ttp://210.153.100.60/cgi-bin/animecg1/img-box/img20021230040134.jpg この図版はジョウンスタウン文書からもたらされた異端の説を元にしたものである。
これによると"最後のオーランス信徒"サリナリーグ皇子の息子、
死の一門の"恐るべき"ハーサルターは男性として育てられた少女であり、
この事実こそが我らが皇帝陛下(昇月に栄えあれ!)に敗れるきっかけとなった
"誓約を破る真実"とされている。
しかしながら、敵のあらゆる防護を無効化するために鎧はおろか服も身につけず、
前貼り一枚で戦場を駆けるその姿では、その真実は一目瞭然であるようにも思えるが、
死の一門が全滅しているために、その光景を見た者は一人として生きてはいない。
図版では、膨大な魔力による防護によってハーサルター自身は無傷だが、
彼もとい彼女が縛り付けられている彼女自身の愛剣"皇帝逝ってよし(※超訳)"の損傷は
激しい戦闘を物語っており、今正に我らが皇帝陛下(昇月に栄えあれ!)御自らの
手によって"真実"が暴かれんとする場面であるらしい。