1945 グアム
格納庫ー
「出撃だ、早く来い…」
虚ろな目でいるB29に男は命令をした
「…イヤ、イヤイヤイヤイヤ・…」
B29は手をl差し出した男の手を振りほどいた
「命令だ、出撃しろ・・」
なおも男は冷徹に命令を告げる。
「もういや・…人を建物を焼き払うのは・…」
男に向かい悲痛な声でB29は答えた
「敵を爆撃する・・・それがおまえが存在している意義だ」
男の言葉を聞いたB29は耳をふさいだ
「もう、これ以上はイヤ!」
耳をふさぎならが彼女は叫んだ
「・・・仕方がない、整備兵」
男はそう言うと、整備兵を呼んだ
「・・・いつものようにしろ…」
男は整備兵を見、彼女を見てそう言った
「はっ!…・しかし、よろしいのでしょうか?」
これは命令だ・…しかし、整備兵は戸惑った
「かまわない…」
一言、静かに男は言った…
「このっ!おとなしくしろ!」
整備兵は彼女の腕をつかんだ
「イヤ!」
彼女の悲痛な声が格納庫に木霊する
「このっ!」
彼女の腕をつかみなおし、注射を彼女にした
「あ!あぁああああ」
自分の腕に刺さっている注射器を見ながら彼女は叫んだ
「ゆるせよ・…」
整備兵は静かに、聞こえないようにつぶやいた
「あぁあああああああああああああああああああああああ!」
彼女の声が絶叫する、その中で男は静かにそれを眺めていた
「ああ・・・・」
そして、彼女は意識を失った
「…これで、・・これで本当に良いのでしょか?大佐殿」
機を失っている彼女を見ながら整備兵は大佐に言葉を投げかけた
「…これが戦争だ・・」
一言、彼はつぶやいた
「アハハハッハハ!殺してやる!母を!姉を!妹を殺したジャップどもに復讐してやる!」
いきなり彼女は起き上がりそして叫んだ
「・・出撃するぞ」
もう一度、彼は同じ事を変わり果てた彼女に告げた
「ゆるさないゆるさないゆるさないゆるさない・・・・・」
彼女の目には憎悪の火が宿っていた
「もう一度言う、出撃だ!」
彼はは言うのと同時に彼女に対して平手を打った
「わ、わかったわよ!存分にジャップどもを殺してやるわよ!」
彼女は彼をにらみ微笑みながらそう言った…
飯逝きます
>212
( ゚д゚)ツヅキガキニナル・・・
早く食い終わって下さい。
彼女は焼夷弾を積み格納庫から出ていった
「彼女は大丈夫なんでしょうか?大佐殿」
格納庫から出ていく彼女見ながら整備兵は言った
「…私にはわからない…神のみぞ知るものだ…」
整備兵に向かって静かに答えた
…そして
ZoomZooMZooM!!!
大きな爆音を鳴らしながら彼女は飛び立っていった
彼女が飛び立ってから一時間間後・・
「た、大佐殿!」
慌てた、整備兵が滑走路にたたずんでいた指令に声を荒げながら言った
「どうした?・・・」
われに振り返って整備兵のほうに向いた
「…さっきとびだった彼女の詳細な整備報告書を受け取ったのですが…」
整備兵はうろたえながら答えた
「なにか問題でもあるのか?」
不安げに、しかし悟られないように答えた
「えぇ・・・・残念ながら彼女の出撃は今回が最後になりそうです…」
沈んだ表情で彼は答えた
「・・・・どうしてだ?」
大佐は静かに答えた
「彼女は…もう、心身ともにボロボロになっているんです…」
ゆがみそうな表情で整備兵は答えた
「…あれのせいか?」
格納庫に転がっていた、注射器を見ながら答えた
「そうです…最初はまだ軽めの薬剤が入っていたのですが、回を重ねるごとに…」
さらに沈んだ声で答えた
「…そうだったのか…」
彼には上層部から興奮剤のようなものとしか説明はされいなかった
「…精神にそして身体にもきつく…」
なきそうな声で答える
「彼女は、帰ってはこられないのか?
ふと、空を見上げて話した
「…帰ってはこれるでしょう・・彼女の耐久力なら・・しかし…帰ってきても彼女は…」
「帰ってきても?」
ふと、見上げているのをやめて整備兵に向かった」
「…彼女は薬が切れたら自我崩壊を起こして二度と…」
涙を流しながら答えた
「…そうか、…もしかえって来たら、薬の切れないうちに安楽死させてやろう・・・」
下を向きつぶやく大佐
「それで良いのですか!?大佐!!」
大佐を睨み付け叫んだ
「こ、これは戦争なんだ!彼女のために隊の物資を無駄にはできんのだ!!」
泣いているかのように叫ぶ大佐
「一人ぐらいなら大丈夫ではないですか!」
われを忘れて叫ぶ整備兵
「…だめだ、これは命令だ…」
きびすを返しならが去っていく大佐…
「大佐ぁああああああ!!」
ただ去っていく大佐に向かって叫ぶことしかできなかった…
−−−X時間後
ZonZonZoon
爆撃を終えた彼女は格納庫に向かってきた
「殺したわよ!たくさんのジャップどもを!」
普段とは違い機嫌がよさそうに報告をする
「…ご苦労・・こっちに来てくれないか?」
彼女に向かって彼は言った
「どうしたのよ?」
彼女は頭をなでて誉めてくれるのだろうと思った
「すまない…すまないな…」
大佐は彼女を抱きしめた
「ど、どうしたの?」
いきなりのことで動転する彼女
「・・いや、これを受けてくれないか?」
そう言うと注射を見せた…
「なにこれ?もう一度、出撃するの?」
不思議そうにそれを見つめていた
「・・・そうだ・・」
彼は小さく答えた
「わかったわ…」
彼女は素直に腕をさした出した
「するぞ…」
差し出された腕に注射をしていく・・
「わかってたの…私が、壊れてきてるって…これは…」
注射器を見ながら話している
「どうしてそれを・・・」
彼は目の前が真っ白になった
「私の・・私の調子が悪くなって来ている事も、今日の出撃で最後ということも…」
彼女の声がだんだんと小さくなっていく
「なぜだ、なぜ言わなかった・・!」
彼の目には涙が浮かんでいた
「だって…私は、貴方のことが・・…あぅう」
彼女は苦痛に顔をゆがめる
「お!おい!」
「もう少し…そばに居たかった…・・………」
そして彼女は夢を見ているような顔で最後を迎えた
軍事板の方にアップしてリンクするか、どこかに垢とれば?
了
長文、板汚し、ナガレスすまそ
逝ってきます