【ToLOVEる】矢吹健太朗総合スレ 90【ダークネス】
国会議員の給料 5月分から月額26万円、年間421万円引き上げ
この4月から、国民への大増税とは逆に、国家公務員と国会議員の“賃上げラッシュ”
が始まった。国家公務員の給料は平均8%引き上げられ、行政職平均のモデルケースでは
月額約2万9000円、ボーナスを含めた年収では約51万円のアップだ。国会議員の歳費
(給料)はもっと増え、5月分から月額約26万円アップ、年間421万円もの引き上げになる。
こうした大盤振る舞いは、「震災復興のために国民と痛みを分かち合う」と2012年から
2年間の時限立法で実施されていた議員と公務員の給料削減を安倍政権が打ち切ったから
だ。
手取りが1割近く減っていたという中央官庁の課長クラスは、「子供の教育費は削れ
ないし、給料カットはきつかった。これで一息つける」とホッとした表情で語り、歳費
削減後に当選した自民党若手議員は、給料が純増になるとあって「いい時計でも買おう
かな」と笑いが止まらない様子だ。
政治家や官僚の言い分は「われわれは2年間も痛みに耐えた。減らされていた給料を
法律通り元に戻してどこが悪い」というものだが、震災復興にあてるという給料削減の
目的を考えると筋が通らない。
それというのも、復興予算が全く足りないからだ。政府は東日本大震災の被害総額を16
兆9000億円と試算し、5年間で19兆円の震災復興予算を組んで復興を終わらせる計画を
立てていた。ところが、復興は遅々として進んでいない。にもかかわらず、19兆円のカネ
は2年あまりで底を尽き、安倍政権は新たに6兆円の国民負担を積み増しした。