いてあるものだ。その指示書であなたがボルトにどれだけのトルクを掛けるのか、
部品にどの接着剤を使うのか分かる。”とその設計書を精査したある兵器専門家はインタビューで語った。彼はその設計を
“とても、とても古い”が“よく技術的に検討されている”と評した。
米国情報関係者達は、中国が、パキスタン初の核兵器を製造する際に、パキスタンへ初期支援を−−1980年代には終了
していたと思われる援助を行った、と数年前に結論付けた。依然として、その設計書に精通している兵器専門家達は
他国への機密事項を扱う核技術の卸売りの移転と、彼が評したものに驚きを表した。書類の束に含まれていた覚書は、
中国が数年の期間に渡り、爆弾製造のより細かな点に関し、パキスタンの科学者達を指導し続けていたことを示唆していた、
とその関係者は語った。
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50の続き :04/02/15 18:01 ID:acV86Hjb
中国の行動は“無責任で、近視眼的であったし、中国が他の何をパキスタンの核兵器開発に供給しているのか疑問を引き 起こしている。”と核物理化学者で、イラクの国連兵器前査察官のデビィド・オルブライトは語った。“これらの書類は、イラクや 北朝鮮、及びその他の国々がパキスタンや彼らの代理人からこれらの書類を受け取ったかどうかの疑問も引き起こしている。” 書類の束は、カダフィが大量破壊兵器を放棄し、兵器研究所を国際社会の査察へ見せることを決心したこと受けた11月に、 米国関係者に引き渡された。その設計書は先月ワシントンに空輸されたが、米国、英国、ウィーンの本拠地を置くIAEAからの 専門家達によって分析されていた。 リビアの兵器専門家達も、核兵器の主要な原料となる濃縮ウランの製造に使用されていた大量の装置を発見した。その発見は イランと北朝鮮同様にリビアへ技術と部品を渡していたと関係者達が言う、ならず者の核関連貿易網を暴露するのに役に立った。 その中心人物、パキスタンの冶金学者、アブドゥル・カディール・カーン博士は、先月テレビ放送された告白の中で、他人に核関連の秘密 を渡したことがあると認めた。パキスタンの大統領、ムシャラフ将軍はその時カーン博士を赦免した。その設計書に精通している米国と 欧州の兵器専門家によると、カーン博士の販売網へ繋がる多くの核拡散行動の中で、核兵器設計書を販売することは、最も 深刻であると見られている。リビアで発見された書類には、核兵器製造者が核爆発に必要なプルトニウムや高濃縮ウランを入手 出来ると仮定すると、爆弾を組み立てるのに必要なほとんどの情報が含まれていた。同時に、核兵器を製造しようとする国々 にとって最も難しいことの一つは、プルトニウムやウランを獲得することであった。
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51の続き :04/02/15 18:03 ID:acV86Hjb
リビアは核兵器製造へ最低限の進歩をしかしていなかった様に見えたし、自国の兵器の中に、設計図に描かれた1000パウンド (約454Kg)の核弾頭を運ぶ能力があるミサイルを所有していなかった。しかし、その設計書は、カーン博士の販売網の他の明ら かになっている顧客達には、より一層価値があったであろうと、兵器専門家は気付いた。“この設計はイランと北朝鮮の様な 国々にはかなり有益なものであろう。”オルブライトは語った。彼のワシントンを本拠地とするInstitute for Science and International Security はイランと北朝鮮の非通常兵器計画を研究している。その設計は“北朝鮮のノドン・ミサイル、イランのShahab-3ミサイル、 及び1991年の湾岸戦争のちょうど前にイラクが購入していた弾道ミサイルによって、運搬可能であるように見える。”と彼は語った。 その設計図に描かれた弾頭は、1960年代に中国で試験された事が知られている兵器に似ている様に見えた、とその書類に 精通している専門家達は語った。より古い設計ではあるが、その爆弾は、第2次世界大戦末期に広島と長崎で投下された 爆弾より小さく、より洗練されている内部爆発型の弾頭であった。