拷問の中でも皮はぎは、最も辛いモノだと言われている。足の裏とはいえ、眉子の苦痛は極限に達するだろう。
普通なら痛みと恐怖で失神するだろうが、薬の効力で意識を保ったまま、剥がされ続けなければならないのだ。
章一は眉子の痙攣を楽しみながらユックリと皮を剥いでいく。露出した肉から血が滲みでてくる。
見るに耐えないグロテスクな場面だが、美少女の悲鳴や痙攣の発作はそれを甘美な物に変えていった。
片方の皮を剥がしおえるまで、眉子は、何度も失神の痙攣に襲われた。
「わーっ、綺麗に剥がれたわね。兄さんってやっぱり、天才だわ。ピンク色の綺麗なお肉ねー」
亜紀は、大はしゃぎだ。
眉子は、激痛に体中を痙攣させながら、泡を吹いている。
「さて、眉ちゃん。もう片方いこうか」
「は、ぐぐぐっ!ぎゃん!」
言葉を失った眉子は、大声でほえた。終わると思った拷問が、まだ、半分でしかなかったのだ。
「心臓が止まらないように、強心剤をうっておいてやるよ」
眉子は、死んだ方がいいと思った。でも、死んだら弟が同じ目に会わされる。でも、もうイヤだ!
眉子の心臓は、悲鳴をあげた。極度のストレスに停止しようとしているのだが、強心剤がそれをゆるさない。
「うぎゃー、うう、ぐ、ぐぎゃ、ぎーっ!」
眉子は、死ぬほどの痛みを断続的に与えられ、失神も出来ず、死ぬことすらできないのだ。
両足の裏の皮を剥がし終えるころには、出血の量はかなりのものになった。章一は、眉子に休息をあたえ、輸血を行った。
次の拷問のためだ。
亜紀は、眉子に立って歩くように命じた。
「きょうは、死ぬまで、いたぶってやるから、覚悟しなさい!」
「うーっ、うっうっ」
眉子は泣きながら、歯を食いしばって、のろのろと歩き始める。血の足跡が床についた。
「罰は、まだ終わらないわよ」
眉子の足下に岩塩の入った箱が置かれた。
「まず、こいつで消毒だ。この上で足ふみ100回やれ」
「うっうっ、む、無理ですっ」
「眉ちゃん、お医者様の言うことは聞くものよ。やりなさい。そうしないと・・・・」
亜紀の言葉に眉子は岩塩の上に足をのせる。岩塩の固まりが肉を引き裂く痛みと傷に滲みる激痛に眉子は、体が硬直し動けない。
「くぅぅぅっ。ゆ、ゆるしでくだざい」
「さあ、足ふみをしなさい。100回よ」
「う、うごけませんっ!うっうっ」
「何いってんの!弟のチンチンがかかっているのよ」
眉子は、肩をいからせ、泣きながら足ふみを始めた。
「もっと、速く」
亜紀がハッパをかける。岩塩は肉を裂き、傷に滲みいりながら赤く染まってゆ。
「失神なんてしたら許さないわよ」
眉子は100回の足ふみをなんとかこなした。