ハイテク戦争なら支持してもいいの?
942 :
日出づる処の名無し:03/08/05 02:45 ID:ccP7EXu/
小林は国益と己の感情をごちゃまぜにしちゃってるね。
やはりこの人は、まず感性ありきの人なんだろう。
彼の気持ちも分らないではないが、北朝鮮や拉致に関しての言動は
耳を疑うものが多すぎる。
「運動論」や「戦争論1」で素晴らしい仕事をしたのに、惜しい。
9.11テロについては、私も小林同様「アメリカやられてザマミロ」です。
その時に感じた正直な思いです。
アメリカはいつも他国で戦争し、少なくとも自国でやったことがない。
(南北戦争は例外)
そういう意味で、本当の痛みは知るよしもない。
おまけに日本は人類初の核の実験場にされている。
こうしたことを平気でやれるのは、根深い人種差別があるからだ。
ただ小林と違うのは、日本は国益上いやでもアメリカと仲良くやらざるをえないということだ。
今、アメリカを叩いても何の益もない。
叩く相手は北朝鮮と自国の売国奴たちということだ。
小林の言いたいこともわかるが、日本人の大半は未だに反戦平和主義者だろ。
今ブッシュ批判や保守批判して気分はいいか知らんが、それで何がどうなるわけ?
イラク戦の時のあのデモ行進がこの国の姿だろ。
小林は日米同盟を解消しろとか言ってないし、日本が政策上アメリカに追従するのも
ある意味仕方ないと言ってると思うのだが漏れの勘違いか?
その上で覚悟の程をただしてるわけで。
それから小泉はあれほど無責任では批判されてもやむなし。
>>912,915
自分だって共和党か民主党かの二者択一を迫られたら迷わず共和党を選ぶよ。
でも基本的にどちらもあくまでアメリカ―というか外国―の政党である
ということを考慮に入れるべき。
いくら共和党が親日的とはいえ全面的な肯定は危ないってこと。
それから小林はブッシュが共和党の大統領だから批判してるわけじゃないようだがね。
そもそも共和党か民主党かの二元論じゃないんだよなぁ。
事実、ブッシュのやりかたは伝統的な共和党の手法とは一線を画してる。
ま、今度の戦争をやったのが民主党の大統領だったら、もっとぶった切ってるよ(w
>>928 WGIPで洗脳されて、今も洗脳されつづけている状態の国民に対して
高い要求なのはわかるが、それでも言っておかねばならないと本人が思ってる
から言ってるのだと思う。
>>929 南京攻略戦があった戦前と戦後の今を一緒にするのは無理があると思われ。
ぶっちゃけていえば、「東京裁判やって日本を悪だと決め付けておきながら
なんだオマイラは。」ということかと。
中共のチベットでの民族浄化にも文句言ってるし。
感情論だとは思うが、それをどう思うかは各自の判断によるかと。
個人的な危惧は戦前を少々美化しすぎているのではないかということ。
今までの左翼どもの貶しかたが酷かったんで、反動で行き過ぎるのも
ある意味やむなしとは思うが・・・・・。
>>940 >小林に余裕を感じないよな。
>アップアップして、”なぜ自分についてくる人間がいなくなった!?”と
>怒り狂ってる様を感じる。
>もはや見ていて痛々しい。
わしズムVo,\l.7の「アフガンの真実対談」にその部分の小林の心境を語っている部分があったので、うpしておく。
小林 イラクのときもそうだったんですけど、どうも、何かあるたびに
小泉とブッシュのあいだで妙に意気投合した雰囲気を作り上げて、
そこで合意されたことは何が何でも国会で通さなければならないと
いう空気になってしまうんですよね。マスコミもそれを徹底的に問題
にするような姿勢を見せないし、国民もまったく関心を持たない。わ
しなんかがいくら言っても妙に醒めてて、「これはいくら何でも無茶
苦茶じゃないか」という議論が巻き起こらないんです。奇妙に諦め
きった、どうでもいいような感覚になっている。この日本人の無関心・
無気力さっていうのが、ものすごく変ですよね。よく戦前の日本のこ
とを「軍が暴走した」って言う人がいるけれど、別に軍が政権を握っ
ていなくても、この国はシビリアンコントロールの中でさえ、一つの
方向に向かって暴走するわけですよ。それは国民がまったくチェック
しないからなんですよね。
>>944 >小林は日米同盟を解消しろとか言ってないし、日本が政策上アメリカに追従するのも
>ある意味仕方ないと言ってると思うのだが漏れの勘違いか?
