これ印刷して近所に配りまくれ！ 極東支部part４

【ビラ配布に賛同し実行してくださる皆様へのお知らせ】

前スレッドはdat落ちしましたが、そのミラーをつくりました。
これ印刷して近所に配りまくれ！ 極東支部part３
http://2chlog.homeftp.org/20030901/1051557147.html
抱腹絶倒の「珍メンバー紹介」は、996番の書き込みからたどって
お読みください。
珍メンバーは続々増えています。>>21は誇大妄想癖。「この
活動の成果はとてつもなく大きかった」(>>22 >>27を参照)。

>>78の「中学生」さん、ようこそいらっしゃい。
この活動は、どんな落ちこぼれでも暖かく受け入れます。
そのせいか、先輩も「愉快な仲間たち」ばかりです。

>>79
>絶対みつからないようにしなさい！
>>80
>まずいよ！
>>81
>目立つから
>>82
>図書室の本に挟むと宜しいよ。
>>84
>みつからないようにな！！

要するに、「犯罪者みたいにコソコソやれ！」ってことです。
見つからないように苦心した挙句、ビラ自体も見つけてもらえ
なくなった……なんてね(笑)。
「ごみビラを配るごみ人間」への仲間入り、おめでとう。

>>83 >>97
>週末の夜に路上でもビラを撒きたいのですがどんな所に貼ったら
>よいのでしょうか？
お茶目な「中学生」さん、こんばんは。まず、>>3-6を熟読して
ください。撒く場所が学校内か路上かで、事前に許可を得るべき
相手が異なります。
また、撒くのと貼るのとでは刑罰が異なります。中学生ならば、
夜に活動すると、活動の態様を問わず補導されることがあります。
>>97
>うまく配り終えたこともあってだんだん楽しくなって来てますね
「だんだん楽しくなって来てます」は、ごみ人間への仲間入りの
徴(しるし)です。「犯罪者みたいにコソコソやれ！」の楽しさですね。
一般に、(大学以外の)学校は校内でのビラ掲示・配布などにうるさく、
事前に学校長の許可を得る必要があります。「うまく配り終えた」
ビラは先生にチクられて、犯人探しが始まっているかも知れません。
その後の顛末などありましたら、ぜひレポートをお願いします。

この運動(>>1)のメンバーたちは、ビラ配布の「不逮捕特権」(？)を
盲信している。
その根拠として前スレッドで挙がったのは、ピザ屋のビラ配りの
経験や、美容院のチラシが郵便受けに入っていることだった。
これは、この「ごみビラ配れ！」運動のメンバーに、政治・社会・
市民運動経験者がほとんど皆無であることを示している。ど素人
ばかりの烏合の衆なのだ。

未経験者は経験者に学ぼう。新右翼の長老(笑)鈴木邦男は語る。

鈴木は、1943年福島県生まれである。早稲田大政経学部卒。学生
時代から右翼・民族派運動に身を投じ、産経新聞社在職中の72年に
「一水会」を結成した。73年に産経を退職し、99年まで一水会会長
をつとめた。
それでは、『右翼・公安用語の基礎知識』(鈴木邦男著、コアラ
ブックス、2000年)から、「ビラ貼り」の項の一部を引用する。

ビラ貼り
「右翼の仕事は街宣とビラ貼りだ」といわれるくらい、ビラ貼り
は大事な仕事だ。（略）これは左翼でも同じだ。（略）それに、
ビラ貼りは全て違法だ。見つかったら捕まる。（略）
集会、表現、思想の自由は憲法でも認められているのだ。ただ、
ビラ貼りだけは一切、出来ないのだ。警察ではどんなビラ貼り
も許可しない。（略）
それでは、なぜそんな危険を冒してビラ貼りをやるかだ。（略）
マスコミは偏向しているから自分たち(右翼)の考えを載せて
くれない。それに匹敵する言論を作ろうと思っても資金的に
出来ない。自分たちが体一つでやろうとしたら街宣とビラ貼り
しかない、そう思うのだ。（略）
ビラ貼りでも政治運動がらみだと、いろんなことを徹底的に
聞かれる。午後8時に捕まって朝の5時まで調べられた、なんて
ケースも多い。（略）

