【ブサヨ】秋葉原デモマジ勘弁 2【在日】

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792早○田の論客 ◆3zWaseda2A
>>786
ネット掲載上長い部分を改行改行してお送りします。

「アキハバラ解放デモ実行委員会」の“大炎上”オタクの尊厳を脅かす「テロリスト」とは誰か?
ブロガー 古鳥羽護

《はじめに》
古鳥羽護です。ネット上で「オタク叩き」の問題を探り上げています。
私のブログ『フィギュア萌え族(仮)犯行説問題ブログ版・サブカル叩き報道を追う』(http://blog.goo.ne.jp/kotoba_mamoru)もぜひご覧下さい。
「アキハバラ解放デモ」(以下「アキバデモ」はネット発の運動で五百余名が参加し、マスコミに取り上げられるなど、大成功を収めました。
 私は「一人一派」の賛同人として、主催した若者たちを応援し、見守ってきた・・・と言いたいのですが、前号に掲載されたような、
ネット上でのバッシング(いわゆる「炎上」を)嫌忌し、反対派ブログはおろか、mixiのログも見ない状態が続いていました。

 私は「コミックマーケット72」(以下、「コミケ」)の三日目に若者たちに会いに行き、終了時間までコミケを楽しむことができました。
 ところが、後日ネットを見ると彼らがコミケでテロを起こしたと騒がれています。
 驚いて否定し、取材を始めたのですが、冷静さを欠いていました。アンケートを批判派に送る際に、デモを最初から批判していたPlummet氏と、
デモを支持して主催者を批判しているimmash氏を混同してしまい、却って火に油を注いでしまったのです。
 取材を再開するも、呆れてアンケートに答えて下さらない人が続出。落ち込んでいた折、本誌からオファーを受け、急遽入稿いたしました。
ご回答をいただいた皆様ありがとうございました。また、混同によりご迷惑をおかけした皆様、大変失礼いたしました。

■「コミケテロ」と呼ばれている「事件」
 本誌前号(10月号)「B級ニュース」コーナーにて、湯ノ本箱根氏も報じている「『アキハバラ解放デモ』バッシング騒動」。
「アキバデモ」が「中核派」と関係しているとしてブログが炎上、さらに、八月に開催されたコミケで
「デモ反対派に対して襲撃を行う」などという情報が飛び交い、ネット上の一大事件となった。
 この騒動の背景には、以前からアキバデモを快く思わない反対派ブロガーたちが
事実無根の中傷や個人攻撃に当たる記事を書き立てていて、デモ主催者たちが苛立っていたという事実がある。
 「mixi」の主催者側の非公開コミュニティーには、八月一日付で「アキバデモと中核派との関連を主張する『神聖マルチ王国』がコミケにサークルとして出展するので接触し、
法的に問題のない形で解決しよう」という旨の書き込みがあり、「写真を撮ってやろう」などと盛り上がる。このログが反対派側に漏れ、連絡を受けて反対派の人物らは警戒していた。
八月十七日(コミケ一日目)、主催者側の少年がカメラを持って現れ、揉め事となり、コミケ準備会に一時間ほど注意された。その場で話し合いが持たれ、一旦は和解。
 以上が、反対派が「コミケテロ」と呼んだ「事件」のあらましである。
 さらに八月十八日から「週刊オブイェクト」(http://obiekt.seesaa.net/)に「共謀罪が成立していたら、彼らは事前に検挙されていた筈だ」などと書き立てられた。
八月十九日、反対派のPlummet氏が、「八月九日にログのリークを受けた」と公表。八月二十日、inmush氏が、一部を否定した。(続く)
793早○田の論客 ◆3zWaseda2A :2007/10/11(木) 08:43:03 ID:m6FVOWYU0
>>792
(承前)
■不穏当な出来事だが「テロ」なのか?
 コミケの歴史を見渡すと、トラブルは珍しいことではない。
コミケ準備会は、仲の悪い大手サークル同士が隣り合わないように工夫しているとか、それでもトラブルが何件かあったと言われている。
「こんなことをテロといわれてもねぇ・・・」
と、ある女性コミケ参加者はいう。
 私個人の特定を恐れて今まで触れなかったのだが、8月19日のコミケ(三日目)ではデモ反対派がソニー製のICレコーダーを持って、
アキバデモ主催のブースを訪れ、押し問答を行っている。迷惑行為ではあるが、これも「テロ」なのだろうか。
 主催者側の少年が相手を無断で撮影しようとしたことはコミケのガイドラインに反する。私だって写真は怖い。
しかし、それでもコミケ準備会から見れば、当事者間の解決を促す性質のものだった。

■「ネットイナゴだから」という答えに唖然
 さて、八月二十日、ある反対派ブロガー(日記筆者注:やまざき氏と推測)が、アキバデモ賛同人である私に
「週刊オブイェクトが報じたコミケテロについてコメントを」「デモ運営側はよくやってくれたか?」などといったアンケートを送ってきた。
私は「そのブログの信頼性には疑問がある」等と答えたが、ついでに彼にデモを非難する理由等について尋ねてみた。
 すると、彼はアッケラカンと「大義名分:ありません。メリット:個人的な好奇心を満たせる。ネットイナゴの極悪版、と云うところです。」と答えてきたのだ。
 私は開いた口がふさがらなかった。ただ好奇心を満たすためだけだというのである。
「友人が面白半分にテロリストということにされてしまっている」と感じた私は、
すっかり冷静さを失い、その際に冒頭に書いた間違いを犯してしまう。そのため、他の批判者への取材は難航するのだった。