>その上で覚悟の程をただしてるわけで。
>それから小泉はあれほど無責任では批判されてもやむなし。
「『日米同盟』は、今のところ『あり』でいいが、『自立』的思考はもう始まっていなければならない」ですね。
またアフガンの「テロ特措法」に対しても、「参戦」の覚悟無しに決めたことを批判している。
イラク攻撃支持の産経新聞社説に対しては、「『イラク攻撃支持』でもいいから、せめて
アメリカの真意や悪意ぐらいを見抜き、その上でイージス艦派遣、戦費支出と訴えるな
ら分る」と言っている。
政府のイラク攻撃支持には、「それによりテロの標的になるリスク、今後中東で起こすア
メリカの戦争のすべてを支持しなければならなくなったリスク」を説明したかという批判を
している。
小泉に対してはイラク戦争支持の情けない理由を批判している。あの理由説明により、
憲法改正も永遠に無理になったし、自力で北朝鮮から日本を守れるように自衛隊を
攻撃能力のある軍隊にするのも無理になったからだ。
>WGIPで洗脳されて、今も洗脳されつづけている状態の国民に対して
>高い要求なのはわかるが、それでも言っておかねばならないと本人が思ってる
>から言ってるのだと思う。
わしズムVol7のインタビューによると、戦争論3は「米ソつまり左右の冷戦構造
の中に全然はまtっていない若い人たちをターゲットにして、どれだけの読者を
獲得できるのか」に挑戦したものだそうです。
アラブ側の理屈は、
「イスラエルにアメリカが軍事支援するから、アラブは数度に渡る中東戦争で勝てなかった。 イスラエルを倒すには、まずアメリカに手を引かせなければならない。そのためにはテロをしかけ、米側をウンザリさせる必要がある」
ってなところだろう。
しかし、これがそもそもおかしい。
イスラエルと米国は同盟国で、同盟国の危機を助けるのは当然なのだ。
第一次世界大戦時の日本だって、同盟国のイギリスに様々な援助を行ったが、戦争が終わった後にドイツやオーストリアのテロリストが、日本に対して無差別テロを行っても良いのかという話になる。
しかも、援助武器が役に立つかどうかは、その国の力量次第だ。
米国から大量の武器援助を受けた南ベトナムは、あっさりと亡国しているのだし、アラブ陣営だってソ連から大量の武器を友好価格で仕入れているのだから、条件は五分五分のはずだ。
むしろ、マンパワーや地勢条件(四方八方から同時にイスラエル侵攻可能)に恵まれてるのに負けたと言うのは、単に弱いとしか言い様が無い。
自国の弱さを米国に転嫁した挙句、テロで米国の一般人を大量虐殺するという発想自体、変だと思う。
そして、フセインは現在は自国民を巻き添えにした、便衣隊によるテロ作戦を行っている。
小林は、いつになったらフセインを批判し始めるのだろう。
日中戦争を取り扱った作品では、便衣隊を散々批判していたくせに、自分が批判する相手に対しては、賞賛する二枚舌は何なのだ。。
かつて、第二次大戦中の日本は、ルーズベルトの死に弔電を送り、悲壮な特別攻撃隊や、撃墜王が集う紫電改部隊の最後の栄光と共に、日本武士の誇りを世界に示した。
然るに、このような二枚舌を操る人間は、本当に日本の誇りを理解できているのだろうか。
自著を売るための宣伝に利用しているとは思いたくない。
>>947 日中戦争にはちゃんと正当性があったけど
イラク戦争には全然正当性が無いと思うが・・・・・
フセインのテロ攻撃をアメリカは批判出来ないと
思う。経済制裁でイラク国民100万人を殺して
誤爆であれ何であれ民間人をかなりの数殺害したんだから。
手段は何であれ、民家人の殺害って事では一緒だと思う。
よしりんの言う通り、「戦争のテロ化、テロの戦争化」が
進んでいると思う。
俺はテロリストに正義が有るとは思わないけど
イスラエルの国連決議違反はOKでイラクはNOのダブスタには
不条理を感じるし、聖地が在るサウジに米軍基地があって怒る
連中の気持ちは分かるよ。
949 :
日出づる処の名無し:03/08/05 21:05 ID:sTRf9c9D
話はかわるけど小学生ぐらいの頃読んでたら第12章は確実にトラウマになってたな
>>948 どっちも似たような経過をたどってるだろう。
日中戦争が正当化できるなら、同じ理屈でイラク戦争だって正当化できるぞ。
・執拗にかまされるテロ攻撃 > 日本:通州事件その他邦人虐殺・迫害 米国:WTC爆破未遂、大使館テロ、9.11自爆攻撃
・反撃で戦争に出たら評判が悪い > 日本:満州事変、日中戦争 米国:アフガン戦争、イラク戦争
・占領地では便衣隊が跳梁跋扈 > 日本:便衣隊、共匪 米国:タリバン、アルカイダ、バース党残党
・どんなに正当性を示しても納得してもらえない > 日本:リットン調査団、国際連盟脱退へ 米国:決議違反は攻撃の根拠になりうるとの主張が通らない、決議無しでの攻撃断行へ
・しかも戦う相手は自国民すら踏みつけにしてる独裁者なのに > 日本:蒋介石、毛沢東 米国:オマル、フセイン
オマケ
不条理 > 日本:アジア諸国の民族自決(韓国の独立運動をシカト) 米国:国連決議の強要(イスラエルへのエコヒイキ)
>>946 >「『日米同盟』は、今のところ『あり』でいいが、『自立』的思考はもう始まっていなければならない」ですね。
なら、日本にとって死活的な世界金融や世界経済に関わるようなテロ行為に反対するのは、自立的思考の面からも是認されるべきだし、 また、同様に日本にとって死活的な資源を有する地帯の政治・治安の安定化にも、同様の理由で協力すべきだと思うんだが。
小泉首相は、反テロ声明を早期に出してるし、自衛隊をイラクに派遣する意向も表明している。 どこが自立的思考に欠けてるんだ。
彼は、何をすればよいかすら理解できなかった海部じゃないぞ。
やっぱ、米国主導って事だけが気に食わないだけでは?
