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867いずみ
 >>853のようなアフォを書く奴に対して「アフォ」発言の撤回は断じてしない。

(1)反対する理由
 自衛隊(not 個々の自衛隊員)を利することは原則として一切認められない。
 中共の軍隊についても同様。

(2)デモはしない根拠
 世の中、反対しなければならないことはたくさんある。
 特にいずみ個人にとっては、戸籍法。これやね。
 これが最も個人的には憎むべき法だが(有事法制よりも、だね)、これに反対する活動、せいぜい、こんなところでたまーに触れるくらいしかやってないよ。
 なぜか。投入した力量=コストに比しての効果があまりにうすいから。
 「運動」として行う以上、現実にどのような力量を投下してどのような成果を得られるのかは誰だって考えるだろう。
 これは(1)とは関係ない例示だが、有事法制では保守の中にも「慎重派」がいる。だったらそこまでも「取り込んで」運動をすすめることは、何らかの成果(廃案、というだけじゃ無論ないよ)を期待できる。
 だから仕事辞めてでも動く今日この頃。
 人間1人としての力量は限られているから、自分の主張の中で、
  (A)切実度が高い
  (B)現実に何らかの成果を得やすい
  (C)仲間を集めやすい
  (D)取り組みの後、それが後世に何らかの意義を残せると見込める(意義はマイナスでも可)
 という4軸から検討して、プライオリティの高いものに絞って取り組むだけだ。

(3)なぜとりわけ、自衛隊と米軍に反対するのか
 自衛隊は今自分が住んでいる地域を支配する国家の軍隊であり、米軍はそこと極めて深い関係を持ち駐留する軍隊である。よって、他地域における軍事問題よりも大きな優先度を持つ。
 もちろん、これからすれば、(1)の問題は、まったく他国の問題、というわけではないので、優先度が低いということにはならないから、意見表明くらいは自分のサイトでやるかも。

(4)あらゆる行動と政治的立場・イデオロギー的立場を切り離すことはできない
 人間誰しも、政治的立場に規定された振る舞い、オノレ独自の思考様式に規定された振る舞いからは逃れられない。「イデオロギーを超えて」という現実主義的立場は、それ自体が他のイデオロギーを抑圧するイデオロギーに他ならない。
 よって、特定のイデオロギーに矛盾なく立脚した「○○について、××の場合はNG、△△の場合はOK」という主張はダブルスタンダードではありえない。

(5)行動として取り組まない根拠
 これはいずみ個人じゃなく団体に関してのお話。
 「なぜ米に対して抗議するのに他にはしないのか」という意見に対しては単純明快に答えられるね。
 そんなの「一致点がない」ってだけじゃん。
 どんな市民運動でも、内部には多様な意見がある。それらについて、どこまで統一させ、どこまで違いを共存させるのかは完全に市民運動を担う側の自由。
 その内部決定が気に入らなけりゃその団体辞めて別に作ればいいだけ。
 そして、意見を出していない件については、意見が一致していないか、さもなくば検討がなされていないかのどちらかに決まっている。
 例えば、いずみの近傍(あー「反平ア」だけのことじゃないからね)でも、イスラエル軍侵攻には反対ばかりだけど、いわゆる「自爆テロ」には「絶対反対」「同志的反対」「消極的賛成」の3論がある。
 で、当然これらについて3論併記してもいいだろうし、触れなくてもいい。それは団体の自由。