お兄ちゃんはそういうと、私の目をタオルで隠しました。もう何も見え
ません。お兄ちゃんがどこからわたしの体を見ているかも、もうわから
ない。
でも、それがいいんです。どこから見られてるかもわからない。それが
興奮しちゃうんです。腕も背中に回して固定されてます。二の腕も、全
部幅広の包帯でぐるぐる巻きで。自分のおマンコを刺激することもでき
ません。
「ちょっと待ってろよ」
お兄ちゃん? ねぇお兄ちゃん? わたしのお尻に入っているバイブの
音だけが響きます。お兄ちゃんの気配がしない・・・怖い。怖いよぉ。
でもわたしはベッドの上で目隠しをされたまま、お尻を高く上げていな
くちゃいけません。お尻のバイブは本当の尻尾みたいに、ぐるぐると
回っているに違いありません。あそこはもうベタベタで、雌の匂いがし
ているはずです。お兄ちゃんが大好きで大好きでたまらない、やらしい
変態のお汁の匂いです。
「おう、入ってこいよ」
え? ねぇ、ちょっと待って! ねぇ! 何? お兄ちゃん、怖い!
わたしがパニックになってもぞもぞしていると、お兄ちゃんが耳もとで
囁きました。予想していなかったわたしは、はしたなく、ちょっと叫ん
でしまいました。
「いい子でいろよ? これからゆきをもっと気持ち良くさせてやるから
な? そんじゃ次は耳栓な」
両手の自由を奪われ、ボールギャグで声を奪われ、目隠しをされたわた
しは、次は耳栓として、ヘッドホンを付けられてしまいました。きっと
お兄ちゃんのオープンエアのおっきなヘッドホンだと思います。
カチッ
カセットテープの再生ノイズが聞こえます。何か録音されてる・・・。
『お兄ちゃんっお兄ちゃん! 欲しい! 欲しいのぉ・・・あぁあん。
欲しいよぉお。あぁあ。気持ちいいのぉ』
えっ? えっ? わたしは戸惑いました。これ、わたしの声・・・・。
す、すっごくやらしい声・・・お兄ちゃん録音して・・・。
わたしのおマンコが反応しちゃいます。わたしが何か言っても、全部声
にならないままです。よだれが一杯出ちゃいます。シーツにシミが出来
ちゃうくらい。おマンコもぬるぬるのべたべたで、太ももまで濡れ
ちゃってるに違いありません。
えっ、さっきの「入ってこいよ」って、お兄ちゃんはわたしのこの姿を
誰かに見せてるってことでしょうか? いやらしいこんなポーズをした
わたしを、誰かに見せているって・・・恥ずかしい、恥ずかしいよぉ。
涙が溢れてきます。でも・・・あぁ・・・。