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8021000まで逝くか?
<星の最期>
 恒星の中心では核融合反応が起こっているが、長い時間が経つと、反応によって生成した
ヘリウムが中心部にたまってくる。すると、その分だけ核融合反応が起こる領域が中心部か
ら外側へ追いやられる。そしてエネルギーを生み出せない中心部のヘリウムが冷えて縮小す
ると、星全体も縮小し、このとき温度が上昇して反応が活発になる。これによってますます
多くのエネルギーが生み出され、水素の部分が外へ押し出されるため、星は、その重力と釣
り合うまで非常に巨大化する。これが、赤色巨星である。
 6太陽質量以下の星では、この膨らみが止まらず、やがて星の外層部分が離れていってし
まう。そして残された中心部分は、やがて白色矮星となる。この星は最初は温度が高いため
白く光って見えるが、徐々に暗くなってゆき、観測できなくなる。言わば星の死骸である。

 6〜8太陽質量の星では、中心部の温度が高まると炭素の核融合反応が暴走し、そのエネ
ルギーが一度に放出されて星は粉々になり、跡形も無く飛び散ってしまう。これを超新星爆
発という。
 さらに重い星の場合、炭素の核融合反応の暴走は起こらない。だが炭素の核融合反応によ
りマグネシウムが合成されると、Mgの原子核が電子を捕らえるため電子の圧力が下がり、
中心部は縮小する。このとき星の外層部は超新星爆発で飛び散り、中心部は中性子星となっ
て残る。
 もっと重い星では、Mgの電子捕獲が起こらず、さらに核融合がすすむ。そして鉄が合成
されると、もはや核融合は進まない。鉄は、全原子核の中でもっとも安定しているからであ
る。そして鉄が蓄積されると、今度は鉄が光・熱によって分解する反応が起こり、ヘリウム
と中性子に戻ってしまう。このとき熱が吸収され、中心部は急速に冷える。その結果、中心
部の圧力が不足し、均衡が破れて重力崩壊が起こる。このとき、星の外層部はやはり超新星
爆発で飛び散るが、中心部は激しく縮んで、ついにはブラックホールとなる。