(ホ)しかしながら、同市では、小学校に対する部分的な休校措置が7月14日 までとられ、一部娯楽施設も引き続き営業停止となっています。さらに、 現在入院中の患者数及び感染経路が判明しない感染者も依然相当数にの ぼっています。
つきましては、北京市への不要不急の渡航(トランジットを除く)について は延期することをおすすめします。
(2)天津市:「渡航の是非を検討して下さい」(不要不急の渡航については 延期をおすすめします)の解除
(イ)天津市につきましては、WHOは、5月1日付けで同市をSARSの感染が連鎖 的に伝播している域内感染地域に指定しており、5月8日には、新症例数 を含む症例数の発生規模を考慮した結果、また、同市を超えて感染が拡 大する潜在性及び域内感染の程度を主要な要因として、同市に対して不
要不急の渡航を延期することを検討するよう勧告を発出しました。また、 中国衛生部による発表によれば、6月13日現在で感染者総数175名、死亡 者数14名となっています。
(ロ)6月13日、WHOは、域内感染の規模及び程度並びに域外への感染の流出状 況がかなり改善されているとして、同市に対して出していた不要不急の 渡航を延期することを検討するようにとの勧告を取り下げるとともに、
最後に報告された感染者(可能性例)が適切に隔離されてから20日以上 経過しているとして、同市をSARSが伝播している域内感染地域リストか ら削除しました。こうした状況を踏まえ、同市に出していた「渡航の是 非を検討して下さい」(不要不急の渡航については延期をおすすめしま す)を解除します。
しかし、今後も不測の事態が発生する可能性は排除されませんので、常に関 連情報の入手に努めるとともに、引き続き予防対策等をとるようにしてくださ い(なお、関連する情報はスポット情報でも発出していますので、中国の渡航 に際してはこれら情報を入手するようにして下さい。)
3)河北省:「渡航の是非を検討して下さい」(不要不急の渡航については 延期をおすすめします)の解除
(イ)河北省につきましては、WHOは、5月13日付けで同省をSARSの感染が連 鎖的に伝播している域内感染地域に指定しており、5月17日には、新症例 数を含む症例数の発生規模及び医療機関等の限られた場所以外における 域内感染地域の証拠を考慮した結果、また、それらの要因により、河北 省への渡航者が感染し、域外に感染を流出させる危険性を高め得るとし て、同省に対して不要不急の渡航を延期することを検討するよう勧告を 発出しました。また、中国衛生部による発表によれば、6月13日現在で感 染者総数215名、死亡者数12名となっています
(ロ)6月13日、WHOは、域内感染の規模及び程度並びに域外への感染の流出 状況がかなり改善されているとして、同省に対して出していた不要不急 の渡航を延期することを検討するようにとの勧告を取り下げるとともに、 最後に報告された感染者(可能性例)が適切に隔離されてから20日以上
経過しているとして、同省をSARSが伝播している域内感染地域リストか ら削除しました。こうした状況を踏まえ、同市に出していた「渡航の是 非を検討して下さい」(不要不急の渡航については延期をおすすめしま す)を解除します。
しかし、今後も不測の事態が発生する可能性は排除されませんので、常に関 連情報の入手に努めるとともに、引き続き予防対策等をとるようにしてくださ い。(なお、関連する情報はスポット情報でも発出していますので、中国の渡 航に際してはこれら情報を入手するようにして下さい。)
(4)山西省:「渡航の是非を検討して下さい」(不要不急の渡航については 延期をおすすめします)の解除 (イ)山西省につきましては、WHOが同地域をSARSの感染が連鎖的に伝播して いる域内感染地域に指定しており、4月23日には、症例数、域内感染の程 度、域外への感染の証拠等の重大性を考慮した結果として、北京市等と ともに山西省への不要不急の渡航を延期することを検討するよう勧告を 発出しました。また、6月13日の中国衛生部による発表によれば、感染者 総数448名、死亡者24名となっています。
(ロ)6月13日、WHOは、域内感染の規模及び程度並びに域外への感染の流出 状況がかなり改善されているとして、同省に対して出していた不要不急
の渡航を延期することを検討するようにとの勧告を取り下げるとともに、 最後に報告された感染者(可能性例)が適切に隔離されてから20日以上 経過しているとして、同省をSARSが伝播している域内感染地域リストか
ら削除しました。こうした状況を踏まえ、同市に出していた「渡航の是 非を検討して下さい」(不要不急の渡航については延期をおすすめしま す)を解除します。
しかし、今後も不測の事態が発生する可能性は排除されませんので、常に関 連情報の入手に努めるとともに、引き続き予防対策等をとるようにしてくださ い。(なお、関連する情報はスポット情報でも発出していますので、中国の渡 航に際してはこれら情報を入手するようにして下さい。)
(5)内モンゴル自治区:「渡航の是非を検討して下さい」(不要不急の渡航 については延期をおすすめします)の解除
(イ)内モンゴル自治区につきましては、WHOは、4月19日付けで同自治区を SARSの感染が連鎖的に伝播している域内感染地域に指定しており、5月8 日には、新症例数を含む症例数の発生規模を考慮した結果、また、同自 治区を超えて感染が拡大する潜在性及び域内感染の程度を主要な要因と して、同自治区に対して不要不急の渡航を延期することを検討するよう 勧告を発出しました。また、中国衛生部による発表によれば6月13日現在 で感染者総数282名、死亡者28名となっています。
