610 :
メロン名無しさん:
夕凪公民館で舞の個展が開かれることになった
咲「わー!すごいね、個展だなんてまだ中学生なのにすごいナリー!」
舞「えへへ・・・自信はないけど、お父さんと役所の部長さんが知り合いで・・w」
薫「へえ?それってコネ?」
舞「コネっていえば・・コネかな・・。」
満「いいわね、恵まれてて・・。」
咲「まあ、まあ、いいじゃないw で、さあ・・どんなの展示するの?」
舞「うん・・この前描いたキャベツ畑の風景とか、砂浜の風景、それに、学校のふうけ・・・」
薫「風景画ばっかりじゃない」
満「風景画ばっかしじゃ飽きるわよ」
舞「うん・・でも、描きためてたのこんなのしかなくって・・・」
咲「そうか・・・、んでも舞、今からでもいいから何か違うテーマで絵を描いてみない?」
舞「違うテーマ?だって・・もう個展に飾る作品は全部決まっちゃったし・・今更変更をお願いしても無理よ」
咲「そうか・・そうね・・・。でも、舞の絵すごいから風景だけでも、きっとみんな感動してくれるよw」
そして個展の日
なぎさ「ありえない!ここって、人とか動物が描いてる絵、ひとっつもないじゃん!」
ほのか「ええ・・それに、どれも殺風景というか・・感情がこもってないというか・・」
真由「こんな絵を描いた画家って昔にもいたわ」
なぎさ「それって誰?」
ほのか「かの独裁者、アドルフ・ヒットラーよ、彼も画家を目指してた頃はこんな奇妙な風景画ばかり描いてたの」
なぎさ「なにそれ・・ルドルフ・・なに?」