>イラク攻撃支持の産経新聞社説に対しては、「『イラク攻撃支持』でもいいから、せめてアメリカの真意や悪意ぐらいを見抜き、その上でイージス艦派遣、戦費支出と訴えるなら分る」と言っている。
いわゆる、「アメリカの真意や悪意」ってのが、どの国によって吹聴されているのか、小林は本気で調べてるんだろうか。
民主主義発祥の地を任じているくせに、非民主的なフセインと平気で手を組み、独自の石油利権を展開したフランスから、多く発せられた。
また、イラクに国連制裁の枷を嵌める事によって原油供給量を調整し、自国産原油の国際市場価格を下げたくないロシアからも発せられた。
ブサヨに牛耳られた日本の一部マスコミや、ドイツに関しては、言うまでもない。
これは、小林が捏造された南京虐殺問題でよく言っていた、「宣伝戦」そのままではないか。
中国の宣伝戦を事細かく論証して見せた小林が、何故これに関してはロクな検証もせずに鵜呑みなのか。
また、産経がそれらを検証した結果の報道でない等と、何故言い切れるのか。
(続く)
続く
>政府のイラク攻撃支持には、「それによりテロの標的になるリスク、今後中東で起こすアメリカの戦争のすべてを支持しなければならなくなったリスク」を説明したかという批判をしている。
テロはどの国の政府も許容しない犯罪であり、フセイン政権ですら、自業自得とは当てこすってはいたが、自国がテロに荷担したとは言ってなかったほどだよ。
アメリカの戦争を全て支持する義理は無く、そもそもテロに無関係な国に対しての攻撃をアメリカは選択していないだろ。
大体にして、テロ国家に資源地帯を抑えられるリスクより、イラク戦争に賛成するリスクのがよほど小さいじゃん。
極東板のみんなだって、アラブの連中が、ブサヨを極めた挙句に同胞を殺しまくった日本人テロリストどもを支援してたのを知ってるのに、なんでアラブのテロリストに同情的になれるの?
あの連中、北朝鮮とも繋がってるって、各種報道見て知ってるわけじゃん。
>小泉に対してはイラク戦争支持の情けない理由を批判している。あの理由説明により、憲法改正も永遠に無理になったし、自力で北朝鮮から日本を守れるように自衛隊を攻撃能力のある軍隊にするのも無理になったからだ。
ムチャクチャだよそりゃ。イラク戦争支持の理由は、大量破壊兵器査察を誠実に履行しないため、やむを得ずってことだろ。
オマケに、小泉がタカ派丸出しで言いまくるのを期待するのも無茶。外交を配慮して、言いたいことをいえない事って有るだろ。特にうるさ方の中韓を相手にすれば。
それに、有事法制をとおすわ、靖国で英霊を拝むわ、自衛隊の海外派遣に積極的だわ、北朝鮮に対して強硬になったわ、防衛庁長官に土井たか子が嫌ってる男を据えるわ、小泉は着々と自衛隊を戦える体制に持って行ってるじゃん。
小泉政権に入ってから行われた一連の防衛力強化策の、どこらへんが攻撃能力のある軍隊にするのを無理にしたというの?
>わしズムVol7のインタビューによると、戦争論3は「米ソつまり左右の冷戦構造の中に全然はまっていない若い人たちをターゲットにして、どれだけの読者を獲得できるのか」に挑戦したものだそうです。
米ソ冷戦なんか12年前に終わってるよ。
おぼっちゃまくんを喜んで見てた連中は、戦争論出た時点でも冷戦なんかリアルに感じた事の無い世代が多かったんじゃないのかな。
つか最近、歴史問題や人権をめぐる日中冷戦や米中冷戦を無視し始め、日本を極東のフランスにすべく誘導してるのには、なんで?
日本が目指すべきはやはり同じ島国のイギリスじゃん。 フランスとドイツの一人二役は盧武鉉に任せようよ。
>>950 >米国:WTC爆破未遂、大使館テロ、9.11自爆攻撃
これはおかしいでしょ。
9.11の犯人の殆どはサウジアラビア人。
イラクがテロを仕掛けたなんて証拠は無い訳で・・・・・
イラク戦争の大義は「大量破壊兵器云々」で対テロ戦争では無かったはず。
世俗化されたイラクはむしろ過激な原理主義者達と対立してた。
アフガン戦争は兎も角、イラク戦争は対テロ戦争じゃ無いでしょ。
決議にもイラクがテロったなんて書いて無いし・・・
>>951 >民主主義発祥の地を任じているくせに、非民主的なフセインと平気で手を組み、
独自の石油利権を展開したフランスから、多く発せられた。
これはアメリカも非民主的でなおかつイスラム過激派の
巣窟サウジと堂々とやってる。本当にアメリカが対テロの目的で
動いているならサウジこそ潰すべきなのでは?
結局、ビンラディンやフセインを育てたもアメリカな訳で
壮大な自作自演って感じがするのだが・・・・・・
いやはや9.11をイラク人の仕業と思っているのがまだいたとはな。
あの事件の真相は未だに謎のままだよ。
少なくともフセインとラディンは宗教上の理由から対立してた。
それから世界経済はテロ程度では破壊されないよ。
むしろ日本経済はアメリカとその手先達によって現在進行形で
破壊されてるけど(ボソ
石油に関しては石油メジャーの支配体制を少しは調べたほうがいい。
それから小林は日本が米に協力するならそれでいいから
少しは日本の貢献を米に真に認めさせろ(リップサービスではなく)ということだろう。
極めて国益に適った発言だと思うが?
