>195よ、多分こんな感じだ。
「理奈ちゃん・・・」
由奈はそっと理奈の名前をつぶやきながら、熱を持った股間に指をはわせた。股間のそれは痛いほどに膨れ上がり、びくんびくんと脈打っている。
それは確かに男性のペニス以外何物でもなかったが、それを愛撫する細く白い指、すらりと伸びた均整の取れた脚、形の良いヒップ、そして何より、頬を染めて鏡の中の自らの恥態を見つめるその姿は、どうみても可憐な少女にしか見えなかった。
「こんなの・・・ダメなのに・・・」
熱い吐息が鏡に白くうつる。
「理奈ちゃんに見つかったりしたら・・・ダメなのに・・・」
鏡の中には真っ赤に染まった頬と潤んだ目。栗色の髪が汗で頬に張り付き、たとえようもなくいやらしい。
「止まらない・・・よぉ・・・」
股間を弄る左手が速さを増す。右手は胸の桜色の突起を一心不乱に転がしている。きゅっ、と力を加えるたびに、しびれるような感覚が背すじを這い上がり、形の良い細い眉が快感に歪む。
その表情、快楽にとろけてゆくその表情が、由奈の指をますますいやらしく動かしてゆく。