ドラえもんをライトノベル小説風にするスレ

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4メロン名無しさん
他版からのコピペだけど・・・

第01話「未来の国からはるばると」

のび太「サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいの
どうでもいい話だけど、それでも僕がいつまでサンタなどという想像上の赤服じいさんを信じていたかというと
これは確信を持っていえるが最初から信じてなどいなかった。
幼稚園のクリスマスイベントに現れたサンタは偽サンタだと理解していたし、おかんがサンタにキスしている
ところを目撃したわけでもないのにクリスマスにしか仕事をしないじじいの存在を疑っていた賢しい僕が
はてさて宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や超能力者や悪の組織やそれらと戦うアニメ的特撮的漫画的ヒーローたちが
この世に存在しないと言うことに気づいたのが相当後になってからだった。
いや本当は気づいていたんだろう、ただ気づきたくなかっただけなんだ。
僕は心の底から宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や超能力者や悪の組織が目の前にふらりと出てきてくれることを望んでいたんだ。
しかし、現実ってのは意外と厳しい世界の物理法則がよくできとることに感心しつついつしか僕はテレビのUFO特番や
心霊特集をそう熱心に見なくなっていた。
宇宙人?未来人?超能力者?そんなのいるわけねえ。
でもちょっといてほしいみたいな最大公約数的なことを考えるくらいにまで僕も成長したんだ
小5になるころには僕はもうそんなガキな夢を見ることからも卒業してこの世の普通さにも慣れていた
僕はたいした感慨もなく小5になりそいつと出会った」

のび太「のどかな正月だな今年はいいことがありそうだ」

ドラえもん「いやろくなことがないね。野比のび太は30分後に首を吊る
      四十分後には火あぶりになる」

のび太:僕以外誰もいないはずの部屋から知らない声が聞こえた
    「誰だ!変なこと言う奴は」
    誰もいない・・・気持ち悪いな

ドラえもん「僕だけど気にさわったかしら」

のび太:すると、机の引き出しから。青くて丸い物体がでてきたのだった
    こいつロボットか?
    「だ、だれだどこからきたんだなにしに
     ど、ど、どうしてこんなところから」

ドラえもん:「いっぺんに聞かれても困るな
       そんなことどうでもいいじゃない僕は君を恐ろしい運命から
       救いに来たんだ」