アニメの失敗学

たくさんの駄作があってこそ名作が生まれるとよく言われるが、駄作は見たくないのが人情というもの。

駄作はなぜ作られてしまうのか、プロの制作者が視聴者でも分かりそうな失敗を繰り返すのはなぜか考えてみたい。

・すれ違い型 - 制作者がよかれと思っていても視聴者には不評だった。これは視聴者の空気が読めなかったことが考えられる。

・欲張り型 - 制作者がやりたいことを詰め込み過ぎて内容が散漫あるいは消化不良を起こしてしまった。何を一番伝えなくてはならないのかという検討が足りなかったことが考えられる。

・すれ違い型に分類されると思われる作品 - 劇場版CLANNAD、CLANNAD AFTER STORY
・欲張り型に分類されると思われる作品 - コードギアス2期、ガンダム002期

原作をダシにして製作者が原作の雰囲気を無視してやりたい事してしまうってのはどうだろう。
アニメのアイドルマスターやみなみけおかわりがそれっぽいが。

>>4
それは原作者と制作(製作)者との意思疎通の不備かな。

原作があまり進んでいないのにアニメ化してしまう「見切り発車型」というのもあるような気がする。2000年代に入ってから目立っているが。

あげてみるか

・準備不足型 - 十分な制作準備ができず、制作体制が整わなかった、制作者が原作の内容を十分理解できなかった。テレパシー少女蘭が該当すると思われる。

・スポンサー型−スポンサーからの口出しで路線変更を余儀なくされ脚本に無理が出た。脚本の処理能力にスポンサーの意向が答え切れなかったと思われる。

マンガ原作の場合

・アニメと同時にはじめる
・原作の人気がついてきてからアニメ化する

・もうだいぶ前に完結・もしくは長寿な原作をあえてアニメ化する

の3つだと思うんだけど、成功例はほとんど二番目しかないような気がする。

>>9
原作と同時に始まるのは「マンガ原作」なのか？
メディアミックスかなんかじゃないのか、それは

CLANNAD AFTER STORYの最終回が物議を醸しているけど、問題になった「奇跡」ってゲームではそれほど問題視されていなかったけど、アニメになるとものすごく不自然に感じられるようだ。

メディアの特性の違いを考慮せずに失敗したアニメも多そうだな。

あれはゲームやった奴に言わすと、
100時間近く一気にプレイして、何度もバッドエンド見させられた果ての
ハッピーエンドだからアリってことらしい。

なら毎週30分（間の一週間でクールダウン）、一本道のストーリーを見てた
アニメオンリーの人間にはご都合主義に見えて当然だろう。

>>12
アニメは筋が通っていないと受け入れられないのだろうね。

アニメ好きとゲーム好きの感覚は全く違うというのはわかったよ。

あとエロゲ好きもw


ラノベ好きはどのあたりじゃ？

>>11
クラナドアフターストーリーは原作信者に向けてゲームの場面を映像で再現する目的で作られてるアニメ作品なので
アニメ単体の作品としてはおかしくても商品としてはあの作りで成功してるんだよ
実際売れてるわけだし

>>15
それはそれで志が低いな。

京アニが変に志持つとムントになるんだから
ハルヒらきすたみたいのとかエロゲ原作とかを粛々とやってりゃいいんだよ

成功とは何か？

>>18
繰り返し（３回くらい？）観ても、まだ面白いアニメだと個人的に思う
売れてるかどうかは俺っちにゃ関係ないしｗ

制作者は失敗したか成功したかをどれだけ把握しているのだろうね。

ネットとか積極的に見る制作者ならある程度は把握してるんじゃん？

製作者側だと、人気がどうのは仕事の後に判ることだろうから
干されずに仕事が次々に舞い込んでくるとか
そういうので判断してるんじゃないかな

作っても無難すぎて注目されず、は単なる宣伝不足…だけでもないような

あ

すれ違い型って、アニメの視聴者が二分された今じゃあ、ほとんど失敗作だらけなのでは

今週の週刊文春のテレビ批評で「深夜アニメは他のテレビ番組よりよほどがんばっている」みたいなことは書かれていたが・・・。

視聴者的にはやっぱ少数だろな。

>>26
それを書いた人はテレビアニメの実態をどれだけ知っているのだろうか。

>>26
どこにある？　クドカンとこ？

>>28
テレビ評のページだったはず。立ち読みだったんでw

･予算不足型−スポンサーからの扱いの悪さに監督や脚本家の意欲をそぎ作品として作ろうという志を断ち切る
　　　　　　終始作画崩壊を起こし挙句の上最終話まで放送されずに放送終了
　　　　　　賃金に似合わない労働はしたくないという製作側がアニメを好き勝手にすることによってスポンサーに嫌がらせしているのだと思われる

”エヴァみたいなのを作ってくれ”ってばかり言われて切れた
ってのはスポンサー型失敗かな。
なんのアニメか忘れたけど。