【すでに】地方で観られるアニメ13【厳冬】

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439メロン名無しさん
「おいおい、亜紀、締めすぎだぞ」
 脇で見ていた章一が笑いながら言った。
「これじゃ、指がペシャンコだ」
「あ、これじゃ、切り取るしかないわね〜。ごめん。兄さん。中指は、上手に砕くわ」
 亜紀は、ペロリと舌をだした。
 眉子は、中指の骨も万力により砕かれた。
「これで、今日の拷問の準備が終わったわ。本番行くわよ」
 亜紀が眉子の肩に手をかけた。
 すでに、眉子は半分失神状態で、目が半開きで、足が痙攣しまともに歩けない状態だった。

 眉子は左手の親指だけで吊された。
 敏江がバケツに小石をいっぱいに詰めて運んできた。
「ひぃー。重い。コイツをぶら下げるのね」
 敏江は腰をたたきながら言った。
「バカね、敏江は。この娘に食わせるのよ」と亜紀が言った。
「さあ、食べなさい」
 眉子の口に小石が詰め込まれる。
「んぐっんぐ、ダメッ」
 眉子の小さな口はすぐ満杯になる。
「そのまま、飲み込みなさい」
 角張った石なので口の中が切れ、唇から血が流れた。眉子は懸命に飲み込もうとするが、喉につかえてうまく行かない。むせ返り石を吐き出した。亜紀は激怒して、眉子の腹を殴った。
「いいこと。バケツ一杯の石が飲めなかったら、あなたの腹を裂いて詰め込んでやるわよ。そうしたら、生きていられるかしら。あなたの弟もね」
「わ、わかりました。ちゃんと飲みますから。一つづつにして下さい」
 眉子は、家族のために生き抜く決心をしたようだ。
「めんどくさいわねぇ」
 と言いつつもそれしか方法が無いようなので亜紀は一つづつ、小石を飲ませて行く。
 喉を通るとき小石の角がチクチク痛むが、胃にはいるまでには痛みが消えてしまう。眉子は、慣れてくると石を上手に飲めるようになった。
しかし、体重は急激に増し、指の関節にピアノ線が食い込んで行く。
やがて、眉子の胃袋が膨れ、上腹部が出てくる。胃がシクシクと痛み出してきた。眉子は苦しそうに喘いだ。