僕も昔はよくビラ貼りをしていた。そして、よく捕まっていた。
（略）警察に見つかった時だが、まず逃げられない。前は逃げた
ことがあったが向こうはプロだ。何人でも出てきて、どこまでも
追ってくる。（略）
左右とも今は公安事件がないから、ビラ貼りにも厳しく目を光らし
すぐに「事件」にしようとする。また、今は政治的なビラが余り
ない。だから、たまに捕まると警察官が調書の作り方を知らなくて
六時間以上もかかったりする。（略）
『右翼・公安用語の基礎知識』(鈴木邦男著、コアラブックス、2000年)

次も同書から、「街宣・街宣車」の項の一部を引用する。

街宣・街宣車
右翼にとって街宣車は必須のものだ。右翼団体をつくるとまず
「街宣車をつくらなくちゃ」となる。（略）
黒い車で大音響を発していては、一般の人々はただ恐がるだけだ。
うるさがるだけだ。（略）だから、白い車にして、軍歌を流さずに、
車をとめて、自分たちの主張を訴えろと。（略）僕が言うと、（略）
右翼の集会ではよく突き上げられた。「街宣活動を否定された」
と思うからだろう。「それを否定されたらもう俺たちのやることは
ない」と思うのだ。（略）
「右翼」というと今は即、「街宣車」と連想されるだろうが、何も
もともと、この二つは深い関係があったわけではない。せいぜい
二十年くらい前からの「傾向」なのだ。（略）誰がこういう運動
形態を始めたのか。多分、故・赤尾敏(愛国党総裁)さんだと思う。

赤尾さんは戦前、国会議員だった。そして、政治家が選挙カーの
上で自分たちの政見を訴える。それと同じように愛国党でもやった
のだ。これを右翼が皆、真似した。（略）
政治家や左翼や企業に押しかけていくと強烈な「武器」になる。
（略）本来は「辻説法」の道具だったのだが、今は「武器」に
なっている。（略）
70年代中頃から街宣者がドッと増えた。（略）

街宣車を大目に見る公安
（略）これは公安の「右翼対策」にからんでくる。対左翼と違い、
右翼に対しては、(引用者注：公安は)「我々は味方だから」と
言って近づき、情報をとる。（略）「日本を左翼から守る点では
右翼も警察も同じだ。仲間だ」と言っている。（略）
たとえば街宣者が赤信号で突っ走っても文句は言わない。事情を
知らない交通課の警官が注意すると、公安が出てきて、「こら、
この団体は俺たちが面倒をみているんだ。口出しするな」と
追い払ってくれる。（略）
僕も昔は自分で運転したこともあるから分かる。（略）信号無視
しようと、スピード違反しようと、一切おとがめ無しだ。（略）

交通違反をチャラにしてくれる公安
（略）僕は今は公安とは一切付き合いがないが、昔は仕方なく
会っていた時がある。その頃、友人に頼まれた。
「駐車違反で切符きられた。チャラにしてくれ」と。「そんな
ことは出来ないよ」と言うと、「公安に頼めばいいじゃないか」
と言う。それで嫌々、公安に電話した。一発でOKだった。
ヘエー、こんな「法律破り」があったのかと驚いた。友人に
頼まれて三回くらいやった。しかし、公安に「恩義」を感じると
ヤバくなる。（略）
最後に、最近の傾向として、インターネットのHP(ホームページ)
がある。（略）「もう街宣は古い。これからはHPだよ」と言う人
もいる。さて、どうなるのか。
『右翼・公安用語の基礎知識』(鈴木邦男著、コアラブックス、2000年)

【訂正】
>>187 >>188の「街宣者」を「街宣車」に訂正します。

ここで、ネットで流布している珍説と、通説および鈴木邦男の
記述とを、対比させてみよう。ネットの世界では、事実に反する
デマが罷り通っている。例えば、次の「その1」である。
その1.
「街宣右翼」という右翼のジャンルがあり、主に在日韓国人・
在日朝鮮人(以下、「在日」と略す)または被差別部落出身者で
構成されている。

これはデタラメである。日常的に活動している右翼団体ならば、
大体街宣車を持っていて、街宣活動を行う。
まず、右翼団体を大まかに分類しよう。『知恵蔵 90年度版』
(朝日新聞社)で高木正幸が執筆した「右翼団体」の項を、鈴木
邦男が引用しているので、それに沿って分類してみる。なお、
高木は故人となり、以後『知恵蔵』から「右翼・左翼」の項目
は消えてしまった。

