まるよ。7だよ。

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124/名無しさん[1-30].jpg
殺でも他殺でもなくなる。俺の言うとおりにやってくれればいい。
お互いの右手は自分の銃の引き金を、マイベストフレンド。」
通じ合った二人にもう語り合うことはなかった。
亨も伸一が死ぬことは本望ではなかったが、友の大切な想いを遮るつまりなんてない。
伸一も死ぬ道を選びたかったわけではないが、結ばれた手を解くつもりなんてない。
進むべき道は唯一つ。迷いのない、死への一本道。
ただ、そこに不思議と恐怖は待っていなかった。
むしろあるのは開放感と安堵感。日常ではありえない感覚。
だが、いつもよりもぼやけていないはっきりとした確かな感覚だった。


119 :まる ◆hYJPErhe12 :04/09/05 10:09 ID:92Ad85wu
「それじゃあ、行くぜ?」
亨は一つうなづく。
「ああ。だけどその前に、あっちでやるのは