【10点】みんなのアニメレビュー その13【0点】

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438メロン名無しさん
アーキテクチャの生態系によると、日本のウェブはガラパゴス的ともいえる進化を遂げて
おり、それは、おおむねいわゆる日本的なものの枠内に収まってしまう。システムを翻訳
する過程で、日本の環境に合うように適合させようとしたからという。ウェブは水平に個
人をつなぐけれども、日本では、つながりの社会性というキーワードで括られるような空
間が現れる。このような翻訳の能力は、稀有なものといってもいいでしょう。
ガラパゴス的ともいわれる日本の刑事司法ですが、近代の刑事システムを翻訳するなかで、
日本的といわれるものに摺り合わせていった。いいたいことを、いわせない。日本的なも
のとは何か、という議論の枠に収まる。つまり、主体といったものは絶対に認めない(注
1)。(例えば、被告には、机さえ与えられないが、机のない当事者など、ほとんど概念矛
盾であろう。裁判員裁判になれば変わるのかもしれないが…。)主体がない結果、「長いも
の」(注2)の専制が行われることになる。被害者を梃に、あらたな専制が始まるのかもし
れない(注3)。