(みさおが何か技の訓練を受けている。
彼女は、杏璃がパエリアから放ったあらゆる角度から来る魔法球を瞬間移動で避けていた。
実は初代反SOS団勢力が壊滅した際、その本拠地から資料が出てきたのだ。
それは、「水瀬名雪@kanon・上岡由佳理@おとボクに超高速移動を付けさせる計画」であった。
その計画はまだ神宮寺奏がリーダーだった頃に考え出されたものでべホイミ@ぱにぽにだっしゅ!らが中心になってやっていた。
早い話、足の速い人間に瞬間移動魔法を付けさせて攻守共に役立ててもらおうという事だった。
だが、この計画が立ち上がって間もなく、初代反SOS団勢力はレダの襲撃を受け多くのキャラが死亡した。
資料は長らくSOS団の元で保管されていた。それは今までの団員達がそれに似た魔法を既にマスターしていたり、
使わずとも十分敵と闘えたため活用する機会がなかったのであった。
だが、足の速いみさおが入団した事でハルヒらは彼女にこの魔法をマスターさせる必要を感じ、杏璃に頼む事にした。)
(みさおは陸上部で鍛えた脚力と習得の早さから風の波動を足下に纏わせる事で高速移動が出来る様になった)
杏璃:i K(!゚ー゚ノ!l i<すごいじゃない!もうほとんど会得出来てるじゃない!!
みさお:从リi;゚ ヮ゚从<ハァハァ・・・・・・・、確かに速くななったけど足がガクガクだぜ・・・・・・・。
(突然足に力が入らなくなってしまう・隣で杏璃の補助をしていたあやのがスプレーでみさおの足を冷却させる)
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<足動かせる?
みさお:从リi;゚ー゚从<なんとか動かせるけど、力がほとんど入らないぜ・・・・・・・・・。
(あやのに抱えられてようやく立てる程足に痛みが・・・・)
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i<今日はこれ以上無理みたいね。
(みさおをしばらく横に寝かせ、手当をあやのに任せると杏璃は横わらで自分の修行を始めた・修行を終える頃には)
あやの:|!ii ゚ー゚ノ.i|<もう動かせる?
みさお:从リi ゚ー゚从<ああ、もう大丈夫だぜ!!(←立ってみる)
(あやのの手当の甲斐あってみさおは立てる程までに痛みは治まり、普段の生活にも支障を期さない程にまで
動かせる様になった)
杏璃:i K(!;゚ -゚ノ!l i<この加速魔法(素早さを上げる補助魔法全般を示す用語)使い所次第って所ね。
使い所を旨く見極めないと足が使い物にならなくなってしまう危険も秘めているわねぇ・・・・・・・・。
(加速魔法は使い所を間違えれば体の神経と筋肉を壊しかねない一面も持っているのである)
みさお:从リi;゚ ヮ゚从<となると加速魔法の使用はほどほどにって事だな。