俺はあの日をいつまでも覚えている。そう、あの学園祭の日を…。
このエリート進学校と呼ばれる学校でもこの日だけはやたらと皆童心に
かえってはしゃいでいた。が、夢の日はそう長くは続かない。いままでにぎやか
だった屋台も教室の飾り付けもすべてなくなっていた。俺達軽音楽部もそうだった。
「ソーファン、学園祭、大成功だったわね。」
そう呼びかけるのは後ろ髪を頂点で束ねた片桐彩子。彼女も同じ軽音楽部だ。
同じバンドでボーカルを担当している。
「ああ、彩子のボーカル、いかしてたぜ。」
「ソーグラッド、うれしいわ。」
片づけの終わった体育館には俺と彩子と二人きり、いつものようにたわいのない
話をしていた。
学校の話、勉強の話、先生の悪口、ゲーセンの話と俺らはまるで仲のよい恋人…にはほど遠いか?
「ねえ、強、キスってしたことある?」
え、俺は一瞬ためらった。
え、俺は一瞬ためらった。
「オープリティ、かわいい、赤くなってる。」
「あ、赤くなんてないさ。」
「それじゃ、今ここでできるかしら?」
マジかよ…、こりゃやばい展開だぜ。しかしこちらにも意地がある。
「ソ、ソーリー、冗談…。」
と彩子が言おうとした口を自分の口でふさいだ。柔らかな唇だ。
「ん、んんん…」
彼女のカラダを抱き寄せてさらに唇を重ねる。彼女の香りと温もりが伝わってくる。
カラダに二つの柔らかな乳房があたる。手をそこに当てた。やさしく揉んであげる。
「あぅ、だ、だ、だめよ…。」
そうは言ってもやめることはできない。胸を揉まれるだけでも感じているのか、彼女は
立っていることすらままならなくなってその場にしゃがみ込んだ。
やさしく彼女を横にしてスカートの中に手を入れ、スキャンティの上から股間を触った。
「あ、あ、ノー…だ、駄目…。」
そうはいっても俺の指は止まらない。しばらくそのままこすりつけていると
スキャンティが彼女の蜜で濡れてきた。
「あ、ノー…、あ、いやぁ…。バット…、でも…。」
もうハメる準備は出来ているのかスキャンティをゆっくりと脱がしていった。
さらに生の状態で貝にも似た部分を指で確かめ人差し指と中指で執拗にせめる。
イヤイヤと首を横に首を振る彼女。相当感じているみたいだ。そして先端のコリっと
した部分を人差し指でなでる。
「あぅ…、い、いたい…、うん…」
かなりの蜜が俺の指にまとわりつく。ついに俺のモノも限界か。自分もパンツをおろし
彼女のスカートをめくり、股間の割れ目になすりつける。
「ノー…ティーザー…い、いじわる…。」
はやくしてくれとでもいうのか、彼女と向き合ったまま両肩に手をのせて一気に
ハメる。
「アウチ…、い、いたい…わ…。で、でも…」
どうやら初めてらしい。さらに俺は肉棒を奥へとすすめる。奥の方は狭くなかなか
入りにくい。
「う…う…う…あ…あ…」
「動いてもいいかい?」
彼女は弱々しく頷く。俺はピストン運動を始める。
「あ、あ、あ…、ヘ、ヘビー…はげし…す…ぎ…」
そういいながら首をイヤイヤと横にふっている。ときおり首筋をなめたり胸を揉んだり
と体中をせめる。彼女のカラダはかなり痙攣している。
「オー…ノー…私…もう…フ…ライ…飛び…そう…」
限界が来ているようだ。俺も分身を抜いて顔面に発射した。
白い液で濡れた彼女の顔。なんとも魅力的、かつ神秘的な光景だ。ああ、フィルムに
納めておきたいくらいだ。彼女は体育館の床でぐったりとしていた。タオルで顔を
拭ってやって肩を貸してあげてふたたびステージのところへと運んだ。
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数時間後、彼女は目を覚ました。もうあたりは真っ暗であった。
「目を覚ましたか、ゴメンな。お前がやたらと挑発するから…。」
「ノー、ソーリー、ごめんね。私が変なこと言ったから。」
よかった。いつもの明るい彼女に戻って。
その日以来、俺と彼女はよりいっそう仲が深まった。もう友達の一線を越えてしまった
とでもいうのであろうか?
(漢)