イランの件を見ても解るように、米は今回のイラク戦の日本の協力は
露ほどにも恩義を感じてない。
あちらさんにしてみれば未だに占領中ぐらいの認識だろうし当然と言えば当然かもしれんが。
>>955 >これはアメリカも非民主的でなおかつイスラム過激派の巣窟サウジと堂々とやってる。
ならおあいこだろう。
フランスには、偉そうにアメリカを批難する資格なんかないわけだ。
イスラム過激派の巣窟と言うが、サウジ王族は過激派を利用してるかと言えば、たしか皇太子が一人絡んでる以外は、ほとんど無関係で、裏が多いイラクとは違う。
国民弾圧に軍隊を使うかという点でも、イラクとは違う。
その分だけ、アメリカはフランスよりまだマシともいえるぞ。
小林やブサヨは、ビンラディンやフセインを育てたのはアメリカと言うが、そりゃ違うだろう。
ソ連のアフガン侵攻に対して、ムジャヒディンのリクルートする人間の一人として、ビンラディンが存在したのは確かだが、彼はあくまで大勢の中の一人であって、彼を後に米中枢同時多発テロをやらせるつもりで育てたわけではあるまい。
ソ連がアフガンから引き上げるまでの共闘関係でしかなかったのだから、その後ビンラディンがどういう思想を持とうと、アメリカは関知しなてないはずだ。
フセインが、どこの技術でイラクを軍事大国化させ、大量破壊兵器を手に入れたか。それは米国ではなく、オイルダラーを背景にして、ソ連やフランスから武器を買いまくった結果だ。
イラク初の核開発計画と呼ばれた、オシラク原子炉(後にイスラエル軍により破壊された)を提供したのもフランスだ。
そもそも、アメリカはフランスの野放図な軍事援助の尻拭いをしてる。
フランスはフセインに請われるまま、色々とヤバげなモノを提供して、石油利権を確保してたのだ。
フォークランド紛争で、シュペル・エタンダール艦攻がAM-39対艦ミサイル”エクゾセ”を発射、イギリス海軍艦艇を二隻沈めたのを知ったフセインは、フランスに即座に同機とミサイルの提供を要求した。
フランスは当時生産中止してたS・エタンダール艦攻を揃えるため、空母航空隊の機体をレンタルする形を取ってまでフセインの要求に答えている。
アメリカは、イスラエルやサウジ・UAEとの兼ね合いも有って、イラクにはさほど肩入れしてないどころか、興味自体無かったはずだ。
当時のアメリカは、アフガン支援やら中南米の共産勢力潰しに忙しかったからな。
いくらホメイニに親米パーレビ政権を潰されたとは言え、イスラム圏の足場にはパキスタン(印度がソ連と同盟を組んでたため、パキスタンは米中双方と親交を結んでた)がまだ有り、サウジやUAEもあるのだから、フセインを押す理由が無い。
フセインを育てたのは米国ではなく、イスラム革命の輸出を恐れたサウジやUAE等の親米アラブ国家群であり、イラクの石油利権が欲しかったフランス、そして中東で動乱が続けば石油相場上昇と武器輸出で実利を得られるソ連だった。
そういう前世紀80年代の因縁を知ってれば、今世紀に大統領になったばかりのブッシュの陰謀ってのは、いったい何の話だという世界だ。
>>954 原理主義者のテロには、国家レベルの支援があったとされており、それをアメリカは悪の枢軸と名指しして糾弾している。
フセインは湾岸戦争後の大量破壊兵器の査察に非協力的で、飛行禁止空域を度々侵犯したりするなど、現実問題として疑いを晴らそうとする努力をしなかった。
ビンラディンは湾岸戦争後のイラク処理、そしてその後方基地としてのサウジ領内に米軍が駐留している事に不満と不快感を抱いていた。
利害が一致する両者の結託が無かったとは、全く思えない。
それと、敵の敵は・・・という発想をするアラブ人にとっては、イラクだろうがサウジだろうが、あまり深い意味は無い。
なぜならば、ビンラディンはかつてアフガニスタンに義勇兵をリクルートしていた事すらあるからだ。
アフガニスタンは親ソ派ナジブラ政権時代に女性の社会進出が促進され、女医や女性知識人が増加、ブルカの風習も都市部では薄れ、一部では酒類も販売されるなど、世俗化が進んでいた。
ビンラディンが後に匿われた、パシュトゥン人中心の原理主義組織タリバンは当時マイナーで、主力はバンシールの獅子とソ連軍にアダ名された、タジク人のマスード将軍が率いていた。
マスードは、我々が想像しがち土豪将軍ではなく、カブール大学建築学部で学んだエリートで、近代化には特に反対していなかった。
ちなみに、小林よしのりが大好きなタリバンは、マスード将軍率いる部隊をついに戦場で撃滅できなかったため、和平交渉と称しておびき出し、爆弾を使って暗殺した。
960 :
552:03/08/06 02:34 ID:mvGkfx5Q
>958
まあ、フランスの国策というより軍事産業に引っ張られていた感も無くはないけどね。
でも、これだけの知識を持っていたらコヴァもマスコミも簡単に、「ビンラディンや
フセインはアメリカに作られた」なんて言えるはずもないのに。
もうアメリカ=悪の帝国主義としか見てないからな。
どこの国もそうだが、あくまで自国の利益を追求しただけの話であって、
神様でもない限りウン十年後を見通す事なんて出来ないわけだから。
世界一の軍事国のアメリカですら、その分野の知識を結集させて、
未来予測を立てたって見事に外してしまう。外的要因で簡単に変わってしまう。
アメリカの戦略のマズさを鬼の首を取ったように騒ぐヤツラもいるが、
日本に至っては、大学で軍事史を研究する事すらタブーだったのだから
何をか言わんや。
小林も結局、「北朝鮮の暴発した時の覚悟を国民に問え」と言うだけで、
自分は何も行動を起こさないし、何も提言しない。
コヴァはアリバイ作りのごとく、「よしりんは憲法改正を主張してるよ、日本版CIA
の設立を主張してるよ」というが、そんなのは小林の論敵だって昔から
言ってる事であって、小林オリジナルでもなんでもないのに。
要は”自分だけが覚悟が出来ている”と言いたいだけの夜郎自大。
しかし拉致問題に関してはスルー。
あれだけ、歴代政府や政治家に抵抗して運動を築き上げてきた、「救う会&家族会を」
気 持 ち 悪 い と、こき下ろす始末。
この足を引っ張る行動だけではなく、北朝鮮船舶の臨検に関しても
「わしにはどういう事なのかわからん」というだけで、ホントはビビってるのがバレバレ。
イラン・イラク戦争の時
イラクを支援したのは一体・・・?
