>>46 放送中のアニメの作画崩壊の修正は皆が思う程簡単なことではなく、プロも泣かすくらいに大変なことである。
仮に修正しても、その箇所は良くなるかもしれないが、全体的に変な内容になることもある。
結果的に修正するだけ時間・費用・労力の無駄になるのである。
だからといって、放送中のアニメを打ち切ったら、放送局やスポンサーに違約金の請求が来ることもあり、場合によっては損害賠償まで請求されてしまう。
こうした事態に備え、1クールか2クール間を空けて放送する方が無難である。
しかし、分割2クールはこれが理由であるかのように見えるが、実は今の説明は作品の低質ぶりを誤魔化す為の建前であり、本当の理由は作画崩壊に対する保険的な役割よりも商魂目的である。
実際分割2クールの作品の殆どは駄作が多く、決してその放送形態が悪い訳でもないのに「分割2クール=爆死」のイメージが付いてしまった。
だが、分割2クールという放送形態よりも恥コンプレックスが2クールも続く方が疑問に感じる。
ヴヴヴも1クールだけで十分収まりそうな内容だったし、これもまた然り。
わざとな尺稼ぎの為に2クールと決めたような気がする。
簡単に言えば1クールで十分。
前述の通りまさに野球でいう隠し球と同じだ。
これだから今のアニメ業界は衰退しているのである。
自分は分割2クールのことを「ヒビ割れ放送」と呼んでいる。
屍姫のように2クールでありながら後半クールのタイトルを変えたり「2」や「2nd」というサブタイトルを付ける「名ばかりサブタイトル」、みなみけのように予め1クールでスタッフや制作会社を入れ替えて作る「談合形アニメ制作」もうんざり。
皆さんも是非「ヒビ割れ放送」「名ばかりサブタイトル」「談合形アニメ制作」という言葉を使用してみてはいかがだろうか(但し売れている作品には用いないこと)。
また、現在放送中の弱虫ペダルは3クール放送することが決定している。
深夜アニメでも人気のある作品なら3〜4クール放送する作品が増えて欲しいと思う。
とはいえ原作のストックの問題や制作スケジュール、それにスポンサーの問題もあってそう簡単にはいかない