こんなBLOOD+は神アニメ

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303メロン名無しさん
もし小夜とディーヴァが動物園でお互いの事も知らず、ジョエルが誰に殺されたのかも判らずに
現代のパリでお互いにたまたま自分とよく似た者同士として偶然出会って、2人だけの秘密の友達みたいな関係になって
ある日ディーヴァと遊ぶために黙って出て来た小夜の後をつけていたデヴィットが、密会していた相手が倒すべき敵のディーヴァである事を知って問答無用に銃弾を食らわせる。
驚愕してデヴィットに何故撃ったのか問い詰める小夜。
すると見る見る内に傷がふさがり、
妹のように可愛がっていた彼女が翼手であるという現実を、小夜は知る事になった…

ダメか。話がまとまらないし、色々矛盾が出てくるし無茶だな。
304メロン名無しさん:2006/09/17(日) 23:23:32 ID:???0
>>303
いや、いけるかも。

ジョエルの誕生日、ハジのために助けを呼ぼうとして屋敷にたどり着いた
小夜が見たのは、燃え盛る炎。焼け落ちる屋敷。折り重なった無数の着飾った死者達。
そこで彼女は気を失った。
目を覚ました小夜はジョエルの孫達によって、
ジョエルが行っていた実験の事、
自分が人間ではなく翼手と呼ばれるべき生き物である事、
ハジも人間ではなくなった事、
そして塔に閉じ込められていた会った事のない双子の妹のことを知らされる。

どうやってその妹が塔を抜け出したのかはわからないが、
数少ない生存者の証言をジョエルの日記と照らし合わせると、
その小夜の妹が惨劇を起こした張本人であることがわかった。
その日から小夜とハジの翼手との戦いが始まった。

30年の眠りと数年の活動期を繰り返しながら戦いは続いた。
場所と時代を変えながら野獣のように襲い掛かる翼手を何体かと、シュヴァリエ1人を斬った。
だが妹に迫る手がかりは掴めない。
ジョエルの日記にも妹に関する記述は小夜のそれに比べて極端に少なく
彼女についての名前など詳細をほとんど赤い盾は知らないのだった。
おそらくもう一冊、妹の世話係をしていた助手による「日記」があったのではないかと
推測されていた。そして小夜の双子であることから、その容貌は小夜にそっくりである可能性が高いと。

2006年、パリにて眠りから覚め、ハジから目覚めの血を得た小夜は
赤い盾のサポートデヴィッド達と合流する。
今はまだ翼手による差し迫った被害がなく、目覚めたばかりの小夜の体のためにも
パリを散策する事になった。1人になりたいとハジに我侭を言い、
単独でパリの街を歩く小夜。
そこで知り合った自分によく似た少女と知り合い、ふたりは仲良くなる。
彼女の名はディーヴァ。長い黒髪と青い目が印象的な少女である。
最初はその顔にまさか妹ではないかと警戒するが、彼女が怪我をしても
すぐに治らないのを見て安心する。
だがそれは人前で人間離れした再生能力を見せぬようアンシェルより教えられていた偽装だった。


続く



305メロン名無しさん:2006/09/17(日) 23:24:24 ID:???0
304の続き

小夜はハジにも秘密にしてディーヴァと密会を重ねる。友情を深めるふたり。
ディーヴァはエキセントリックでどこか人間を嫌うような言動を見せるが
小夜にはとても優しく、従順と言ってもいいほどだった。
友達もなく、戦いにあけくれていた小夜にとってディーヴァと過ごす時は
なにより幸福なものだった。

だがその幸せな休日もついに終わりが来た。
デヴィッドが、ディーヴァが人間の血を吸うところに居合わせてしまったのだ。
小夜に出撃要請が下される。
現場に駆けつけた小夜が見たものは、デヴィッドに銃を向けられたディーヴァ。
「デヴィッドさん、その娘は翼手じゃない、人間よ」
「何を言ってる、あれは翼手だ。小夜、戦え!」
デヴィッドの銃が火を噴く。弾が心臓部分に命中し、ディーヴァは仰向けに倒れた。
小夜の悲鳴が響く。
「小夜、とどめを刺すんだ!」デヴィッドが叱咤するが小夜は動けない。
その時、小夜の目の前で心臓を撃たれたはずのディーヴァが起き上がった。
花のようにディーヴァが微笑む。
「小夜姉さま」



面白かったのでつい勝手に肉付けした。しかも長文。スマソ>>303