190 :
日出づる処の名無し:
要するにサ、ジレンマなんだよね。
日本人は有色人種だから、どんなに良い映画や音楽作っても、結局
欧米では受け入れられない。アジアでは物凄い人気があるけど、それは
人種の壁がないからだし。
欧米人(白人)が、東洋人の出ている映画や音楽に興味が無いっつーことが
分かっているから、悲しい。
逆に言うと、ここまで日本の文化が広められるのは、アニメ漫画しか
なかったってことなんだよな。もちろん、日本が意図的に発信したわけでは
ないし、出発は欧米のテレビ局の穴埋めに放映権の安いアニメが買われて
勝手に放送されつづけた偶然の産物なんだけど。
やっぱ、日本の文化であるアニメ漫画を世界に、っていうのより、
社会的には日本の映画とか音楽(ポップス)とかが世界で受け入れられたい
って思ってはいるけど、やっぱ人種の壁があって、それはすごく難しいって
分かっているから、アニメの世界での受け入れられようと、映画や音楽の
状況比べたら、あまりにも差がありすぎるんだよ。なんだか文化としては
ちょっと後ろめたいかな?と思いながら密かに楽しんでいたアニメや漫画が
世界で受け入れられてしまった。おおっぴらに楽しんでいる映画や音楽では
なくて。だから、外国人が日本はもっとアニメや漫画の輸出に真剣になれ
とか言ってくるけど、それよりも日本の映画とか音楽とかはダメなのかよ?
ていいたくなる。いまいち積極的に輸出とか考えていないのは、そういう
ジレンマみたいのが絡んでいるんだよな。