小野文部科学事務次官が本紙に疑惑釈明会見
文部科学省の小野元之事務次官は、本紙十六日トップの同次官に関する報道記事に対して
「誤解を解きたい」として二十五日までに本紙と釈明インタビューを行った。同次官は、
毎日新聞記事「学校と私」(昨年八月二十日付)で「大学では過激な学生運動をしていて、
『権力を倒すには暴力が必要である』と本気で考え、デモもした。しかし、本当に世の中を
変えるには『内部に入ってやらねば』と公務員になりました」と発言、今も過激派思想に基づ
いて文部行政を行っている可能性があるとの疑惑が持たれていた。小野次官は「過激な
学生デモには参加した」と認めたが、暴力行為は一切行っていないと言明。さらに「特定
イデオロギーに基づいて公務員生活を行ったことはない」とし疑惑を否定した。
http://www.worldtimes.co.jp/wtop/education/020726/main.html それは他ならない小野元之・文部科学事務次官の「大学では過激な学生運動をしていて、
『権力を倒すには暴力が必要である』と本気で考え、デモもした。しかし、本当に世の中を変え
るには『内部に入ってやらねば』と公務員になりました」との発言である。
1年ほど前の『毎日新聞』の「学校と私」という欄での小野事務次官の発言の重大さを指摘
した『世界日報』の記事は、霞ヶ関ばかりか永田町でも大きな反響を呼び、問題発言を行った
小野次官本人及び文科省が事態収拾に躍起になっているという。
小野氏は、「権力を倒し、本当に世の中を変えるために内部に入ってやらねばと文部官僚
になりました」ということになり、同氏にとっての文部官僚としての歩みは、わが国の
統治機構内部における権力打倒のための闘争の一環ということになる。国の礎ともいえる
義務教育を混乱させ、国の未来を危うくするような政策が計画的に行われてきたとすれば、
事態はあまりに深刻だ。
http://www.ifvoc.gr.jp/new_page_525.htm