野沢 「そう云えば皆、自分にしかない個性的な設定って持ってるよねえ?
例えば、僕は指鉄砲が出来たり首が伸ばせたりするけど」
戸田 「そうだなあー。僕は矢ッ張り、母さんが人間って事かなあ」
松岡 「戸田は、妖怪と人間のハーフって云う設定だからね」
戸田 「あと、皆のちゃんちゃんこは色が上から順に黒・黄・黒・黄・黒だけど、
僕のだけは黄・黒・黄・黒・黄って配色なんだよ」
野沢 「あーっ、本当だ!」
戸田 「高山兄は如何だい?」
高山 「僕は特に… 強いてあげれば、僕の下駄の鼻緒は店売品だって事…かな…」
戸田 「あ、ああ…そうだっけ…」
野沢 「僕らの下駄の鼻緒は、ちゃんちゃんこと同じ先祖の霊毛製って事になってるからね…」
高山 「兄さんは如何です?」
松岡 「うーん、僕も特に無いけど…」
野沢 「けど?」
松岡 「実はこれは、ねこ娘にしか見せた事ないんだけどね」
戸田 「えーっ、なんだい!」
松岡 「僕のアホ毛は、こうやってこうするとこう云う風になるんだよ」
三人 「わーーーーー!!!」
高山 「まさか、あんな仕組みになっていたなんて…」
戸田 「僕、今夜は眠れないよ…」
野沢 「僕も…」