新聞雑誌でアニメ・オタク特集が載ったら集まるスレ5

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224メロン名無しさん
北海道新聞 2007年4月11日(水)夕刊11面 (関連>>203-204
子供が見なくなっちゃった TVアニメ 人気いずこ  視聴率低迷 番組撤退も 大人向け 深夜帯に続々

 子供のテレビアニメ離れが加速している。視聴率は年々下降し、かつて多くの人気番組が登場したゴールデンタイム(午後7-10時)
からは「まんが日本昔ばなし」などアニメ番組の撤退が続く。一方、深夜時間帯では大人向けに多様なジャンルのアニメが競合し、
複雑に変化している。
 「アニメはもう子供たちのファーストチョイスではないんですよ」。民放キー局でもアニメに力を入れてきたテレビ東京の大木努
広報・IR部長はため息まじりに語る。
 調査会社ビデオリサーチによると、2001年に6.2%だったアニメ番組の年間平均視聴率(関東地区)は昨年3.6%に。
常に10%以上が期待できるのは「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」など数えるほどだ。
 少子化に加え、塾や習い事でアニメの放送時間帯に自宅にいない子供も多く、家庭用ゲーム機の普及が拍車を掛けた―と大木部長は分析する。
 象徴的なのが昨年秋のフジテレビの番組改編。海を舞台にした冒険ファンタジー「ONE PIECE」が日曜朝(関東地区)に移るなど
ゴールデンタイムからアニメが消えた。「ドラゴンボール」といった人気番組を生んだ同局だけにアニメ凋落を印象づけた。
「Dr.スランプ アラレちゃん」など視聴率30%を超すヒット作が続いた1970年代後半から80年代までの隆盛は、もはや過去のものだ。
 一方で盛り上がっているのが深夜帯アニメ。美少女もの、ロボットものなど内容は多彩。民放キー局は現在、関東地区で週に
15本以上を放送している。
 視聴率が期待できない深夜帯でなぜアニメが増えるのか? アニメ専門誌「アニメージュ」の松下俊也編集長は「テレビ局の狙いが
視聴率から、番組をDVD化するなどした関連商品の売り上げに移っているため」と説明する。DVDが一万枚売れれば採算が取れ、関連商品や
海外販売の展開も可能というわけだ。キー局幹部も「関連商品で確実にもうけられるから、低視聴率でも気にならない」と明かす。
 テレビアニメは、もはや大人のものなのか。大木部長は「テレビアニメは愛や正義の大切さを子供に伝えてきた。
子供がコアなファンとなる作品を作り続けることは、テレビメディアの責任だ」と話している。
【写真】子どものアニメ離れの一方で、大人を中心にDVDなど関連商品は売れ行き校長=東京・秋葉原のヤマギワソフト館

紙面画像 ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up184550.jpg


参考:ZAKZAK 2007年4月11日(水) ゴールデン撤退続くアニメ番組、深夜で増殖“大人向け”
ttp://www.zakzak.co.jp/gei/2007_04/g2007041108.html