■「炎上」で剥き出しになった不安と敵意
 それでも何人かは取材に応じてくれた。
「早い話が(アキバデモ参加者と)一緒にされたくない」と答えた人がいたが、彼らがアキバデモ参加者を単に快く思っていないというだけのことである。
「自分は意見が異なる」という権利は保障されるべきだし、その「言論の自由」はもちろんある。
しかし、「自分と似た他人」に「自分が反対するデモや言論」をさせないという権利は誰にもない。
「過激派の支援を受けるべきではない」との回答もあった。この手の意見はアキバデモ批判の常套句になっている感があるが、
事実を言えばアキバデモ前代表者の古澤克人氏は中核派に属する知人からデモのノウハウを学んだだけだ。
また、「テロ被害者」の「神聖マルチ王国」らが流布した「企画立案者のSyuu-Chan氏は中核派シンパだ」という噂や「中核派がデモを主催している」という噂は完全に虚偽である。
 アキバデモが「アレじゃ単なるパレードだ」「批判への対応がまずい」など傾聴するべき意見もあった。主催者内部も混乱している中、
主催者側のMixiの公開コミュニティーで、批判者を排除するなどの行為があり、「言論弾圧」との謗りを受けることになってしまったのは事実。
 「炎上」への対応方針をめぐる対立から、コミケの前に古澤氏が脱退しているが、彼が独断で批判側との接触を持ったことも原因だと言われている。
「革命的非モテ同盟」を率いる彼と同人誌を書いているimmash氏は、回答の中で「人格的に問題を抱えている人間が多かった」と指摘した。
すでに敵意と不信が主催者内部を蝕んでいたことが伺える。「非モテとはもう関係ないから」と、Syuu-chan氏はコミケで呟いていた。
「革非同」の古澤氏が抜けたことで、主催者側には「革オタ同」と「革萌同」が残った。彼らと有志によるデモ記念同人誌では、
一部の反対派ブロガーたちが「デモを潰したいキチガイ」として紹介されている。デモの支持者たちが望んでいたのはこのような本ではなかったはずだ。
 敵意をあおり立てた責任は私にもある。八月二十二日、「コミケテロ」の騒ぎの中、主催者側は「解散宣言」を行った。私に何ができたかはわからないが、慙愧に堪えない。(続く)
794早○田の論客 ◆3zWaseda2A :2007/10/11(木) 08:44:13 ID:???0
>>793
■アキバデモは「オタク叩き」を加速させたか?
「余計にオタクが叩かれるから反対」という意見も見られた。しかし、アキバデモを引き合いに出して「オタク叩き」を行ったマスコミは皆無。
私は以前から「オタク叩き」を非難する活動を行ってきたが、残念ながら大手マスコミからの自省を引き出すには至っていない。デモのような実行動が必要なのだ。
 デモ反対派に「オタク叩き」をどう思うのか尋ねると、「一人一人が隣人関係を保てばマスコミに何を言われても大丈夫」という旨の答えが見られた。しかしアキバデモがそれを否定しただろうか?
「オタク文化」における「表現の自由」を不当に規制しようとしているのは一人一人の隣人ではなく、マスコミや公権力である。
隣人に好感を持たれたところで、社会に訴えなければ解決できない。政治活動自体に反対するオタクに欠けているのはこの視点である。
 例えそれが「嫁こいデモ」のようなパレードであれ、参加者が思い思いの意見を主張して騒ぐ形のデモであれ、社会に訴えかける意義はある。
『論座』の十月号で内田樹は「愛国心のあり方についての論考」の表題で次のように述べた。
『純粋な愛国心の源泉が自己愛である以上は、それに由来して統治できる数には限界がある。
現代民主社会に生きる事は、オルテガの言葉にある『敵と共に生き、反対者とともに統治する』という不愉快さに耐える事なのだ」
 オタクとは突き詰めれば「一人一派」である。と同時に「オタク」としか形容できないメンタリティで「繋がっている」という二面性を持った集団である。
オタク同士は常に近親憎悪と仲間意識とを行き来し、さらに、ネットでは個人のエゴが実空間よりも強く出る傾向がある。
ゆえにこそ、アキバデモについてのネット上での批判はヒステリックなものになり、批判への応答もまたそうなってしまい、内紛にまで繋がってしまったのではないか?
 事件を「テロ」と呼ぶならば、不毛な喧噪を焚きつけた一人一人が「テロリスト」だ。「『オタクと政治』という文脈が、この失敗によりたたれるようなことがないことを切に願います」
 immash氏はこう述べた。それでも私は、五百余名を連帯させたアキバデモは成功だったと思う。
 アキバデモで友達を増やした方々に呼びかけます。仲間と共有している不満を社会にアピールするために、まず、違いに拘らずに、仲間を大事にして下さい。
そして、「おまえが言うな」と仰る方々、どうかこの誌面への投稿をお願いします。

(以下斎藤環氏が寄稿したコメントが掲載、こっちでは割愛)

そしてSage忘れた ('A`)。