朝まで起きてたのに・・・22缶目

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458名無したん(;´Д`)ハァハァ
「久しぶりだな。レーション。」
「誰かと思えば、大佐…あなたか?」
「相変わらず無愛想な女だな。レーション。」
「用件はなに?」
「君を迎えに行かせたのは他でもない。」
「迎えだと?あの武装した兵士達がか?」
「少々手荒だったことは謝る。しかし、大変な事が起こったのだ。また君の力が必要になった。」
「私はもうCANNED HOUNDを除隊している。あんたももはや司令官ではない。命令を受けるいわれはない。」
「君は引き受けてくれるよ。そう信じている。」
「……」
459名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/07/02 20:37 ID:ek2dZ1oN
「レーション聞いてくれ。」
「今から5時間前の事だ。北海道、千島列島沖の孤島ブラット・チェルポエフ島が現役の特殊部隊によって占拠された。」
「どこの部隊だ?」
「CANNED HOUND部隊と彼らの率いる次世代特殊部隊。彼等はある要求をコンビーフたんに突きつけてきた。それが受け入れられない場合、シュールストレミングを発射すると通告してきている。」
レーションが驚いて聞き返した。
「シュールストレミングを?」
「うむ…。ブラット・チェルポエフ島にはシュールストレミング缶廃棄所があるのだよ。」
460名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/07/02 20:38 ID:ek2dZ1oN
「CANNED HOUNDがシュールジャック…。」
以前CANNED HOUND隊員として部隊に身をおいていたレーションに取って状況の重大さはすぐに理解できた。
「そうだ。事の重大さがわかってくれるだろう。」
さらにキャンベルは細かな任務についても話し始めた。
「君に依頼する任務は二つ。シュールストレミング缶廃棄所に単身潜入。人質としてとらわれた、黄桃たん、白桃たん、タラバたん、通称ボンクラーズの。キャビアお嬢様。この4名を救出すること。」
「人質にしては豪華なメンバーだな。」
レーションの言葉をとくには気にせずキャンベルは話を続けた。
「そして、テロリストのシュール発射能力の有無を調査し、事実ならばそれを阻止することだ。」
大まかに任務についての話を終えた後、キャンベルはレーションに聞いた。
461名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/07/02 20:39 ID:ek2dZ1oN
「質問はあるか?レーション。」
しかしレーションはこれに対して聞き返した。
「質問?私はまだ受けるとは言っていないぞ。」
「まぁ、状況を聞いてからでも遅くはあるまい?」
「シュールストレミング缶廃棄所の状況は?」
「うむ、シュールストレミング缶廃棄所は地下基地だ。最新鋭の情報機器を駆使しても内部の状況は不明だ。」
「人間が潜入して内部情報を探るしかないのか…スパイ映画のように…。」

「報酬はあるのか?」
「あぁ、解ってる…。君のことだ、どうせプリンが欲しいのだろう?」
「解ってるようだな。近頃、このスレでの私の扱いが酷いんだ……。プリンでも無いとやっていけない。」
「ふむ……。それでは、作戦に早速移ってくれ。」