アメリカもフランスと同じく充分に色んな所に迷惑
かけてるて思うが。
>>957 今号のわしズム「りそなの謎」は良かった。
962 :
552:03/08/06 02:42 ID:mvGkfx5Q
たとえばだ、西村眞悟のように
「これからも金正日政権が存続せさせることは、日本および北東アジアに
とって重大なリスクである。よって崩壊させるべきである」という
信念を持っているなら、まだいい。
小林がこんな主張をした事があるか?
小林は具体的に北をどうすべきだと考えているんだ?
ホントは小林こそ北朝鮮にビビって、西村のような対北朝鮮強硬派の
足を引っ張ってるだけじゃないのか?
何故、今まで拉致問題についてロクに触れてこなかった?
余談だが、小林よしのりが大好きなイスラム原理主義武装組織タリバンは、アフガンの世俗化と近代化を激しく嫌い、女性にブルカを強要し、女性の就業や、女性に教育を禁じたのは紛れも無い事実だ。
タリバン制圧後のカブールや諸都市では、女子児童に対する教育の熱意を捨ててないアフガン人教師らが命がけで隠れ学校を運営し、学びたいとねがう女児への教育を継続していた。 タリバン兵に見つかったら、即決裁判で銃殺される事を覚悟しながら。
さらに、長年の内戦で未亡人が増えているのに、女性の就業を禁じたため、彼女らは何の保護も受けない売春婦として、タリバン兵らの暴行におびえながら街角に立ち、エイズその他性病を感染させられ、死んでいった。
イスラム原理主義勢力の支配下で醜業婦に追いやられる事が、どんなに屈辱かつ自らを貶める事かは、想像するに余りある。
エルトゥールル号のエピソードで、トルコ人に好意を抱いた人が極東板にも多いだろう。
トルコ人は、トルコ共和国の国民で有るか否かに限らず、朗らかで歌声を愛する人種だが、アフガンに住むトルコ人も、他のアフガン人同様に、タリバンによって歌謡を禁止されたのだ。
さて、かつて「この惨状が、米国の支援を受けた北部同盟軍の反攻によって改善された」とする産経新聞正論欄の担当者が書いた事がある。
それに対して、小林がポチ云々と罵声を加えていたが、常軌を逸した言動と感じた。
たとえ反米であっても、是々非々の姿勢は貫くべきだ。。
フランスは多元主義を主張しているが、タリバンはそれを否定し、力ずくで一元的価値観を押し付けようとした。 いったい、彼はどちらを支持しているのか。
如何にアメリカを貶せるかだけを主眼にして、ブサヨみたいな適当な紙爆弾を書き散らすから、こんなレベルではやくも態度に矛盾が出てくるのだ。
ちなみにアフガン新政権は、ブルカをかぶる事を禁止してはいないし、女性が家に留まることも禁止していない。 未だ混乱が続いているが、それでも新しいアフガンは、小林が好きなタリバンとは違うのだ。
964 :
552:03/08/06 02:49 ID:mvGkfx5Q
>961
お前な、956-959氏の文章読んでそれだけのレスしか出来ないのかよ?
どこの国も国益を追求して外交を行っているだけの話であって、
アメリカだけが特に非道な政策をやっているだけじゃないし、フランスは
正義感に溢れた天使じゃないって事さ。
>>961 長々とごめんね。
でも、今の自分の手持ちの知識からすると、小林よしのり氏の意見は一方的過ぎて、ちょっと鵜呑みにできないんだ。
タイプ遅いし、リライトしてるヒマないからつっけんどんな書き方になるかもしれないけど、勘弁してね。
>>964 >どこの国も国益を追求して外交を行っているだけの話であって
アメリカ
イラク
北朝鮮
中国
フランス
ロシア
みんな好き勝手に国益追求してるな。
日本だけが違う罠。
>>966 そんな事無いよ。
日本だってイスラム世界に結構コミットしてるよ。
今もイランの油田問題で、日米が角逐してるでしょ。
イラクの無政府状態が続くか、さらに混乱が加速すると、送油パイプラインが機能しなくなとか、破壊される事も考えられるのだよ。
だから、イラク治安回復のため、自衛隊を送ろうとしてるんだよ。 原油価格が上昇したら国益を害するもの。いろんな意味で。
小泉が対米追従路線なんて、小林よしのりの妄想だよ。
>>961 りそなもいいけど、極東板的には密室で決められた朝鮮系金融機関への公的資金投入問題を書くべきだったと思う。
一ケタ違うくらいの額が国民に何の説明もなく投入決定されたんだから。
>>944 >>929へのレスありがとう。
しかし、戦争とテロの関連では、昔も今も無いよ。
>>934に、素朴な疑問を書いた。 良かったら読んでほしい。
オイラは、当時も今も一般人を対象にしたテロルは激しく憎悪される大罪だし、小林よしのりみたいに「この手が有ったか!」と喜ぶ気にはなれないよ。
真珠湾奇襲でも、「ホノルルの街に銃弾の一発たりとも撃ってはならぬ!」と厳命した日本人を、小林よしのりはどういう風に変えたいんだろ。
顔色変えずに、他国の民間人を殺戮できるようになれといいたいのかな……。
彼は旧日本を賛美しているように見せかけて、実は違う方向に誘導しようとしているような気がしてきたよ。
まあ、アメリカは平気で日本やアラブの一般人を殺してるわけだが。
なんでアンチ小林の本はなんで売れないの?
