窓際の哲志の憂鬱:番外編
大晦日も間近に迫った年の暮、愛車のケンメリ号に乗った哲志は
かつての地元、横浜の首都高速湾岸線を颯爽と走っていた。
哲志の起こした事件が発覚した事で地元に居られなくり
名古屋へと逃亡した哲志が久しぶりに実家へ帰省する為だ。
ちなみにその事件とは哲志が小学校の女子トイレに忍び込み、
ひりたての幼女のウンコを持ち帰ろうとしたという、鬼畜かつ変態極まりないものである。
「可愛い幼女のウンコならきっと美味に違いない!」
スカトロマニアで幼女愛好家でおまけに緊縛マニアでもある哲志は
早速この思いつきを実行に移したが、どの生徒達も用を足した後に肝心の
ブツを流してしまうので、哲志はお目当ての『お宝』をいつまでもゲット出来ずにいた。
「ちくしょう!どうしてどいつもこいつも貴重なウンコを流すんだ!」
普段トイレで用を足した後に流すという習慣の無い哲志には
一般人のマナーを理解する事は難しかった。
そしてとうとうしびれを切らした哲志が「おい!今度は流すなよ!」と
隣のトイレから生徒に怒鳴った事で犯行が発覚し、
哲志は駆けつけた教師数名に取り押さえられたのであった。
そんな凶悪事件を起こした事もすっかり忘れ、
久しぶりに地元へと帰ってきた哲志は高揚感でハイになっていた。
「ケンメリ号に乗った俺はもう誰にも止められないぜ!」
制限速度もなんのその、哲志はアクセル全開で湾岸線をぶっちぎった。
しかし哀しいかな貧弱なケンメリ号のパワーでは法定速度の半分しか
出せなかったので後続のドライバーに煽られるばかりだった
ちなみにこのケンメリ号、近所の駐車場に長らく放置されていたものを哲志が
勝手に持ち帰ったものである。
「ム、そろそろ限界だな…」
長旅に備えて精を付けようと出発前に万引きしておいたオロナミンCを大量に飲んでいた
哲志の膀胱はもうパンパンだった。哲志はこのまま窓から身を乗り出して、
尿意を我慢する刺激で硬くなったアソコを放り出してそのまま放尿してやろうと思った。
が、そうなると自分の代わりにハンドルを握る者が居なくなる事に気づき、
すんでの所で思いとどまった。「そういえば丁度喉が乾いてきたな・・・」
その後、哲志がどの様にして自分の尿を処理したかはご想像の通りである。