(ロ)6月13日、WHOは、域内感染の規模及び程度並びに域外への感染の流出 状況がかなり改善されているとして、同自治区に対して出していた不要 不急の渡航を延期することを検討するようにとの勧告を取り下げるとと もに、最後に報告された感染者(可能性例)が適切に隔離されてから20
日以上経過しているとして、同省をSARSが伝播している域内感染地域リ ストから削除しました。こうした状況を踏まえ、同自治区に出していた 「渡航の是非を検討して下さい」(不要不急の渡航については延期をお すすめします)を解除します。
しかし、今後も不測の事態が発生する可能性は排除されませんので、常に関 連情報の入手に努めるとともに、引き続き予防対策等をとるようにしてください。 (なお、関連する情報はスポット情報でも発出していますので、中国の渡航に 際してはこれら情報を入手するようにして下さい。)
(6)広東省:「十分注意して下さい」の解除 (イ)広東省につきましては、WHOが同地域をSARSの感染が連鎖的に伝播して いる域内感染地域に指定しており、6月13日の中国衛生部の発表によれば、 感染者総数1,511名、死亡者58名となっています。
(ロ)広東省政府衛生局は、2月上・中旬をピークに3月に入り感染者(可能 性例)がかなり減少傾向にあり、また、これまでのところ日本人の感染 者はいない旨報告していますが、広東省からは中国本土において北京市 に次ぐ感染者が報告されています。 (ハ)3月27日、WHOは、広東省を含む域内感染地域からの出国者全てについ てスクリーニングをかけるよう勧告を発出しました。
(ニ)また、4月2日には、香港とともに広東省への不要不急の渡航を延期す ることを検討するよう勧告を発出しました。 (ホ)5月23日、WHOは、過去11日間において新症例数の3日間の平均が5人以 下であること、5月20日には、SARS感染により入院している患者が60人以
下に減少したこと、最近数週間、域内感染の程度も低く抑えられている こと、最近広東省からの感染者(可能性例)の流出が見られないこと等 の理由により、上記(ハ)の勧告を維持する一方で上記(ニ)の勧告を 取り下げました。
(ヘ)6月13日、WHOは、最後に報告された感染者(可能性例)が適切に隔離 されてから20日以上経過しているとして、同省をSARSが伝播している域 内感染地域リストから削除しました。こうした状況を踏まえ、同省に出 していた「十分注意して下さい」を解除します。
しかし、今後も不測の事態が発生する可能性は排除されませんので、常に関 連情報の入手に努めるとともに、引き続き予防対策等をとるようにしてくださ い。 (なお、関連する情報はスポット情報でも発出していますので、中国の渡航に 際してはこれら情報を入手するようにして下さい。)
(7)吉林省:「十分注意して下さい」の解除 (イ)吉林省につきましては、WHOは、5月13日付けで同省をSARSの感染が連 鎖的に伝播している域内感染地域に指定しており、6月12日の中国衛生部 の発表によれば、感染者総数35名、死亡者6名となっています。
6月13日、WHOは、最後に報告された感染者(可能性例)が適切に隔離さ れてから20日以上経過しているとして、同省をSARSが伝播している域内 感染地域リストから削除しました。こうした状況を踏まえ、同省に出し ていた「十分注意して下さい」を解除します。
しかし、今後も不測の事態が発生する可能性は排除されませんので、常に関 連情報の入手に努めるとともに、引き続き予防対策等をとるようにしてくださ い。(なお、関連する情報はスポット情報でも発出していますので、中国の渡 航に際してはこれら情報を入手するようにして下さい。)
(イ)湖北省につきましては、WHOは、5月13日付けで同省をSARSの感染が連 鎖的に伝播している域内感染地域に指定しており、6月13日の中国衛生部 の発表によれば、感染者総数7名、死亡者1名となっています。
(ロ)6月13日、WHOは、最後に報告された感染者(可能性例)が適切に隔離 されてから20日以上経過しているとして、同省をSARSが伝播している域 内感染地域リストから削除しました。こうした状況を踏まえ、同省に出 していた「十分注意して下さい」を解除します。
しかし、今後も不測の事態が発生する可能性は排除されませんので、常に関 連情報の入手に努めるとともに、引き続き予防対策等をとるようにしてくださ い。(なお、関連する情報はスポット情報でも発出していますので、中国の渡 航に際してはこれら情報を入手するようにして下さい。)
(9)江蘇省:「十分注意して下さい」の解除 (イ)江蘇省につきましては、WHOは、5月13日付けで同省をSARSの感染が連 鎖的に伝播している域内感染地域に指定しており、6月13日の中国衛生部 の発表によれば、感染者総数7名、死亡者0名となっています。 (ロ)6月13日、WHOは、最後に報告された感染者(可能性例)が適切に隔離 されてから20日以上経過しているとして、同省をSARSが伝播している域 内感染地域リストから削除しました。こうした状況を踏まえ、同省に出 していた「十分注意して下さい」を解除します。 しかし、今後も不測の事態が発生する可能性は排除されませんので、常に関 連情報の入手に努めるとともに、引き続き予防対策等をとるようにしてくださ い。(なお、関連する情報はスポット情報でも発出していますので、中国の渡 航に際してはこれら情報を入手するようにして下さい。)
