古刹

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伸びる一本の麻縄へと変化し、昔まだトイレットペーパーなど存在しなかった時代に人々は
縄をまたいでケツを拭いたとどこかで聞いたことがありますが、現在は2004年でここは先進
国でしかも高級ホテルのバスルームにはトイレットペーパーはもとよりウォシュレットまで完全
装備されているというのに、こともあろうか麻縄をまたいで一歩ずつこちらへ歩を進める彼女が
こすり付けているのはよく見るとケツではなくどうやらクリトリスのようで、そんな完璧に用途を
誤審されたと思われる一本の縄はその後ラストまで彼女の身体を甲羅の形に拘束し続けます。
基本的に爽やか路線でここまできたインディーズもときとして縛りやアナルSEXを取り入れたこ
ともあったわけで、にも拘わらずなぜ今回の作品が抜きん出てやばいかといいますと、それは
彼女の目、杉の木の下で夏の直射日光に焼かれていたときから既に瞳孔がだだ開きだった彼
女の黒目は、まるで地球外生命体との交信を試みる無人衛星のように限界まで虚無的で、一