真夜中にまで長々と落書きしてるぐらいだったら自分で本を出せば?
そうすれば世間で認められるかもしれないし、小林をやっつけられるかもよ。
こんなところで彼をこき下ろすほどヒマがあるんだったら仕事しろ。
どうせ、無理なんだから米帝のポチでいいじゃん。
外人がリスクを負ってくれるなんて有りがたい待遇じゃないか。
おれっちには小林のようなエネルギーはねーし。
日本が安全ならどうでもいいさ。
973 :
日出づる処の名無し:03/08/06 20:22 ID:sftDqCRE
金沢市で「大東亜聖戦祭」 県議ら600人が参加 「聖戦大碑は守る」 /石川
太平洋戦争は「聖戦だった」と主張する団体が00年8月に石川護国神社境内に建設した
「大東亜聖戦大碑」=金沢市石引=前で4日、同大碑護持会などが主催する「大東亜聖戦祭」があった。
同会の関係者や県議、金沢、松任各市議ら約600人(主催者発表)が参加。式典では、
参加者全員が「君が代」を斉唱し、黙とうが行われたあと、馳浩、沓掛哲男両国会議員の代理者や、
来年行われる参院選に自民党公認で立候補を表明している元県議の岡田直樹氏、北朝鮮拉致被害者を
支援する「救う会石川」事務局長の大口英夫・松任市議ら出席者が
聖戦大碑前に作られた祭壇に次々と玉ぐしを奉納した。
同祭実行委員長の中田清康氏は「撤去を求める亡国のウジ虫どもが昨日も会議をやっているが、
聖戦祭は永遠に続けなければならない。そのために大東亜青年塾を開き小林よしのり先生を
名誉塾長に頂いた」と参加者を前にあいさつ。また、来賓を代表して、漫画家の小林よしのり氏は
「聖戦大碑を守っていくように、若い人たちにも訴えていきたい」と語った。
【曽根田和久】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030805-00000002-mai-l17
975 :
○:03/08/06 20:45 ID:7BG3BZIv
>971
「韓国のど真ん中で従軍慰安婦は存在しなかった、と言ってみろ!」と
言い出す朝日新聞みたいなヤシだなw。
これは尊師のお言葉だよんw
976 :
:03/08/06 20:52 ID:wZ+DGde5
>>975 おいら絶対いえるよ。
でも、金を出して馬韓国になぞ、行くつもりはないからな。
>>951 >>「『日米同盟』は、今のところ『あり』でいいが、『自立』的思考はもう始まっていなければならない」ですね。
>
> なら、日本にとって死活的な世界金融や世界経済に関わるようなテロ行為に反対するのは、自立的思考
>の面からも是認されるべきだし、 また、同様に日本にとって死活的な資源を有する地帯の政治・治安の安
>定化にも、同様の理由で協力すべきだと思うんだが。
> 小泉首相は、反テロ声明を早期に出してるし、自衛隊をイラクに派遣する意向も表明している。 どこが自
>立的思考に欠けてるんだ。
> 彼は、何をすればよいかすら理解できなかった海部じゃないぞ。
>
> やっぱ、米国主導って事だけが気に食わないだけでは?
米国主導というより、米国の言うことにホイホイとそのまま従っていればいいとしていることを批判している。
小泉首相のやり方には、米国のやる事が失敗して、米国と共に日本が世界から非難されることに対する備え、
保険が無い。
例えばイラク攻撃支持にしても、大量破壊兵器がこのまま見つからなかった場合、どうするつもりか。
自立的思考があるなら、あらかじめ留保条件付きで賛成するなどを考えるべきではなかったか。
>>977の続き
>>951 >>イラク攻撃支持の産経新聞社説に対しては、「『イラク攻撃支持』でもいいから、せめてアメリカの真意や悪
>意ぐらいを見抜き、その上でイージス艦派遣、戦費支出と訴>えるなら分る」と言っている。
>
> いわゆる、「アメリカの真意や悪意」ってのが、どの国によって吹聴されているのか、小林は本気で調べてる
>んだろうか。
> 民主主義発祥の地を任じているくせに、非民主的なフセインと平気で手を組み、独自の石油利権を展開した
>フランスから、多く発せられた。
> また、イラクに国連制裁の枷を嵌める事によって原油供給量を調整し、自国産原油の国際市場価格を下げ
>たくないロシアからも発せられた。
> ブサヨに牛耳られた日本の一部マスコミや、ドイツに関しては、言うまでもない。
>
> これは、小林が捏造された南京虐殺問題でよく言っていた、「宣伝戦」そのままではないか。
> 中国の宣伝戦を事細かく論証して見せた小林が、何故これに関してはロクな検証もせずに鵜呑みなのか。
>
> また、産経がそれらを検証した結果の報道でない等と、何故言い切れるのか。
宣伝戦であるのは当然ですね。
「アメリカの真意や悪意」がどこの国がするのか、それが妥当か否かは検証すべきでしょう。
そして「アメリカ自身の主張」も検証対象ですね。産経の場合は、社説以外でもアメリカの主張そのものを載せ
ているので、疑問視は当然かと。
それは自立的思考をするためにも、当然なすべきことです。
>>978の続き
>>951 >>政府のイラク攻撃支持には、「それによりテロの標的になるリスク、今後中東で起こす
>アメリカの戦争のすべてを支持しなければならなくなったリスク」を説明したかという批
>判をしている。
> テロはどの国の政府も許容しない犯罪であり、フセイン政権ですら、自業自得とは当て
>こすってはいたが、自国がテロに荷担したとは言ってなかったほどだよ。
> アメリカの戦争を全て支持する義理は無く、そもそもテロに無関係な国に対しての攻撃
>をアメリカは選択していないだろ。
テロに関係ある、関係ないはアメリカが主張していることですね。
その主張が客観的な裏付けに基づいたものであるかがポイントです。
また、小林は、イラク戦争をアメリカによるドミノ倒し的中東民主化の始まりと捉えいます。
そして、それは中東にさらなるテロを誘発するとも考えています。
> 大体にして、テロ国家に資源地帯を抑えられるリスクより、イラク戦争に賛成するリス
>クのがよほど小さいじゃん。
>
小林にとってはイラク戦争は「侵略戦争」です。
日本が「侵略戦争」を支持したということて、テロの標的にされるリスクを負ったということです。
> 極東板のみんなだって、アラブの連中が、ブサヨを極めた挙句に同胞を殺しまくった日
>本人テロリストどもを支援してたのを知ってるのに、なんでアラブのテロリストに同情的
>になれるの?
