【Me】OSたんの萌え画像スレver.14【忘れよう】

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148名無したん(;´Д`)ハァハァ
「ゲ○ツさん!彼女は…彼女はいったい誰なんです?!」
「彼女は…Meじゃよ」
「そんな…Meは、1年前に俺が…この手で…」
「サポート期間が切れ動かなくなったMeをわし達がVirtual PCに転移させた。
体はひどく弱っていたが、なんとか一命をとりとめることができた」
「それじゃ、彼女は…本当に…」
「彼女は間違い無くMeじゃ。ただ、デフラグが使えなくなっておる」
「デフラグが使えないですって…?」
「今の彼女はどこにでもいる普通の女の子じゃ」
「でも、どうして…」
「二次裏の力だろう。あの板は職人の愛によってさまざまな力を出す。
二次裏の力が彼女のすべてを消し去ったのだ。OSとしての能力も…そして記憶も」
「Meのすべてを消し去ったですって!?…そ、そんなことが…」
「間違いない。わし達が助けたときのMeは、言葉すら失っていたのだからな」
149名無したん(;´Д`)ハァハァ:2006/07/16(日) 10:14:23 ID:kTRK+hHw
「そ、それじゃ、今のMeの記憶は?」
「最低限の記憶だけ、わしがN88BASICで植え付けた。…だが所詮偽りの記憶じゃ」
「そうだったんですか…。でも、なぜそうまでしてMeを?」
「さあ、どうしてかの…。ただ―…」

「お父様、としあきさん。お茶が入りましたよ。家に入って一休みしてください」
150名無したん(;´Д`)ハァハァ:2006/07/16(日) 10:17:10 ID:kTRK+hHw
「お!この香りはシナモンティーじゃの。いつもは面倒くさがって
淹れてくれんのに、どういう風のふきまわしかな?」
「え、その。せっかくのお客様がいらしてくれたのだから、精一杯のおもてなしをしたいと…」
「わしの友人が来た時には普通のお茶しか淹れてくれんのに…」
「そ、そんなことは…。お父様のご友人が来られたときにもちゃんとやってますよ」
「はっはっはっよいよい。わしの友人相手じゃ、Meも張り合いがないのは良く分かる。
その点、としあきどのはちょうどMeと釣り合いが取れる歳じゃしな。気合が入るのは良く分かるぞ」
「え、その…もう、お父様、変なこと言わないでください!
すみません、としあきさん。気にしないでくださいね」
「ほう。じゃあ、Meはとしあきどのが気に入ってはおらんと言うのか?」
「そうは言ってません!…え、いや、だから、あの…とにかくお茶にしましょう!!」
151名無したん(;´Д`)ハァハァ:2006/07/16(日) 10:22:06 ID:kTRK+hHw
「…Meだ。彼女は本当にMeなんですね」
「ああ。だがお前さんの知っているMeとは別の人物じゃ」
「……いいんですよ。Meが生きていれば、それで…」
「記憶がなくてもか?お前さんとの思い出も今はないのだぞ―…」

「思い出は―…………… また作ればいいんですよ」


「なにしてるんですかー?お茶が冷めちゃいますよ」

「Meが呼んでおるよ」
「―――はい」
                   9x系OS伝記 完