【関東】深夜アニメ放映時間の変更と重複186【局別】

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91メロン名無しさん
【韓国】 日本のアニメロボットとは次元が違う奥深いロボットテコンV〜時代の陰も★3[08/21]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1188007232/l50
http://www.donga.com/photo/news/200708/200708210006_0.jpg

「ロボットテコンV」は韓国アニメの生きた歴史です。1976年金青基(キム・チョンギ)監督が作った
この映画は武術ロボットが登場する劇場用アニメでは世界初でもあります。31年ぶりにデジタル化さ
れて1月に公開され、少なくとも75万人が観覧して歴代韓国アニメの中で最多観客を記録しました。

私たちの誇り「ロボットテコンV」

しかし30余年がたった今の視点からは批判されるべき内容も少なくありません。何故なら、この映画
には1970年代の韓国社会を支配した硬直したイデオロギーと偏見が含まれているからです。映画はそ
の映画が作られた時代の空気から自由ではありません。

[1]ストーリーライン(>>2-5)

[2]テコンVは既存の日本アニメに出てくるロボットとは次元が異なる存在です。テコンVは‘マジンガ
−Z’‘グレンダイザー’のように操縦士の命令に従って受動的に動くロボットではないからです。テ
コンVは操縦士であるフンと精神的に渾然一体になります。そしてそんな精神と心の交流がそっくりそ
のままテコンVの機械的動きに繋がります。言い換えれば、テコンドーの第1人者であるフンが腹の中
で思う武術姿勢どおり、テコンVが交感して動くメカニズムです。フンとテコンVのこのような関係は
言うところの「物我一体」です。私たちのテコンVにはこのように奥い哲学がひそんでいるのです…。

[3]偏っていると批判されるこの映画自体は、道徳的に申し分ありません。地球の平和と正義を守護し
ようということは絶対善だからです。しかし、映画の設定をよくみれば、映画が作られた1970年代の
韓国を支配した集団心理と偏見が要所要所で発見されます。一つずつよく見ましょうか?

@冷戦的思考=悪の軍団である赤い帝国を見ましょう。赤い帝国は昔のソ連、すなわちソビエト連邦を
意味する言葉でした。さらに、赤い帝国の象徴マークである‘赤い星’が北朝鮮の国旗に登場すると
いう点に私たちは気づく必要があります。このように‘ロボットテコンV’には1970年代、韓国の反共
イデオロギーが隠然と盛りこまれています。

A男性中心主義=映画の中でフンとヨンヒはテコンVを一緒に操るパートナーと規定されています。し
かし、実際ではそうではないです。ヨンヒは独立したキャラと言うよりはフンの従属変数に過ぎませ
ん。女性は感情に支配される弱い存在に描かれます。また、この映画には‘ママ’が蒸発していませ
ん。ママの不在は、1970年代の男性中心で女性に対する偏見を現わします。当時、母親あるいは女性
という存在は、地球平和のために何か立派で偉い事を遂行する主体として考えられなかったからです。

B外見至上主義=悪党の親分であるカープ博士は背が低く頭が大きい上に醜かった。そのため外見に対
する劣等感に苦み、結局「人々を支配する」と言う誤った世界観を持つようになる人物として描写さ
れます。しかし、これは本当に恐ろしい偏見です。「醜くて背の小さな人は、頭脳は明皙でも考えが
偏っていて結局、社会に恨みを抱く」と言う偏見が見られます。一方、主人公らはみんな目も大きく
て素敵な人物に描かれます。善と悪が外貌一つで分かれるとは…。

ソース:東亜日報(韓国語)[理知論述/映画、考えの宝物倉庫]ロボットテコンV (抄訳)
http://www.donga.com/fbin/output?sfrm=1&n=200708210006