> あの連中、北朝鮮とも繋がってるって、各種報道見て知ってるわけじゃん。
小林は、赤軍派のテロは許されないテロだと言っています。
アラブが支援したのは、赤軍派のテロが対イスラエルのものだからでしょう。
小林がアラブのテロリストに同情的なのは、圧倒的なアメリカの軍事力に対してあきらめず、残されたテロという手段で戦っているからでしょう。
980 :
:03/08/06 22:59 ID:f8jmJusP
>975
それを言ったら何されるかわからんってことか。言論の自由もなくて国民も馬鹿ばかりということですな(w
>>975 日本は全体主義じゃないんだから正々堂々と意見を言うことが保証されている。
我が祖国を朝鮮半島と一緒にすな!
>>979の続き
>>953 >>わしズムVol7のインタビューによると、戦争論3は「米ソつまり左右の冷戦構造の中に全然>はまっていない若い人たちをターゲットにして、どれだけの読者を獲得できるのか」に挑戦し>たものだそうです。
>
> 米ソ冷戦なんか12年前に終わってるよ。
> おぼっちゃまくんを喜んで見てた連中は、戦争論出た時点でも冷戦なんかリアルに感じた事>の無い世代が多かったんじゃないのかな。
>
まあそうでしょう。
それぐらい以降の世代ということだと思います。
> つか最近、歴史問題や人権をめぐる日中冷戦や米中冷戦を無視し始め、日本を極東のフラン>スにすべく誘導してるのには、なんで?
> 日本が目指すべきはやはり同じ島国のイギリスじゃん。 フランスとドイツの一人二役は盧>武鉉に任せようよ
すみません。「極東のフランス」というところが分りません。
最近は対米関係を強調し、対中関係、対韓関係、対北朝鮮関係への言及がすくなくなっているのは感じます。
「戦争論3」でも中国、韓国には激しく批判するのに、アメリカに対しては無条件に支持するのは、単なる弱い者いじめ、強いものに常にくっつく「事大主義」と言っています。
またアジア、アラブ、アフリカの有色人種同士が憎悪しあい、団結できないのは、欧米に仕向けられているとも言っていますね。
有色人種を裏切ってアメリカと手を組んだ中国とか、いつまでも恨み続ける朝鮮とかの描写はありましたが。
中韓に対する警戒心はあるが、対米関係の方が今は重要だと小林は考えていると見なせる。
しかし、反対派には中韓に甘くなり、反米を唱えているとも見えるのも事実だ。
イラクを自国の利益の為に利用したのはフランスもアメリカもだろうに。
どちらを擁護するのもおかしな話だ。
そもそもなぜ二元論でしか話せない?
米批判=仏擁護ではないし、仏批判=米擁護ではない。
また、米批判=極東三馬鹿擁護ではないしその逆もまたしかり。
しかし日本みたく政治家も官僚も財界人も売国奴ばかりというのと
比べると国益追求している国が羨ましくなる。
ところで、小林が家族会を批判したとのレスが前から目につくけど
いつ批判したのかね。
最近はサピオを買い忘れてたりしてるんで見落としたかな。
984 :
552:03/08/07 01:43 ID:YNoulf9g
>983
宮崎哲也のラジオ番組に出演したらしいよ。
どっかにmp3が落ちているハズ。
>>977 >小泉首相のやり方には、米国のやる事が失敗して、米国と共に日本が世界から
>非難されることに対する備え、保険が無い。
だから、「備えが無い」のも「覚悟がない」のも「アメリカ追従」なのも
小泉であって、西尾&中西じゃないだろう。
小林のこのやり方がセコいんだよな。コヴァに何度言ってもわからないし。
>>979 >小林は、赤軍派のテロは許されないテロだと言っています。
>アラブが支援したのは、赤軍派のテロが対イスラエルのものだからでしょう。
>小林がアラブのテロリストに同情的なのは、圧倒的なアメリカの軍事力に対してあきらめ>ず、残されたテロという手段で戦っているからでしょう。
そうなると北朝鮮がこれから起こすかもしれないテロも”残されたテロ”と言って擁護する気なのか?
よくもまぁ、これが「覚悟を持て」などと言えたものだなぁ(嘆息)。
で、552は日本がどうすればいいと思ってるの?
ただ批評してるだけ?
>小林も結局、「北朝鮮の暴発した時の覚悟を国民に問え」と言うだけで、
>自分は何も行動を起こさないし、何も提言しない。
じゃ、あんたは何か行動して提言してるの?
どこの誰?
