HPに掲載された視聴者意見には、アニメの暴力・性的表現に対する文句が目立っているが、その前に、親が子どもに対して作品ごとの
テーマを読み取る見方を教えてあげられないだろうか。ゴールデン帯で流されている実写サスペンスドラマよりも優れたメッセージ性を
備えた作品も多いのだから。「アニメの影響で犯罪を…」なとどいう、くだらない言い訳がよく事件報道で強調されるが、これが“ドラマの
影響で”だったら、ニュースのネタにもならない。また、それは特定の趣味の人間への差別・偏見の温床にもなっている。それから、
“アニメは子どものためのもの”という固定観念も捨てるべきである。
自分は美少女アニメは好きではないが、それを求め認める人がいるのだから、存在は許す。他人の趣味に口を出すのは傲慢だ。こういったアニメを
自分の子に見せたくなければ見せなければ良い。悪いのはテレビ局でもアニメ制作会社でも原作者でもない。自らの子も監督できない
保護者の責任だ。古い価値観は捨ててもらいたい。
性的な行為を連想させるシーンはドラマでもあるのに、アニメのように叩かれていないのは何故だろうか?
アニメは「子供が見るもの」としての概念に常にこだわっているからではないのか?ドラマを見る子供も
いるし、アニメを見る大人もいる。その点を考えるとどうも理不尽だと思う。また、戦争系のアニメ等で
は放送前に、グロテスクな表現、暴力描写が含まれている事等の説明を放送開始前にする必要があるの
では無いか?何も知らずに子どもたちが見ると精神的ショックが大きく、将来的にとても良くない影響があると思う。
アニメの暴力・流血を批判する者がいるが、これは唯の愚か者です。そんなに聖人君子みたいな事を言うなら
一生ニュースでも見てればいい。アニメの伝えたいメッセージを理解してない奴が多すぎ。戦争反対を伝えてるアニメは素晴らしいと思う。