134 :
日出づる処の名無し:
微妙にスレ違いだけど、読んで感動したのでコピペ
ちょいと昔の話だが、休日の午後、暢気に彼女と電車に乗っていた。人は余り乗ってない。
で、とある駅に付くと、ワラワラと、大会でもあったのか、剣道の大荷物を背負った、中学生ぐらいの少年達。
此処までは、良くある光景である。
だが、その後、微妙に驚いたのが、其の中のリーダー格っぽい奴が、他の全員に、
「一般の客の迷惑にならんように、散開。」
と、どこぞの軍指令の様に堂々とした口調で言い、
その連れ達も、大荷物を床に置いても平気そうな所に散って行き、誰一人として席に座るモノも無く、
剣道の防具とかの入ってる大荷物に微かに体重を掛けるぐらいにして、静かに友人とかと話してた。
しかも、駅について、人が乗り込んで来る度に、荷物をずらして、邪魔にならないようにする心配り。
嗚呼、日本の未来も捨てたモノじゃあないかもなあ…とか、彼女と微笑ましくみていたら、
先のリーダー格っぽい奴が、何かは知らないが、老人に礼を言われ、返した言葉が、
「いえいえ、コレも修行です。武士ですから。」
俺( ゚д゚)&彼女「( ゚д゚)
…その後、帰り道では彼らの話題で持ちきりでした。