>>977 >米国主導というより、米国の言うことにホイホイとそのまま従っていればいいとしていることを批判している。
>小泉首相のやり方には、米国のやる事が失敗して、米国と共に日本が世界から非難されることに対する備え、保険が無い。
>例えばイラク攻撃支持にしても、大量破壊兵器がこのまま見つからなかった場合、どうするつもりか。
>自立的思考があるなら、あらかじめ留保条件付きで賛成するなどを考えるべきではなかったか。
それは変だ。
英米の情報が結果的に誤りだったとしたら、それによって日本が責任を取らされる筋合いは無いだろう。
イラクの大量破壊兵器には、小泉政権がそれを信用するに状況証拠があった。 フセインは信用破りの常習犯だったからな。
そもそも、イラク戦争開戦に反対していたのは、イラクに利権を持っているか、イスラム教国か、何でも戦争反対の連中しかない。
イラクに大量破壊兵器が有ったら、彼らは何らかの責任取るとでも言うのだろうか?
これまでどおり、四の五の理屈つけて逃げ回るだけじゃないのか?
世界で、米国のイラク攻撃を支持した国は、四十数カ国に上る。
それら全ての国々に、何の責任が有ると言うのだ?
日本への原爆攻撃は米国が実行したが、だからといって最終的に連合軍に参加した国々全てに責任を負わせるような主張は、日本の極右と言えども主張していないぞ。
>>978 >宣伝戦であるのは当然ですね。
>「アメリカの真意や悪意」がどこの国がするのか、それが妥当か否かは検証すべきでしょう。
>そして「アメリカ自身の主張」も検証対象ですね。産経の場合は、社説以外でもアメリカの主張そのものを載せているので、疑問視は当然かと。
>それは自立的思考をするためにも、当然なすべきことです。
どの国の主張であっても、オフィシャルな主張をそのまま載せるのは当たり前だろう。 米国だけでなく、北朝鮮当局の馬鹿な主張ですら載せてるのだから。
またはそれに反する情報を載せるかどうかは、新聞の裁量であって、偏ってなければそれで良しとすべきだ。
実際に、産経にはイラク戦後に治安が悪化してる状況も載ってるし、戦争中盤の米軍の意外な苦戦もそのまま載ったぞ。
小林が罵倒するポチ新聞ならば、都合が悪い情報なんじゃないのか。
少なくとも、在日を偽名(通名)で報道する朝日のような事はしていない。
それとも小林よしのりは、産経が米国のオフィシャルな主張に沿わぬ客観情報を一切黙殺して載せなかったとでも言い張るのか。
>>979 >テロに関係ある、関係ないはアメリカが主張していることですね。
テロにイラクが関係が有るか無いを、実際に戦う国が判断するのは当たり前。
ならば、同様に日本人拉致に北朝鮮が関係有るか無いを、日本以外の国に判断してもらったほうが良かったでも言う気か?
たとえば、中国やロシアに、「日本の判断は客観性に欠ける」と、ロクな検証も無く主張されたら、それで日本は行動を封じられていいものだろうか。 まあ、封じられてしまいそうだけどな。
>その主張が客観的な裏付けに基づいたものであるかがポイントです。
それも変だ。
日本で言うなら、救う会と関係あるグループが拉致被害疑惑者として何百人分のリストを公表したが、アレは客観的なウラが取れているのか? 未だ状況証拠だけでないのか?
実際に、国内で生存者が見つかった例もあるくらいだ。
全てが明らかになるのは、北朝鮮が潰れた後、と言う事になるだろう。
イラク戦争もそうではないか?
そもそも、隠蔽を図る主体を丸ごと逮捕なんて不可能なのだから、状況証拠の積み重ねが開戦理由にならないというのは、おかしいんじゃないかな。
俺たちが金正日を全く信じないように、実際にイラクの査察妨害と約束破りを延々と受けつづけてきた米英が、フセインを全く信用しないのも当たり前じゃないか?
>「戦争論3」でも中国、韓国には激しく批判するのに、アメリカに対しては無条件に支持するのは、単なる弱い者いじめ、強いものに常にくっつく「事大主義」と言っています。
無条件に支持したかどうかなんて何故小林にわかるんだ、ってのは、繰り返し主張してる。
立場を逆にしてみると、理解しやすい。
北朝鮮による日本本土テロが発生したとして、日本が対北朝鮮強硬政策の支持を同盟国アメリカに求めた時、四の五のと曖昧な事を言われたら、極東板住人なら激怒するハズだ。
この逆例シチュエーションでも、日本側の要求に対し、米政権内で様々な意見が交わされているのは想像できる。
しかし、日本に対する返答は、シンプルかつ同盟国に対する逡巡を感じさせないモノに仕上げるだろう。
今回の小泉も、正にそのとおりの対処をしただけの事であり、無条件支持にしか見えないのは小林の認識が甘いからとしか言い様が無い。
それと、事大主義と小林は言うが、ならば判官びいきを理由にして、テロリストやテロ支援国家とくっつけとでも言いたいのかと、問いただしたいところだ。
さらに、フセインは弱者でもなんでもないので、二重に論理矛盾だろう。
弱者と言うなら、フセインに苦しめられていたクルド人やシーア派国民らのほうがよほど弱者なので、その気になれば小林よしのりはフセインに事大していると表現も出来るだろう。 恥ずかしくて、そんな表現は俺にはできないが。
そもそも、「ブサヨは、弱者を擬態する事で反論を封じ、真の弱者を踏みつけにする」と、 小林は再三指摘してきたハズだ。
それなのに、今回はそれを完全に無視している。。
こういう些細な矛盾からも小林は再転向したのではないかと疑ってしまうのだ。
自分が書き散らしてきた事を一切無視できるようになるのは、一般的には転向が起きた証拠なのだ。