やれやれ、またか。

言っておくけど、活動を止めさせるつもりなら逆効果だぞ。
それだけ必死なところを見せ付けてしまっては、逆に「効果がある」と確信させるだけなのが分からないのかな。
反発が強いという事はそれだけ影響があるという事の証明みたいなものなのだが。

報告：某アパート及びマンションへの配達終了！！

さて、一仕事終えたから寝るとするか。

お疲れさまです。

右翼民族団体は、88年現在約840団体12万5000人。うち日常的
に活動しているいわゆる行動右翼は、約50団体2万2000人。
これらの中で戦前からの系譜を引くものは、せいぜい2、30団体
程度。70年代後半からの暴力団取締り強化や、82年の商法改正
によって、暴力団や暴力団総会屋からの転向組、いわゆる仁侠系
右翼が増えた。全体の約8割が仁侠系とも言われる(仁侠系は、
行動右翼とそれ以外の両方にある)。
企業などを右翼の名で脅して利権を得る右翼団体の行為を、警察
は「えせ右翼行為」として特別の取締り対象としているが、それら
似非右翼・利権右翼は全体の約4割にあたる約350団体、6万人に
上るとされている。
(ここまで、高木正幸による分析)

これらの数字には、一見奇妙なところもあるが、それは右翼自体
の持つ不思議さでもあると、鈴木は感じている。警察は、右翼に
ついてもっと正確な数字を弾き出しているはずだが、詳細を公表
しない。結局、当の右翼の鈴木でさえ、高木を「一番詳しい人」
と呼んで参考にしていた。

要するに、似非右翼も、似非でない右翼も、街宣車を持ち街宣
活動を行う。街宣車を持たないのは、そもそも日常的に活動して
いない、休眠状態の右翼である。
ただし、似非でない右翼は、街宣車を威圧のためと「主義主張を
伝えるため」の両方で使う。
それに対し、似非右翼は威圧のためだけに使う。すなわち、街宣車
を使って、特定の企業などを脅して利権を得る。「天皇陛下のため、
国のため、世のため人のため」と言いながら、実は自分らの金儲け
のために活動しているのである。

そこで、それら「街宣活動をする似非右翼」を、特に「街宣右翼」
と呼ぶことも無いわけではない。しかし、その用法の場合は、
「街宣右翼以外の右翼も、街宣車で街宣する」と一言断わらねば
なるまい。特定の企業などを脅さずに、政治スローガンなどを
絶叫する街宣車は、似非右翼ではないから、それまでも「街宣右翼」
と呼んでいると、「休眠団体以外の右翼はほとんど街宣右翼」
という、おかしな話になってしまう。
また、「街宣右翼は主に在日」も根拠の乏しいデマである。前述
したように、警察は(団体名・個人名まで入った)詳細な右翼分布図
を持っているはずだが、公表しないし、ましてや、そこに在日が
占める割合など発表しない。そこで、デマが飛び交うわけだ。
しかし、「在日」の定義には幅があるものの、国籍だけからいうと、
日本の人口に在日が占める割合は1％に満たない。そして、右翼や
暴力団の構成員に在日が占める割合は、その1％よりかなり高いと
言われているが、多少高くなっても、「主に在日」と言える割合
には到底届かない。

「その1.」(>>190)を盲信する人の根拠は、辛淑玉の片言隻句や、
「BBCのレポートとされるコピペ」らしい(２ちゃんねるの書き込み
で散見される)。しかし、そんな薄弱な根拠にすがってデマを飛ばし
て、恥かしくないのだろうか？
日本の公的機関の発表、または専門の研究者による通説を、探して
来なさい。それとはまた異なるが、参考までに雑誌記事から引用
しておく。

会津小鉄会四代目高山登久太郎(本名・姜外秀)への黄民基の
インタビュー　
やくざの世界に在日韓国人はどれくらいいるか――たぶん三割
くらいだろう。会津小鉄は二割ほどだ。
(『論座』朝日新聞社、1996年9月号11ページ)
(引用者注：この「在日」は、国籍上の外国人だけでなく、既に
日本国籍に帰化したが日本人に同化していない、在日韓国人・
朝鮮人をも含むと思われる)