内部爆発型爆弾は、核分裂性物質の球体を圧迫させ、 核連鎖反応を起す為に、精密に時間を合わせた通常型の爆弾を使用している。 1998年のパキスタンの最初の核実験には、リビアに売却されたものより近代的な設計が含まれていた。オルブライトは、そのリビアの 書類には、“パキスタンが製造した核兵器についてなんの情報も含まれている様には見えない。”と語った。 調査の中心であるその書類は、パキスタンの衣服販売店の2つの白いプラスチック製の買い物袋に入れられて、IAEAの査察官に 引き渡された。多くの書類は“コピーのコピーのコピー”だった、とその書類に詳しいある人物は語った。付属書類が中国語の 原本であった一方、主要な書類は全く英語で書かれていた。その束には米国兵器研究所からの核兵器に関する公開文献の 文章も含まれていた、とその書類に精通している関係者達は語った。
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52の続き :04/02/15 18:04 ID:acV86Hjb
驚くことに、ほとんどの主要な設計の要素が含まれていたが、幾つかの鍵となる部分は抜けていた、と関係者達と専門家達は 語った。何人かの調査官は、抜けている書類は失われたか、まだ提供されていなかったであろう、−−恐らく追加料金未払い で、その書類は止められた、と推測している。他の調査官は、設計図は濃縮ウラン装置購入のボーナスとして、単に添えられたと、 示唆した。−−“サンデェーの上のサクランボだよ。”とある精通した関係者は語った。 国際査察官にその設計書について事情聴取をされたリビアの科学者は、その書類を真剣に研究しなかったし、何かが抜けて いたことに気付かなかった、と語った。リビアは核兵器用の適切なミサイルや運搬組織を持っていなかったので、科学者達は 彼らの兵器計画の他の部分が更に進められるまで、爆弾設計書に関する仕事を遅らせると決めたのかもしれなかった、 ある精通した関係者は語った。米国と欧州の調査官は、リビアとイランで発見された核関連の設計書と部品の中で、多くの 類似性があり、それらは同じ販売網によって供給されたことを示唆している、と語った。誰がリビアにその材料を送ったかに 関して、その質問を研究した、ある欧州の関係者はカーン博士の販売網への繋がりは、間接的なものであった、と語った。 “その中間業者は全く見えてこない。中間業者はとても上手に自分の証拠を隠蔽している。” パキスタンへの中国の核関連計画移転の証拠は、米国関係者が少なくても1980年代初期以来信じてきたものを確かにした。 1983年に書かれたパキスタンの核開発計画に関する、秘密解除された国務省の報告書は、中国がパキスタンの爆弾製造計画 に“支援をしていた”と結論付けていた。“我々は今核分裂性物質の生産と、恐らく核弾頭設計の分野で、協力が行われて いたと信じる。”とその報告書は記していた。
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53の続き :04/02/15 18:04 ID:acV86Hjb
その様な協力の直接証拠の発見は気掛かりな一方で、中国の兵器拡散の見方が1980年代以降劇的に変化し、中国の 指導者達が今、米国と他の国々と一緒に、慎重を期する兵器技術の漏洩防止に協力していることは注目に値する、と Carnegie Endowment for International Peace の兵器不拡散専門家、ジョナサン・ウォルフスタール は語った。 “中国はパキスタンと技術を共有したことに大きな間違いを犯したのか?そうである。我々はパキスタンが核兵器を開発していた 1980年代に見過ごすことによって、間違いを犯したのか?そうである。”とウォルフスター は語った。“しかし、それのうちのどれも、 我々が今日直面している本当の脅威に取り組むことを邪魔すべきではない。我々の優先順位は、過去10年間に渡る、これら の核関連供給者とビジネスマンの行動によって引き起こされた問題を解決すべきことである。” (引用終り) >中国が北朝鮮の高濃縮ウランの存在を懸命に否定しているのは、中国自身が係わっていたからのようです。