32日目(8月20日)
朝、眉子が意識を取り戻すと、激痛が襲った。毎朝、連日の拷問の後遺症の痛みに襲われるのだ。指が千切られるように痛む。痛む指を手で押さえようとする。指は、無かった。
涙がポロポロと溢れだした。慣れているはずなのに。毎日のことなのに。もう、指は、もとにもどることは無いんだ。
眉子は、全身を襲う苦痛にのたうちながら、敏江が向かえに来るのを待っていた。
敏江は、眉子の乳房に刺さった針を弾く。
「ひぃぃぃっ!」
「さっさと、食うんだ。昨日の蛇だよ」
眉子の前には、蛇の輪切りが置いてある。眉子は、蛇が苦手であった。しかし食べなければ、恐ろしい拷問が待っている。また、蛇を入れられるかもしれない。眉子は、目をつぶり口に運んだ。
流動食にも、蛇の頭が砕かれ入れられていた。胃袋がひっくり返りそうな不快感に真っ青になりながら、眉子は、朝食を平らげた。
その後、洗浄が行われ、髪を整え、白いブラウスと紺のジャンパースカートの制服を着せられ拷問室へ入っていった。
亜紀が、待ちかねたように手招いた。
「さあ、眉ちゃん。残りの指を痛ぶってあげる。来なさい」
「ああ、許してください・・・」
「そんな、3本くらい指が残っていても役に立たないでしょ。千切ってあげるわ」
拷問用のイスがある。木製で頑丈な作りだ。肘掛けが拷問台になっており、手や腕の拷問に便利に出来ていた。
眉子の足が止まった。
座席にバットのヘッドほどもある極太ディルドーが突き出ていたのだ。真鍮製のそれは、先端に棘が1本、角のようにはえていた。
「さあ、スカートをめくり上げて、貴方の穴にあれを入れなさい」
「こんな大きいの無理です」
眉子は、涙目で亜紀の瞳を見つめた。
「手首までくわえ込む人が何を言ってるの!さあ、座りなさい!」
「あ、あの・・・どっちに入れればいいのでしょうか?」
亜紀達は、爆笑した。
「窒よ、窒に決まってるじゃない!これは、あなたの窒にあわせて作った特注品なのよ。入れるだけなら、限界ギリギリまで広がるけど、壊れる心配はないわ。痛いでしょうけど」
眉子は、不自由な手でスカートをたくし上げ腰を下ろした。
冷たい感触が、秘肉を裂き体内に侵入する。
「くうぅ、い、痛い・・・・さけちゃうぅ」
「裂けないわよ。あなたの大きさにあわせて作ってあるって言ったでしょ。敏江、手伝ってあげなさい」
「い、いいです。自分でやりますっ!」
眉子が叫ぶのもお構いなしで、敏江は後ろから肩に手を置き、体重をかけてきた。
「ああっ!ダメーッ!こ、壊れちゃう!」
眉子の細い足では、敏江の体重を支えられない。腰が砕け、ディルドーがズブズブと突き刺さっていく。
「きゃああああっ!」
恐怖にかられ眉子が悲鳴を上げた。
ディルドーは、窒にピッタリと収まり、先端の棘が子宮頸管に突き刺さった。
「いたい、いたいよ〜」
眉子は、張り裂けそうな腹痛に脂汗を流し体を痙攣させている。
「どお、座り心地は?あまり、動くと裂けちゃうわよ。じゃあ、今日の拷問を始めましょうか」
と亜紀が言った。