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ど変態もなにも、数年前、実際にこんなシチュエーションに遭遇したのだが……。
まあ、そんなことをいつまでも覚えている俺もアレだけどな。
ちょうどこんなストーリー↓ (昔ゆえ、多少あいまいなところアリ)
惰眠を欲するのが学生というもの、朝の身支度の時間はすべからく平等に短い。当時中学三年と小学六年と、学校こそ違えど家を出る時間が同じであった俺と妹は、必然的に場所の奪い合いが起こることもあった。
「お兄ちゃん、トイレまだ〜?」
「……まだ」
それはある朝、俺がトイレで用を足していたときのこと。恥ずかしながら大をしていた俺は、場所を明け渡すことも叶わず、ただただ妹の言葉に拒否を突きつけるしか出来なかった。