驚いて声をかけるが、返事がなく、ひたすらアーアーを繰り返す中の人に、俺とガキ3名は
これ、開けるしかないよな、と外側からロックを解除してドアを開けた。
中には、壁に頭を打ち付けたのか、額から血を流しながら、手足を壊れた操り人形のように
ブルブルさせているウンコもらし君が、すごくマズい顔になってあーあー言いながらまたウンコを
もらしていて、俺、チョン高の合計4名はもう、本当にどうしたらいいのかわからなくなってしまった。
そのタイミングで、事務所に先ほどの奴の一人が、妙に屈強そうな男を連れて勝手に入ってきた。
どうやら奴らの先輩らしい。恐らくはお礼参りのような行動だったのだろうが、事態を見、
居残り組3名と何やら話した後、店長の持ってきた着替えを無理やり履かせて、屈強そうな男が
背負って行ってしまった。3人はシャワー室の掃除までして、何度も謝って帰っていった。
翌日は休みだったのに、事務所に呼び出される。そこには謎のおじさん、おばさんが待っていた。
〜続く〜