航に際してはこれら情報を入手するようにして下さい。) (10)陝西省:「十分注意して下さい」の解除 (イ)陝西省につきましては、WHOは、5月13日付けで同省をSARSの感染が連 鎖的に伝播している域内感染地域に指定しており、6月12日の中国衛生部 の発表によれば、感染者総数12名、死亡者0名となっています。 (ロ)6月13日、WHOは、最後に報告された感染者(可能性例)が適切に隔離 されてから20日以上経過しているとして、同省をSARSが伝播している域 内感染地域リストから削除しました。こうした状況を踏まえ、同省に出 していた「十分注意して下さい」を解除します。
しかし、今後も不測の事態が発生する可能性は排除されませんので、常に関 連情報の入手に努めるとともに、引き続き予防対策等をとるようにしてくださ い。(なお、関連する情報はスポット情報でも発出していますので、中国の渡 航に際してはこれら情報を入手するようにして下さい。)
(11)アフガニスタン国境から100キロの範囲内の地域:「渡航の延期をおすす めします」(継続) アフガニスタンでは、暫定行政機構の独立機構への樹立等により、情勢 は改善しつつありますが、特に地方部において治安情勢は依然として不透 明な状態であり、同国情勢が悪化した場合には、周辺国において不測の事 態が生ずる可能性も否定できません。
中国とアフガニスタンとの国境は険しい山岳地帯にあり、一般の人が立 ち入ることのできる地域ではありませんが、目的の如何を問わず、アフガ ニスタン国境周辺地域への渡航延期をおすすめします。 アフガニスタンに関する情報については、アフガニスタンの「渡航情報」 をご覧下さい。
(12)なお、その他の中国の一般治安情勢は比較的良好ですが、日本人の渡航 者または滞在者が犯罪等に巻き込まれるケースも発生しております。「安 全対策基礎データ」を参照の上、安全対策・トラブル回避に万全を期して 下さい。
2.滞在にあたっての注意 滞在中は、下記の事項に十分留意して行動し、SARS感染への危険を避ける ようにして下さい。また、外務省、在中国大使館、在広州総領事館、在香港 総領事館、在上海総領事館、在瀋陽総領事館、現地機関等より最新の情報を 入手するよう努めて下さい。
(1)手洗い・うがいの励行、マスクの使用など、通常の感染予防策を行って 下さい。 (2)人混みはできるだけ避けて下さい。特に患者の集まる医療機関へはなる べく立ち入らないようにして下さい。 (3)38度以上の急な発熱、咳、呼吸困難などの呼吸器症状が出現した場合に は、すぐに最寄りの医療機関に連絡の上、移動の手段を含めその指示に 従って下さい(その際、SARSが疑われた場合には、現地での入院が必要 になったり、健康状態が回復するまで帰国が延期される場合があります)。 (4)現地でSARSが疑われる患者、もしくはSARSの可能性がある患者と接触し た場合にも、すぐに最寄りの医療機関に連絡の上、移動の手段を含めその 指示に従って下さい。 (5)なお、日本国内におけるSARSの感染拡大を阻止するとの観点から、WHO によりSARSの伝播が確認されている地域に滞在していた方々に対して、帰 国(入国)時に、健康カードを配布し、SARSの潜伏期間と言われる10日間 は他人との接触を控える等の協力をお願いしています。
○外務省領事移住部政策課(医療関係) 住所:港区芝公園2-11-1 電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2850
○在中華人民共和国日本国大使館 Embassy of Japan 7 Ri Tan Road, Jian Guo Men Wai, Beijing, People's Republic of China 北京市建国門外日壇路7号 電話:(86-10) 6532-2361
○在広州日本国総領事館 Consulate-General of Japan Garden Tower, 368 Huanshi Dong Lu, Guangzhou, People's Republic of China 広州市環市東路368号花園大厦 電話:(86-20) 8334-3009 ○在上海日本国総領事館 Consulate-General of Japan 8 Wan Shan Road, Shanghai, People's Republic of China 上海市万山路8号 電話:(86-21) 6278-0788
○在上海日本国総領事館 Consulate-General of Japan 8 Wan Shan Road, Shanghai, People's Republic of China 上海市万山路8号 電話:(86-21) 6278-0788 ○在瀋陽日本国総領事館 Consulate-General of Japan 50 Shisi Wei Lu, He ping Qu Shenyang, Liaoning, People's Republic of China 遼寧省瀋陽市和平区十四緯路50号 電話:(86-24) 23227490
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