【すでに】地方で観られるアニメ13【厳冬】

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321メロン名無しさん
 亜紀は、眉子の左小指の爪の間に突き入れた。
「いたーっ」
「生爪はがしは、拷問の定番ね。今日は時間があるからゆっくり料理してあげるわ」
 亜紀は千枚通しを爪の間に刺したり抜いたりする。
「いたいーっ。やだっ、やめてー!」
「まだ、1枚も剥がしてないのに、ピーピー叫くんじゃないの!」
 爪はなかなか剥がれない。亜紀も無理に剥がそうとせず、眉子の苦悶を楽しんでいるのだ。
「なかなか、剥げないわね。そろそろいいかしら」
 亜紀は、ラジオペンチで、引き抜こうとする。
「きゃああ!痛い!いたい!」
 亜紀は、眉子の言葉に笑いながら、爪を左右にねじる。
「わたしに指図するなんて、いいご身分ね。眉ちゃん」
 指を血だらけにしながら、眉子の爪が剥がされた。
「ふーっ!やっととれたわ」
 亜紀が、額の汗を拭う。
 眉子は、荒い息をしながら脂汗と涙を流している。
 「どうだ、眉子。こうやって、少しづつ、お前の身体を解体していってやるよ。どこまで耐えられるかは、お前次第だな」
 眉子は恐怖に震えた。今までは、漠然とではあったが、9月になったら家に帰してもらえるのではないかという希望をわずかながら持っていた。
 しかし、章一がその気になれば、生きたまま解体することも可能なのだ。そうなれば、殺されないにしても、五体満足な身体ではいられない。
 もう、二度と家には帰れないのだ。
 眉子の左薬指の爪も同様に剥がされた。
「普通の女の子なら3枚くらいで失神するのにね」
 亜紀は左中指の爪を剥がしながら言った。
 眉子は、歯を食いしばって耐えている。
「あ、あの・・・・ひ、ひと思いに剥いでくださいませんか」
 眉子はたまりかねて口を開いた。亜紀たちは、吹き出した。
「なんて、間抜けなことをいうの、こうしてやるわ」
 爪に五寸釘をあて叩き割った。
「ひーーーーっ」
「わたしの剥がし方に不服があるのなら自分でやりなさい」
 亜紀は眉子にラジオペンチを投げつけた。
 手首のベルトがはずされた。
 眉子はペンチで自分の爪を挟もうとするのだがうまくいかない。
「もっとペンチを爪の間に深く入れないとダメよ。血がでるほどにね」 亜紀は眉子の頭をたたいた。