ネットの世界では、珍説が罷り通っている。

その2.ビラ配布・ビラ貼りは、警察も大目に見てくれる。
街宣車のように、世間に迷惑をかけていないからだ。

これは、鈴木邦男の本に反する。豊富な体験に裏打ちされた彼の
言によると、なんと警察は街宣車を優遇し、ビラ貼りを目の敵
(かたき)にするのだ。なぜ、そのような逆転現象が起こるか
不思議だが、事実は小説よりも奇妙であり、事実の前には素人の
浅知恵も鎧袖一触である。おそらく理由の一つは、ビラ貼りを
取り締まるのが公安ではなく、かつ、公安が「見逃してやれ」
と言ってくれないからであろう。
驚いたことに、ビラを貼るのは、街宣車に乗るより遥かに物騒な
仕事なのだ。

ところで、鈴木はビラ貼りの恐怖を縷々語ったが、ビラ配布に
ついては述べていない。ビラ配布は安全か？ しかし、ビラ貼り
が極めて危険であるのに、同じ物を配布するのが絶対安全か？
そもそも、警察がビラ貼りを取り締まる根拠は、主に軽犯罪法
に過ぎないのである。

軽犯罪法第1条
左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。
（略）
三十三 みだりに他人の家屋その他の工作物にはり札をし、
若しくは他人の看板、禁札その他の標示物を取り除き、又は
これらの工作物若しくは標示物を汚した者

↑
嘘です。

「拘留」は勾留とは異なり、1日以上30日未満、拘留場に拘置
する刑である。ただし、軽犯罪法違反程度では、これらの刑を
科されるケースは多くない。その前に、検察まで身柄を送る
ケースが少ない。起訴されない場合、裁判記録も残らない。
それでも、警察に逮捕されて取調べを受けること自体が、苛酷
な体験であろう。

次は、ビラ配布を取り締まる法律についてだが、集合受け箱の
場所に入ったと咎められて、建造物侵入罪で逮捕された実例が
ある。建造物侵入罪は「三年以下の懲役又は十万円以下の罰金」
であり、前述の軽犯罪法違反に比べて格段に罪が重い。
刑法第130条
正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、
建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらず
これらの場所から退去しなかった者は、三年以下の懲役又は
十万円以下の罰金に処する。

(注)建造物侵入罪の客体は、建物の囲繞地を含むが、囲繞地と
いえるためには、その土地が建物に接してその周辺に存在し、
かつ、外部との境界に門塀等の囲障を設置することにより、
建物の付属地として……明示されていればよい。(最判昭51・3・4)
130条前段の「侵入」とは、管理権者の意思に反して建造物等に
立ち入ることをいうから、現に行われた立入行為を管理権者が
容認していないと合理的に判断されるときは、予め立入拒否の
意思を積極的に明示していない場合であっても、住居侵入罪が
成立する。(最判昭58・4・8)
第130条の罪の未遂は、罰する。(刑法132条)

なお、名誉毀損罪、信用毀損罪および業務妨害の罪などについては、
いずれ項を改めて述べたい。

さて、この書き込みに対するレスの一例として、次のようなものが
考えられる。
「これって右翼の話だろ。ボクは右翼じゃないもんね」
それが大甘のコンコンチキである。三度(みたび)、ネットの世界の
珍説だ。

その3.ネットで嫌韓・嫌中・愛国的書き込みをする人は、右翼で
ないことが多い。街宣活動などとは全く無縁である。

「その3.」を主張する人は、おそらく2種類いると思われる。
a.ネットの匿名性を悪用し、「私は右翼ではない」とウソをついて
「インターネットで街宣」する人。右翼団体の一員、または孤立
した個人の右翼である。
b.自分の主張が右翼の主張そのものであることに気づかない人、
または、どうしても認めたがらない人。その中には、a.の宣伝に
感化された人もいる(「２ちゃんねるに来て目覚めました！」)。

↑
必死

a.について。
鈴木邦男も述べているように、右翼の中には「もう街宣は古い。
これからはインターネットだよ」という見通しがある(>>189)。
つまり、今や「インターネットで街宣」する時代なのだ。街宣車
の大音響に対しては眉を顰め耳を塞ぐ人も、ネットでは抵抗感が
薄れ、右翼的言辞に耳を傾けるという、面白い現象がある。
b.について。
再び前掲書(鈴木邦男)から、今度は「潜在右翼」の項を引用する
ことにしよう。引用の前に、結論から書く。
b.は潜在右翼である可能性が高い。警察は、「潜在右翼」という
独特な用語を定義し、強く警戒している。それを発見し、マーク
することに力を入れている。なぜなら、これまで実際に事件を
起こした犯人の中に、警察もノーマークの潜在右翼が実に多かった
からだ。
(続く)