(かがみがSOS団から追放されてから、ずっと見続けている悪夢がある。
まず、黒髪で赤い瞳をした全身をコートで覆った青年が彼女の前に現れ「俺は死神だ。お前は今までの罪を償って死ぬべきだ。」と言ってくる。
そして彼の瞳が光った瞬間、彼女は貼り付けにされ横には同じ様にされた両親と姉達がいた。すると、刀や槍、長刀等を持った男達が自分達を串刺しにし始めた。)
かがみ:| |(リT(フノ.| | <止めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
(その男達こそ嘗て彼女が殺めたオタク達だったのだ。次は、やはり彼女に殺されたタカミチが現れ、更にSOS団勢力が現れ彼女を次々と突いていった。
そして止めを刺したのは、こなただった・・・。かがみはSOS団勢力にいた頃も同様の悪夢を毎晩見ていたが(但し、この時はまだSOS団勢力は出て来ていなかった。)
最近見ているそれは相当の精神的ダメージを彼女に与えた。
それもあって、彼女はかなたの墓参りをしようとしたのだが結局>332・Aの様な最悪の事態に陥ってしまったのだった。
こなたはおろか、つかさにまで見切られた彼女にもう立ち上がる気力などなかった。)
かがみ:| |(リ T-ノ.| | <どうせ死ぬんなら・・・また悪夢が正夢になる位なら・・・自分の手で・・・。
(>332・Aから間もないある日、かがみは「死に場所」を探し始めた。彼女の実家の近くには大きな川があり、その河口にある港町へと彼女は向かった。河口に佇むかがみ。
部屋も整理しておらず遺書等も残してはいなかった。彼女は川に飛び込もうとしていた・・・。)
かがみ:| |(リ T-ノ.| | <あたしなんかもう生きる価値なんてないんだ・・・。(かがみの運命や如何に。)